説明

除草組成物

【課題】より幅広い殺草スペクトラムを持ち、高活性で且つ持続効果の長い除草組成物を提供する。
【解決手段】(α)式(I);


(式中、Rは水素原子又は−COCHOCHである)で表される化合物又はその塩と、(β):〔(B):{(B1.1)ベンスルフロン−メチル、(B1.2)アジムスルフロン、(B1.3)ピラゾスルフロン−エチル、(B1.4)イマゾスルフロン、(B1.5)エトキシスルフロン及び(B1.6)ハロスルフロン−メチルから選ばれる少なくとも1種のスルホニルウレア系化合物}など〕よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを有効成分とする除草組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(α):{式(I);
【化1】

(式中、Rは水素原子又は−COCHOCHである)で表される化合物又はその塩}と、
(β):〔(B):{(B1.1)ベンスルフロン−メチル、(B1.2)アジムスルフロン、(B1.3)ピラゾスルフロン−エチル、(B1.4)イマゾスルフロン、(B1.5)エトキシスルフロン及び(B1.6)ハロスルフロン−メチルから選ばれる少なくとも1種のスルホニルウレア系化合物;
(B2.1)ピリミノバック−メチル及び(B2.2)KUH−021から選ばれる少なくとも1種のピリミジニルサリチル酸系化合物;
(B4.1)ベンゾビシクロン、(B4.2)メソトリオン、(B4.3)ピラゾキシフェン、(B4.4)AVH−301及び(B4.6)ベンゾフェナップから選ばれる少なくとも1種のベンゾイル系化合物;}
(D):{(D2.1)S−1−メチル−1−フェニルエチル ピペリジン−1−カルボチオエート
(D2.2)S−エチル アゼパン−1−カルボチオエート
(D2.3)O−3−ターシャリーブチルフェニル 6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカーバメート及びそれらの塩}〕
よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物とを有効成分とする除草組成物。
【請求項2】
(β)の化合物が、アミノ酸生合成阻害活性を示す(B1.1)ベンスルフロン−メチル、(B1.2)アジムスルフロン、(B1.3)ピラゾスルフロン−エチル、(B1.4)イマゾスルフロン、(B1.5)エトキシスルフロン、(B1.6)ハロスルフロン−メチル(B2.1)ピリミノバック−メチル及び(B2.2)KUH−021よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1の除草組成物。
【請求項3】
(β)の化合物が、植物色素生合成阻害活性を示す(B4.1)ベンゾビシクロン、(B4.2)メソトリオン、(B4.3)ピラゾキシフェン、(B4.4)AVH−301及び(B4.6)ベンゾフェナップよりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1の除草組成物。
【請求項4】
(β)の化合物が、(D):{(D2.1)S−1−メチル−1−フェニルエチル ピペリジン−1−カルボチオエート、(D2.2)S−エチル アゼパン−1−カルボチオエート及び(D2.3)O−3−ターシャリーブチルフェニル 6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカーバメートから選ばれる少なくとも1種のカーバメート系化合物}である請求項1の除草組成物。
【請求項5】
前記請求項4に記載された、(α)の化合物と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する除草組成物の有効量を施用し、(α)の化合物の作物に対する好ましくない作用を軽減し、かつ望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項6】
前記請求項4に記載された(α)の化合物の有効量と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量とを施用し、(α)の化合物の作物に対する好ましくない作用を軽減し、かつ望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項7】
前記請求項4に記載された、(α)の化合物と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する除草組成物の有効量を施用し、(α)の化合物の作物に対する好ましくない作用を軽減する方法。
【請求項8】
前記請求項4に記載された、(α)の化合物の有効量と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量とを施用し、(α)の化合物の作物に対する好ましくない作用を軽減する方法。
【請求項9】
前記請求項4に、(α)の化合物と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する除草組成物の有効量を施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項10】
前記請求項4に記載された(α)の化合物の有効量と(D)から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量とを施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項11】
(α):{式(I);
【化2】

(式中、Rは水素原子又は−COCHOCHである)で表される化合物又はその塩}の作物に対する好ましくない作用を、(D):{S−1−メチル−1−フェニルエチル ピペリジン−1−カルボチオエート、S−エチル アゼパン−1−カルボチオエート、O−3−ターシャリーブチルフェニル 6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカーバメート及びそれらの塩}より成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物により軽減する方法。
【請求項12】
請求項1に記載された除草組成物の除草有効量を施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項13】
請求項1に記載された(α)の化合物又はその塩の除草有効量と、(β)の化合物の除草有効量とを施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項14】
化合物(α)の1重量部に対して、化合物(B)の重量部が各々:
(B1.1)が1〜20重量部、
(B1.2)が0.005〜1重量部、
(B1.3)が0.01〜100重量部、
(B1.4)が1〜100重量部、
(B1.5)が0.01〜100重量部、
(B1.6)が1〜20重量部、
(B2.1)が1〜40重量部、
(B2.2)が1〜20重量部、
(B4.1)が1〜100重量部、
(B4.2)が1〜20重量部、
(B4.3)が2〜1,000重量部、
(B4.4)が0.1〜500重量部、
(B4.6)が1〜500重量部、
化合物(D)が、0.02〜1,000重量部である、請求項1に記載された組成物。

【公開番号】特開2012−67120(P2012−67120A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−251106(P2011−251106)
【出願日】平成23年11月16日(2011.11.16)
【分割の表示】特願2005−267877(P2005−267877)の分割
【原出願日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(000000354)石原産業株式会社 (289)
【Fターム(参考)】