O脚またはX脚を予防して使用者体重に合うクッションを提供する人体均衡履物

本発明は、人体工学に基づいた履物(靴、運動靴などを含み、以下、‘履物’という)に関するものであって、アウトソールの後底に備えられる後踵、及び上記後踵に脱着可能に結合される衝撃吸収キャップを含む。本発明によれば、人が歩く時に発生する外部的衝撃を3次に亘って最大限吸収し、左・右に分離されながらも随時入替えが可能な後踵を備えて、ある一側が速くすり減ることによって足首関節の変化と共に、O脚またはX脚に変化することを予防できるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は人体工学に基づいた履物に関し、より詳しくは、人が歩く時に発生する外部的衝撃を3次に亘って吸収し、履物の後踵の一方が速くすり減って足首関節が徐々に捩れながら脚関節に影響を及ぼして、特に成長期の青少年達の脚がO脚またはX脚に変形されることを予防し、全ての人々が身体均衡を維持できるように助けを出して、使用者の体重に合うクッションを提供して、最大の安楽さを提供する人体工学的な履物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に使われている履物は、靴や運動靴を問わず、大部分の履物の底が後踵部分と前底部分とが完全に分離されているので、歩く時に体重移動がスムーズに連結できなくて、とぼとぼ歩くようになる不便性があり、また踵の端部が直角に突出しているので、突出した部分が無駄なひどい衝撃を与えることが多かった。
【0003】
また、体重移動がスムーズに連結できるように靴底の全体が平平に作られた履物は、小さい物体が靴底に敷かれても全体的な圧迫を提供する等の不便をもたらし、靴底の中央部が膨らんで突出するように作られた履物は、足首関節の運動は完全に無視したままに設計されたせいで、使用者が相当な練習をしなければ安らかな足つきを維持することが困難であり、しかも長い間立っていたり、大衆交通をたくさん利用する場合には、身体のバランスを取るのが難しくて、多くの力を所要するようにする問題があった。
【0004】
しかも、全ての履物のクッションは使用者の体重を完全に無視したままにスプリングやその他のクッション材を一律的に使用するため、体重の軽い人が利用する場合にはあまり堅くに作用し、体重の重い人が利用する場合にはクッションの機能を正しく遂行できない無用の物になることで、単純な足包みの役割しかできない実状である。
【0005】
また、従来の履物のクッションは平均体重の人々には衝撃を吸収することにだいぶ助けになるが、スムーズな体重の移動をなされず、履物の踵の一方が先にすり減ることが防止できないので、足首関節の変化をもたらし、特に成長期の青少年達の足首関節の変化によってO脚またはX脚に変形させる原因として作用するようになる。
【0006】
延いては、使用者の身体の全体の均衡を崩れるようになって、健康に異常を提供するようになるが、未だこれに対する解決策が提示できていないことが現実である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような不便を解消するために案出したものであり、本発明の目的は、履物の後踵を衝撃吸収キャップが設置された状態で人の踵のような形状に形成し、後踵から履物の前底部分まで足のアーチ形態に沿って体重移動がスムーズに進行できるように後踵の外側と前底との間を平平に連結して体重移動がスムーズになるようにし、体重の軽い人、体重の重い人、及び平均的な体重の人とも最も安らかなクッションを感じることができるように‘体重合わせ型クッション’を提供し、靴底の形態を完全に健康な人の足裏形態と類似に形成するようにすることで、たとえ履物を履いて歩いても裸足でふわふわの所を歩きように安らかな状態になり、立っていたり足を若干広げて歩く時にも、足首と脚の骨が一直線になるように履物の外側部分を適当に高めてくれる人体工学的な履物を開発して、現代を生きている生活人達の足と関節、延いては、身体の全体の健康に寄与することができ、特に成長期の青少年達が履物の後踵の変形により足首関節に影響を受けてO脚またはX脚に徐々に変形されることを予防することができる履物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するための本発明に係るO脚またはX脚を予防し、使用者の体重に合うクッションを提供する人体均衡履物は、アウトソールの後底に備えられる後踵及び上記後踵に脱着可能に結合される衝撃吸収キャップを含む。
【0009】
そして、上記衝撃吸収キャップは上記後踵のうち、足の外側と対応する外側部に結合される第1キャップと、足の内側と対応する内側部に結合される第2キャップとを含み、上記第1キャップ及び上記第2キャップは入れ替え可能である。
【0010】
また、上記衝撃吸収キャップは、上記後踵の底面に結合される第1クッション部と、上記後踵の後面に結合される第2クッション部と、上記第1クッション部と上記第2クッション部にラウンド付けるように連結する第3クッション部と、を含む。
【0011】
ここで、着用者が歩く時に頸骨が人体のバランスを取って安全な足つきになり、立っている時に頸骨が体重を支えるようにすることで、着用者の足が偏平足化することを防止できるように、上記後踵のうち、足の外側に対応する縁に沿って上記後踵と上記アウトソールの前底との間を連結する連結部材を更に含むことができる。
【0012】
上記衝撃吸収キャップは衝撃吸収強度が互いに異なる複数個で設けられ、着用者の体重によって上記複数個の衝撃吸収キャップのうちのいずれか1つが上記後踵に選択的に結合される。
【0013】
また、上記アウトソールの上部に備えられる衝撃吸収ユニットをさらに含み、上記衝撃吸収ユニットは踵部の表面に配設される“□”形状の第1クッション桟、上記第1クッション桟の中に設置される“+”形状の第1支持桟、足裏部の表面に配設される“□”形状の第2クッション桟、上記第2クッション桟の中に設置される“+”形状の第2支持桟、上記第1クッション桟と上記第1支持桟とが交差し、踵が着く所に設置されるクッションボール、上記第1クッション桟と上記第1支持桟との間の底に形成される多数個の流入孔、上記踵部の外部周り面に壁が立てられて上記足裏部と境界される部分に横方向に形成される分配通路、上記分配通路と上記足裏部を境界する部分に設置され、多数個の供給通路を有する供給通路壁、及び上記足裏部に形成され、上記供給通路壁と連結される空気通路を含む。
【0014】
そして、履物の後踵の前部の外側には体重移動がスムーズになることができ、頸骨(足根中足関節または足腰骨の5番目の荒い面)の機能を生かして体重移動時に身体の均衡がよく取られるように後踵からアウトソールの前底部分まで平平に連結する連結部材を形成して、着用者が歩く時に頸骨が人体のバランスを取って安全な足つきになり、立っている時に頸骨が体重を支えるようにすることで、着用者の足が偏平足化することを防止することができる。
【発明の効果】
【0015】
前述した本発明に従うO脚またはX脚を予防し、使用者の体重に合うクッションを提供する人体均衡履物によれば、次のような効果がある。
【0016】
第1に、人体の踵と類似の形態を有する履物の後踵により人間が裸足で歩いたかのように最もスムーズな歩行をすることができ、後踵の直角に突出した角度が人体の踵形態にラウンド付けるようにして、一次的に外部衝撃が減少し、‘衝撃吸収キャップ’の柔らかな弾性により後踵が地面に着く時に2次的に衝撃が吸収されて、足裏と関節保護は勿論、累積衝撃による疲労を減らして日常生活を気楽にすることができる。
【0017】
第2に、‘衝撃吸収キャップ’は左・右に分離されているので、随時入替えが可能であるので、歩み姿勢が悪くて、ある一側が速くすり減る場合、直ぐに入れ替えて、 履物の左・右の均衡を合わせることができるため、履物の後踵の曲がりによって足首関節が捩れ、それが脚にまで影響を及ぼして成長期青少年がO脚またはX脚に徐々に変形されることを事前に予防することができ、延いては脊椎の変形による問題まで予防することができるので、正常な人体均衡を維持することに非常に効果的である。
【0018】
第3に、履物自体で‘体重合わせ型クッション’を提供するため、非常に重い人や非常に軽い人、または平均的な体重を有する人々全てが自分に最も安らかなクッションを選択して使用することができるので、足裏や関節の保護に非常に効果的である。
【0019】
第4に、履物の底面が人間が進化してきながら最も便利であるように発達した足裏形態とほとんど類似の形態であるので、裸足でふわふわの所を歩いたかのように人間に最も安らかさを提供する人体工学的な履物が得られる。
【0020】
第5に、特に一方が速くすり減る靴の後踵はよく入れ替えてあげなければ足首関節の変形を防止することができないが、既存の履物は後踵を入れ替えることができなかったり、または修繕所に行って多いお金を支払って入れ替えなければならないので、時間的、金銭的に浪費が多いが、‘衝撃吸収キャップ’を設置した履物は家や事務室で簡単に入れ替えて使用することができるので、時間的や金銭的に非常に経済的である。
【0021】
したがって、本発明に係るO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物は、最も人体工学的に作られるため、今まで他の履物では全く感じることができなかった安らかさを提供し、特に足裏と関節は勿論、脊椎までも保護することができる効果があるので、成長期の青少年は勿論、成人にも使用価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る人体均衡履物の底面図である。
【図2】本発明に係る人体均衡履物の‘I−I’線による断面図である。
【図3】本発明に係る人体均衡履物の‘II−II’線による断面図である。
【図4】本発明に係る人体均衡履物における衝撃吸収キャップが脱去された底面図である。
【図5】本発明に係る人体均衡履物における衝撃吸収キャップの他の実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る人体均衡履物の後踵を示す拡大断面図である。
【図7】本発明に係る人体均衡履物の衝撃吸収キャップを示す拡大断面図である。
【図8】本発明に係る衝撃吸収ユニットの底面図である。
【図9】本発明に係る衝撃吸収ユニットの平面図である。
【図10】図8の‘III−III’線の断面図である。
【図11】図8の‘IV−IV’線の断面図である。
【図12】図8の‘C’部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明を添付した図面を参照して詳細に説明すれば、次の通りである。
【0024】
図1乃至図3に示すように、本発明に係る人体均衡履物100は、足を覆いかぶせて収容する甲皮110、甲皮110の底部に順次に積層されるインソール(図示せず)、ミッドソール120、及びアウトソール130を含んで構成され、アウトソール130の後底に備えられる後踵140、及び後踵140に結合される衝撃吸収キャップ150をさらに備えることができる。
【0025】
衝撃吸収キャップ150は、後踵140にクッション機能を提供して後踵140に加えられる衝撃を吸収し、必要時に入れ替えるためのものであって、後踵140より弾性力が大きい材質で形成されることが好ましい。
【0026】
次に、図4をさらに参照して説明すると、衝撃吸収キャップ150は第1キャップ151と第2キャップ152とを含み、第1キャップ151は後踵140のうちの足の外側と対応する外側部141に結合され、第2キャップ152は後踵140のうちの足の内側と対応する内側部142に結合される。
【0027】
このような衝撃吸収キャップ150は、後踵140に着脱可能に結合されるが、このために衝撃吸収キャップ150のうちの第1キャップ151には、第1結合突起151a及び第2結合突起151bが形成され、後踵140の外側部141には第1キャップ151の第1結合突起151a及び第2結合突起151bが各々嵌められる第1結合溝141a及び第2結合溝141bが形成される。
【0028】
この際、第1結合溝141aは後踵140の前方側壁に形成され、第2結合溝141bは後踵140の後方側壁に形成されることが好ましく、第1結合突起151a及び第2結合突起151bは結合力を向上させるために先端が折り曲げられる形態に形成される。
【0029】
また、衝撃吸収キャップ150のうちの第2キャップ152には第3結合突起152a及び第4結合突起152bが形成され、後踵140の内側部142には第2キャップ152の第3結合突起152a及び第4結合突起152bが各々嵌められる第3結合溝142a及び第4結合溝142bが形成される。
【0030】
この際、第3結合溝142aは後踵140の前方側壁に形成され、第4結合溝142bの後踵140の後方側壁に形成されることが好ましく、第3結合突起152a及び第4結合突起152aは結合力を向上させるために先端が折り曲げられる形態に形成される。
【0031】
ここで、他の実施形態に、衝撃吸収キャップ150に結合溝を形成し、後踵140に結合突起を形成することもできる。
【0032】
一方、図5に示すように、実施形態に従って第1キャップ151は縁に沿って延びるように形成された嵌合突起151cを備え、後踵140の外側部141には嵌合突起151cが嵌められて結合されるように後踵140の側壁、より詳しくは、外側部141の側壁に沿って延びた嵌合溝141cが形成される。これを通じて、第1キャップ151の後踵140に全体的に被せられて結合されるように具現することができる。ここで、第2キャップ152は上記第1キャップ151と同一な形態に形成されるので、その詳細な説明は省略する。
【0033】
このように、衝撃吸収キャップ150が後踵140に着脱可能に結合されるため、使用者の体重によって衝撃吸収キャップ150の衝撃吸収強度を調節することができる。
【0034】
即ち、使用者の体重によって最も完壁に衝撃を吸収できるように強度を互いに異なるようにする多数の衝撃吸収キャップ150を製作し、使用者の体重によって選択的に後踵140に取り付けることで、体重の重い人や、軽い人々とも安らかなクッションが感じられるようにすることができる。
【0035】
この際、衝撃吸収キャップ150が第1キャップ151と第2キャップ152とに分けられているので、第1キャップ151と第2キャップ152のうち、少なくともいずれか1つを選択的に入れ替えることができるようになる。
【0036】
図6及び図7を参照して説明すれば、本発明に係る衝撃吸収キャップ150のうち、第1キャップ151は後踵140の底面に結合される第1クッション部151dと、後踵140の後面に結合される第2クッション部151eと、上記第1クッション部151dと上記第2クッション部151eにラウンド付けるように連結する第3クッション部151fとを含んで構成されて、後踵140の底面と後面とを覆いかぶせるように設置される。ここで、衝撃吸収キャップ150のうち、第2キャップ152は第1キャップ151の形状と対応するように形成されるので、その詳細な説明は省略する。
【0037】
また、本発明に係る人体均衡履物100は、連結部材160をさらに含むことができるが、このような連結部材160は後踵140のうち、足の外側に対応する縁に沿って後踵140とアウトソール130の前底との間を連結して着用者が歩く時、頸骨が人体のバランスを取って安全な足つきとなり、立っている時、頸骨が体重を支えるようにすることで、着用者の足が偏平足化することを防止できるようにする。
【0038】
この際、後踵140と連結部材160との間は所定間隔離隔するように形成されることが好ましく、これは第1結合突起151aを第1結合溝141aに結合するための空間を確保するためである。
【0039】
一方、本発明に係る人体均衡履物100は、アウトソール130の上側に備えられる衝撃吸収ユニット200をさらに具備することができ、このような衝撃吸収ユニット200は、ミッドソール120やインソールに使用できる。
【0040】
図8乃至図10を参照して説明すれば、本発明に係る衝撃吸収ユニット200は踵部210と足裏部220からなり、その境界部分に供給通路223を有する供給通路壁222が設置され、シリコン、ゴム、ウレタンなどの材質で成形される。
【0041】
踵部210は足の踵形態をなしながら形成され、図11に示すように、その表面に“□”形状の第1クッション桟212が配設され、第1クッション桟212の中毎に“+”形状の第1支持桟213が設置され、第1クッション桟212と第1支持桟213とが交差する所毎にクッションボール214が設置される。
【0042】
そして、第1クッション桟212と第1支持桟213との間の底面には多数個の流入孔211が形成される。
【0043】
クッションボール214、第1クッション桟212、及び第1支持桟213は、上部は狭く、下部は広い形状をなすように形成されるが、クッションボール214の高さは約7mmぐらい、クッション桟212の高さは約6mmぐらい、支持桟213の高さは約5mmぐらいである。
【0044】
したがって、踵が着く部分である踵部210は、第1クッション桟212、第1支持桟213、及びクッションボール214により段階式の多重クッション機能を有するようになる。
【0045】
そして、踵部210の外部周り面には壁が立設され、足裏部120との境界部分には横方向に分配通路215が形成される。
【0046】
足裏部220は足の踵を除外した足の底形態をなしながら形成され、図12に示すように、その表面に“□”形状の第2クッション桟224が配設され、第2クッション桟224の中毎に“+”形状の第2支持桟225が設置されて第2支持桟225の横方向と縦方向の高さがそれぞれ異なるように形成されて設置され、足裏部220には少なくとも3個の空気通路221が足の前方に向けて長く形成される。
【0047】
そして、図10に示すように、分配通路215と足裏部220との境界部分に供給通路223を有する供給通路壁222が設置され、供給通路223は空気通路221と連結形成される。
【0048】
衝撃吸収ユニット200の上面(インソールまたは足裏が着く面)には使用者の足サイズによって切断して使用できるようにする線が多数個形成され、人体均衡履物100の内で滑りが防止されるように荒く面処理されて形成される。
【0049】
このように構成される本発明の衝撃吸収ユニット200は、射出または成形により製作され、踵部210の表面に第1クッション桟212と第1支持桟213とが交差するように設置され、足裏部220の表面に第2クッション桟224と第2支持桟225とが交差するように設置される一方、足裏部220は第2支持桟225の横方向と縦方向の高さがそれぞれ異なり、第2クッション桟224の高さが第2支持桟225より高く形成される。また、踵部210の第1クッション桟212と第1支持桟213にはクッションボール214が設置されて、クッションボール214の高さが第1クッション桟212より高く、第1支持桟213の高さは第1クッション桟212より低く形成される。
【0050】
第1クッション桟212、第2クッション桟224、第1支持桟213、第2支持桟225、及びクッションボール214は、上部は狭く、下部は広く形成されて段階式多重クッションの高低が踵部210から足裏部に行くほど低く設置されて緩傾斜を形成して踵が地面から離れる時には空気が流入孔211を通じて流入し、踵が地面に着く時は使用者の体重によって流入孔211が塞がりながら流入した空気が人体均衡履物100の前方に供給されるようにするが、この際、空気は流入孔211、踵部210、分配通路215、供給通路壁222の供給通路213、及び足裏部220の空気通路221を通じて足の指の間に供給される。
【0051】
したがって、人体均衡履物100の内部で強制的に風を起こすようになる一方、人体均衡履物200の内部の空気を交換されるようにすると共に、人体均衡履物200の内の高さがそれぞれ異なる段階式の多重クッション機能を同時に遂行する。
【0052】
このような本発明の衝撃吸収ユニット200は、足裏側の暑い空気を足の甲側に押し出して人体均衡履物100の外へ排出するので、人体均衡履物100の内部の温度を一定に低めて維持されるようにする一方、足裏を一層涼しくし、暑い空気と一緒に多量の湿気を共に排出するようになって、水虫、湿疹などを予防することができ、足の臭いも相当に減らし、糖尿病患者や歩く時間の多い営業社員、その他の汗がたくさん出て足の臭いがひどい人々に助けを出すことができる。
【0053】
また、踵部210の第1クッション桟212、第1支持桟213、及びクッションボール214により段階式の多重クッション機能を遂行するようになるが、このような段階式の多重クッションにより軟らかい芝生を歩いたかのように足を安らかにして衝撃からの疲労をなくすことができ、安らかな指圧性マッサージによって人体の踵の角質がなくなるようになる。
【0054】
このような本発明の衝撃吸収ユニット200は、使用者の体重によって最も完壁に衝撃を吸収できるように強度を互いに異にする複数個で設けられ、使用者の体重によって選択的に人体均衡履物100に取り付けることによって、体重の重い人や軽い人とも、安らかなクッションが感じられるようにすることができる。
【0055】
次に、本発明に係る人体均衡履物の機能及び作用について説明する。
【0056】
衝撃吸収キャップ150のうち、第1キャップ151の第1結合突起151a及び第2結合突起151bが後踵140の外側部141の第1結合溝141a及び第2結合溝141aに各々嵌合固定され、第2キャップ152の第3結合突起152a及び第4結合突起152bが後踵140の内側部142の第3結合溝142a及び第4結合溝142bに各々嵌合固定されるので、別途の接着剤を使用しなくても衝撃吸収キャップ150を後踵140に容易に結合することができ、第1キャップ151と第2キャップ152のうちのいずれか1つが速くすり減る場合に、該当キャップを選択的に入れ替えることができる。
【0057】
そして、後踵140とアウトソール130の前底との間に備えられる連結部材160を通じて後踵140の外側とアウトソール130の前底とが平平に連結されるようにして、体重移動時、断絶無しで頸骨機能の活性化を具現することができる。
【0058】
また、人が歩行するためには、まず、一方の脚の足首がちょっと開いた状態で前方に張り出され、ある程度前方に張り出された足は地面に着くようになるが、この際、直角に突出した後踵の端部は無駄な衝撃を提供するので、人の踵程度にラウンド付けるように形成して、不要な衝撃を減らすようにする。
【0059】
片側の足が地面に着いてから、身体の全体が前方に体重移動されると共に、足首関節は直角を過ぎて鋭角になりながら、足の前部分に押して推進力を形成することを左・右交互に繰り返して足つきとなるが、今まで大部分の履物は後踵とアウトソールの前底を完全に段差がつくように分離して体重移動が中間で断絶されながらとぼとぼ歩くようになったり、または靴底の全体を平平にすることで、結果的に全ての人の足を凹足化したり、偏平足化する弊害があった。
【0060】
しかしながら、本発明に係る人体均衡履物100は、人の踵のように後踵140にラウンド付けるように形成して一次的に衝撃が減って、後踵140に左・右2つに分かれて被せられた衝撃吸収キャップ150の軟らかい弾力によって2次的に衝撃が吸収され、ミッドソール120やインソールに使われる衝撃吸収ユニット200によって3次的に衝撃を吸収するため、ほとんど完壁な衝撃吸収力により足裏及び関節の保護を期待することができ、特に、後踵140に左・右に分けて衝撃吸収キャップ150を設置するので、ある一側が速くすり減る場合には簡単に入れ替えて履物のバランスを取ってあげることができるため、後踵140の一方がたくさんすり減って曲がった履物による足首関節の変形を防止できるようになり、足首関節の変形が脚関節にまで影響を及ぼして成長期の青少年達の脚がO脚またはX脚に変形されることを予防することができ、成人やはり正しい身体均衡を維持できるようにして、健康に多い助けになるだけでなく、着用者の体重に合うクッションを提供することで、着用者が裸足で芝生の上を歩くような安らかな感じを提供できるようになる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アウトソールの後底に備えられる後踵と、
前記後踵に脱着可能に結合される衝撃吸収キャップと、
を含むことを特徴とする、O脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。
【請求項2】
前記衝撃吸収キャップは前記後踵のうち、足の外側と対応する外側部に結合される第1キャップと、足の外側に対応する外側部に結合される第2キャップとを含み、前記第1キャップ及び前記第2キャップは入替え可能であることを特徴とする、請求項1に記載のO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。
【請求項3】
前記衝撃吸収キャップは、前記後踵の底面に結合される第1クッション部と、前記後踵の後面に結合される第2クッション部と、前記第1クッション部と前記第2クッション部にラウンド付けるように連結する第3クッション部と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。
【請求項4】
着用者が歩く時に頸骨が人体のバランスを取って安全な足つきになり、立っている時に頸骨が体重を支えるようにすることで、着用者の足が偏平足化することを防止できるように、前記後踵のうち、足の外側に対応する縁に沿って前記後踵と前記アウトソールの前底との間を連結する連結部材を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。
【請求項5】
前記衝撃吸収キャップは衝撃吸収強度が互いに異なる複数個で設けられ、着用者の体重によって前記複数個の衝撃吸収キャップのうちのいずれか1つが前記後踵に選択的に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。
【請求項6】
前記アウトソールの上部に備えられる衝撃吸収ユニットをさらに含み、
前記衝撃吸収ユニットは、
踵部の表面に配設される“□”形状の第1クッション桟と、
前記第1クッション桟の中に設置される“+”形状の第1支持桟と、
足裏部の表面に配設される“□”形状の第2クッション桟と、
前記第2クッション桟の中に設置される“+”形状の第2支持桟と、
前記第1クッション桟と前記第1支持桟とが交差し、踵が着く所に設置されるクッションボールと、
前記第1クッション桟と前記第1支持桟との間の底に形成される多数個の流入孔と、
前記踵部の外部周り面に壁が立てられて前記足裏部との境界部分に横方向に形成される分配通路と、
前記分配通路と前記足裏部との境界部分に設置され、多数個の供給通路を有する供給通路壁と、
前記足裏部に形成され、前記供給通路壁と連結される空気通路と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のO脚またはX脚を予防するための人体均衡履物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2012−527297(P2012−527297A)
【公表日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−511764(P2012−511764)
【出願日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際出願番号】PCT/KR2010/003210
【国際公開番号】WO2010/134776
【国際公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【出願人】(511282841)
【Fターム(参考)】