説明

釣り用履き物

【課題】様々な地面において優れた滑止性能を発揮する釣り用履き物の提供。
【解決手段】ブーツ2は、アッパー4、インソール6、ミッドソール8、面ファスナー10及びアウトソール12を備えている。アウトソール12は、上板28、主部30、軟質ピン32及び硬質スパイク34を備えている。主部30は、フェルトからなる。主部30は、スリット62を備えている。軟質ピン32の基材は、ゴム又は熱可塑性エラストマーである。軟質ピン32は、主部30に収容されている。軟質ピン32の端面は、主部30の底面36に露出している。硬質スパイク34は、金属材料からなるコアを有する。硬質スパイク34は、主部30に収容されている。硬質スパイク34の先端は、主部30の底面36に露出している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り人に着用されるブーツ、シューズ等の履き物に関する。
【背景技術】
【0002】
釣りには、ブーツが利用されている。アウトソールが金属スパイクを備えたブーツが、用いられている。このスパイクが地面に突き刺さるとこで、ブーツのスリップが防止される。
【0003】
アウトソールがゴムからなるブーツも、用いられている。このアウトソールの、岩等の地面との摩擦係数は大きい。このアウトソールは、グリップ性に優れる。このアウトソールによって、ブーツのスリップが防止される。
【0004】
アウトソールがフェルトからなるブーツも、用いられている。フェルトは、変形能に優れている。このアウトソールは、凹凸のある地面に追従しやすい。フェルトは、吸水性にも優れる。フェルトは、アウトソールと地面との間に水膜を生じさせない。フェルトからなるアウトソールは、滑止性能に優れる。フェルトからなるアウトソールが、特開2006−296624公報に開示されている。
【特許文献1】特開2006−296624公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スパイクは、軟質な地面には突き刺さるが、硬質な岩には突き刺さりにくい。スパイクは、凹凸のある地面には引っ掛かりやすいが、平滑な岩には引っかかり難い。硬質で平滑な地面では、スパイクを有するブーツの滑止性能は不十分である。
【0006】
ゴムからなるアウトソールが岩と直接に接触する場合、十分なグリップ力が得られる。しかし、アウトソールと岩との間に水膜が介在する場合、グリップ力は不十分である。アウトソールと岩との間に海草、藻等が介在する場合も、グリップ力は不十分である。
【0007】
フェルトからなるアウトソールでも、アウトソールと岩との間に海草、藻等が介在する場合、滑止性能は不十分である。フェルトは、早期に摩耗する。しかも、このアウトソールでは、偏摩耗が生じやすい。摩耗(又は偏摩耗)が進行したアウトソールは、もはや滑止性能に寄与し得ない。
【0008】
釣り人は、ターゲットである魚を求めて釣り場を移動する。釣り人の地面の状況は、刻々と変化する。様々な状況において優れた滑止性能を発揮するブーツは、従来は存在していない。本発明の目的は、様々な地面において優れた滑止性能を発揮する釣り用履き物の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る釣り用履き物は、アッパーとアウトソールとを備える。このアウトソールは、フェルトからなり板状である主部と、主部に収容されかつその端面が主部の底面に露出する軟質ピンと、この主部に収容されかつその先端が主部の底面に露出する硬質スパイクとを備える。
【0010】
好ましくは、軟質ピンの基材は、ゴム又は熱可塑性エラストマーである。好ましくは、スパイクの全体又は一部は、金属材料からなる。
【0011】
好ましくは、主部は、この主部の底面から上方に向かって切り込まれ、かつ幅方向に延在するスリットを備える。
【0012】
本発明に係るアウトソールは、フェルトからなり板状である主部と、主部に収容されかつその端面が主部の底面に露出する軟質ピンと、この主部に収容されかつその先端が主部の底面に露出する硬質スパイクとを備える。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る釣り用履き物では、主部、軟質ピン及び硬質スパイクのそれぞれが、滑止性能に寄与する。この履き物は、様々な地面において、快適に用いられうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る釣り用履き物(ブーツ2)が示された断面図である。このブーツ2は、アッパー4、インソール6、ミッドソール8、面ファスナー10及びアウトソール12を備えている。
【0016】
アッパー4は、フット14及びレッグ16を備えている。フット14は、釣り人の甲に当接する。レッグ16は、釣り人の脛を包み、脛を保護する。アッパー4は、ブーツ2内への水の浸入を防ぐ。アッパー4は、 典型的には、ポリ塩化ビニルからなる。このアッパー4は、強度及び剛性に優れる。図示されていないが、アッパー4には、その内面に位置する裏地が積層されている。アッパー4が、他の合成樹脂からなってもよい。アッパー4が、ゴムからなってもよい。
【0017】
インソール6は、板状のベース18と、このベース18の周縁においてこのベース18から起立する側壁20とを有している。ベース18は、ミッドソール8の上面に載置されている。ベース18は、三次元形状を有する。このインソール6は、「カップインソール」と称されている。インソール6は、ポリマー発泡体である。この発泡体の典型的な基材ポリマーは、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)である。メッシュ状のインソール6が用いられてもよい。
【0018】
ミッドソール8は、ゴム組成物が架橋されてなる。ミッドソール8には、強度に優れたゴムが用いられる。好ましいゴムとしては、天然ゴム、ポリブタジエン及びスチレン−ブタジエン共重合体が例示される。ミッドソール8は、接着剤によってアッパー4と接合されている。ミッドソール8が、加硫接着によってアッパー4と接合されてもよい。ミッドソール8が合成樹脂からなってもよい。ミッドソール8は、その外縁にリブ22を備えている。リブ22は、下向きに垂下している。
【0019】
面ファスナー10は、フック面24とループ面26とを備えている。フック面24は、接着剤によってミッドソール8に接合されている。ループ面26は、接着剤によってアウトソール12に接合されている。フック面24がアウトソール12に接合され、ループ面26がミッドソール8に接合されてもよい。典型的な面ファスナー10は、ベルクロ社のマジックテープ(登録商標)である。ミッドソール8のリブ22は、面ファスナー10よりも下方にまで延在している。
【0020】
アウトソール12は、面ファスナー10によってミッドソール8と積層されている。アウトソール12の上部は、リブ22に囲まれている。リブ22により、アウトソール12のミッドソール8からの意図せぬ離脱が防止される。このアウトソール12は、上板28、主部30、軟質ピン32及び硬質スパイク34を備えている。
【0021】
上板28は、ポリマー発泡体からなる。典型的な基材ポリマーは、エチレン−酢酸ビニル共重合体である。この上板28に、ループ面26が接合されている。主部30は、フェルトからなる。このフェルトでは、多数の繊維が絡み合っている。ナイロン繊維、ポリエステル繊維等が、フェルトに用いられうる。主部30は、接着剤等の手段によって上板28に接合されている。主部30により、ブーツ2の底面36が形成されている。
【0022】
図2は、図1のブーツ2のアウトソール12が示された底面図である。図2から明らかなように、複数の軟質ピン32がアウトソール12の全面に分散している。軟質ピン32の数は、3本以上25本以下が好ましい。軟質ピン32の配置は、適宜決定される。サイズの異なる複数種の軟質ピン32が混在してもよい。図2から明らかなように、複数の硬質スパイク34がアウトソール12の全面に分散している。硬質スパイク34の数は、3本以上25本以下が好ましい。硬質スパイク34の配置は、適宜決定される。
【0023】
図3は、図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。図3には、上板28、主部30及び軟質ピン32が示されている。主部30は、穴38を備えている。軟質ピン32は、この穴38に配置されている。換言すれば、軟質ピン32は、主部30に収容されている。軟質ピン32の端面40は、主部30の底面36に露出している。
【0024】
図4は、図2のアウトソール12の軟質ピン32が示された拡大斜視図である。便宜上、図4では、端面40が上向きの状態で、軟質ピン32が示されている。軟質ピン32の基材は、ゴム又は熱可塑性エラストマーである。典型的な基材は、イソブチレン−イソプレン共重合体(ブチルゴム)である。この軟質ピン32は、胴42とフランジ44とからなる。胴42とフランジ44とは、一体的に成形されている。
【0025】
胴42は、概して円柱状である。胴42は、スリット46を備えている。胴42が端面40から軸方向に向かって切り込まれることにより、スリット46が形成されている。この実施形態では、スリット46の数は2である。これらのスリット46は、胴42のセンターにおいて交差している。胴42がスリット46を備えなくてもよい。
【0026】
図3に示されるように、フランジ44は上板28と当接している。フランジ44は、接着剤等の手段により、上板28に接合されている。フランジの外縁近傍は、上板28と主部30とに挟まれている。
【0027】
図5は、図2のV−V線に沿った拡大断面図である。図5には、上板28、主部30及び硬質スパイク34が示されている。主部30は、穴48を備えている。硬質スパイク34は、この穴48に配置されている。換言すれば、硬質スパイク34は、主部30に収容されている。硬質スパイク34の先端50は、主部30の底面36に露出している。
【0028】
図6は、図2のアウトソール12の硬質スパイク34が示された拡大斜視図である。図7は、図6の硬質スパイク34が示された断面図である。便宜上、図6及び7では、先端50が上向きの状態で、硬質スパイク34が示されている。
【0029】
この硬質スパイク34は、コア52とカバー54とを備えている。コア52は、ボディ56と針58とからなる。ボディ56と針58とは、一体的に形成されている。コア52は、金属材料からなる。典型的な金属材料は、スチールである。
【0030】
カバー54は、コア52を覆っている。カバー54は、ゴム又は合成樹脂からなる。カバー54は、フランジ60を備えている。図5に示されるように、フランジ60は上板28と当接している。フランジ60は、接着剤等の手段により、上板28に接合されている。フランジ60の外縁近傍は、上板28と主部30とに挟まれている。硬質スパイク34が、カバー54を備えなくてもよい。
【0031】
図8は、図1のブーツ2のアウトソール12の一部が示された拡大断面図である。図8(a)には、釣り人が起立したときのアウトソール12が示されている。図8(b)には、釣り人が歩行しているときのアウトソール12が示されている。このアウトソール12は、主部30(すなわちフェルト)にスリット62を備えている。主部30が底面36から上方に向かって切り込まれることにより、スリット62が形成されている。スリット62の上端64は、上板28にまでは至っていない。図2から明らかなように、スリット62は実質的に幅方向(図2の左右方向)に延在している。スリット62は、幅方向に対して波状である。この実施形態では、スリット62の数は5である。
【0032】
図8(b)に示されるように、歩行によってアウトソール12が変形する。スリット62が開きつつ主部30が変形するので、この変形において生じる応力は小さい。このアウトソール12は、釣り人の足の変形に容易に追従する。このブーツ2を着用した釣り人の足は、疲れにくい。
【0033】
前述の通り、軟質ピン32の端面40は底面36に露出している。このブーツ2を着用した釣り人が岩の上を歩行すると、軟質ピン32が岩に当接する。軟質ピン32と岩との摩擦係数は大きいので、岩の表面が平滑であっても、この表面をグリップする。従って、ブーツ2のスリップが防止される。
【0034】
前述の通り、硬質スパイク34の先端50は底面36に露出している。このブーツ2を着用した釣り人が歩行すると、海草等がアウトソール12と地面との間に介在してしても、硬質スパイク34がこの海草を突き破って地面に刺さる。従って、ブーツ2のスリップが防止される。
【0035】
前述の通り、主部30はフェルトからなる。凹凸のある地面を釣り人が歩行したとき、この凹凸に応じてフェルトが変形する。この変形により、ブーツ2のスリップが防止される。フェルトは吸水性に優れるので、アウトソール12と地面との間に水膜が生じにくい。これによっても、ブーツ2のスリップが防止される。
【0036】
釣り人の体重は、軟質ピン32及び硬質スパイク34によって支えられる。従って、主部30にかかる圧力は、小さい。このアウトソール12では、フェルトの摩耗が抑制される。このアウトソール12では、偏摩耗も抑制される。スリット62によって追従性が高められているので、これによっても偏摩耗が抑制される。このアウトソール12は、長持ちする。
【0037】
このブーツ2が繰り返し使用されると、アウトソール12が摩耗する。摩耗の進行したアウトソール12は、ミッドソール8から引き剥がされる。この引き剥がしは、フック面24からのループ面26の分離によってなされる。アウトソール12及びループ面26は、廃棄される。そして、新しいアウトソール12が、ループ面26と共にフック面24に接合される。アウトソール12の交換により、このブーツ2が長期間にわたって使用されうる。このブーツ2は、経済的である。
【0038】
軟質ピン32の硬度は、50以下が好ましい。硬度が50以下である軟質ピン32は、変形能に優れる。変形能に優れる軟質ピン32は、地面を十分にグリップする。この観点から、硬度は40以下がより好ましく、35以下が特に好ましい。耐摩耗性の観点から、硬度は20以上が好ましい。硬度は、「JIS K 6263」の規定に準拠して、タイプAのデュロメータで測定される。軟質ピン32の端面40にデュロメータが押し付けられることにより、硬度が測定される。
【0039】
図4において矢印D1で示されているのは、スリット46の深さである。深さD1は、2mm以上が好ましい。深さD1が2mm以上である軟質ピン32は、変形能に優れる。変形能に優れた軟質ピン32は、地面を十分にグリップする。この観点から、深さD1は3mm以上がより好ましい。変形能の観点から、深さD1は胴42の高さHの30%以上が好ましく、40%以上が特に好ましい。深さD1が高さHと同一であってもよい。
【0040】
図4において矢印Wで示されているのは、スリット46の幅である。幅Wは、0.1mm以上が好ましい。幅Wが0.1mm以上である軟質ピン32は、変形能に優れる。変形能に優れた軟質ピン32は、地面を十分にグリップする。この観点から、幅Wは0.2mm以上がより好ましい。幅Wは1mm以下が好ましい。
【0041】
スリット46の数は、1でもよく、3以上でもよい。この数は、軟質ピン32の変形能が考慮されて、適宜決定される。最も好ましくは、図4に示されるように、軟質ピン32が互いに直交する2つのスリット46を備える。軟質ピン32が十分な変形能を有する場合、スリット46が形成されなくてもよい。
【0042】
十分な滑止性能が得られるとの観点から、1つの端面40の面積は1.0mm以上が好ましく、2.0mm以上が特に好ましい。履き心地の観点から、この面積は10mm以下が好ましい。1つのアウトソール12に存在する全ての軟質ピン32の端面40の合計面積は、5mm以上が好ましく、10.0mm以上が特に好ましい。合計面積は、50mm以下が好ましい。
【0043】
図7において矢印φで示されているのは、硬質スパイク34の先端50の針58(すなわち金属部分)の太さである。海草等を突き破りやすいとの観点から、太さφは3.0mm以下が好ましく、2.5mm以下が好ましい。強度の観点から、太さは0.5mm以上が好ましい。
【0044】
図8において矢印D2で示されているのは、スリット62の深さである。深さD2は、4mm以上が好ましい。深さD2が4mm以上である主部30は、追従性に優れる。追従性に優れた主部30は、偏摩耗しにくい。追従性に優れた主部30を有するブーツ2は、履き心地に優れる。この観点から、深さD2は6mm以上がより好ましい。深さD2は主部30の厚みTの40%以上が好ましく、60%以上が特に好ましい。深さD2が厚みTと同一であってもよい。
【0045】
図9は、本発明の他の実施形態に係る釣り用履き物(ブーツ70)が示された断面図である。このブーツ70は、アッパー4、インソール6、ミッドソール8及びアウトソール12を備えている。このブーツ70は、面ファスナーを備えていない。従って、アウトソール12はミッドソール8に直接に接合されている。このアウトソール12の取り替えは、なされ得ない。
【0046】
このアウトソール12は、上板28、主部30、軟質ピン32及び硬質スパイク34を備えている。主部30はフェルトからなり、スリット62を備えている。このアウトソール12でも、主部30、軟質ピン32及び硬質スパイク34によってスリップが抑制される。このアウトソール12でも、軟質ピン32、硬質スパイク34及びスリット62の相乗効果により、偏摩耗が抑制される。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明に係るアウトソールは、ブーツのみならず、シューズ、足袋、ウェーダー等に適用されうる。本発明に係る履き物は、種々の釣り場において利用されうる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る釣り用履き物(ブーツ)が示された断面図である。
【図2】図2は、図1のブーツのアウトソールが示された底面図である。
【図3】図3は、図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。
【図4】図4は、図2のアウトソールの軟質ピンが示された拡大斜視図である。
【図5】図5は、図2のV−V線に沿った拡大断面図である。
【図6】図6は、図2のアウトソールの硬質スパイクが示された拡大斜視図である。
【図7】図7は、図6の硬質スパイクが示された断面図である。
【図8】図8は、図1のブーツのアウトソールの一部が示された拡大断面図である。
【図9】図9は、本発明の他の実施形態に係る釣り用履き物(ブーツ)が示された断面図である。
【符号の説明】
【0049】
2、70・・・ブーツ
4・・・アッパー
6・・・インソール
8・・・ミッドソール
10・・・面ファスナー
12・・・アウトソール
28・・・上板
30・・・主部
32・・・軟質ピン
34・・・硬質スパイク
38、48・・・穴
42・・・胴
44・・・フランジ
46・・・スリット
52・・・コア
54・・・カバー
60・・・フランジ
62・・・スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アッパーと、アウトソールとを備えており、
このアウトソールが、フェルトからなり板状である主部と、主部に収容されかつその端面が主部の底面に露出する軟質ピンと、この主部に収容されかつその先端が主部の底面に露出する硬質スパイクとを備えた釣り用履き物。
【請求項2】
上記軟質ピンの基材がゴム又は熱可塑性エラストマーである請求項1に記載の履き物。
【請求項3】
上記スパイクの全体又は一部が金属材料からなる請求項1又は2に記載の履き物。
【請求項4】
上記主部が、この主部の底面から上方に向かって切り込まれ、かつ幅方向に延在するスリットを備えた請求項1から3のいずれかに記載の履き物。
【請求項5】
フェルトからなり板状である主部と、主部に収容されかつその端面が主部の底面に露出する軟質ピンと、この主部に収容されかつその先端が主部の底面に露出する硬質スパイクとを備えたアウトソール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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