ecoチューブ
【課題】チューブ製品の内容物を最後まで使い切ることができ、広い置き場所を不要とし、内容物が少なくなっても自立可能にするチューブ容器を提供する。
【解決手段】チューブ1の両端の内容物が出るノズル3と接続する部分以外は、潰して圧着(接着)する構造2とし、ノズル3及び内容物が出るノズル口は楕円形、長方形とする。従来品と比較し内容量を少なくしないために、チューブ1は数か所の補強リングカバー6を設けた構造とし、補強リングカバー6の中にはチューブ1の円形を維持するために、取り外し式のプラスティック製等の補強リング7を挿入する。補強リング7はきれいな円形を維持するために、チューブ1の円周長さより長く一部二重になる長さとする。補強リング7は、チューブ使用中の内容量により順次取り外し、最後は全て取り外す。自立可能にするためにスタンド8を設ける。
【解決手段】チューブ1の両端の内容物が出るノズル3と接続する部分以外は、潰して圧着(接着)する構造2とし、ノズル3及び内容物が出るノズル口は楕円形、長方形とする。従来品と比較し内容量を少なくしないために、チューブ1は数か所の補強リングカバー6を設けた構造とし、補強リングカバー6の中にはチューブ1の円形を維持するために、取り外し式のプラスティック製等の補強リング7を挿入する。補強リング7はきれいな円形を維持するために、チューブ1の円周長さより長く一部二重になる長さとする。補強リング7は、チューブ使用中の内容量により順次取り外し、最後は全て取り外す。自立可能にするためにスタンド8を設ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯磨き粉、洗顔クリーム、ハンドクリームなどを内容するチューブ容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のチューブ製品は、絞り出せるまで絞り出し、絞り出せなくなったら捨てていた。
なお、チューブに楕円形及び直方形のチューブの口を装着した「橢円形チューブ口」がある。(特許文献1参照)
また、用途は異なるが同様の読みで「エコチューブ」、「ECO TUBE」、「ECO−TUBE」、「eco−TUBE」などがある。(特許文献2,3,4,5参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 実用新案公開平5−92161
【特許文献2】 登録4295885
【特許文献3】 登録4505785
【特許文献4】 登録4881274
【特許文献5】 商標出願2009−063381
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チューブ製品の内容物を最後まで残らず使用することは不可能で、内容物が大分残ったまま、絞り出すことができなくなり捨てていた。
また、内容物が少量になると自立できなくなる型式のものもあり、広い置き場所を必要としていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
内容物を最後まで使い切ることができるよう、チューブの両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外は、潰して圧着(接着)する構造とし、ノズル及び内容物が出るノズル口は楕円形、長方形とする。従来品と比較し内容量を少なくしないために、チューブは数か所の補強リングカバーを設けた構造とし、補強リングカバーの中にはチューブの円形を維持するために、取り外し式のプラスティック製等の補強リングを挿入する。補強リングはきれいな円形を維持するために、チューブの円周長さより長く一部二重になる長さとする。補強リングは、チューブ使用中の内容量により順次取り外し、最後は全て取り外す。広い置き場所を不要とし、内容物が少なくなっても自立可能にするためにスタンドを設ける。
以上の構成よりなるecoチューブ。
【発明の効果】
【0006】
従来は内容物が大分残ったまま捨てていたチューブ製品を本発明により内容物をできるだけ残り少なく使い切ることが可能となる。また、内容物が少なくなっても自立可能となるため、広い置き場所を不要とすることができる。
本発明は、歯磨き粉、洗顔クリーム、ハンドクリームなどだけでなく、工業用製品、医薬用製品、食料用製品などのチューブを使用した製品全般にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明を正面から見た図
【図3】本発明を横から見た図
【図4】本発明を下から見た図
【図5】本製品を正面から見てキャップを開けた図
【図6】本製品を下から見てキャップを開けた図
【図7】本発明の補強リング及び補強リングカバーの補強リング引き抜き時の斜視図
【図8】本発明の補強リング及び補強リングカバーの一重部の縦断面図
【図9】本発明の補強リング及び補強リングカバーの二重部の縦断面図
【図10】本発明の補強リング及び補強リングカバーの横断面図
【図11】本製品の使用中(使い始め)の図
【図12】本製品の使用中(使い途中)の図
【図13】本製品の使用中(使い終わり)の図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)チューブ(1)の上下両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外を潰して圧着(接着)する構造(2)とする。
(ロ)ノズル(3)、キャップ(4)、ノズル口(5)を楕円形、長方形とする。
(ハ)チューブ(1)に補強リングカバー(6)を数か所設け、補強リングカバー(6)の中に取り外し式のプラスティック製等の補強リング(7)を挿入する。
(ニ)補強リング(7)は、チューブ(1)の円周長さより長く一部二重になる長さとする。
(ホ)チューブ(1)が自立できるようスタンド(8)を設ける。
本発明は以上の構造である。
本発明を使用するときは、内容物が少なくなってきたら、上段から順次補強リング(7)を引き抜いて取り外す。
更に内容物が少なくなってきたら、全ての補強リング(7)を引き抜いて取り外す。
【符号の説明】
【0009】
(1)チューブ、(2)圧着(接着)構造、(3)ノズル、(4)キャップ、(5)ノズル口、(6)補強リングカバー、(7)補強リング、(8)スタンド
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯磨き粉、洗顔クリーム、ハンドクリームなどを内容するチューブ容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のチューブ製品は、絞り出せるまで絞り出し、絞り出せなくなったら捨てていた。
なお、チューブに楕円形及び直方形のチューブの口を装着した「橢円形チューブ口」がある。(特許文献1参照)
また、用途は異なるが同様の読みで「エコチューブ」、「ECO TUBE」、「ECO−TUBE」、「eco−TUBE」などがある。(特許文献2,3,4,5参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 実用新案公開平5−92161
【特許文献2】 登録4295885
【特許文献3】 登録4505785
【特許文献4】 登録4881274
【特許文献5】 商標出願2009−063381
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チューブ製品の内容物を最後まで残らず使用することは不可能で、内容物が大分残ったまま、絞り出すことができなくなり捨てていた。
また、内容物が少量になると自立できなくなる型式のものもあり、広い置き場所を必要としていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
内容物を最後まで使い切ることができるよう、チューブの両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外は、潰して圧着(接着)する構造とし、ノズル及び内容物が出るノズル口は楕円形、長方形とする。従来品と比較し内容量を少なくしないために、チューブは数か所の補強リングカバーを設けた構造とし、補強リングカバーの中にはチューブの円形を維持するために、取り外し式のプラスティック製等の補強リングを挿入する。補強リングはきれいな円形を維持するために、チューブの円周長さより長く一部二重になる長さとする。補強リングは、チューブ使用中の内容量により順次取り外し、最後は全て取り外す。広い置き場所を不要とし、内容物が少なくなっても自立可能にするためにスタンドを設ける。
以上の構成よりなるecoチューブ。
【発明の効果】
【0006】
従来は内容物が大分残ったまま捨てていたチューブ製品を本発明により内容物をできるだけ残り少なく使い切ることが可能となる。また、内容物が少なくなっても自立可能となるため、広い置き場所を不要とすることができる。
本発明は、歯磨き粉、洗顔クリーム、ハンドクリームなどだけでなく、工業用製品、医薬用製品、食料用製品などのチューブを使用した製品全般にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明を正面から見た図
【図3】本発明を横から見た図
【図4】本発明を下から見た図
【図5】本製品を正面から見てキャップを開けた図
【図6】本製品を下から見てキャップを開けた図
【図7】本発明の補強リング及び補強リングカバーの補強リング引き抜き時の斜視図
【図8】本発明の補強リング及び補強リングカバーの一重部の縦断面図
【図9】本発明の補強リング及び補強リングカバーの二重部の縦断面図
【図10】本発明の補強リング及び補強リングカバーの横断面図
【図11】本製品の使用中(使い始め)の図
【図12】本製品の使用中(使い途中)の図
【図13】本製品の使用中(使い終わり)の図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)チューブ(1)の上下両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外を潰して圧着(接着)する構造(2)とする。
(ロ)ノズル(3)、キャップ(4)、ノズル口(5)を楕円形、長方形とする。
(ハ)チューブ(1)に補強リングカバー(6)を数か所設け、補強リングカバー(6)の中に取り外し式のプラスティック製等の補強リング(7)を挿入する。
(ニ)補強リング(7)は、チューブ(1)の円周長さより長く一部二重になる長さとする。
(ホ)チューブ(1)が自立できるようスタンド(8)を設ける。
本発明は以上の構造である。
本発明を使用するときは、内容物が少なくなってきたら、上段から順次補強リング(7)を引き抜いて取り外す。
更に内容物が少なくなってきたら、全ての補強リング(7)を引き抜いて取り外す。
【符号の説明】
【0009】
(1)チューブ、(2)圧着(接着)構造、(3)ノズル、(4)キャップ、(5)ノズル口、(6)補強リングカバー、(7)補強リング、(8)スタンド
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブの両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外は、潰して圧着する構造とし、内容物が出るノズル及びノズル口は楕円形、長方形としたecoチューブ。
【請求項2】
チューブに取り外し式の補強リングを取り付けた請求項1のecoチューブ。
【請求項3】
自立可能にするためにスタンドを取り付けた請求項1または請求項2のecoチューブ。
【請求項1】
チューブの両端の内容物が出るノズルと接続する部分以外は、潰して圧着する構造とし、内容物が出るノズル及びノズル口は楕円形、長方形としたecoチューブ。
【請求項2】
チューブに取り外し式の補強リングを取り付けた請求項1のecoチューブ。
【請求項3】
自立可能にするためにスタンドを取り付けた請求項1または請求項2のecoチューブ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2011−235958(P2011−235958A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−123493(P2010−123493)
【出願日】平成22年5月12日(2010.5.12)
【出願人】(510149840)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月12日(2010.5.12)
【出願人】(510149840)
【Fターム(参考)】
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