説明

銀塩光熱写真ドライイメージング材料

【課題】画像濃度が高く、塗布むら、接着性に優れる銀塩光熱写真ドライイメージング材料を提供する。
【解決手段】支持体の同一面側に有機銀塩およびバインダーを含有する層と有機銀塩、ハロゲン化銀粒子、バインダーおよび還元剤を含有する感光性層をこの順に有し、前記有機銀塩およびバインダーを含有する層の乾燥膜厚をA(μm)、感光性層の乾燥膜厚をB(μm)とするとき、A/Bが0.005〜0.10であり、かつ有機銀塩およびバインダーを含有する層が湿潤状態にあるうちに前記感光性層が塗布されることを特徴とする銀塩光熱写真ドライイメージング材料。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体の同一面側に有機銀塩およびバインダーを含有する層と有機銀塩、ハロゲン化銀粒子、バインダーおよび還元剤を含有する感光性層をこの順に有し、前記有機銀塩およびバインダーを含有する層の乾燥膜厚をA(μm)、感光性層の乾燥膜厚をB(μm)とするとき、A/Bが0.005〜0.10であり、かつ有機銀塩およびバインダーを含有する層が湿潤状態にあるうちに前記感光性層が塗布されることを特徴とする銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項2】
前記A/Bが0.01〜0.07であることを特徴とする請求項1に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項3】
前記有機銀塩およびバインダーを含有する層のバインダーとしてアクリル樹脂またはポリウレタン樹脂を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項4】
前記感光性層の乾燥膜厚が9.0μm以上、16.0μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項5】
前記感光性層の塗布速度が25m/分以上300m/分以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項6】
前記感光性層に省銀化剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項7】
前記省銀化剤が、ヒドラジン誘導体、ビニル化合物、フェノール誘導体、ナフトール誘導体、4級オニウム化合物及びシラン化合物から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項6に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項8】
熱現像後の画像濃度の最大値が4.0以上5.0以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。
【請求項9】
写真特性曲線の光学濃度1.2における平均階調(γ値)が2.0〜5.5であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の銀塩光熱写真ドライイメージング材料。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−58781(P2008−58781A)
【公開日】平成20年3月13日(2008.3.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−237554(P2006−237554)
【出願日】平成18年9月1日(2006.9.1)
【出願人】(303000420)コニカミノルタエムジー株式会社 (2,950)
【Fターム(参考)】