説明

電子顕微鏡遠隔表示装置

【課題】電子顕微鏡本体に付属するコンピュータなどを直接ネットワークに接続することなく、電子顕微鏡の画像を遠隔地に表示可能な電子顕微鏡遠隔表示装置を提供する。
【解決手段】電子顕微鏡12の画像表示部16aに表示される画像データをキャプチャ可能なキャプチャ手段18を備えたキャプチャ部20と、キャプチャ部20にネットワーク26を介して接続され、キャプチャ手段18によってキャプチャされた画像データを表示可能な遠隔画像表示手段22aを備えた遠隔表示部22とを備えた電子顕微鏡遠隔表示装置10である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子顕微鏡遠隔表示装置に関し、特にネットワークを介して遠隔地にてリアルタイムかつ高精細に観察できる電子顕微鏡遠隔表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子顕微鏡には、走査型電子顕微鏡、透過電子顕微鏡、走査型透過電子顕微鏡などの種類がある。これらの装置は、いずれも、試料を観察する場合、電子顕微鏡の試料ステージに試料を設置し、電子顕微鏡に付属する表示装置により試料の拡大像を表示し、撮影すべき領域、倍率の選択などを行い、拡大像である写真の撮影を行っている。また、電子顕微鏡にはエネルギー分散型X線分光装置などの組成分析を行う検出器が一般に付属しており、これを用いた点分析、ライン分析、元素マッピングなどによる組成分布測定を行っている。これらの画像やデータを表示するコンピュータは、電子顕微鏡本体に付属して接続されており、電子顕微鏡本体や各種検出器を制御する機能を兼ねている。
【0003】
高倍率の得られる電子顕微鏡は高価であり、必要とする場所すべてに設置することは不可能である。また、電子顕微鏡を操作するには装置ごとに操作法の習得が必要である。このため、電子顕微鏡による試料の拡大像撮影や、組成分析をするために、遠隔地にある装置の操作を分析担当者に依頼することが一般的である。このような場合には、撮影すべき領域の決定、倍率の決定、組成分析箇所の決定は、分析担当者に一任することとなる。
【0004】
そのため、依頼者が撮影条件や分析条件を決定したい場合には、遠隔地である電子顕微鏡のある場所に移動し、分析担当者に直接指示を与える必要があり、この場合は移動のための経費、時間が必要であった。そこで、例えば特許文献1のように、電子顕微鏡本体で得られるものと同等の拡大像を遠隔地においても表示可能な装置が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−63529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、遠隔地から電子顕微鏡本体の試料ステージの移動操作、倍率変更操作および焦点合わせ操作を目的としているため、電子顕微鏡本体に付属するコンピュータにネットワークを直接接続する必要がある。電子顕微鏡本体に付属するコンピュータには、電子顕微鏡を制御するためのプログラム、その設定ファイル、過去に撮影した写真や分析データなどの貴重なデータが保存されており、そのため、これらがネットワークを通じた侵入により改ざんを受けたり、外部に流出してしまう危険を完全に避けることはできないという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電子顕微鏡本体に付属するコンピュータなどを直接ネットワークに接続することなく、電子顕微鏡の画像を遠隔地に表示可能な電子顕微鏡遠隔表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の目的を達成するため、本発明は、電子顕微鏡の画像表示部に表示される画像データをキャプチャ可能なキャプチャ手段を備えたキャプチャ部と、該キャプチャ部にネットワークを介して接続され、前記キャプチャ手段によってキャプチャされた画像データを表示可能な遠隔画像表示手段を備えた遠隔表示部とを備えた電子顕微鏡遠隔表示装置である。
【0009】
このように、本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置は、電子顕微鏡の画像表示部に表示される画像データをキャプチャ可能なキャプチャ部がネットワークに接続されており、電子顕微鏡本体に付属するコンピュータなどが直接ネットワークに接続されずに、画像データを遠隔地に送信することができるので、電子顕微鏡に記憶された貴重なデータがネットワークを通じて外部に流出してしまう危険を防止できる。
【0010】
また、本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置において、前記キャプチャ部は、前記キャプチャ手段によってキャプチャされた画像データを表示可能なキャプチャ画像表示手段をさらに備え、前記遠隔表示部は、前記遠隔画像表示手段に表示可能な情報を入力可能な入力手段をさらに備え、前記入力手段によって入力された情報は、前記キャプチャ画像表示手段に表示されるよう構成されていることが好ましい。
【0011】
このように、キャプチャ部にネットワークを介して接続された遠隔表示部に接続された入力手段は、キャプチャ部のキャプチャ画面表示手段に情報を入力可能であるので、依頼者は、遠隔地で遠隔表示部の入力手段で、キャプチャ部のキャプチャ画面表示手段に指示情報を入力することによって、その指示情報に基づいて、キャプチャ部の設置場所に居る分析担当者に電子顕微鏡を操作させることができる。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、電子顕微鏡本体に付属するコンピュータなどを直接ネットワークに接続することなく、電子顕微鏡の画像を遠隔地に表示可能な電子顕微鏡遠隔表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置の第一実施形態を表す概念図である。
【図2】本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置の第二実施形態を表す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置の第一実施形態について、図1に基づいて説明する。第一実施形態に係る電子顕微鏡遠隔表示装置10は、遠隔地にいる依頼者が、電子顕微鏡12を擬似的に遠隔操作するもの、すなわち遠隔地から電子顕微鏡12の分析担当者に指示情報を伝えて、その分析担当者を介して電子顕微鏡12を遠隔操作するものである。
【0015】
本実施形態において、疑似遠隔操作させる電子顕微鏡12は、電子顕微鏡本体14と、電子顕微鏡本体14に接続された電子顕微鏡用コンピュータ16とを備えている。電子顕微鏡本体14には、図示しないエネルギー分散型X線分光装置、電子エネルギー損失分光装置などの組成分析を行う検出器が接続され、これらの検出器を用いて、点分析、ライン分析、元素マッピングなどによる組成分布測定を行うことができる。電子顕微鏡用コンピュータ16は、通常のパソコンであり、表示装置であるディスプレイ16a、制御装置かつ演算装置であるCPUや記憶装置であるメモリ及びハードディスクなどを備えたパソコン本体16b、並びに入力装置であるキーボード16c及びマウス16dなどを備えている。
【0016】
第一実施形態に係る電子顕微鏡遠隔表示装置10は、電子顕微鏡用コンピュータ16に接続され、電子顕微鏡12のディスプレイ16aに表示可能な画像データをキャプチャ可能なキャプチャBOX18を備えたキャプチャ装置20と、キャプチャ装置20にインターネットなどのネットワーク26を介して接続され、キャプチャ装置20を遠隔操作可能な遠隔操作用コンピュータ22とを備えている。
【0017】
キャプチャ装置20は、キャプチャBOX18と、キャプチャBOX18が接続されたキャプチャ用コンピュータ24とを備えている。キャプチャBOX18は、電子顕微鏡用コンピュータ16のパソコン本体16bに接続されており、ディスプレイ16aに表示させる画像データをキャプチャ用コンピュータ24に取込可能に構成されている。ここで、電子顕微鏡用コンピュータ16のディスプレイ16aに表示される画像データには、電子顕微鏡本体14によって撮影された画像の他、分析データも含まれる。キャプチャ用コンピュータ24は、通常のパソコンであり、表示装置であるディスプレイ24a、制御装置かつ演算装置であるCPUや記憶装置であるメモリ及びハードディスクなどを備えたパソコン本体24b、入力装置であるキーボード24c及びマウス24dなど、並びにインターネットなどのネットワーク26に接続可能な通信部(図示省略)などを備えており、そのハードディスクには、キャプチャBOX18を制御し、キャプチャしたキャプチャ画像データを取り込んでディスプレイ24aに表示することなどが可能なコンピュータソフトウェアが格納されている。
【0018】
電子顕微鏡用コンピュータ16のディスプレイ16aに表示される画像データをキャプチャBOX18を介してキャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aに表示させることで、電子顕微鏡本体14に接続された電子顕微鏡用コンピュータ16は、ネットワークから遮断されているため、電子顕微鏡用コンピュータ16に蓄積されたその他の動画像や分析データがネットワークを通じた侵入により改ざんを受けたり、外部に流出してしまうことを防止することができる。
【0019】
ディスプレイ24aには、電子顕微鏡用コンピュータ16のディスプレイ16aに表示される画像と同一解像度の高精細な画像を表示することができる。また、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aに表示される画像の解像度は、任意に調整することができる。
【0020】
キャプチャ用コンピュータ24のキーボード24c及びマウス24dで入力した情報は、ディスプレイ24aに表示させると同時にネットワーク26で接続された遠隔操作用コンピュータ22のディスプレイ22aに表示させることも可能であり、キャプチャ用コンピュータ24と遠隔操作用コンピュータ22とをそれぞれ操作する者同士で双方向のコミュニケーションが可能となる。
【0021】
遠隔操作用コンピュータ22は、通常のパソコンであり、表示装置であるディスプレイ22a、制御装置かつ演算装置であるCPUや記憶装置であるメモリ及びハードディスクなどを備えたパソコン本体22b、入力装置であるキーボード22c及びマウス22dなど、並びにインターネットなどのネットワーク26に接続可能な通信部(図示省略)などを備えている。パソコン本体22bのハードディスクには、キャプチャ装置20のディスプレイ24aに表示された画像と同一の画像をディスプレイ22aに表示し、マウス22dによって入力された情報をキャプチャ装置20のディスプレイ24aに表示することなどが可能なコンピュータソフトウェアが格納されている。
【0022】
遠隔操作用コンピュータ22のディスプレイ22aは、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aに表示された画像と同一の画像を表示可能であり、ディスプレイ22aには、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aを通じて、電子顕微鏡用コンピュータ16のディスプレイ16aに表示される画像と同一解像度の高精細な画像を表示することができる。また、ディスプレイ22aに表示される画像の解像度は、ディスプレイ24aと同様に任意に調整することができる。
【0023】
遠隔操作用コンピュータ22のキーボード22c及びマウス22dで入力した情報は、キャプチャ用コンピュータ24のキーボード24c及びマウス24dで入力した情報と同様に、遠隔操作用コンピュータ22のディスプレイ22aのみならず、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aにも表示させることが可能となっている。例えば、遠隔操作用コンピュータ22のマウス22dを用い、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aにマウスポインタを表示させることで、キャプチャ用コンピュータ24と遠隔操作用コンピュータ22とをそれぞれ操作する者同士で、画像中の位置などを共有することができる。
【0024】
第一実施形態においては、キャプチャ用コンピュータ24と遠隔操作用コンピュータ22は、実質的に画面共有をすることにより、依頼者は、例えば遠隔操作用コンピュータ22のキーボード22c及びマウス22dにより厳密な拡大位置や分析位置の指示ができ、分析担当者は、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24aに表示されたマウスポインタにより、その位置を確認することができる。また、同様にキャプチャ用コンピュータ24に設けられたキーボード24c及びマウス24dにより、遠隔操作用コンピュータ22のディスプレイ22aにマウスポインタを表示させることもできるため、逆方向のコミュニケーションも可能であり、相互に確認作業が行える。また、円滑な確認作業を行うために、音声回線によるコミュニケーションを併用することも可能である。
【0025】
すなわち、第一実施形態において、キャプチャ装置20は、キャプチャBOX18を介して電子顕微鏡用コンピュータ16からの画像データを取り込むことができ、また、キャプチャ装置20のキャプチャ用コンピュータ24と遠隔操作用コンピュータ22とは、そのコンピュータ同士がネットワーク26を介して接続している。第一実施形態によれば、電子顕微鏡用コンピュータ16はネットワークから論理的に遮断されているため、電子顕微鏡用コンピュータ16に保存された電子顕微鏡本体14を制御するためのプログラム、その設定ファイル、過去に撮影した写真や分析データなどの貴重なデータがネットワークを通じた侵入により改ざんを受けたり、外部に流出してしまう危険を完全に避けることができ、かつ、キャプチャ用コンピュータ24と遠隔操作用コンピュータ22とはそのコンピュータ同士がネットワーク26を介して接続しているため、遠隔地にいる依頼者は、分析担当者と相互に確認作業を行うことができ、電子顕微鏡本体14のある場所へ移動するための経費、時間をかけずに、依頼者が撮影条件や、分析条件を決定することができる。
【0026】
次に、第一実施形態に係る電子顕微鏡遠隔表示装置10を用いて電子顕微鏡12を遠隔操作する方法について説明する。先ず、電子顕微鏡12及びキャプチャ装置20が設置された場所に、これらを操作する分析担当者を配置し、遠隔操作用コンピュータ22が設置された場所に依頼者を配置する。分析担当者が、電子顕微鏡12及びキャプチャ装置20を稼働すると、電子顕微鏡本体14によって撮影された画像がディスプレイ16aに表示される。その際に、キャプチャ装置20のキャプチャBOX18は、ディスプレイ16aに表示される画像データをキャプチャし、キャプチャ用コンピュータ24のパソコン本体24bに入力する。パソコン本体24bに入力された画像データは、ディスプレイ24aに表示され、ネットワーク26を介して、遠隔操作用コンピュータ22のパソコン本体22bに入力される。パソコン本体22bに入力された画像データは、ディスプレイ22aに表示され、これにより依頼者は、電子顕微鏡12によって撮影された画像を認識することができる。
【0027】
次に、依頼者が、マウス22dを用いて、ディスプレイ22a上のマウスポインタを例えばズームしたい箇所に移動すると、キャプチャ用コンピュータ24のディスプレイ24a上のマウスポインタもそのズームしたい箇所に移動するので、分析担当者は、依頼者がズームしたい箇所を認識することができる。そして、分析担当者は、その箇所をズームするように電子顕微鏡12を操作することによって、ズームされた画像を依頼者に送ることができる。
【0028】
次に、本発明に係る電子顕微鏡遠隔表示装置の第二実施形態について、図2に基づいて説明する。第二実施形態に係る電子顕微鏡遠隔表示装置10’は、遠隔操作用コンピュータである携帯用端末29が一台に限定されず、同時に複数箇所からの遠隔観察することができるようになっている点で第一実施形態と異なっている。
【0029】
さらに、第二実施形態において、第一実施形態の遠隔操作用コンピュータ22に代わって、基地局28を介した無線ネットワークに接続した携帯用端末29を利用することができ、依頼者は無線ネットワークに接続できる範囲で自由に遠隔観察場所を選ぶことができる。
【0030】
上記以外の点において、第二実施形態は、第一実施形態と同様であり、そのため、第二実施形態においても、電子顕微鏡本体14に接続された電子顕微鏡用コンピュータ16は、ネットワークから論理的に遮断され、電子顕微鏡用コンピュータ16に蓄積された過去の貴重な動画像や分析データがネットワークを通じた侵入により改ざんを受けたり、外部に流出してしまうことを防止することができる。
【0031】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
【0032】
従来型の電子顕微鏡遠隔表示装置は、遠隔操作用コンピュータで遠隔地から電子顕微鏡本体の試料ステージの移動操作、倍率変更操作および焦点合わせ操作を行えることを目的としているため、電子顕微鏡本体に付属する電子顕微鏡用コンピュータにネットワークを直接接続する必要がある。したがって、遠隔操作用コンピュータを操作することによって、電子顕微鏡本体に付属する電子顕微鏡用コンピュータを直接操作できるという利点を有するが、電子顕微鏡本体に付属する電子顕微鏡用コンピュータがネットワークを通じた侵入を受けた場合、電子顕微鏡本体を制御するためのプログラム、その設定ファイル、過去に撮影した写真や分析データなどの貴重なデータが改ざんを受けたり、外部に流出してしまう危険を完全に避けることはできない。
【0033】
しかしながら、本発明によれば、電子顕微鏡本体に付属するコンピュータをネットワークからの侵入に対して完全に保護した上で、電子顕微鏡の設置箇所に対して遠隔地にいる依頼者が、あたかも間近に電子顕微鏡が設置されているかのように、分析担当者に直接指示できるようなシステムを構築できる。
【0034】
また、本発明において、遠隔観察の対象は電子顕微鏡に限定されるものではなく、各種データをコンピュータ表示する分析装置、たとえば電子線マイクロアナリシス装置や集束イオンビーム装置においても同様な効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0035】
10 電子顕微鏡遠隔表示装置
12 電子顕微鏡
16a ディスプレイ(画像表示部)
18 キャプチャBOX(キャプチャ手段)
20 キャプチャ装置(キャプチャ部)
22 遠隔操作用コンピュータ(遠隔表示部)
22a ディスプレイ(遠隔画像表示手段)
26 ネットワーク


【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子顕微鏡の画像表示部に表示される画像データをキャプチャ可能なキャプチャ手段を備えたキャプチャ部と、
該キャプチャ部にネットワークを介して接続され、前記キャプチャ手段によってキャプチャされた画像データを表示可能な遠隔画像表示手段を備えた遠隔表示部とを備えた電子顕微鏡遠隔表示装置。
【請求項2】
前記キャプチャ部は、前記キャプチャ手段によってキャプチャされた画像データを表示可能なキャプチャ画像表示手段をさらに備え、
前記遠隔表示部は、前記遠隔画像表示手段に表示可能な情報を入力可能な入力手段をさらに備え、
前記入力手段によって入力された情報は、前記キャプチャ画像表示手段に表示されるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子顕微鏡遠隔表示装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−105565(P2013−105565A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−247310(P2011−247310)
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(594161998)株式会社UBE科学分析センター (4)
【出願人】(000000206)宇部興産株式会社 (2,022)
【Fターム(参考)】