説明

茶樹直掛用遮光ネット及びその使用方法

【課題】茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる茶樹直掛用遮光ネット、及び該遮光ネットの使用方法を提供する。
【解決手段】経糸若しくは緯糸の少なくとも一方に、テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる茶樹直掛用遮光ネットであって、該遮光ネットの長尺方向両サイドの耳部それぞれに、一定間隔で紐状物を外側にはみ出すように固定してなる茶樹直掛用遮光ネット、及びこの遮光ネットを、畝に栽培されてなる茶樹に、該遮光ネットの長尺方向が畝に沿うように直掛けしたのち、両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間を切断し、切断された隣合う紐同士を用いて、該遮光ネットを茶樹に固定する茶樹直掛用遮光ネットの使用方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の茶樹直掛用遮光ネット及びその使用方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる茶樹直掛用遮光ネット、及び該遮光ネットの使用方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
煎茶などの原料となる茶葉の色、香り、味などを向上させると共に、摘採期の調整などのために、茶樹の栽培方法として、ある期間茶樹に遮光ネットを直掛けする方法が、従来用いられている。
茶樹に遮光ネットを直掛けする方法としては、これまで、例えば遮光ネットに後加工で紐状物を取り付け、茶樹に括り付ける方法、遮光ネットに後加工で吊り環などの金具を取り付け、該金具を介して遮光ネットを茶樹に紐で括り付ける方法、あるいはピンチを木に予め取り付けて、遮光ネットを挟み固定する方法などが採られている。
図1は、遮光ネットを茶樹に直掛けする、従来の方法を示す説明図であって、遮光ネット1に、後加工により、紐状物2や吊り環などの金具3を取り付けた状態を示している。前記したように、該紐状物2を用いて、遮光ネット1を茶樹に括り付けたり、該金具3を介して、遮光ネット1を茶樹に括り付けたりする。
しかしながら、このような遮光ネットを茶樹に直掛けし、固定する方法は、作業効率が悪く、手間がかかり、コスト高になるのを免れないといった問題がある。
【0003】
茶樹や農作物栽培用の遮光ネットとしては、例えば、(1)遮光性を有する素材でテープ状に形成した多数本の各フラットヤーンと、伸縮性を有する素材で形成した多数本の各糸条とを交差してネット状に編成した遮光ネット(例えば、特許文献1参照)、(2)合成樹脂の長繊維フィラメントが高密度かつ無方向に堆積接合された不織布を細幅にスリットしたテープ状糸条を経糸又は緯糸の少なくとも一方に使用し、編織成又は配列交差してなることを特徴とする遮光ネット(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
しかしながら、前記特許文献1に開示されている遮光ネットは、遮光ネットを構成する各糸条を伸張して各フラットヤーンの間隔を任意間隔に可変調節することにより、光量、温度、湿度などの調節を容易に行い、農作物の生育に適した生育環境を保つことができるようにしたものであって、作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図る技術ではない。
また、前記特許文献2に開示されている遮光ネットは、低温期においては防寒、防霜を目的とし、高温期においては遮熱、遮光を目的として用いられる遮光ネットとして、長期間の屋外使用に耐えるべく耐久性、耐候性に優れ、遮光ネットで覆われた内部環境の改善要求を満足させるものであって、作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図る技術ではない。
【特許文献1】特開平6−153710号公報
【特許文献2】特開平9−172883号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、このような事情のもとで、茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる茶樹直掛用遮光ネット、及び該遮光ネットの使用方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、遮光ネットの長尺方向両サイドの耳部それぞれに、一定間隔で紐状物を外側にはみ出すように、遮光ネット製造時に編込みなどにより固定した遮光ネットを作製し、以下に示すように使用することにより、その目的を達成し得ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
[1]経糸若しくは緯糸の少なくとも一方に、テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる茶樹直掛用遮光ネットであって、該遮光ネットの長尺方向両サイドの耳部それぞれに、一定間隔で紐状物を外側にはみ出すように固定したことを特徴とする茶樹直掛用遮光ネット、
[2]1〜2mの間隔で紐状物を固定してなる上記[1]項に記載の茶樹直掛用遮光ネット、
[3]紐状物が編込みで固定されてなる上記[1]又は[2]項に記載の茶樹直掛用遮光ネット、
[4]経糸に不透明な着色フィラメントを、緯糸に不透明な着色テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる上記[1]〜[3]項のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット、
[5]遮光率が50〜100%である上記[1]〜[4]項のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット、
[6]幅が1〜4mである上記[1]〜[5]項のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット、及び
[7]上記[1]〜[6]項のいずれかに記載の遮光ネットを、畝に栽培されてなる茶樹に、該遮光ネットの長尺方向が畝に沿うように直掛けしたのち、両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間を切断し、切断された隣合う紐同士を用いて、該遮光ネットを茶樹に固定することを特徴とする茶樹直掛用遮光ネットの使用方法、
を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる茶樹直掛用遮光ネット、及び該遮光ネットの使用方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
まず、本発明の茶樹直掛用遮光ネットについて説明する。
[茶樹直掛用遮光ネット]
本発明の茶樹直掛用遮光ネット(以下、単に遮光ネットと称することがある。)は、経糸若しくは緯糸の少なくとも一方に、テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる茶樹直掛用遮光ネットであって、該遮光ネットの長尺方向両サイドの耳部それぞれに、一定間隔で紐状物を外側にはみ出すように固定したことを特徴とする。
図2は、本発明の茶樹直掛用遮光ネットの一態様を示す平面図である。遮光ネット10の本体10aは、フィラメントからなる経糸11と、テープ状フラットヤーンからなる緯糸12を用いて編織成して形成されており、そして遮光ネット10の長尺方向両サイドの耳部16a及び16bそれぞれに、一定間隔で紐状物13a及び13bが、外側にはみ出すように、編込みにより固定されている。14a、14b、15a及び15bは、それぞれ編込みによる固定部を示す。
本発明の遮光ネットにおいては、遮光性の観点から、経糸若しくは緯糸の少なくとも一方に、テープ状フラットヤーンが用いられていればよいが、図2は、緯糸12に該フラットヤーンが用いられた態様が示されている。
固定部14aと15aとの間隔、14bと15bとの間隔、すなわち紐状物13a及び13bの長さは、1〜2mであることが好ましい。紐状物13a及び13bがこの長さであれば、該紐状物の略中間を切断した場合、切断された紐の長さは50cm〜1mとなり、切断された隣合う紐同士を用いて、当該遮光ネットを茶樹に容易に固定することが可能となる。
【0008】
(経糸及び緯糸)
本発明の遮光ネットは、前述したように、経糸若しくは緯糸の少なくとも一方にテープ状フラットヤーンを用いて編織成してなるものであるが、経糸が不透明な着色モノフィラメントやマルチフィラメントなどのフィラメント、及び緯糸が不透明な着色テープ状フラットヤーンであるものが、遮光性、編織成のしやすさなどの観点から好ましい。
前記フィラメント及びテープ状フラットヤーンの素材としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系などの合成樹脂を用いることができるが、特に、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤などを含むポリエチレンやポリプロピレンなどの耐候性に優れるポリオレフィン系樹脂が好適である。
不透明な着色フィラメント及びテープ状フラットヤーンとしては、着色剤を含む前記合成樹脂を紡糸してなるフィラメント、及びフィルムに成形し、さらに加工してなるテープ状フラットヤーンを使用することができる。特に着色剤として、カーボンブラックなどの黒色着色顔料の使用が遮光性の観点から好ましい。また、フィラメントやテープ状フラットヤーンに金属メッキを施したものも遮光効果があり、使用することができる。かかる金属メッキの反射は透過光にならない。
経糸に用いられるモノフィラメント又はマルチフィラメントの繊度としては、通常250〜600dTex程度、好ましくは300〜400dTexである。一方、緯糸に用いられるテープ状フラットヤーンの幅は、通常2〜10mm程度、好ましくは3〜7mmである。
【0009】
(紐状物)
本発明の遮光ネットにおいては、前述したように、経糸として、不透明な着色、好ましくは黒色モノフィラメントやマルチフィラメントなどのフィラメントを用い。一方、緯糸として、不透明な着色、好ましくは黒色テープ状フラットヤーンを用いて編成又は織成により、前記図2に示すような長尺の遮光ネット本体10aを形成すると共に、長尺方向両サイドそれぞれに、幅10〜30mm程度の耳部16a及び16bを形成する。そして、該耳部16a及び16bそれぞれに、一定間隔、好ましくは1〜2m程度の間隔で、紐状物13a及び13bを外側にはみ出すように、好ましくは編込みによって固定する。
この紐状物の素材については特に制限はないが、耐久性、強度、紐としての取り扱いやすさ(しばりやすさ)、ほつれにくさなどの観点から、ポリエステルフィラメントの撚糸が好適である。この紐状物の太さは、茶樹に括り付けやすさなどの観点から、通常1〜10mm程度、好ましくは3〜7mm程度である。
【0010】
(遮光ネットの性状)
このようにして得られた本発明の遮光ネットは、遮光率が、通常50〜100%程度、好ましくは60〜90%である。このような遮光率を有することで、茶樹に直掛けした場合に、遮光が十分に発揮され、茶葉の色、香り、味などを向上させ得ると共に、摘採期を調整し得るなどの効果を発揮する。
なお、上記遮光率は、下記の方法で測定した値である。
<遮光率>
JIS L 1055 カーテンの遮光性試験方法Aに準拠して、遮光率を測定する。
また、本発明の遮光ネットの幅は、畝の幅や茶樹の高さにもよるが、通常1〜4m程度、好ましくは2〜3mである。
本発明の遮光ネットにおいては、当該遮光ネットを茶樹に括り付けて固定するための紐状物を、後工程で遮光ネットに取り付けるのではなく、当該遮光ネットの作製時に編込みなどにより、長尺方向両サイドの耳部に固定することによって、後で説明する当該遮光ネットの使用時に、該紐状物の略中間をハサミなどで切断する簡単な操作のみで、切断された隣合う紐同士を用いて茶樹に括り付けることにより、当該ネットを固定することができるので、従来法に比べて作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる。
【0011】
次に、本発明の茶樹直掛用遮光ネットの使用方法について説明する。
[茶樹直掛用遮光ネットの使用方法]
本発明の茶樹直掛用遮光ネットの使用方法は、前述した本発明の遮光ネットを、畝に栽培されてなる茶樹に、該遮光ネットの長尺方向が畝に沿うように直掛けしたのち、両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間を切断し、切断された隣合う紐同士を用いて、該遮光ネットを茶樹に固定することを特徴とする。
具体的には、以下に示す操作を行うことができる。まず、当該遮光ネットを、畝の先端部の茶樹から、後端部の茶樹にかけて直掛けし、後端部の茶樹より長い部分の遮光ネットは、後端部茶樹の畝幅方向部分を覆うことができるように、若干の余裕を残して切断する。当該遮光ネットは、このように幅方向に切断しても、切断面でほつれることはない。
次に、畝の先端部茶樹から、順次後端部茶樹にかけて、当該遮光ネットを茶樹に固定する作業を行う。この作業は、当該遮光ネットの両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間をハサミなどで切断し、切断された隣合う紐同士を用いて、茶樹に括り付け、当該ネットを固定する。
図3は、本発明の遮光ネットにおいて、切断された隣合う紐同士を示す平面説明図であって、遮光ネット10において、切断された隣合う紐同士13a−1及び13a−2が示されている。この紐同士13a−1及び13a−2を用いて、茶樹に括り付け、当該遮光ネットを固定する。
図4は、本発明の遮光ネットを茶樹に直掛けし、切断された隣合う紐同士を用いて茶樹に固定した状態の一態様を示す、畝方向から見た正面模式図である。
図4において、遮光ネット10は、茶樹17に直掛けされ、両サイドの切断された隣合う紐同士13a−1と13a−2、及び13b−1と13b−2を用いて、茶樹17の小枝18a及び18bに括り付けられ、固定された状態が示されている。
なお、畝の先端部の茶樹及び後端部の茶樹においては、畝方向からの風の吹込みにより、遮光ネットがめくれないように、それぞれ前部分及び後部分の畝幅方向も当該遮光ネットで覆い、切断された紐状物を用いて、しっかり固定する工夫を行うことが肝要である。
本発明においては、このような遮光ネットの使用方法を用いることにより、遮光ネットを茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる。
【実施例】
【0012】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、この例によってなんら限定されるものではない。
実施例1
繊度420dTexの高密度ポリエチレン製黒色モノフィラメント及び幅2mmの高密度ポリエチレン製黒色テープ状フラットヤーンを用い、編成により、前記図2に示すようなネットを形成すると共に、長尺方向両サイドの幅15mmの耳部それぞれに、1.5m間隔で、太さ2mmのポリエステルフィラメント製撚糸からなる紐状物を、図2に示す如く外側にはみ出すように編込みにより固定することによって、茶樹直掛用遮光ネットを作製した。
この遮光ネットは、長さ50m、幅2m、遮光率75%であった。
次に、前記のようにして得られた遮光ネットを、幅1.5m、長さ50mの畝に栽培されている茶樹(平均高さ約80cm)に、該遮光ネットの長尺方向が畝に沿うように直掛けしたのち、両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間をハサミで切断し、切断された隣合う長さ約75cmの紐同士を用いて、図4に示すように、茶樹の小枝に括り付け、該遮光ネットを固定した。
【0013】
茶樹に遮光ネットを直掛けする方法としては、これまで、例えば遮光ネットに後加工で紐状物を取り付け、茶樹に括り付ける方法、遮光ネットに後加工で吊り環などの金具を取り付け、該金具を介して遮光ネットを茶樹に紐で括り付ける方法、あるいはピンチを木に予め取り付けて、遮光ネットを挟み固定する方法などが採られていた。
このような方法に比べ、実施例1で得られた本発明の遮光ネットを用い、実施例1で示す方法により、該遮光ネットを茶樹に直掛けし、固定することによって、作業効率が著しく向上すると共に、省力化やコスト削減を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明の茶樹直掛用遮光ネットは、茶樹に直掛けする際の作業効率の向上及び省力化やコスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】遮光ネットを茶樹に直掛けする、従来の方法を示す説明図である。
【図2】本発明の茶樹直掛用遮光ネットの一態様を示す平面図である。
【図3】本発明の遮光ネットにおいて、切断された隣合う紐同士を示す平面説明図である。
【図4】本発明の遮光ネットを茶樹に直掛けし、切断された隣合う紐同士を用いて茶樹に固定した状態の一態様を示す、畝方向から見た正面模式図である。
【符号の説明】
【0016】
1、10 遮光ネット
2、13a、13b 紐状物
3 金具
10a 遮光ネット本体
11 経糸
12 緯糸
13a−1、13a−2、13b−1、13b−2 切断された隣合う紐状物
14a、14b、15a、15b 固定部
16a、16b 耳部
17 茶樹
18a、18b 小枝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
経糸若しくは緯糸の少なくとも一方に、テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる茶樹直掛用遮光ネットであって、該遮光ネットの長尺方向両サイドの耳部それぞれに、一定間隔で紐状物を外側にはみ出すように固定したことを特徴とする茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項2】
1〜2mの間隔で紐状物を固定してなる請求項1に記載の茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項3】
紐状物が編込みで固定されてなる請求項1又は2に記載の茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項4】
経糸に不透明な着色フィラメントを、緯糸に不透明な着色テープ状フラットヤーンを用いて編織成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項5】
遮光率が50〜100%である請求項1〜4のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項6】
幅が1〜4mである請求項1〜5のいずれかに記載の茶樹直掛用遮光ネット。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載の遮光ネットを、畝に栽培されてなる茶樹に、該遮光ネットの長尺方向が畝に沿うように直掛けしたのち、両サイドそれぞれの外側にはみ出している紐状物の略中間を切断し、切断された隣合う紐同士を用いて、該遮光ネットを茶樹に固定することを特徴とする茶樹直掛用遮光ネットの使用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−278912(P2009−278912A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−134211(P2008−134211)
【出願日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願人】(390028451)ダイオ化成株式会社 (10)
【Fターム(参考)】