説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

111 - 120 / 990


【課題】消耗電極アーク溶接において溶滴のくびれの検出精度を向上させること。
【解決手段】溶滴のくびれを消耗電極1と母材2との間の抵抗値の変化がくびれ検出基準値Vtnに達したことによって検出し、このくびれ現象を検出すると溶接電流Iwを減少させて低電流値の状態でアークが再発生するように出力制御する消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、短絡ごとにくびれ現象検出時点からアーク再発生時点までのくびれ検出時間を検出し、このくびれ検出時間が下限時間以下であるときはカウンタ値から1を減算し、くびれ検出時間が上限時間以上であるときはカウンタ値に1を加算し、カウンタ値がマイナス基準値に達したときはくびれ検出基準値Vtnを減少させ、カウンタ値がプラス基準値に達したときはくびれ検出基準値Vtnを増加させる。これにより、くびれ検出基準値Vtnを適正化できるのでくびれの検出精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、磁気吹きによるアークの偏向を早期に判別する。
【解決手段】ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流を通電してアークを発生させ、CCDカメラCMによってアークの発生部3を撮影し、この撮影された画像データCmを処理して磁気吹きの発生を判別するパルスアーク溶接の磁気吹き判別方法において、画像処理回路GCによって、ピーク期間中の画像データCmからアークの中心位置を算出すると共に、ベース期間中の画像データCmからアークの中心位置を算出し、これら両アークの中心位置のズレ量が基準値以上になったことを判別して磁気吹きの発生を判別して磁気吹き判別信号Adを出力する。このようにアークの偏向を直接画像データから判別するために、磁気吹きによるアークの偏向状態が小さいときでも磁気吹きの発生を早期に正確に判別することができる。 (もっと読む)


【課題】異常発生を監視する必要がある箇所と接続するための信号線を必要としない異常検出装置を提供する。
【解決手段】各パワーコンディショナの制御装置34を異常検出装置として機能させた。制御装置34は、検出値比較部341と入力電圧比較部342とを備えている。検出値比較部341は、日射計5によって検出された日射強度IRRと所定の日射強度IRR0とを比較する。入力電圧比較部342は、検出値比較部341の比較結果が(IRR>IRR0)だった場合に、各電圧センサ33から入力される電圧値Vi(i=1,2,…,n)が所定の電圧値V0より小さいか否かを判別する。制御装置34は、入力電圧比較部342によってViがV0より小さいと判別された場合に、電圧値Viに対応する直流開閉器に開放異常が発生したと判断する。したがって、各直流開閉器と接続するための信号線を必要としない。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接トーチの前進角が大きいときでも、良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】短絡が発生すると溶接電流Iwを初期電流値Iiまで減少させて維持し、初期期間Tiが経過すると溶接電流Iwを第1傾斜K1で上昇させ、基準値Icに達すると溶接電流Iwを第1傾斜K1よりも小さな値の第2傾斜K2でアークが再発生するまで上昇させる。短絡発生時点での溶接電流値Iaを検出し、初期期間Ti中の電流差積分値Si=∫(Ia−Iw)・dtを算出し、上記の基準値Icをこの電流差積分値Siに基づいて自動設定する。これにより、溶滴の大きさと相関関係にある電流差積分値Siによって基準値Icが適正化されるので、前進角が大きいときでも良好な溶接品質を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】適正なナゲットを形成することができる抵抗溶接制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗溶接制御装置は、加圧力差値算出回路EPが加圧力検出値Pdと加圧力設定値Prの差値を算出し、電流補正値算出回路GDが電流設定補正値Gi及び電流通電時間設定補正値Gtを算出する。電流設定値補正回路IRRが電流設定値Irに補正値Giを加算し、電流通電時間設定値補正回路ITRRが電流通電時間設定値ITrに補正値Gtを加算する。電流誤差増幅回路EIが電流検出値Idと電流補正設定値Irrとの誤差を算出して電流誤差増幅値Eiを出力し、インバータ駆動回路DVが電流誤差増幅値Eiと電流通電時間補正設定値ITrrとを入力してインバータ回路INVを制御する。この結果、適正なナゲットを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】
溶接時の施工条件と、この条件で得られた溶接ビードの外観検査の分析結果とを容易にデータベース化することができない。
【解決手段】
ティーチペンダント10は溶接ロボットRの溶接により形成された溶接ビードを撮像し、画像を取得する撮像装置30、画像を表示するディスプレイ17、ティーチペンダント10の測定点から溶接ビードの幅方向の両側縁までの距離を取得する測距センサ37と、測距センサ37が取得した距離を使用して溶接ビード幅を算出する溶接ビード幅演算部25を備える。コントローラ40のハードディスク44は、溶接の施工条件を含む作業プログラムを記憶するとともに作業プログラムに従って溶接ロボットRが施工した溶接ビードの施工条件と、溶接ビード幅を関連付けしてデータベースとして記憶する。 (もっと読む)


【課題】モールド変圧器の運転中に生じる振動などにより、変圧器の巻線温度を測定するダイヤル温度計の感温部の位置がずれたり感温部が破損したりするのを防ぐ。
【解決手段】ダイヤル温度計の感温部203をモールド変圧器1のコア締め金具103に固定する感温部固定具502と、感温部203を温度指示部205に接続する導管206の感温部寄りの部分を感温部203との間に一定の距離を隔てた位置でコア締め金具103に対して固定する導管固定具503とを設け、導管206の導管固定具503と感温部203との間を伸びる部分をS字形に弛ませた。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接トーチのケーブルが長くても溶接条件の調整を作業者の手元で調整できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 トーチスイッチをオンすると溶接開始信号を溶接電源に送信する溶接トーチを備えたアーク溶接装置において、溶接トーチが所定の1軸方向に移動する加速度センサ信号を溶接電源に送信する加速度センサをトーチスイッチの内部に具備し、溶接電源は、トーチスイッチのダブルクリック操作に応じて溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を調整する調整モードを設定し、調整モードのとき、溶接トーチを1軸方向に往復移動したときの加速度センサ信号の最大加速値が第1の加速基準値より大きく正の値のとき、溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を増加させ、最大加速値が第2の加速基準値より小さく負の値とき、減少させる、ことを特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】変圧器ケースの底面部において、錆の進行を抑える柱上変圧器を提供する。
【解決手段】変圧器を内部に収納する円筒形状の変圧器ケース3は、側板部31と底面部32とで構成され、底面部は、側板部との境界である外周部32aと、底面部の最も下方に位置する下頂部32cと、外周部と下頂部との間の中間面32bとを備え、変圧器ケースに取り付けられるベース21は、変圧器ケースに対して着脱可能に構成される。このような構成とすることで、雨水が外周部から下頂部へつたって、下頂部から滴り落ちることで、底面部の塩分を洗い流すことができる。 (もっと読む)


【課題】継鉄部がコア締め金具により締め付けられた鉄心の脚部に一次巻線及び二次巻線が嵌装された乾式変圧器の冷却性能を向上させる。
【解決手段】一次巻線と一次巻線の内側に配置された二次巻線とからなる巻線集合体2uないし2wを、各継鉄部がコア締め金具により締め付けられた鉄心1の脚部に嵌装し、一次巻線と二次巻線との間及び二次巻線と鉄心の脚部との間にそれぞれ通風路203uないし203w及び204uないし204wを形成する。コア締め金具3,3′及び4,4′と鉄心の継鉄部102及び103との間にスペーサを挿入し、各継鉄部と各コア締め金具との間に隙間Gを形成する。鉄心の継鉄部とコア締め金具との間に形成された隙間の少なくとも一部と、二次巻線と鉄心の脚部との間に形成された通風路の少なくとも一部とが、各巻線集合体の軸線方向に沿って連続して伸びる通風路の一部をなすようにした。 (もっと読む)


111 - 120 / 990