説明

給湯器

【課題】浴室内のシャワーに温水を供給する給湯器であって、浴室内でシャワーを浴びている人に、注意喚起信号を受信したことを確実に認識させることが可能である給湯器を提供する。
【解決手段】浴室内のシャワー52に温水を供給する給湯器10であって、注意喚起信号を受信する受信手段26と、受信手段26で注意喚起信号が受信されたときに、シャワー52からの出湯流量を低下させる流量調節手段16を有していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室内のシャワーに温水を供給する給湯器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、緊急地震速報を受信したときに、報知するシステムが開示されている。なお、緊急地震速報とは、地震の発生時に、地震波の主要動(S波)が到達する前に通知される信号である。特許文献1のシステムには、音によって聴覚的に報知すること、及び、表示によって視覚的に報知することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−298499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のシステムのように、注意すべき情報を報知するシステムを、以下では報知システムという。報知システムには、特許文献1のように緊急地震速報の受信時に報知するシステムの他に、住宅等の近辺の不審者を検知して報知するシステムや、火災報知システム等が含まれる。また、以下では、緊急地震速報や、不審者の存在を示す信号や、火災報知信号等のように、注意すべき情報を伝達する信号を注意喚起信号という。
【0005】
特許文献1の報知システムでは、音または表示によって報知する。しかしながら、浴室内でシャワーを浴びている人に対しては、音や表示による報知は有効ではない。すなわち、浴室内でシャワーを使用している際には、浴室内はシャワーの音が大きいために、その人が警告音を聞き取れない場合が多い。また、シャワーを浴びている際には温水が目に入る場合もあるため、警告表示を視認することができないことがある。
【0006】
本発明は、上述した実情に鑑みて創作されたものであり、浴室内のシャワーに温水を供給する給湯器であって、浴室内でシャワーを浴びている人に、注意喚起信号を受信したことを確実に認識させることが可能である給湯器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の給湯器は、浴室内のシャワーに温水を供給する。この給湯器は、注意喚起信号を受信する受信手段と、受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯流量を低下させる流量調節手段を有している。
この給湯器は、注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯流量(すなわち、シャワーから出る温水の流量)を減少させることで、注意喚起信号が受信されたことを報知する。すなわち、シャワーを浴びている人に出湯流量の減少を皮膚感覚により感知させることで、注意喚起信号が受信されたことを認識させる。視覚や聴覚によらず、皮膚感覚により認識させるので、シャワーを浴びているときでも確実に認識させることができる。
【0008】
上述した給湯器は、受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、流量調節手段が、シャワーからの出湯を停止させることが好ましい。
このように、シャワーからの出湯を停止することで、注意喚起信号が受信されたことをより確実に認識させることができる。
【0009】
シャワーからの出湯流量を低下させる上記給湯器は、受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、流量調節手段が、流量調節手段で可能な最大の速度でシャワーからの出湯流量を低下させることが好ましい。
このように、出湯流量を急に減少させることで、注意喚起信号が受信されたことをより確実に認識させることができる。
【0010】
上述した何れかの給湯器は、シャワーからの出湯温度を調節する温度調節手段をさらに有していてもよい。この給湯器は、受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、給水温度が所定温度より低い場合には流量調節手段がシャワーからの出湯流量を低下させ、給水温度が前記所定温度より高い場合には温度調節手段がシャワーからの出湯温度を低下させることができる。
この給湯器は、給水温度(すなわち、外部の給水源から給湯器に供給される水の温度)が低い場合には、出湯流量を低下させることで報知する。また、給水温度が高い場合には、出湯温度(すなわち、シャワーから出る温水の温度)を低下させることで報知する。すなわち、給水温度が高い場合には、シャワーを浴びている人に水温の低下を皮膚感覚により感知させることで、注意喚起信号が受信されたことを認識させる。視覚や聴覚によらず、皮膚感覚により認識させるので、シャワーを浴びているときでも確実に認識させることができる。
また、冬等の給水温度が低い季節においては、出湯温度を低下させると、出湯温度が必要以上に低くなってユーザに不快感を生じさせるおそれがある。この給湯器は、給水温度が低いときには出湯流量の低下により報知を行う。したがって、給水温度が低いときでも、ユーザに不快感を生じさせることなく適切に報知を行うことができる。また、夏等の給水温度が高い季節においては、ユーザに不快感を生じさせるおそれがないので、出湯温度の低下により適切に報知を行う。
【0011】
上述した何れかの給湯器は、注意喚起信号の受信後の流量調節手段の動作を、手動操作により解除可能であることが好ましい。
【0012】
また、本発明は、以下の給湯器を提供する。この給湯器は、浴室内のシャワーに温水を供給する。この給湯器は、注意喚起信号を受信する受信手段と、受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯温度を低下させる温度調節手段を有している。
この給湯器は、注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯温度を低下させることで報知する。すなわち、シャワーを浴びている人に水温の低下を皮膚感覚により感知させることで、注意喚起信号が受信されたことを認識させる。視覚や聴覚によらず、皮膚感覚により認識させるので、シャワーを浴びているときでも確実に認識させることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明により提供される給湯器によれば、浴室内でシャワーを浴びている人に、注意喚起信号が受信されたこと確実に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】給湯器10の概略構成を示すブロック図。
【図2】緊急地震速報を受信したときに制御装置28が実行する処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0015】
実施例に係る給湯器について説明する。図1は、給湯器10の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、給湯器10は、給水源60及び浴室50内のシャワー52に接続されている。給湯器10は、給水源60から供給される水を加熱し、加熱した水をシャワー52に供給することができる。給湯器10は、給水管30と、出湯管32と、上流側サーミスタ12と、水量センサ14と、水量サーボ16と、熱交換器18と、バーナ20と、下流側サーミスタ22と、リモコン24と、受信装置26と、制御装置28を備えている。
【0016】
熱交換器18は、水が通過する流路を備えている。熱交換器18の流路の上流端は、給水管30によって給水源60に接続されている。熱交換器18の流路の下流端は、出湯管32によってシャワー52に接続されている。出湯管32の途中には、出湯栓33が介装されている。出湯栓33が開かれると、給水源60から供給される水が、給水管30、熱交換器18の流路、及び、出湯管32を順に通過してシャワー52に供給される。
【0017】
バーナ20は、熱交換器18の下方に設置されている。バーナ20は、熱交換器18を加熱する。バーナ20が熱交換器18を加熱すると、熱交換器18の流路内を流れる水が加熱される。
【0018】
上流側サーミスタ12は、給水管30に設置されている。上流側サーミスタ12は、給水管30内を流れる水の温度を検出する。
【0019】
水量センサ14は、給水管30に設置されている。水量センサ14は、給水管30内を流れる水の流量を検出する。
【0020】
水量サーボ16は、給水管30に設置されている。水量サーボ16は、給水管30を開閉する。水量サーボ16が給水管30を閉じると、シャワー52への温水の供給が停止される。また、水量サーボ16は、開度を調節することができる。水量サーボ16の開度が調節されることで、給水管30内を流れる水の流量が調節される。すなわち、シャワー52から放出される温水の量が調節される。
【0021】
下流側サーミスタ22は、出湯管32に設置されている。下流側サーミスタ22は、出湯管32内を流れる温水の温度を検出する。
【0022】
リモコン24は、浴室50の壁面に取り付けられている。リモコン24は、表示画面とスピーカーと種々の操作スイッチを有している。リモコン24は、制御装置28と電気的に接続されている。リモコン24の操作スイッチが操作されると、制御装置28に種々の信号が送信される。また、制御装置28は、リモコン24に種々の信号を送信する。これによって、リモコン24の表示画面とスピーカーが制御される。また、リモコン24は、給湯器10が使用されていない状態が所定時間以上続くと、省電力モードに移行する。省電力モードでは、リモコン24の表示画面には画像が表示されない。
【0023】
受信装置26は、制御装置28と電気的に接続されている。受信装置26は、外部機関(例えば、気象庁等)が運用している緊急地震速報システム100から緊急地震速報を示す信号が無線送信されたときに、その無線信号を受信する。受信装置26は、無線により受信した緊急地震速報を電気信号に変換して制御装置28に入力する。
【0024】
図示していないが、制御装置28は、上流側サーミスタ12、水量センサ14、水量サーボ16、バーナ20、下流側サーミスタ22、リモコン24、及び、受信装置26と電気的に接続されている。制御装置28には、上流側サーミスタ12の検出値、水量センサ14の検出値、及び、下流側サーミスタ22の検出値が入力される。また、制御装置28には、リモコン24から信号が入力される。また、制御装置28には、受信装置26から緊急地震速報が入力される。制御装置28は、これらの入力値に基づいて、バーナ20、水量サーボ16、及び、リモコン24を制御する。
【0025】
次に、給湯器10の通常動作について説明する。シャワー52が使用される際には、出湯栓33の蛇口が開かれる。すると、給水源60から給水管30を通って熱交換器18の流路に水が流入し、水量センサ14によって給水管30内の水の流量が検出される。水量センサ14が所定値以上の流量を検出すると、制御装置28がバーナ20を点火する。したがって、熱交換器18の流路内を流れる水は、バーナ20によって加熱される。熱交換器18で加熱された温水は、出湯管32を介してシャワー52に供給され、シャワー52から温水が出湯する。シャワー52から出湯する温水の温度と流量は、リモコン24によって設定することができる。制御装置28は、水量センサ14で検出される流量が設定流量となるように、水量サーボ16の開度を調節する。また、制御装置28は、下流側サーミスタ22で検出される温度が設定温度となるように、バーナ20の火力を調節する。したがって、シャワー52から、設定温度と略同じ温度の温水が、設定流量と略同じ流量で放出される。
【0026】
次に、受信装置26が緊急地震速報を受信したときの給湯器10の動作について説明する。図2は、緊急地震速報を受信したときの給湯器10の動作を示すフローチャートである。地震が発生すると、緊急地震速報システム100から緊急地震速報を示す無線信号が送信される。この無線信号は、通常は、地震の主要動が到達する前に受信装置26で受信される。受信された緊急地震速報は、受信装置26から制御装置28に入力される。緊急地震速報の入力を受けると、制御装置28は図2のフローチャートに示す処理を実行する。したがって、震源地が極端に近い場合等を除いて、図2の処理は、主要動による大きな揺れが発生する前に完了する。
【0027】
ステップS2では、制御装置28が、リモコン24に警告動作を実行させる。すなわち、リモコン24の表示画面に警告表示を表示させるとともに、リモコン24のスピーカーから警告音を出させる。なお、リモコン24が省電力モード中である場合には、リモコン24の省電力モードを解除してから、リモコン24に警告動作を実行させる。警告表示は、緊急地震速報を受信した旨を伝えるメッセージや、まもなく地震による揺れが生じることを伝えるメッセージ等とすることができる。また、警告音は、電子音等であってもよいし、上記のメッセージ等を伝える音声であってもよい。制御装置28はステップS2を実行するとすぐにステップS4を実行するが、リモコン24は警告動作を所定時間継続する。
【0028】
ステップS4では、制御装置28が、給湯器10が使用中であるか否かを判定する。給湯器10が使用中であるか否かは、水量センサ14の検出値に基づいて判定される。給湯器10が使用中でない場合には、制御装置28は、ステップS14において待機状態となる。したがって、この場合には、リモコン24による警告表示と警告音のみによって緊急地震速報を受信したことが報知される。
【0029】
ステップS4で給湯器10が使用中であると判定された場合には、制御装置28は、ステップS6を実施する。ステップS6では、制御装置28が、上流側サーミスタ12によって検出される給水温度が30℃以上であるか否かを判定する。
【0030】
ステップS6で給水温度が30℃以上であると判定された場合には、制御装置28は、ステップS8を実施する。ステップS8では、制御装置28は、バーナ20の燃焼を停止させる。したがって、シャワー52から出湯される温水の温度が急激に低下する。この温度低下によって、シャワーを浴びている人に、緊急地震速報が受信されたことが報知される。シャワーを浴びている人は、出湯温度の低下を瞬時に認識することができる。したがって、出湯温度の低下によれば、緊急地震速報が受信されたこと確実に認識させることができる。また、出湯温度の低下による報知とともに、リモコン24の警告表示及び警告音によっても報知されるので、報知内容をすぐに理解させることができる。上述したように、図2の処理は地震の揺れが生じる前に完了する。すなわち、ステップS8は地震の揺れが生じる前に実行される。したがって、警告報知によって、適切な対応を促すことができる。また、地震の揺れが生じる前にバーナ20の燃焼が停止されるので、地震により給湯器10が故障した場合にも、安全が確保される。ステップS8を実施すると、制御装置28は、ステップS14において待機状態となる。
【0031】
ステップS6で給水温度が30℃未満であると判定された場合には、制御装置28は、ステップS10を実施する。ステップS10では、制御装置28は、水量サーボ16を全閉する。このとき、制御装置28は、水量サーボ16が可能な最大速度で水量サーボ16を閉じる。このため、シャワー52への温水の供給が停止され、シャワー52からの出湯が急停止する。このように出湯が停止されることによって、シャワーを浴びている人に、緊急地震速報が受信されたことが報知される。シャワーを浴びている人は、出湯の停止を瞬時に認識することができる。したがって、出湯停止によれば、緊急地震速報が受信されたことを確実に認識させることができる。また、出湯停止による報知とともに、リモコン24の警告表示及び警告音によっても報知されるので、報知内容をすぐに理解させることができる。出湯停止されているので、警告表示及び警告音による報知もすぐに認識させることができる。上述したように、図2の処理は地震の揺れが生じる前に完了する。すなわち、ステップS10は地震の揺れが生じる前に実行される。したがって、警告報知によって、適切な対応を促すことができる。
【0032】
ステップS10を実施すると、制御装置28は、ステップS12を実施する。ステップS12では、制御装置28は、バーナ20の燃焼を停止させる。地震の揺れが生じる前にバーナ20の燃焼が停止されるので、地震により給湯器10が破損した場合にも、安全が確保される。ステップS12を実施すると、制御装置28は、ステップS14において待機状態となる。
【0033】
ステップS14では、制御装置28は、待機状態に移行する。待機状態では、制御装置28は、通常動作の開始指令の入力を待つ。開始指令が入力されるまでは、制御装置28は、待機状態に入る前の制御状態を維持する。すなわち、ステップS4実施後の制御状態、ステップS8実施後の制御状態、または、ステップS12実施後の制御状態を維持する。リモコン24によって所定の操作を行うと、制御装置28に通常動作の開始指令が入力される。開始指令が入力されると、ステップS16で、制御装置28が通常動作を許可する。これによって、制御装置28は、図2の処理を終了し、通常動作に戻る。すなわち、緊急地震速報の受信後の制御装置28の動作は、手動操作により解除することができる。
【0034】
以上に説明したように、給湯器10は、緊急地震速報が受信されたときに、シャワー52からの出湯温度の低下によって、または、シャワー52からの出湯の停止によって、警告を報知する。このため、シャワーを浴びている人に、緊急地震速報が受信されたことを確実に認識させることができる。給水停止時には、水量サーボ16が可能な最大速度で出湯流量を低下させて出湯を急停止させるので、緊急地震速報が受信されたことをより確実に認識させることができる。
【0035】
なお、上述した実施例では、ステップS6における給水温度の判定に応じて報知方法を変更した。しかしながら、給水温度に係らず出湯停止によって報知してもよい。
【0036】
また、上述した実施例では、緊急地震速報を受信したときに警告報知を行う給湯器10について説明した。しかしながら、不審者の存在を示す信号や、火災報知信号等のように、他の注意喚起信号を受信したときに同様の警告報知を行ってもよい。また、注意喚起信号ではないが、インターホンが鳴らされた場合や、要介護者等による内線による呼び出しがされた場合に、同様の報知を行うこともできる。
【0037】
また、上述した実施例では、出湯を停止することで警告を報知した。しかしながら、必ずしも、出湯を完全に停止する必要はない。シャワー52から出湯される温水の流量を低下させるだけでも、シャワーを浴びている人に注意喚起信号を受信したことを認識させることはできる。この場合にも、出湯流量の低下速度はなるべく速い方がよい。
【0038】
また、上述した実施例では、注意喚起信号(すなわち、緊急地震速報)を無線で受信したが、有線で受信してもよい。また、HEMS(Home Energy Managing System)等のネットワーク経由で受信してもよい。
【0039】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0040】
10:給湯器
12:上流側サーミスタ
14:水量センサ
16:水量サーボ
18:熱交換器
20:バーナ
22:下流側サーミスタ
24:リモコン
26:受信装置
28:制御装置
30:給水管
32:出湯管
33:出湯栓
50:浴室
52:シャワー
60:給水源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴室内のシャワーに温水を供給する給湯器であって、
注意喚起信号を受信する受信手段と、
受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯流量を低下させる流量調節手段、
を有していることを特徴とする給湯器。
【請求項2】
受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、流量調節手段が、シャワーからの出湯を停止させることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
【請求項3】
受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、流量調節手段が、流量調節手段で可能な最大の速度でシャワーからの出湯流量を低下させることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器。
【請求項4】
シャワーからの出湯温度を調節する温度調節手段、
をさらに有しており、
受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、給水温度が所定温度より低い場合には流量調節手段がシャワーからの出湯流量を低下させ、給水温度が前記所定温度より高い場合には温度調節手段がシャワーからの出湯温度を低下させる、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の給湯器。
【請求項5】
注意喚起信号の受信後の流量調節手段の動作を、手動操作により解除可能であることを特徴とする請求項1〜4に記載の給湯器。
【請求項6】
浴室内のシャワーに温水を供給する給湯器であって、
注意喚起信号を受信する受信手段と、
受信手段で注意喚起信号が受信されたときに、シャワーからの出湯温度を低下させる温度調節手段、
を有していることを特徴とする給湯器。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−261671(P2010−261671A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−113999(P2009−113999)
【出願日】平成21年5月8日(2009.5.8)
【出願人】(000115854)リンナイ株式会社 (1,534)
【Fターム(参考)】