説明

LEDヘツド及びLEDヘツド光量パラメータ読出し装置

【目的】光量にばらつきのあるLEDヘッドを製品に組み込む際、又はLEDヘッドを交換する際の調整作業を不要にする。
【構成】LED素子35が、各ドライバIC30に複数個ラインに沿って配列され、駆動回路の駆動電流を受けて選択的に点灯する。ストローブ信号の数だけのアドレスを有するROMが設けられ、LED素子35の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに記憶する。上記ROMに格納された光量パラメータは、あらかじめLEDヘッド製造時に測定してあり、必要に応じて読み出すことができるようになっている。CPUは、LEDヘッド内のROMに格納された光量パラメータをシフトクロックのタイミングに合わせてシフトレジスタ31に取り込み、それを読み出してテーブルを参照し、光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を求め、該パルス幅でストローブ信号を発生させ、LEDヘッドのLED素子35を発光させる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDヘッドの光量のばらつきを内部に記憶したLEDヘッドと、光量のばらつきを外部回路によって読み出すことができるようにしたLEDヘッド光量パラメータ読出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真技術を用いて所定の文字や図形を紙などにプリントするLEDプリンタにおいては、LEDヘッドが発生した光を感光ドラムに照射するようになっている。該感光ドラムは帯電器によって所定の電位に帯電されており、そこに印字データに対応する光が照射されて静電潜像が形成される。そして、感光ドラム上の静電潜像は現像器によって現像され、現像されたトナー像は転写器によって用紙の上に転写される。
【0003】図2は従来のLEDプリンタに使用されるLEDヘッドのブロック図、図3はLEDヘッドの各信号のタイムチャートである。図において、30はライン方向に1列に配列された40個のドライバICである。31は各ドライバIC30ごとに設けられる64ビットのシフトレジスタ、32は該シフトレジスタ31に対応して配設される64ビットのラッチ回路、33は該ラッチ回路32の出力信号及びSTB(ストローブ)1〜4信号を受けて作動するゲート回路、34は該ゲート回路33からの出力信号を受けてオン・オフするドライバトランジスタ、35は該ドライバトランジスタ34の駆動電流を受けて発光する2560個のLED素子である。該LED素子35はライン方向に1列に配列され、印字データに対応して選択的に発光させられて上記感光ドラムを照射する。
【0004】また、36は各ドライバIC30に対して各種信号を出力するためのプリンタコントローラである。該プリンタコントローラ36から出力されたHD DATA信号は、HD CLK信号に同期してシフトレジスタ31の中を移動し、64ビットだけ移動すると、隣接するシフトレジスタ31に出力される。すべてのシフトレジスタ31にHD DATA信号が送られると、HD LD信号がラッチ回路32に入力され、上記シフトレジスタ31内のHD DATA信号はラッチ回路32にラッチされる。
【0005】次に、STB1〜4信号が順に出力され、ラッチされたHD DATA信号とSTB1〜4信号は、ゲート回路33において演算される。そして、STB1〜4信号がローレベルの時、ラッチされたデータに従ってOUT1〜OUT2560信号がハイレベルになり、ドライバトランジスタ34がオンになって上記LED素子35に駆動電流が流れて点灯するようになっている。この時の点灯時間はSTB1〜4信号がローレベルに維持される時間で決定される。
【0006】なお、STB1信号は1〜640ドットに、STB2信号は641〜1280ドットに、STB3信号は1281〜1920ドットに、STB4信号は1921〜2560ドットにそれぞれ対応して出力されるようになっている。このように、上記ドライバIC30はモノリシック半導体チップの上に64個のLED素子35を組み込んだLEDチップで構成されている。
【0007】ところが、個々のLEDチップに光量のばらつきがあるため、製造したLEDチップを光量で数種類に分類し、同じランクの光量を有するLEDチップを組み合わせてLEDヘッドを製造するようにしている。この場合、LEDチップ間の光量のばらつきをなくすことができるが、LEDヘッドごとの光量のばらつきが発生してしまう。そこで、STB1〜4信号のパルス幅を、各LEDヘッドの光量に対応して設定するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構成のLEDヘッドにおいては、STB1〜4信号のパルス幅を、各LEDヘッドの光量に対応して設定するようにしているため、LEDヘッドの発光エネルギを均一にすることはできるが、そのために、各LEDヘッドの外部表面に、光量のばらつきのランクを記号化して表示したラベルなどを貼付し、この記載内容に従ってパルス幅を変更するための光量パラメータを個々の製品ごとに設定しなければならず、LEDヘッドを製品に組み込む際、又はLEDヘッドを交換する際に調整作業が必要となってしまう。
【0009】本発明は、上記従来のLEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置の問題点を解決して、光量にばらつきのあるLEDヘッドを製品に組み込む際、又はLEDヘッドを交換する際に調整作業を行う必要がない、LEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のLEDヘッドにおいては、ライン方向に1列に配列された複数のドライバICを有しており、各ドライバICごとにシフトレジスタが設けられ、印字データを順次シリアルに格納する。該シフトレジスタにはラッチ回路がパラレルに接続されていて、上記シフトレジスタ内の印字データをパラレルにラッチする。
【0011】上記ラッチ回路にはゲート回路が接続されていて、ラッチ回路からのビットごとの出力信号とあらかじめ設定された数のストローブ信号を演算する。そして、上記ゲート回路に駆動回路が接続されていて、上記ゲート回路の出力信号を受けて駆動回路が作動して駆動電流をLED素子に流す。該LED素子は、各ドライバICに複数個ラインに沿って配列され、上記駆動回路の駆動電流を受けて選択的に点灯させられる。
【0012】さらに、上記ストローブ信号の数だけのアドレスを有するROMが設けられ、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに記憶する。また、本発明のLEDヘッド光量パラメータ読出し装置においては、CPUと、シフトクロックを発生するHD CLK信号発生回路と、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに順次格納するシフトレジスタと、ストローブ信号を発生するSTB信号発生回路と、光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を格納するテーブルを有している。
【0013】そして、上記CPUは、LEDヘッド内のROMに格納された光量パラメータをシフトクロックのタイミングに合わせてシフトレジスタに取り込む手段と、該シフトレジスタに取り込んだ光量パラメータを読み出す手段と、読み出した光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅をテーブルを参照して求める手段を有する。
【0014】
【作用】本発明によれば、上記のようにライン方向に1列に配列された複数のドライバICを有しており、各ドライバICごとにシフトレジスタが設けられ、印字データを順次シリアルに格納する。該シフトレジスタにはラッチ回路が接続されていて、上記シフトレジスタ内に1ライン分の印字データがすべて格納されるとパラレルにラッチする。
【0015】上記ラッチ回路にはゲート回路が接続されていて、ラッチ回路からのビットごとの出力信号と、あらかじめ設定された数のストローブ信号を演算する。印字データに対応する出力信号が駆動回路に入力され、駆動電流をLED素子に流す。該LED素子は、各ドライバICに複数個ラインに沿って配列され、上記駆動回路の駆動電流によって選択的に点灯する。
【0016】さらに、上記ストローブ信号の数だけのアドレスを有するROMが設けられ、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに記憶する。上記ROMに格納された光量パラメータは、あらかじめLEDヘッド製造時に測定してあり、必要に応じて読み出すことができるようになっている。また、本発明のLEDヘッド光量パラメータ読出し装置においては、CPUと、シフトクロックを発生するHD CLK信号発生回路と、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに順次格納するシフトレジスタと、ストローブ信号を発生するSTB信号発生回路と、光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を格納するテーブルを有している。
【0017】上記CPUは、LEDヘッド内のROMに格納された光量パラメータをシフトクロックのタイミングに合わせてシフトレジスタに取り込み、それを読み出してテーブルを参照し、光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を求める。求められたパルス幅でストローブ信号を発生させ、上記LEDヘッドのLED素子を発光させる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のLEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置のブロック図である。図において、30はライン方向に1列に配列された40個のドライバIC、11は各ドライバIC30に対して各種信号を出力するためのプリンタコントローラである。31は各ドライバIC30ごとに設けられる64ビットのシフトレジスタであり、該シフトレジスタ31のシフトクロックは、上記プリンタコントローラ11からHD CLK信号として入力される。また、上記シフトレジスタ31には上記プリンタコントローラ11から印字データがHD DATA信号としてシリアル入力される。
【0019】12は光量パラメータを格納するためのEEPROMであり、上記HD CLK信号がSK端子に、HD DATA信号がDI端子に入力されるようになっている。この場合、必ずしもEEPROM12である必要はなく、他のROMを使用することができる。また、32は該シフトレジスタ31に対応して配設され、シフトレジスタ31のパラレル出力を受ける64ビットのラッチ回路である。該ラッチ回路32にタイミングを与えるために、上記プリンタコントローラ11からHD LD信号が入力されるようになっている。
【0020】13,14はゲート回路である。ゲート回路13は上記プリンタコントローラ11からSTB1〜4信号を受けて演算を行い、該ゲート回路13の出力信号は上記EEPROM12のCS端子に入力される。また、ゲート回路14は該ゲート回路13の出力信号、上記ラッチ回路32の出力信号及びSTB1〜4信号を受けて作動する。34は上記ゲート回路14からの出力信号を受けてオン・オフするドライバトランジスタ、35は該ドライバトランジスタ34の駆動電流を受けて発光する2560個のLED素子である。該LED素子35はライン方向に1列に配列され、印字データに対応して選択的に発光させられて感光ドラムを照射する。
【0021】上記プリンタコントローラ11から出力されたHD DATA信号は、HDCLK信号に同期してシフトレジスタ31の中を移動し、64ビットだけ移動すると隣接するシフトレジスタ31に出力される。すべてのシフトレジスタ31にHD DATA信号が送られると、HD LD信号がラッチ回路32に入力され、上記シフトレジスタ31内のHD DATA信号はラッチ回路32にラッチされる。
【0022】次に、STB1〜4信号が順に出力され、ラッチされたHD DATA信号とSTB1〜4信号は、ゲート回路14において演算され、STB1〜4信号がローレベルの時だけラッチされたデータに従ってOUT1〜OUT2560信号がハイレベルになる。そして、ドライバトランジスタ34がオンになって上記LED素子35に駆動電流が流れて点灯する。この時の点灯時間はSTB1〜4信号がローレベルに維持される時間で決定される。
【0023】なお、STB1信号は1〜640ドットに、STB2信号は641〜1280ドットに、STB3信号は1281〜1920ドットに、STB4信号は1921〜2560ドットにそれぞれ対応して出力されるようになっている。また、上記STB1〜4信号がいずれもローレベルになるとゲート回路13の出力信号がハイレベルになり、上記EEPROM12のCS端子に入力されるとともに、ゲート回路14にも入力されるので、すべてのゲート回路14の出力信号であるOUT1〜OUT2560信号がローレベルになる。したがって、LED素子35は点灯しない。
【0024】ここで、上記構成のLEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置においては、LEDヘッドを製造する時、LEDチップの光量を示す光量パラメータがEEPROM12に格納される。この場合、STB1〜4信号を送るために各ラインに接続されている640個のLED素子35の光量は、選別により統一されているので、4ブロックごとにLEDチップの光量にばらつきが存在することになる。
【0025】図4はEEPROMに格納されるデータを示す図、図5は本発明のプリンタコントローラの詳細図、図6は光量パラメータを書き込む時のフローチャートである。図4において、EEPROM12(図1)には0〜63のアドレスが形成されていて、本発明のLEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置においては、0〜3のアドレスに、STB1〜4信号が送られる各ブロックの光量パラメータが格納されるようになっている。
【0026】図5において、20はプリンタコントローラ11(図1)の動作手順を書き込んだROMとワーク用のRAMを備えるワンチップのCPU、21はHD CLK信号を発生するHD CLK信号発生回路、22は該HD CLK信号発生回路21からHD CLK信号を受けてCPU20からの印字データ及び光量パラメータを順次出力するシフトレジスタ、23はHD LD信号を発生し、ラッチ回路32(図1)に出力するHD LD信号発生回路、24はSTB1〜4信号を発生するSTB信号発生回路である。
【0027】次に、光量パラメータを上記EEPROM12(図1)に格納する場合の動作について説明する。この場合、STB1〜4信号のそれぞれに対応するEEPROM12内のアドレス0〜3に、順次光量測定結果が格納される。該光量測定結果が書込装置に入力されると、CPU20は光量パラメータをシフトレジスタ22に順次送り、HD CLK信号のタイミングに合わせて上記EEPROM12に格納する。この間、すべてのSTB1〜4信号がオンにされ、EEPROM12のCS端子に入力される信号がハイレベルになる。したがって、すべてのLED素子35は点灯しない。
ステップS1 光量測定結果を書込装置に入力する。
ステップS2 ADR(アドレス)=0とする。
ステップS3 STB1〜4信号をすべてオンにする。
ステップS4 ADR+1ブロックの光量パラメータをシフトレジスタ22にセットする(書込みコマンドを含む)。
ステップS5 HD CLK信号を発生し、このタイミングに合わせて上記EEPROM12の入力端子DIに光量パラメータを送り、格納する。
ステップS6 STB1〜4信号をすべてオフにする。
ステップS7 ADR=3であるか否かを判断し、ADR=3であれば終了する。
ステップS8 ステップS7でADR=3でない場合、ADRに1プラスしてステップS3に進み、次のアドレスのブロックの光量パラメータを格納する。
【0028】図7は本発明のLEDヘッド光量パラメータ読出し装置の動作を示すフローチャート、図8はアドレスが0の光量パラメータを読み出す時のタイムチャート、図9は光量パラメータからSTB信号のオン時間を求めるためのROMテーブルを示す図である。この場合、上記シフトレジスタ22にアドレス及び読出し命令をセットし、シフトレジスタ22に光量パラメータを取り込んで、それをHD CLK信号のタイミングに合わせて読み出すようにしている。そして、CPU20内のROMテーブルを参照することによって、読み出された光量パラメータに対応するSTB1〜4信号のパルス幅が求められる。
ステップS11 ADR=0とする。
ステップS12 STB1〜4信号をすべてオンにする。
ステップS13 シフトレジスタ22にアドレス及び読出し命令をセットする。
ステップS14 HD CLK信号を発生し、EEPROM12の出力端子DOからシフトレジスタ22に光量パラメータを取り込む。
ステップS15 シフトレジスタ22から光量パラメータを読み出す。
ステップS16 STB(ADR+1)信号のパルス幅をCPU20内のROMテーブルを参照して算出する。
ステップS17 STB(ADR+1)信号のパルス幅をSTB信号発生回路24にセットする。
ステップS18 STB1〜4信号をすべてオフにする。
ステップS19 ADR=3であるか否かを判断し、ADR=3の場合は通常処理を行う。
ステップS20 ADR=3でない場合は、ADRに1プラスしてステップS12に進む。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によれば、LEDヘッドにストローブ信号の数だけのアドレスを有するROMが設けられ、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに記憶する。また、LEDヘッド光量パラメータ読出し装置は、上記LEDヘッド内に格納された光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を求め、該パルス幅でストローブ信号を発生させ、上記LEDヘッドのLED素子を発光させる。
【0031】したがって、LEDヘッドを製品に組み込む際、又はLEDヘッドを交換する際の調整作業が不要になり、生産性及び保守性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLEDヘッド及びLEDヘッド光量パラメータ読出し装置のブロック図である。
【図2】従来のLEDプリンタに使用されるLEDヘッドのブロック図である。
【図3】LEDヘッドの各信号のタイムチャートである。
【図4】EEPROMに格納されるデータを示す図である。
【図5】本発明のプリンタコントローラの詳細図である。
【図6】光量パラメータを書き込む時のフローチャートである。
【図7】本発明のLEDヘッド光量パラメータ読出し装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】アドレスが0の光量パラメータを読み出す時のタイムチャートである。
【図9】光量パラメータからSTB信号のオン時間を求めるためのROMテーブルを示す図である。
【符号の説明】
11 プリンタコントローラ
12 EEPROM
13,14 ゲート回路
20 CPU
21 HD CLK信号発生回路
24 STB信号発生回路
30 ドライバIC
31 シフトレジスタ
32 ラッチ回路
34 ドライバトランジスタ
35 LED素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ライン方向に複数のドライバICを1列に配列し、かつ、各ドライバICに複数のLED素子を搭載したLEDヘッドにおいて、(a)各ドライバICごとに設けられ、印字データを順次シリアルに格納するシフトレジスタと、(b)各ドライバICごとに設けられ、上記シフトレジスタの印字データをパラレルにラッチするラッチ回路と、(c)該ラッチ回路の各ビットごとの出力信号と、あらかじめ設定された数のストローブ信号を演算するゲート回路と、(d)該ゲート回路の出力信号を受けて駆動電流を発生し、各LED素子に出力する駆動回路と、(e)上記ストローブ信号の数だけのアドレスを有し、LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに記憶するROMを有することを特徴とするLEDヘッド。
【請求項2】 (a)CPUと、(b)シフトクロックを発生するHD CLK信号発生回路と、(c)LED素子の光量パラメータを対応する各ストローブ信号ごとに順次格納するシフトレジスタと、(d)ストローブ信号を発生するSTB信号発生回路と、(e)光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を格納するテーブルと、(f)LEDヘッド内のROMに格納された光量パラメータをシフトクロックのタイミングに合わせてシフトレジスタに取り込む手段と、(g)該シフトレジスタに取り込んだ光量パラメータを読み出す手段と、(h)読み出した光量パラメータに対応するストローブ信号のパルス幅を、上記テーブルを参照して求める手段を有することを特徴とするLEDヘッド光量パラメータ読出し装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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