説明

太平洋セメント株式会社により出願された特許

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【課題】JIS−A1145に規定する骨材のアルカリシリカ反応性試験方法により「無害でない」と判定される骨材を使用しても、アルカリシリカ反応によるセメント質硬化体の膨張を抑制することができるとともに、セメント質硬化体の初期強度や耐中性化特性の低下を防止することのできるセメント添加材及びセメント組成物を提供する。
【解決手段】本発明のセメント添加材は、JIS−A1145に規定する骨材のアルカリシリカ反応性試験方法により無害でないと判定される骨材の粉砕物であって、ブレーン比表面積が3000cm/g以上の当該粉砕物を含むものである。 (もっと読む)


【課題】簡易で低コストの設備を追加するだけで、セメント製造装置の排ガス中のダイオキシン類の如き有機塩素化合物を効率的に分解し無害化し得る処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の排ガスの処理方法は、(A)セメント製造装置の排ガスを、集塵機9を用いて処理し、有機塩素化合物を含むダストを捕集する一方、集塵機9による処理後の排ガスを排出する工程と、(B)集塵機9によって捕集されたダストの一部を、ロータリーキルン5に投入する工程と、(C)ダストの残部を、セメント製造装置内の800℃未満の場所に投入する工程とを含み、かつ、工程(B)及び工程(C)の各々に前記ダストを継続的に供給する条件下で、集塵手段による処理後の排ガス中の有機塩素化合物の濃度が、経時的に低減していくように、工程(B)におけるダストの投入量を定めるものである。 (もっと読む)


【課題】バイオマスと油泥とを利用した固体燃料において、バイオマスに対する油泥の混合比をさほど変化させることなく、管路に付着し難い固体燃料を提供すること。
【解決手段】廃畳の破砕物100質量部、廃ワイヤソーオイル50〜100質量部、および平均粒径2mm以下の粉体5〜50質量部の混合物からなる固体燃料とした。 (もっと読む)


【課題】亜鉛を含む重金属類を含有する物質から、水分含有率が低く、高品位な亜鉛化合物を効率的に分離、回収することのできる方法を提供する。
【解決手段】(A)亜鉛を含む重金属類を含有する物質を酸浸出して、亜鉛を含む酸性水溶液を得る酸浸出工程と、(B)前記酸性水溶液の温度を30℃以上に保持するとともに、該酸性水溶液のpHを12.0以上に調整し、亜鉛含有沈殿物を含むアルカリ性スラリーを得る第1のアルカリ浸出工程と、(C)前記アルカリ性スラリーの温度を引き続き30℃以上に保持するとともに、該アルカリ性スラリーをpHが9.0以上11.5以下のアルカリ性スラリーとし、さらに亜鉛を沈殿させる第2のアルカリ浸出工程と、(D)(C)工程で得られたアルカリ性スラリーを固液分離して、亜鉛を含む固形分を得る亜鉛回収工程と、を含むことを特徴とする亜鉛を含む重金属類を含有する物質の処理方法。 (もっと読む)


【課題】バイオマスと油泥とを利用した固体燃料において、バイオマスに対する油泥の混合比をさほど変化させることなく、管路に付着し難い固体燃料を提供すること。
【解決手段】廃畳の破砕物100質量部、廃ワイヤソーオイル50〜70質量部、および水10〜40質量部の混合物からなる固体燃料とした。 (もっと読む)


【課題】最適な温度での焼成が可能であり、塩素、鉛及び銅の残留率が小さくセメント原料として好適な焼成物が得られる塩素を含む粉粒体の処理方法を提供する。
【解決手段】(A)処理対象となる塩素を含む粉粒体の成分含有量を測定して、CaO/SiOの質量比、及び、R/Clの値を得る工程と、(B)工程(A)の上記2つの値が、上記塩素を含む粉粒体を含有する焼成用原料を焼成して焼成物を得るための下記の条件:
(i)焼成用原料のCaO/SiOの質量比 0.25〜0.70
(ii)焼成用原料のR/Cl 0.7〜1.7
を満たすように、工程(A)の塩素を含む粉粒体に対して、必要に応じて成分調整剤を加えて、焼成用原料を調製する工程と、(C)工程(B)で得られた上記焼成用原料を、焼成温度1,100〜1,250℃の範囲内で焼成し、焼成物を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有する原料を用いても、6価クロム量を低減できる焼成物の製造方法を提供する。
【解決手段】産業廃棄物、一般廃棄物及び建設発生土から選ばれる1種以上を含有する原料をロータリーキルンを使用して焼成する焼成物の製造方法であって、ロータリーキルン内の最高温度の位置をロータリーキルンの内径をDとして焼成物出口から3D〜7Dの位置とし、ロータリーキルン内の最高温度の位置より焼成物出口側にある焼成物に可燃性物質を供給しながら焼成し、ロータリーキルンから排出された焼成物を400℃以下になるまで40℃/min以上の冷却速度で冷却する焼成物の製造方法。
40℃/min以上の冷却速度で冷却する方法としては、エアークエンチングクーラーを用いて冷却する方法、焼成物を水中に投入して冷却する方法や焼成物に散水して冷却する方法が好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の製造設備で、しかも特殊な混和材(剤)を用いずとも、ノロを発生させることなく、高強度の遠心成形体を製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくともセメントと、骨材と、水結合材比12〜20%の水と、BET法による比表面積15m/g未満の低BETシリカフュームと、結合材100質量部に対して0.5〜2.0質量部のナフタリン系高性能減水剤とからなる混練物を遠心成形し、その後養生することにより、遠心成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】低水結合材比でナフタリン系高性能減水剤を用いても、従来のポリカルボン酸系高性能減水剤を用いた場合と同様に、セメントの分散特性とコンクリートの作業性及び成形性に優れた超高強度のコンクリート製品を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくともセメントと、骨材と、水結合材比12〜20%の水と、BET法による比表面積15m/g未満のシリカフュームと、結合材100質量部に対して0.5〜2.0質量部のナフタリン系高性能減水剤とからなるコンクリート製品である。 (もっと読む)


【課題】6価クロム溶出量が多い土壌に対して原位置で処理することが可能で、かつ、6価クロムの溶出を抑制することができる6価クロムの溶出抑制材を提供する。
【解決手段】酸化マグネシウム及び硫酸錫を含む6価クロムの溶出抑制材。さらに、炭酸カルシウムを含むことが好ましい。
酸化マグネシウムは、炭酸マグネシウム又は水酸化マグネシウムを主要原料として、650〜900℃で焼成して得たものが好ましく、酸化マグネシウムと硫酸錫の配合割合は、酸化マグネシウム100質量部に対して、硫酸錫が0.1〜10質量部であることが好ましい。 (もっと読む)


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