説明

表示板の支持構造

【課題】表示板を配置される家具などと別体として、管理者による表示板の設置作業を容易にしつつ、かつ第三者にとっては取り外しが困難な表示板の支持構造を提供すること。
【解決手段】家具体1に対して脱着可能に支持される露出表示面3を有する表示板2の支持構造において、少なくと家具体1には平面視における表示板2の露出表示面3と略同一形状の開口溝4が形成され、表示板2は家具体1に設けられた開口溝4に対して遊嵌設置され、かつこの遊嵌設置時において表示板2は開口溝4に対して傾動が規制されるように位置決めされるようになっており、表示板2に設けられた被誘引部に対して誘引部を有する取り外し手段12を作用させ、表示板2を露出表示面3方向に誘引して取り外すようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会議室、観劇会場、観覧席、もしくは机、テーブルなどの識別番号表示などに適用される、家具に対して着脱可能に支持される表示板の支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、広い会議室や、観劇会場など多数の椅子を配置する必要があり、既に多数の椅子が固定的に設置される会場スペースを利用する場合と、スタッキングされた多数の同じ形状の椅子を並べて配置する場合がある。一般に会議室や観劇会場など椅子にはこれら椅子の座席番号等を識別させるために、個別の番号を表示する必要がある。
【0003】
既に多数の椅子が固定的に設置される会場スペースを利用する場合においては、既にこれらの椅子には個別の番号が付されているものの、スタッキングされた多数の同じ形状の椅子を収容人数に合わせた数並べて配置する場合においては、椅子に個別の番号が付されている場合、椅子の個別番号を整然と順番に並べることは煩雑な作業となる。そこで、例えば特許文献1〜5には、背凭れあるいは脚体に、座席番号の表示板を別体として設けておき、脚体を並設した後に座席番号の表示板を取り付けることで、番号の順序に狂いが生じないようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭57−353号公報
【特許文献2】実開昭61−13888号公報
【特許文献3】実公平7−38939号公報
【特許文献4】実用新案登録第2569613号公報
【特許文献5】実開平7−11947号公報
【特許文献6】実開昭60−172185号公報
【特許文献7】実開昭57−155562号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、近年では、このような表示板が第三者によって故意に取り外され、持ち帰られてしまうという問題がしばしば発生しており、前記特許文献にて開示されている構造では、管理者による表示板の取り付けを容易にしている一方、第三者による故意の取り外しも容易に実行されてしまうのである。すなわち前記したような背凭れ、あるいは脚体に対して座席番号の表示板が着脱自在になっている場合、第三者によって故意に取り外される問題を助長することにもなり、これらの抜本的解決が求められているところである。
【0006】
前記特許文献6及び7に開示されているように、磁石を介しての支持力を応用することも考えられるが、これらの支持構造においても表示板の交換に配慮して支持部からの取り外しが容易になっており、第三者による取り外しを困難にすることができない。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、表示板を配置される家具などと別体として、管理者による表示板の設置作業を容易にしつつ、かつ第三者にとっては取り外しが困難な表示板の支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の表示板の支持構造は、
家具体に対して脱着可能に支持される露出表示面を有する表示板の支持構造において、少なくと前記家具体には平面視における前記表示板の露出表示面と略同一形状の開口溝が形成され、前記表示板は前記家具体に設けられた前記開口溝に対して遊嵌設置され、かつこの遊嵌設置時において表示板は開口溝に対して傾動が規制されるように位置決めされるようになっており、前記表示板に設けられた被誘引部に対して誘引部を有する取り外し手段を作用させ、前記表示板を前記露出表示面方向に誘引して取り外すようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、少なくと家具体には平面視における前記表示板の露出表示面と略同一形状の開口溝が形成されているため、露出表示面の周縁と開口溝と間にできる隙間を極めて少なくできるとともに、表示板の遊嵌設置時において表示板は開口溝に対して傾動が規制されるために強制力による隙間形成を阻止でき、第三者による表示板の取り外しはより困難になる。また、管理者にあっては、管理者のみが利用する取り外し手段を使用して、表示板に設けられた被誘引部に対して誘引部を作用させることによって表示板を露出表示面方向に容易に取り外すことができる。
【0009】
本発明の表示板の支持構造は、
前記表示板は前記家具体に設けられた前記開口溝に対して前記露出表示面の周縁が埋没する程度の深さに遊嵌設置されて設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、表示板が家具体に設けられた開口溝に対して露出表示面の周縁が埋没する程度に遊嵌設置されているため、露出表示面の周縁と開口溝と間にできる隙間に対するアクセスが困難となり、第三者による隙間を利用した表示板の取り外しを困難にすることができる。
【0010】
本発明の表示板の支持構造は、
表示板の開口溝からの取り外し時において、表示板に対して所定方向に偏った誘引力を与えた場合、表示板の外側面が開口溝の内側面と片当りして摩擦力によって表示板の取り外しを困難にするように、前記開口溝の内側面と表示板の外側面とが遊嵌設置されて設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、表示板の開口溝からの取り外し時において、表示板に対して偏った誘引力を与えた場合、表示板の外側面が開口溝の内側面と片当りして摩擦力によって表示板の取り外しを困難にするように、前記開口溝の内側面と表示板の外側面とが遊嵌設置されているため、第三者による表示板の取り外しを困難にすることができる一方、管理者のみが利用する取り外し手段を使用して、片当りの無い誘引を行うことによって表示板を露出表示面方向に容易に取り外すことができる。
【0011】
本発明の表示板の支持構造は、
前記開口溝の底面に第1マグネットが敷設されるとともに、前記表示板には前記被誘引部としての軟磁性体が設けられており、前記誘引部としての第2マグネットの発する磁力を、第1マグネットの磁力よりも大としたことを特徴としている。
この特徴によれば、前記表示板には前記被誘引部としての軟磁性体が設けられており、誘引部としての第2マグネットの発する磁力が、第1マグネットの磁力よりも大きい場合、第2マグネットの発する磁力に従い軟磁性体の磁極が反転することになり、第1マグネットと軟磁性体との反発を誘い、表示板の誘引取り外しが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施例1における表示板の支持構造の全体像を示す斜視図である。
【図2】表示板の支持構造を示す斜視図である。
【図3】表示板の支持構造を示すA−A断面図である。
【図4】表示板の傾動が困難であることを説明するA−A断面図である。
【図5】表示板の取り外し手段を説明するA−A断面図である。
【図6】軟磁性体の磁極の反転を説明する概念図である。
【図7】実施例2における表示板の支持構造の内部を示す斜視図である。
【図8】軟磁性体の磁極の反転を説明する概念図である。
【図9】実施例3における表示板の取り外し手段を示す斜視図である。
【図10】表示板の取り外し手段を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明に係る表示板の支持構造を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【実施例1】
【0014】
実施例1に係る表示板の支持構造につき、図1から図6を参照して説明する。本発明を実施例によって解り易く説明するために、表示板の固定される家具体は、会議室や、観劇会場などに配置される規格が略統一された椅子を対象として説明する。
【0015】
図1に示されるように、家具体1である椅子に対して個別の番号などが表示されている露出表示面3を有する表示板2が開口溝4に対して遊嵌設置され、脱着可能に支持されている。表示板2の支持構造を詳しく説明すると、表示板2を上方から見た平面視において、表示板2の露出表示面3と開口溝4とが略同一形状と成っている。すなわち平面視において露出表示面3と開口溝4が略同一形状であるため、露出表示面3の周縁と開口溝4と間にできる隙間が極めて少なくなっている。
【0016】
この隙間は、第三者(会議室や、観劇会場などを利用する利用者等)がドライバー11等(図4参照)の先端の尖った工具等を表示板2と開口溝4の間に挿入できない程度の隙間になっている。このことは、管理者による隙間を利用した表示板2の取り外しをも困難にしている。なお、近年、表示板2が第三者によって故意に取り外され、持ち帰られてしまうという問題がしばしば発生しているが、露出表示面3を角部のない曲線とすることにより、第三者が指や爪で表示板2を引っ掛けて取り外そうとしても、その指や爪がすべるようになり、隙間を利用した表示板2の取り外しを防止できる。
【0017】
また第三者が無理にドライバー11等(図4参照)の先端の尖った工具等を表示板2と開口溝4の間に挿入し、テコの原理を利用して表示板2を取り出そうとしても、後述するように表示板2の遊嵌設置時において表示板2は開口溝4に対して傾動が規制されるために、取り外しは困難になっている。
【0018】
図2に示されるように、表示板2の下方部には軟磁性体5が固定されており、さらに開口溝4の底部には第1マグネット9が固定されている。具体的には、図3(a)に示されているように、開口溝4に対して垂直に表示板2を挿入することによって、第1マグネット9の磁力により軟磁性体5が引き寄せられ、表示板2が開口溝4の底部において支持され、容易に抜け出されない支持構造となっている。なお、表示板2の支持構造を設ける位置としては、脚体部分や背凭れの側面部など何処でもよい。
【0019】
さらに図3(b)に示されているように、表示板2は家具体1に設けられた開口溝4に対して露出表示面3の周縁が埋没する程度の深さに遊嵌設置されているため、露出表示面3の周縁と開口溝4と間にできる隙間に対するアクセスが困難となり、第三者による隙間を利用した表示板2の取り外しが一層困難になっている。
【0020】
このように一旦開口溝4に固定された表示板2は、表示板2の開口溝4からの取り外し時の際に表示板2に対して所定方向に偏った誘引力を与えた場合、例えば図4に示されるようにドライバー等の工具11を無理に差込み、テコの原理を利用して表示板2を取り出そうとしても、表示板2の傾きによって垂直に下方に延びる開口溝4の側面7と表示板2の側面8端部に位置する角部81,82等が当接して傾動が規制される。また角部81,82等の開口溝4の側面7への噛付きによって表示板2の開口溝4に対する移動も規制され、取り外しは非常に困難になっている。
【0021】
このように表示板2と開口溝4の隙間も少なく、傾動も規制されているため、管理者による隙間を利用した表示板2の取り外しをも困難にしている訳であるが、管理者による表示板2の取り外し時には、誘引による所定の取り外し手段が利用される。この取り外し手段は、誘引部としての第2マグネット10を露出表示面3に近付けることによって行われる。
【0022】
誘引部としての第2マグネット10は、表示板2に設けられた被誘引部である軟磁性体5を引き寄せ、表示板2を露出表示面方向にすなわち垂直方向に誘引することにより取り外せるようになっている(図5参照)。このように、第三者による取り外しを困難にしながら、管理者には、管理者のみが利用する取り外し手段12を使用して、表示板2に設けられた被誘引部に対して誘引部を作用させることによって表示板2を露出表示面方向に容易に取り外すことができることになる。
【0023】
磁力を利用した表示板2の取り外しについて図6を用いてより詳しく説明する。まず図6(a)に示されるように、開口溝4の底面には、永久磁石である第1マグネット9が敷設されるとともに、表示板2には被誘引部としての磁気によって極性の変化する軟磁性体5が設けられている。誘引部としての第2マグネット10の磁力は、第1マグネット9の磁力よりも大となっている。第1マグネット9は上部にN極が、下部にS極がくるように配置されている場合、吸着されている軟磁性体5の下部はS極に磁化され、上部がN極となり吸着されている。
【0024】
この状態で軟磁性体上部に対して、第2マグネット10をその上部がS極、下部がN極の状態で近付けると、第1マグネット9から受ける磁化力よりも、第2マグネット10から受ける磁化力が大きいため、軟磁性体5には磁極の反転が起き、軟磁性体5上部がN極からS極に置き換わる(図6(b)参照)。
【0025】
したがって、前時点で第1マグネット9によって吸着していた軟磁性体5は、第1マグネット9上部の(N極)と軟磁性体5の下部(N極)は互いに反発し合うことになる。このように、軟磁性体5の磁極の反転によって、第1マグネット9と反発しあう力が露出表示面3方向に押し上げ、第2マグネット10と引き合う力が露出表示面3方向に引き寄せるため、表示板2を露出表示面方向にすなわち垂直方向に誘引することにより容易に表示板2を露出表示面3方向に取り外すことが可能になる。
【0026】
なお、前述したように、軟磁性体5には磁極の反転が起き、軟磁性体5上部がN極からS極に置き換わる方式に代えて、磁極の反転を伴わない方法でも可能である。すなわち第1マグネット9上部の磁力(N極)によって吸着されている軟磁性体5下部(S極)が、軟磁性体5上部(N極)に第2マグネット10を近付けられることで、第1マグネット9上部の磁力(N極)よりも、第2マグネット10下部(S極)の磁力が大となっているため、磁極の反転を伴わない軟磁性体5上部(N極)が第2マグネット10下部(S極)に引き寄せられ、表示板2が第2マグネット10に吸着されるかたちで第1マグネット9から取り外されるようにしてもよい。
【実施例2】
【0027】
次に、実施例2に係る表示板の支持構造につき、図7、図8を参照して説明する。なお、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。
【0028】
図7に示すように、表示板2に軟磁性体5が複数個、例えば軟磁性体5を2つ配置されており、また第1マグネット9も軟磁性体5の配置に対応するように2つ配置され、さらに第2マグネット10も軟磁性体5の配置に対応するように2つ配置される。
【0029】
図8(a)及び図8(b)には、それぞれマグネットの磁極を変化させた配置状態が示されており、例えば第1マグネット9は、2つの磁石の上方が互いに異なる磁極になるように配置されている。
【0030】
図8(a)にあっては、第1マグネット9の片方である上部がS極のマグネットに、第2マグネット10を片方である下部がS極のマグネットを上方から下降させ、第1マグネット9の片方である上部がN極のマグネットに、第2マグネット10を片方である下部がN極のマグネットを上方から近接下降させる。この場合、2つの軟磁性体は第1マグネット9それぞれから受ける磁化力よりも、第2マグネット10それぞれから受ける磁化力が大きいため、軟磁性体5には磁極の反転が起き、軟磁性体5の一方の上部がS極からN極に置き換わり、軟磁性体5のもう一方の上部がN極からS極に置き換わる。
【0031】
したがって、前時点で第1マグネット9のそれぞれによって吸着していた軟磁性体5は、第1マグネット9上部(N極、S極)と軟磁性体5の下部(S極、N極)は互いに反発し合う。このように、軟磁性体5の磁極の反転によって、第1マグネット9と反発しあう力が露出表示面3方向に垂直の均等な押上げ力を発生させ、第2マグネット10と引き合う力が露出表示面3方向に引き寄せるため、片当りの無い誘引により容易に表示板2を露出表示面3方向に取り外すことが可能になる。
【0032】
また、図8(b)にあっては、片当りによりスムーズに表示板2を露出表示面3方向に取り外せない例が示されており、第2マグネット10を両方の下部がN極になっている場合である。この場合、軟磁性体5と第1マグネット9との間に引合力と反発力が同時に発生し、第1マグネット9と反発しあう力が露出表示面3方向に垂直の均等な押上げ力とならないため、片当りによりスムーズに表示板2を露出表示面3方向に取り外せないこととなる。これは取り外し手段12と第1マグネット9内の磁性の配置を選定することによって管理者のみによる表示板2の取り外しを可能にできる。
【0033】
また、この実施例においては、軟磁性体5、第1マグネット9、第2マグネット10それぞれを2つづつ配置しているが、これは配置個数を2つに限定されるものではなく、複数個づつ配置することができるのは言うまでもない。
【実施例3】
【0034】
次に、実施例3に係る表示板の支持構造につき、図9から図10を参照して説明する。なお、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0035】
図9に示すように、誘引部材としての略T字状の棒状体23は、棒状体23の長手方向における底部に誘引突起部24を対角線上に2つ有しており、表示板2には、上面視において誘引部材である略T字状の棒状体23と略同一形状の孔部25が露出表示面方向上面に形成され、孔部25底部には誘引突起部24が回動可能な回転誘導溝部26が設けてある。
【0036】
具体的に取り外しの様子を図10で説明すると、棒状体23を孔部25の底部まで挿入し(図10(a)参照)、誘引突起部24が底部に設けられた回転誘導溝部26に到達したのち(図10(b)参照)、棒状体23を回転し例えば90度回動すると、誘引突起部24が回転誘導溝部26の天板27に係止される(図10(c)参照)。この状態で棒状体23を露出表示面方向に垂直に引き上げると、棒状体23とともに表示板2が垂直に引き出され、取り外すことができる(図10(d)参照)。
【符号の説明】
【0037】
1 家具体
2 表示板
3 露出表示面
4 開口溝
5 軟磁性体
9 第1マグネット
10 第2マグネット
23 棒状体
25 孔部
26 回転誘導溝部
81,82 角部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
家具体に対して脱着可能に支持される露出表示面を有する表示板の支持構造において、少なくと前記家具体には平面視における前記表示板の露出表示面と略同一形状の開口溝が形成され、前記表示板は前記家具体に設けられた前記開口溝に対して遊嵌設置され、かつこの遊嵌設置時において表示板は開口溝に対して傾動が規制されるように位置決めされるようになっており、前記表示板に設けられた被誘引部に対して誘引部を有する取り外し手段を作用させ、前記表示板を前記露出表示面方向に誘引して取り外すようになっていることを特徴とする表示板の支持構造。
【請求項2】
前記表示板は前記家具体に設けられた前記開口溝に対して前記露出表示面の周縁が埋没する程度の深さに遊嵌設置されて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示板の支持構造。
【請求項3】
表示板の開口溝からの取り外し時において、表示板に対して所定方向に偏った誘引力を与えた場合、表示板の外側面が開口溝の内側面と片当りして摩擦力によって表示板の取り外しを困難にするように、前記開口溝の内側面と表示板の外側面とが遊嵌設置されて設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示板の支持構造。
【請求項4】
前記開口溝の底面に第1マグネットが敷設されるとともに、前記表示板には前記被誘引部としての軟磁性体が設けられており、前記誘引部としての第2マグネットの発する磁力を、第1マグネットの磁力よりも大としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示板の支持構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate