説明

食生活管理システム

【課題】 本願発明は、個人情報、食事情報、生活行動情報からなる個人総合情報に基づいて食事の総合評価を行い、そして、その総合評価の結果に基づいて食生活内容を改善する具体的な食事メニューを提供する。
【解決手段】 本願発明は、個人総合情報に基づいて、食生活内容を評価する項目ごとに計算処理された数値に対して、評価項目ごとに総合評価得点データの評価基準で前記数値を得点に変換して、総合評価の得点を計算する総合評価得点手段と、その得点が所定の得点以下である場合、前記食生活管理データベースから改善する食事メニューを抽出して、その食事メニューの中から改善する食事メニューを検索して出力する改善食事メニュー検索手段とを備えることにより達成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、身長、体重等の個人情報、実際に摂取した食事メニューに関する食事情報及び実際に歩いた時間、ジョギングの時間等の生活行動情報に基づいて数値化した情報を点数化して合計得点を求めて総合評価を行い、その総合評価が低い場合には、食事内容を改善する具体的な食事メニューを提案する食生活管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
生活習慣を分析し、それに基づいて生活習慣の状態を点数化して、生活習慣の改善点を指示する健康管理支援システムが知られている(特許文献1参照)。この健康管理支援システムは、食事に関する質問事項、運動に関する質問事項、休養に関する質問事項の回答に従って生活習慣の状態を点数化して、その点数に従って生活習慣改善データベースから生活習慣の改善点を検索して表示するシステムである。
【0003】
このシステムでは、食事情報及び生活行動情報のような、日々の生活で各人が営んでいる食事内容、運動内容と時間のような基本的な情報を用いておらず、そのために食事の総合的な評価やその総合評価に基づいて食生活に対して具体的な改善点の提示が行われていない。
【0004】
【特許文献1】特開2003−271743号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本願発明の課題は、健康管理の基本は、食生活にあるといわれているように、身長、体重等の個人情報、実際に摂取した食事メニューに関する食事情報及び実際に歩いた時間、ジョギングの時間等の生活行動情報(以下、これらの情報を総称して「個人総合情報」という。)に基づいて食生活の総合評価を行うこと、そして、その総合評価の結果に基づいて具体的な食事メニューを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するための第1の発明は、食生活管理データベースに顧客機器から送信された個人総合情報が格納されており、前記食生活管理データベースから前記個人総合情報を各情報ごとに抽出し、この個人総合情報の抽出された情報ごとに計算処理して数値を取得し、前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記情報ごとに前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換し、各情報ごとに取得した各評価項目の得点を合算する総合評価得点手段を備えている。
【0007】
同様に、第2の発明は、総合評価得点手段が個人情報を処理する肥満度評価手段、食事情報を処理する食事情報評価手段及び生活行動情報を処理する収支エネルギーバランス評価手段を備えている。
【0008】
同様に、第3の発明は、肥満度評価手段が前記食生活管理データベースに格納された身長及び体重を抽出し、その身長及び体重から肥満度を計算処理して数値を取得し、肥満度の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換することを特徴としている。
【0009】
同様に、第4の発明は、肥満度評価手段が前記食生活管理データベースに格納された身長、体重、体脂肪率を抽出し、その身長及び体重から肥満度を計算処理して数値を取得し、肥満度の評価基準と体脂肪率の評価基準に基づいて、前記計算処理して取得した数値と前記体脂肪率の数値とをそれぞれ対比して、これらの数値を得点に変換して合算することを特徴としている。
【0010】
同様に、第5の発明は、食事情報評価手段は、前記食生活管理データベースに格納された食事情報を抽出し、その食事情報から摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率を計算処理して数値を取得し、摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換した後に合算して、評価項目として摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率の得点を計算することを特徴としている。
【0011】
同様に、第6の発明は、収支エネルギーバランス評価手段が前記食生活管理データベースに格納された生活行動情報を抽出し、その生活行動情報から収支エネルギーバランスを計算処理して数値を取得し、収支エネルギーバランスの評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換して、評価項目として収支エネルギーバランスの得点を計算することを特徴としている。
【0012】
同様に、第7の発明は、食生活管理データベースに顧客機器から送信された個人総合情報が格納されており、前記食生活管理データベースから前記個人総合情報を抽出し、この個人総合情報の抽出された情報を計算処理して数値を取得し、前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換し、各評価項目の得点を合算する総合評価得点手段を備えている。
【0013】
同様に、第8の発明は、総合評価得点手段は、個人総合情報から評価項目に関連する情報を抽出する評価項目情報抽出手段、この個人総合情報の抽出された情報を計算処理して数値を取得する評価項目処理手段及び前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換する評価得点選定手段することを特徴としている。
【0014】
同様に、第9の発明は、前記総合評価得点が所定の得点以下である場合には、食生活内容を改善する食事メニューを、評価項目の中から数値が最小なものを、評価項目として肥満度、栄養素充足度及び食品群充足度を除く他の評価項目を前記食生活管理データベースから抽出し、その最小な数値を有する評価項目を改善する食事メニューを抽出して、その食事メニューの中から改善する食生活食事メニューを検索して出力する改善食事メニュー検索手段を更に備えたことを特徴とする。
【0015】
同様に、第10の発明は、改善食事メニュー検索手段は、前記抽出された食事メニューに対して、栄養素充足度の下位の項目中、得点が最少得点の項目を選定し、前記抽出された食事メニューの中で前記選定された最少得点の項目の食事メニューを抽出し、次に、食品群充足度の下位の項目中得点が最少及び最大の得点の項目を抽出し、前記抽出された食事メニューの中で、前記最少及び最大の得点の項目を改善する食事メニューを抽出し、肥満度が適正な得点でない場合にその肥満度が適正な得点より高いか低いかにより、上記抽出された食事メニューの中から食事メニューを差し替えることを特徴とする
【発明の効果】
【0016】
複数の評価項目の表及びグラフで表示されるので、個人の食生活の欠点が十分理解されやすく、又差し替えられた食事内容のグラフにより、食生活の改善が図られていることが十分に理解され納得が得られやすい。総合的に評価を行った結果で具体的な食事メニューを提案しているので、個人の食生活の欠点を改善することが容易であり、食生活による生活習慣病の予防が図られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照して本願発明の最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本願発明の食生活管理システム(1)の全体の構成図である。図1に示される、A社に設置されている食生活管理システム(1)、WEBサーバ(4)は、インターネット(6)等の情報通信ネットワークを介して顧客端末(5)と接続されている。顧客端末(5)から個人総合情報がインターネット(6)等を介して送信され、その情報を受信した食生活管理システム(1)は、その情報に基づいて点数化により総合評価得点の出力を行い、又、その総合評価得点により摂取した食事内容を差し替える具体的な食事メニューの情報を出力して、その出力情報が顧客端末(5)に送信される。食生活管理システムは(1)は、食生活管理サーバ(2)及び食生活管理データベース(3)を含んでいる。
【0018】
なお、本願発明は、顧客端末(5)に限定されるものではなく、携帯電話(7)、PDA等のモバイルコンピューティングも含まれるものであり、例えば、携帯電話(7)の場合には、ゲートウェイサーバ(8)を介して移動体通信網(9)と接続されている。顧客端末(5)、携帯電話(7)及びPDA等を総称して以下、「顧客機器」と呼ぶ。
【0019】
図2は、顧客機器からA社のホームページにアクセスして、A社の食生活管理システム(1)のサーバから送信される情報により、顧客機器、例えば、顧客端末の表示画面上に送信された情報が表示される表示画面の推移の流れを示した図である。この推移の流れと表示画面に表示される具体的な内容を以下に説明する。顧客機器が食生活管理システム(1)のサーバにログインすると図3に示す食生活管理システムから送信された情報の初期画面が表示(ステップS1)される。その表示画面から分かるように、肥満度、食事日記、摂取食品数等の項目のアイコンを押下すると、各項目の説明が表示される。この図3の初期画面の上方部には、入会されていない顧客のための「新規登録」ボタンが設けられている。
【0020】
この「新規登録」ボタンを押下(ステップS2)すると図4の画面が表示され、性別、生年月日、身長、体重、ログイン名、パスワード、メールアドレス等の個人情報を入力(ステップS3)して、画面の下方部にある更新ボタンを押下すると図3の初期画面に戻る。入会済みの顧客及び新規登録済みの顧客はID、パスワードの入力を行った後にログインボタンを押下(ステップS4)すると、図5に示す生活行動記録、食事記録の入力画面が表示(ステップS5)される。
【0021】
図5の上方部にある「生活行動記録」のボタンを押下すると、図6のカレンダーの画面が表示され日付を選択して時間を指定した後に、下方部にある「入力開始」のボタンを押下すると、図7の生活行動記録の詳細入力画面が表示され、5分間隔で行動の内容を入力(ステップS6)する。好ましくは体重、体脂肪率も入力することもできる。図5の上方部にある「食事記録」のボタンを押下すると、図8の表示画面の「いつの食事?」及び「何からの記録」を選択して図8の下方部にある「食事登録を続ける」のボタンを押下すると、図9の食事メニュー選択画面が表示される。この例では各種夕食食事メニューの写真が表示されており、夕食時に食べた食事メニューを選択して押下(ステップS6)する。
【0022】
生活行動記録及び食事記録のデータ入力が終了すると、図10の結果画面が表示される。一つの例として、図10の結果画面には評価項目、例えば、肥満度、食事日記、摂取食品数、朝昼夕カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度(動物性食品と植物性食品の比率を含む)、脂肪酸比率及び収支エネルギーバランスの10の評価項目が表示されている。その中からみたい評価項目を押下することにより、生活行動記録及び食事記録の入力データに基づいて点数化された結果が表示される(ステップS7)。
【0023】
例えば、「肥満度」のボタンを押下すると図11に示す画面が表示され、肥満度判定ではBMIが26.7で「肥満1度」であることが一目瞭然で分かるように示されている。「食事日記」のボタンを押下すると図12に示す画面が表示され、この例では、摂取した夕食の内容の一覧及びエネルギー(kcal)等が示されている。「摂取食品数」のボタンを押下すると図13に示す画面が表示され、今日摂取した食品数、食品名が示されている。「アミノ酸スコア」のボタンを押下すると図14に示す画面が表示され、今日の摂取した食事における、必須アミノ酸の摂取状況がグラフで示されている。生活行動入力の詳細入力の場合には、「生活行動一覧表」のボタンを押下すると図15に示す画面が表示され、行動項目ごとにかかった時間と消費エネルギー(kcal)、そして、それぞれの時間と消費エネルギー(kcal)の合計が示されている。
【0024】
図10の「総合判定」のボタンを押下すると図27に示す画面が表示され、肥満度、摂取食品数等の10の評価項目が10点満点に対して、実際に摂取した食事記録のデータ及び生活行動記録入力のデータから得られた得点が示されている(ステップS8)。その総合評価の結果に基づいて具体的な食事メニューの提案を行う(ステップS9)。
【0025】
図16は、顧客機器から入力される個人総合情報(個人、食事、生活行動情報)と評価項目、判定又は結果表示、データベース、出典及び引用数式との関係を示した図である。ステップS3及びステップS6で入力された個人総合情報を処理する際に、各個人、食事、生活行動記録情報に対して、どの評価項目と関係しているのか(第1項目)、どの様な判定又は結果を表示するのか(第2項目)、その判定又は結果を取得するため食生活管理データベース(3)にどの様な情報を格納しているか(第3項目)、その情報の作成に用いられた出典は何か(第4項目)、どの様な引用数式を用いているのか(第5項目)、を示すために個人総合情報と上記した5項目との関係を概念的に示したものである。
【0026】
なお、体格指数(BMI)は、ボディ・マス・インデックス(Body Mass Index)の訳語であり、「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出されるもので、肥満度を測るための国際的な指標となっている。医学的に最も病気が少ないBMIとして 22 を「標準」とし、18.5未満なら「痩せ」、25以上を「肥満」としている。
【0027】
図17は総合評価得点データを示しており、個人情報に基づいて数値化した情報を総合評価の点数化のために用いるものである。例えば、10の評価項目に対して、各評価項目に属するその下位の項目は、食品群充足度であればその下位の項目、乳・乳製品、卵、魚介、肉等を意味しており、評価基準は、例えば、肥満度であれば計算されたBMIの数値がどの範囲に属しているかを示す数値の範囲を意味しており、計算された数値が属する範囲によって得点が決められている。どの範囲の数値に対して何点を付与するかは実際の具体的な多数の事例に基づいて決定されるものである。この得点データは食生活管理データベース(3)に格納されており、10の評価項目が数値化された後に当該得点データを参照して、10の評価項目を点数化するために用いられるものである。図17では表の形式で示されているが、本件発明はこの表に限定されるものではなく、総合評価の内容を理解しやすくするために表したものである。
【0028】
図18は、図2のステップS3及びステップS6で入力された個人総合情報を処理する流れを模式的に示す図である。食生活管理システム(1)は、顧客機器から送信された個人総合情報、例えば、個人情報としては個人ID、性別、生年月日、身長、体重、ニックネーム、パスワード、メールアドレス等、食事情報としては一日の食事回数、押下された食事メニュー写真等、生活行動情報としては入力された行動内容と時間を食生活管理データベース(3)に格納する。何れの入力情報から処理するかは任意であるが、1つの実施形態として個人情報、食事情報、生活行動情報の順で処理する例を図18は示している。
【0029】
引き込み線で示す番号は、図19〜24で示す食生活管理システム(1)が個人総合情報を処理する流れを示すステップの番号を図18の左部、中央部及び右部に表記したものである。個人情報を処理する流れはS11からS15まで、食事情報を処理する流れはS16からS48まで、生活行動情報はS49からS57までを指している。
【0030】
図18の左部、中央部、右部において、左部は、食生活管理システム(1)が処理する情報として、身長、体重、食事情報、摂取食品からの各栄養素の摂取データ、年齢による摂取すべき必須アミノ酸パターン、栄養所要量、年齢・性別・生活活動強度別の食品構成、生活行動情報、基礎代謝基準値である。中央部は、その情報に基づいて食生活管理システム(1)が演算処理される数値の内容を示している。右部は、既述した図17の総合評価得点データを用いて前記数値に対応する得点を選定して、10の評価項目を点数化することを示している。
【0031】
図19〜24は、食生活管理システム(1)が個人総合情報を処理する流れを示す図である。図19において、個人IDをキーとして食生活管理データベース(3)に格納されている個人総合情報を読込んで(ステップS11)、身長(m)、体重(kg)データを抽出して(ステップS12)BMI[体重/身長/身長]の計算(ステップS13)により得られた数値を、総合評価得点データの肥満度の評価基準を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS14)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS15)する。なお、ステップS11からステップS15までの食生活管理システム(1)の備える処理機能を、「肥満度評価手段」と呼ぶ。
【0032】
なお、上記の例では肥満度をBMIにより得られた数値だけに基づき得点を選定して点数化を行っているが、ステップS12で身長、体重データを抽出する時に、体脂肪率データも同時に抽出して、ステップS14で総合評価得点データの肥満度の評価基準と体脂肪率の評価基準をも抽出してそれぞれの評価基準と対比して得点を選定して合計を行い、その合計の点数化を行っても良い。
【0033】
図20において、ステップS11で読込まれた個人総合情報から食事情報を抽出(ステップS16)して、その食事情報に基づいて記録期間の摂取食品数/日の計算(ステップS17)により得られた数値を、総合評価得点データの摂取食品数を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS18)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS19)する。次に、抽出された食事情報に基づいて記録期間の食事回数/日の計算(ステップS20)により得られた数値を、総合評価得点データのカロリーガイドを抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS21)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS22)する。
【0034】
図21において、抽出された食事情報の摂取食品から各栄養素の摂取データを抽出(ステップS23)し、摂取した蛋白質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の積算(ステップS24)を行い得られた数値からP:F:Cの比率の計算(ステップS25)を行い、総合評価得点データのPFC比率を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS26)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS27)する。
【0035】
図22において、抽出された個人情報から年齢性別データを抽出(ステップS28)して、その年齢性別データをキーにして年齢による摂取すべき必須アミノ酸パターン、栄養所要量、年齢・性別・生活活動強度別の食品構成を検索して抽出(ステップS29)する。摂取したアミノ酸の積算(ステップS30)を行い、抽出された年齢性別データで年齢によって摂取すべき必須アミノ酸パターンを用いて、必須アミノ酸のアミノ酸スコアの計算(ステップS31)を行い、総合評価得点データから制限アミノ酸の有無を調べてアミノ酸スコアの点数化(ステップS32)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS33)する。
【0036】
図23において、抽出された栄養所要量を用いて各摂取された栄養素の積算(ステップS34)を行い、総合評価得点データの栄養素充足度を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS35)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS36)する。次に、抽出された年齢・性別・生活活動強度の食品構成を用いて各摂取された食品群の積算(ステップS37)を行い、総合評価得点データの食品群充足度を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS38)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS39)する。
【0037】
摂取された食品から動物性食品及び植物性食品の積算(ステップS40)で得られた数値から、動物性食品と植物性食品の比率を計算(ステップS41)して、総合評価得点データの動物性食品と植物性食品の比率を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS42)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS43)する。
【0038】
図24において摂取された食品から飽和脂肪酸(S)、1価不飽和脂肪酸(M)及び多価不飽和脂肪酸(P)の積算(ステップS44)で得られた数値を、総合評価得点データの脂肪酸組成を抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS45)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS46)する。そして、摂取された食品から摂取エネルギーを算出(ステップS47)して得られた数値を、食生活管理データベース(3)に格納(ステップS48)する。なお、図20のステップS16から図24のステップS48までの食生活管理システム(1)の備える処理機能を、「食事情報評価手段」と呼ぶ。
【0039】
図25において、生活行動情報を抽出(ステップS49)して生活活動強度の評価(ステップS50)を行い、個人情報から年齢性別データを取得して基礎代謝基準値を抽出(ステップS51)する。次に、消費エネルギー及び収支エネルギーを算出(ステップS52、S53)して、総合評価得点データの収支エネルギーバランスを抽出してその評価基準と対比して得点を選定して点数化(ステップS54)を行い、その点数を食生活管理データベース(3)に格納(ステップS55)する。なお、ステップS49からステップS55までの食生活管理システム(1)の備える処理機能を、「収支エネルギーバランス評価手段」と呼ぶ。
【0040】
上記した肥満度評価手段、食事情報評価手段及び収支エネルギーバランス評価手段を総称して「総合評価得点手段」と称する。食生活管理データベース(3)に格納された各評価項目の得点を呼び出して積算すると共に、その得点を用いて図27に示す表化及びグラフ化(ステップS56)して出力し、その得点に基づいて健康アドバイスのコメントを検索して出力(ステップS57)する。
【0041】
なお、上述したステップS11からステップS55までの処理の流れに対して、図18の記載からも分かるように、上述した処理の流れ以外の処理の流れとして、例えば、個人IDで食生活管理データベース(3)から個人総合情報を呼び込んで(ステップS11)、その呼び込んだ情報から身長及び体重の抽出(ステップS12)、食事情報の抽出(ステップS16)、摂取食品から各栄養素摂取データの抽出(ステップS23)、個人情報から年齢性別データの抽出(ステップS28)、生活行動情報の抽出(ステップS47)及び個人情報から年齢性別データを取得して基礎代謝基準値を抽出(ステップS51)する処理を最初に行うことも可能である。その後にこれらの抽出された情報に基づいて順次演算処理により数値化を行い(ステップS13、S17、S20、S24、S25、S30、S31,S34、S37、S40、S41、S44、S47、S50、S52、S53)、その数値に対応する得点を図17の総合評価得点データを用いて点数を選定する点数化(ステップS14、S18、S21、S26、S32、S35、S38、S42、S45、S54)を行い、その各点数化されたデータを食生活管理データベース(3)に格納(ステップS15、S19、S22,S27、S33,S36、S39、S43、S46、S48、S55)する処理の流れにしても良い。
【0042】
その場合の上記処理の流れにおいて各ステップで行う処理の内容は、前記したステップS11からステップS55までの各ステップで行う処理の内容と同じであるので、その説明を省略する。なお、上記した左部で行う処理を「評価項目抽出手段」、中央部で行う処理を「評価項目処理手段」、右部で行う処理を「評価得点選定手段」と称する。
【0043】
図26は、上記した処理フローにより得られた各評価項目の得点及び総合評価得点を用いて、食生活を改善するための具体的な食事メニューを提示するための処理フローである。
【0044】
食生活管理データベース(3)に格納された総合評価得点を呼び出し、例えば、70点を基準点としてそれ以上であるかの判断(ステップS58)を行い、NOであれば10の評価項目のうち肥満度、栄養素充足度、食品群充足度を除いた評価項目のうちで、最少得点の評価項目を選定(ステップS59)する。そして、その最少得点の評価項目を改善するために、入力した食事メニューの中から該評価項目に関連する食事メニューを検索して抽出(ステップS60)し、次に、栄養素充足度の評価項目の下位の項目中、得点が最少得点の項目を選定(ステップS61)して、前記抽出された食事メニューの中から、該選定された項目を改善する食事メニューを検索して抽出(ステップS62)を行う。
【0045】
更に、食品群充足度の評価項目の下位の項目中、最少得点及び最大得点の項目を選定(ステップS63)し、前記抽出された食事メニューの中から、該選定された項目を改善する食事メニューの抽出(ステップS64)を行う。次に、肥満度が適正であるかの判断(ステップS65)を行い、肥満度が適正の場合には、ステップS62で抽出された食事メニューの中で、ステップS63で選定された項目を改善する食事メニューのエネルギー(kcal)と一番近い食事メニューを抽出(ステップS66)し、次に、肥満度が適正な得点より高いか否かの判断(ステップS67)が行われ、肥満度が適正な得点より高い場合には、ステップS63で抽出された項目を改善する食事メニューの中で最も低いエネルギー(kcal)の食事メニューを抽出(ステップS68)し、同じく肥満度の適正な得点より低い場合には、ステップS63で抽出された項目を改善する食事メニューの中で最も高いエネルギー(kcal)の食事メニューを抽出(ステップS69)し、摂取した食事メニューと差し替え、差し替えた食事情報で総合評価の開始(ステップS70)を行う。総合評価の開始は、図20のステップS16から開始して図25のステップS57間での処理を行い、図26のステップS58からステップS69までの処理を行い、ステップS58でNOと判断された場合には、図26のステップS58からステップS70まで前回と同様な処理を行い、ステップS58でYESと判断された場合には、その食事メニューが差し替えた食事メニューか否かの判断(ステップS71)を行い、YESであれば差し替えた食事メニューと朝食、昼食又は夕食の何れの食事かを出力(ステップS72)して終了する。なお、図26のステップS58からステップS72までの食生活管理システム(1)の備える処理機能を、「食事メニュー提案手段」と呼ぶ。
【0046】
図27は、この食事メニュー提案手段が処理する機能を具体例で説明する図である。顧客の名前は見功一という男性で、ID番号がxxxx、年齢が40歳、身長が173センチ、体重が80キロである。彼は3日間の食事情報及び生活行動情報と個人情報の入力を顧客機器から行い、その食事情報の内容及び生活行動情報の内容から食生活管理システム(1)により計算を行った最初の総合評価得点は、図27の入力結果の表及びグラフに示した通りの56であり、そして、摂取エネルギーが2620キロカロリー、消費エネルギーが2522キロカロリーであった。
【0047】
食生活管理システム(1)の食事メニュー提案手段は、上記の総合評価得点が56であることから、ステップS58でNOと判断されて、10の評価項目のうち肥満度、栄養素充足度、食品群充足度を除いた評価項目のうちで、最少得点の評価項目である動物性食品と植物性食品の比率(評価得点が0)が選定(ステップS59)される。そして、その動物性食品と植物性食品の比率を改善するために、3日間の食事メニューの中からその比率に関連する食事メニューを検索して抽出(ステップS60)し、次に、栄養素充足度の評価項目の下位の項目中、得点が最少の項目を選定し例えば、該評価項目の下位の項目中、カルシウムが選定(ステップS61)され、該選定された項目を改善する食事メニューを検索して抽出(ステップS62)を行い、食品群充足度の下位項目の中で最少摂取量のものとして、例えば、乳・乳製品、豆・豆製品、いもの3項目が選定(ステップS65)され、最大摂取量のものとして油脂が抽出(ステップS63)され、先に抽出された食事メニューの中から選定された乳・乳製品、豆・豆製品、いもを含み、油脂使用量の少ない食事メニューを抽出(ステップS64)する。
【0048】
次に、見功一の肥満度が適正か否かを判断(ステップS65)するが、適正な得点より高い(ステップS67)ので、収支エネルギーバランスの評価により、エネルギーが最も低く、動物性食品と植物性食品の比率を補うものとして「こんにゃくのしょうがソース和えと菜の花の辛味和え」が抽出され、3日間の摂取した食事メニューの中からグラフの面積が広く且つ得点が上がる適正食事メニューを検索し、「鶏の唐揚げ」と差し替え(ステップS68)て、差し替えた食事情報で総合評価(ステップS70)を行った結果が図27の1回目提案に示す各評価項目の得点と総合評価得点の69である。
【0049】
従って、ステップS58でNOと判断されて、10の評価項目のうち肥満度、栄養素充足度、食品群充足度を除いた評価項目のうちで、最少得点の項目として今回は、アミノ酸スコアを改善するために制限アミノ酸のない食事メニューを抽出(ステップS60)し、次に、栄養素充足度の評価項目のなかで得点が最小のものとして、カルシウムが選定(ステップS61)され、食事メニューを抽出(ステップS62)して、食品群充足度の評価項目の下位の項目中、最少得点のものとして例えば、乳・乳製品、豆・豆腐製品、いもが選定(ステップS63)され、先に抽出された食事メニューの中から選定された乳・乳製品、豆・豆製品、いもを含む食事メニューを抽出(ステップS64)する。
【0050】
次に、上述した通り見功一の肥満度が適正値より高いので、エネルギーの最も低い、制限アミノ酸のない食事メニューとして「ふきと厚揚げの煮物」が検索され、前記した3日間の摂取した食事メニューの中からグラフの面積が広く且つ得点が上がる適正食事メニューを抽出し、「そらまめの塩ゆで」と差し替えた食事情報で総合評価を行った(ステップS70)結果が図27の2回目提案に示す各評価項目の得点の77である。またステップS58に戻り今回は70点以上なのでステップS71に進み、摂取した食事メニューの「鶏の唐揚げ」及び「そらまめの塩ゆで」を、「こんにゃくのしょうがソース和えと菜の花の辛味和え」及び「ふきと厚揚げの煮物」に差し替えるように、また、その食事が何時のものかが顧客機器の画面に表示又は印刷されて出力される。仮に見功一の肥満度が普通以下であれば、カロリーの最低の食事メニューを最大の食事メニューに差し替える。
【0051】
このように10の評価項目の結果を図27に示す表とグラフで、入力結果、1回目提案、2回目提案として順に表示するので、入力結果のグラフが如何にアンバランスであったのが、徐々にバランスが取れたグラフに変化していくことが一目瞭然である。このことから、個人の食生活の欠点が十分理解されやすく、又2回目提案のグラフにより食生活の改善が図られていることが十分に理解され納得が得られやすい。
【0052】
又、総合評価得点が70以上になるまで摂取した食事内容を差し替える食事メニューを検索して、摂取したどの食事メニューを何の食事メニューに差し替えるのかが出力されるので、換言すれば、総合的に評価を行った結果で具体的な食事メニューを提案しているので、個人の食生活のスタイルの欠点を改善することが容易であり、食生活による生活習慣病の予防が図られる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本願発明の食生活管理システム(1)の全体の構成図である。
【図2】顧客機器の表示画面の推移の流れを示した図である。
【図3】食生活管理システムの初期画面の図である。
【図4】個人情報の入力画面の図である。
【図5】生活行動記録、食事記録の入力画面の図である。
【図6】カレンダーの画面の図である。
【図7】生活行動記録の詳細入力画面の図である。
【図8】食事の時期、登録分類の画面の図である。
【図9】食事メニュー選択画面の図である。
【図10】結果画面の図である。
【図11】肥満度の判断結果の図である。
【図12】摂取した夕食の内容の一覧及びエネルギーと塩分の図である。
【図13】摂取した食品数、食品名を示す図である。
【図14】摂取した食事の必須アミノ酸の摂取状況を示す図である。
【図15】生活行動一覧表の時間と消費エネルギーを示す図である。
【図16】個人総合情報と5項目との関係を概念的に示した図である。
【図17】総合評価の点数化のために用いられる総合評価得点データを示した図である。
【図18】個人総合情報を処理する流れを模式的に示す図である。
【図19】肥満度評価手段の処理の流れを示す図である。
【図20】食事情報評価手段の処理の流れを示す図である。
【図21】食事情報評価手段の処理の流れを示す図である。
【図22】食事情報評価手段の処理の流れを示す図である。
【図23】食事情報評価手段の処理の流れを示す図である。
【図24】食事情報評価手段の処理の流れを示す図である。
【図25】収支エネルギーバランス評価手段の処理の流れを示す図である。
【図26】食事メニュー提案手段の処理の流れを示す図である。
【図27】食事メニュー提案手段が処理する機能を具体例で説明する図である
【符号の説明】
【0054】
1 食生活管理システム
2 食生活管理サーバ
3 食生活管理データベース
4 WEBサーバ
5 顧客端末
6 インターネット
7 携帯電話
8 ゲートウェイサーバ
9 移動体通信網

【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客機器とインターネットを介して接続された食生活管理データベースを備える食生活管理システムであって、
該食生活管理データベースに顧客機器から送信された個人総合情報が格納されており、
前記食生活管理データベースから前記個人総合情報を各情報ごとに抽出し、この個人総合情報の抽出された情報ごとに計算処理して数値を取得し、前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記情報ごとに前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換し、各情報ごとに取得した各評価項目の得点を合算する総合評価得点手段を備えたことを特徴とする食生活管理システム。
【請求項2】
前記総合評価得点手段は、個人情報を処理する肥満度評価手段、食事情報を処理する食事情報評価手段及び生活行動情報を処理する収支エネルギーバランス評価手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の食生活管理システム。
【請求項3】
前記肥満度評価手段は、前記食生活管理データベースに格納された身長及び体重を抽出し、その身長及び体重から肥満度を計算処理して数値を取得し、肥満度の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換することを特徴とする請求項1又は2に記載の食生活管理システム。
【請求項4】
前記肥満度評価手段は、前記食生活管理データベースに格納された身長、体重、体脂肪率を抽出し、その身長及び体重から肥満度を計算処理して数値を取得し、肥満度の評価基準と体脂肪率の評価基準に基づいて、前記計算処理して取得した数値と前記体脂肪率の数値とをそれぞれ対比して、これらの数値を得点に変換して合算することを特徴とする請求項1又は2に記載の食生活管理システム。
【請求項5】
前記食事情報評価手段は、前記食生活管理データベースに格納された食事情報を抽出し、その食事情報から摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率を計算処理して数値を取得し、摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換した後に合算して、評価項目として摂取食品数、カロリーガイド、PFC比率、アミノ酸スコア、栄養素充足度、食品群充足度、動物性食品と植物性食品の比率及び脂肪酸比率の得点を計算することを特徴とする請求項1又は2に記載の食生活管理システム。
【請求項6】
前記収支エネルギーバランス評価手段は、前記食生活管理データベースに格納された生活行動情報を抽出し、その生活行動情報から収支エネルギーバランスを計算処理して数値を取得し、収支エネルギーバランスの評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこれらの数値を得点に変換して、評価項目として収支エネルギーバランスの得点を計算することを特徴とする請求項1又は2に記載の食生活管理システム。
【請求項7】
顧客機器とインターネットを介して接続された食生活管理データベースを備える食生活管理システムであって、
該食生活管理データベースに顧客機器から送信された個人総合情報が格納されており、
前記食生活管理データベースから前記個人総合情報を抽出し、この個人総合情報の抽出された情報を計算処理して数値を取得し、前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換し、各評価項目の得点を合算する総合評価得点手段を備えたことを特徴とする食生活管理システム。
【請求項8】
前記総合評価得点手段は、個人総合情報から評価項目に関連する情報を抽出する評価項目情報抽出手段、この個人総合情報の抽出された情報を計算処理して数値を取得する評価項目処理手段及び前記食生活管理データベースに格納された、前記数値を得点に変換する総合評価得点データを読込んで、前記総合評価得点データ中の評価基準と前記計算処理して得られた数値とを対比してこの数値を得点に変換する評価得点選定手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の食生活管理システム。
【請求項9】
前記総合評価得点が所定の得点以下である場合には、食生活内容を改善する食事メニューを、評価項目の中から数値が最小なものを、評価項目として肥満度、栄養素充足度及び食品群充足度を除く他の評価項目を前記食生活管理データベースから抽出し、その最小な数値を有する評価項目を改善する食事メニューを抽出して、その食事メニューの中から改善する食生活食事メニューを検索して出力する改善食事メニュー検索手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1に記載の食生活管理システム。
【請求項10】
前記改善食事メニュー検索手段は、前記抽出された食事メニューに対して、栄養素充足度の下位の項目中、得点が最少得点の項目を選定し、前記抽出された食事メニューの中で前記選定された最少得点の項目の食事メニューを抽出し、次に、食品群充足度の下位の項目中得点が最少及び最大の得点の項目を抽出し、前記抽出された食事メニューの中で、前記最少及び最大の得点の項目を改善する食事メニューを抽出し、肥満度が適正な得点でない場合にその肥満度が適正な得点より高いか低いかにより、上記抽出された食事メニューの中から食事メニューを差し替えることを特徴とする請求項9に記載の食生活管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【公開番号】特開2006−48177(P2006−48177A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−224739(P2004−224739)
【出願日】平成16年7月30日(2004.7.30)
【出願人】(000000066)味の素株式会社 (887)