説明

表裏両面同時表示式デジタル時計

【課題】美容院・理容室・家庭の洗面所などでは、デジタル時計の時刻などの表示が鏡に映っていても大変分かりづらく、後ろを振り返ることもなかなか出来ない。
【解決手段】本発明はデジタル表示の時計の表示装置に表裏両面同時に表示することが出来る透明の液晶パネルで、更に現状のものよりも視野の角度が広い液晶表示パネルを用いた表示装置を使用することで、表示パネルの正面から見た場合も表示パネルの裏面から見た場合でも、斜めからでも表示がよく分かるようにする。デジタル時計本体の表示パネル裏面から見ると時刻などの表示は左右が反対向きに表示されており、デジタル時計本体の表示パネル正面から見た場合は時刻などの表示は通常の表示をするようにする。このことにより使用の用途が広くなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は美容院・理容室・家庭の洗面所など鏡を見ているところでデジタル時計の時刻などの表示を時計本体の裏面から見ることが出来、しかも表示装置の裏面の表示は通常の表示とは左右が反対向きに表示されていることにより、鏡に映った状態であれば通常と同様の数字で見えるため、時刻などの表示を誰でも簡単に認識出来るようにするものである。
【背景技術】
【0002】
従来はデジタル時計の表示装置に時刻などの表示を左右反対向きに表示できるデジタル時計はなかった。唯一、透明の液晶表示パネルを使用したデジタル時計は裏側から数字が反対に表示された状態で、見えるが視野の角度が狭いため少し斜めから見ると表示パネル全体が透明になってしまい、数字が見えなくなってしまう。
【0003】
【特許文献】 該当文献については知りません。
【0004】
【非特許文献】 該当文献については知りません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
美容院・理容室・家庭の洗面所などでは、デジタル時計の時刻などの表示が鏡に映っていても大変分かりづらく、後ろを振り返ることもなかなか出来ない。本発明はデジタル時計の表示装置に表裏両面同時に表示することが出来る透明の液晶パネルを用いた表示装置を使用することで、デジタル時計本体の裏面からも表示を見ることが出来、この場合には左右が反対向きに表示されるようにする。この時デジタル時計本体の表示パネル裏面の表示が鏡に映った状態であれば、通常の時刻などの表示の状態と同様に見えるので誰でもそのまま簡単に認識をすることが出来るように課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決するための請求項1の発明は、デジタル時計の表示装置に表裏両面同時に表示することが出来る透明の液晶パネルを使用する。デジタル時計本体の表示パネル正面は時刻などの表示は通常の数字などで表示し、同時に表示パネル裏面は左右が反対向きに表示されるようにし、デジタル時計本体の裏面からも見ることが出来るようにする。この液晶表示装置は従来型の視野の角度が狭いものではなく、視野の角度が広いタイプを使用しデジタル時計本体の液晶表示パネル正面でも裏面でも斜めから見た場合でも数字などの表示が良く分かるようにする。
【発明の効果】
【0007】
美容院・理容室・家庭の洗面所などで鏡に向かっているときにデジタル時計本体の表示パネル裏面の左右が反対向きになっている時刻などの表示を鏡に映し出せば、通常の時刻などの表示と同様なので、時刻などの表示を誰でもそのまま簡単に認識することができる。しかも、時計本体は正面から見れば通常の時刻などの表示になっているため、通常のデジタル時計としても使用することが可能である。時計本体に防水機能を持たせれば浴室でも使用が出来るため、更に用途は広くなる。
【実施例1】
【0008】
図1は本発明のデジタル時計本体表示パネルの正面から見た場合であり、通常の時刻表示をしている場合の表示例である。
【0009】
図2は本発明のデジタル時計本体表示パネルの裏面から見た場合であり、通常とは左右が反対向きに表示された数字で時刻表示をしている場合の表示例である。
【産業上の利用可能性】
【0010】
本発明に係るデジタル時計は、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 本発明のデジタル時計本体の表示パネルを正面から見た平面図である。
【図2】 本発明のデジタル時計本体の表示パネルの裏面から見た場合の平面図である。
【符号の説明】
【0012】
1 デジタル時計の表示装置の表示パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明のデジタル時計は表裏両面同時に表示することが出来る透明の液晶表示パネルを用いた表示装置を使用し、デジタル時計本体の正面から見た場合は液晶表示パネルには通常の状態で時刻などが表示され、デジタル時計本体の表示パネル裏面から見た場合は数字などが左右反対向きになった状態で表示されるようにするものである。本発明は従来からあった透明の液晶表示パネルを使用した表示装置のデジタル時計よりも視野の角度を広くして、デジタル時計本体の正面から見た場合も時計本体の裏面から見た場合でも、斜めから見ても表示が良く分かる液晶表示パネルを用いた表示装置を使用する。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−33418(P2007−33418A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−236953(P2005−236953)
【出願日】平成17年7月22日(2005.7.22)
【出願人】(505304920)
【Fターム(参考)】