説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】地上設置型変圧器装置の変圧器タンクと一次側開閉装置(LBS)との接続部に設けられるパッキンの温度が上昇して早期に劣化するのを防止する。
【解決手段】変圧器タンク6の側壁6b1に、LBSの開閉器ケース201に設けたブッシング取付け部201b2をパッキン16を介して接続し、ブッシング取付け部に取り付けた一次ブッシング端子14u〜14wを、側壁6b1に設けたブッシング導入用窓部6hを通して変圧器タンク6内に導入する。窓部6hの周辺部を覆う断熱板21を変圧器タンク6の内側に配置してパッキン16の温度上昇を抑制する。一次ブッシング端子14u〜14wの油中貫通部のLBS寄りの部分を隔離対象部14B1として、この隔離対象部を変圧器タンク内で生じる絶縁油7の対流から隔離するブッシング端子隔離部25を設け、絶縁油が一次ブッシング端子を加熱するのを抑制して、パッキン16の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】可動コンタクトとしてローラコンタクトを用いる開閉器において、固定コンタクトとローラコンタクトとの間でスリップが生じるのを防いで安定な動作を行なわせる。
【解決手段】中心軸線をローラ支持軸500の軸線方向に向けて並べて配置されて、互いに独立に回転するように支持された複数の導電性のローラ400によりローラコンタクト4を構成して、ローラコンタクト4が固定コンタクト2の電極面2a上を転動する際に、ローラコンタクト4を構成する各ローラ400が、ローラコンタクトの回動中心からの距離に応じて、異なる回転速度で回転することができるようにした。 (もっと読む)


【課題】 幅の均一なビードを形成できるアーク溶接方法およびアーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 消耗電極15と母材Wとの間にアークa1を発生させつつ消耗電極15から母材Wへ溶滴151を移行させる溶滴移行期間T1と、母材Wに形成された溶融池を冷却する冷却期間T2とを繰り返すアーク溶接方法であって、各溶滴移行期間T1中に、ピーク値ipで電流を流すピーク期間Tpとピーク値ipよりも小さいベース値ibで電流を流すベース期間Tbとを含む単位パルス波形の電流を、消耗電極15から母材Wへ繰り返し流す工程と、各冷却期間T2中に、溶接進行方向に、消耗電極15を母材Wに対し母材Wに沿って移動させる工程と、各溶滴移行期間T1におけるピーク期間Tpの回数が設定数に達したとき、当該溶滴移行期間T1を終了する工程と、を備える。このような構成によれば、各溶滴移行期間T1に母材Wに形成される各溶接痕の大きさを均一にすることができる。したがって、幅の均一なきれいなビードを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】アークスタートにおいて、ビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。初期アーク電流の値を、初期ミグアークの発生時点からアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間t3〜t31中は第1初期アーク電流値Ii1に設定し、それ以降の期間t31〜t4は第2初期アーク電流値Ii2に設定する。Ii1>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】溶接トランスと二次電流検出器との間で二次電流の分流回路が発生することを判別することができる抵抗溶接制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗溶接制御装置1は、二次電流検出器21の検出値に基づいて電流フィードバック制御を行う。データベース28に二次電流と、一次電流と二次電流との基準電流比との関係が保存され、電流比算出回路32が電流比を算出する。判別回路30が二次電流検出器21の検出値と算出電流比とを入力して、データベース28から基準電流比を抽出して比較して、溶接トランス6と二次電流検出器21との間で分流回路が発生したことを判別する。この結果、分流回路が発生したことを判別することができるので、溶接トランス6やインバータ回路4を壊すことが無い。 (もっと読む)


【課題】溶接スタート時から溶接終了時まで良好な溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】第1期間T1と第2期間T2とを交互に複数回繰り返す初期工程と、上記初期工程の後に、消耗電極と母材との間にアークを発生させつつ上記消耗電極から上記母材へ溶滴を移行させる定常工程と、を備え、上記初期工程は、各第1期間T1中に、上記母材に沿った溶接進行方向における、上記母材に対する上記消耗電極の速さである移動速さVvが第1速さv1である状態で、上記アークを発生させつつ上記消耗電極から上記母材へ溶滴を移行させる第1工程と、各第2期間T2中に、移動速さVvを第1速さv1より大きい第2速さv2として、上記消耗電極を上記母材に対して移動させる第2工程と、を含み、上記定常工程においては、移動速さVvを第1速さv1より大きい定常速さv4として、上記消耗電極を上記母材に対して移動させる。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接のアークスタートにおいて、タクトタイムを短縮し、ミグアークのアーク長が長くなり過ぎるのを抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進送給して母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続し初期ミグアークのアーク長を次第に長くしてプラズマ電極と母材との間の空間にプラズマ雰囲気を形成することによってプラズマアークを発生させる。後退送給の送給速度を、初期ミグアークのアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでは高速の第1後退送給速度Fb1に設定し、それ以降は低速の第2後退送給速度Fb2に設定する。これにより、後退送給速度が、アーク長Laが短いときは高速になるのでタクトタイムが短縮し、長くなると低速になるのでアーク長が長くなり過ぎることがない。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、種々の溶接条件に応じて適正化するためのパラメータの設定に時間がかかっていた。
【解決手段】最終ピーク電流の通電を判別すると最終ベース電流を最終ベース期間だけ通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、アークスタート性の良否を示す指標を算出し、この指標に応じて前記最終ベース期間LTbの時間長さを変化させて自動設定する。前記指標は、単位アークスタート回数に占める、アークスタート時の最初の短絡が基準時間以上であった回数の比率である。これにより、種々な溶接条件に応じて最終ベース期間LTbが自動的に適正化されるので、設定の時間が不要となる。 (もっと読む)


【課題】低出力時の出力安定化、省電力化に寄与することができるアーク加工用電源装置を提供する。
【解決手段】インバータ回路及び補助スイッチング回路の各スイッチング素子TR1〜TR5が十分にオン可能な所定狭パルス幅(最小パルス幅Wm0,Ws0)より大となるオンパルス幅Wm,Wsに設定されるような出力要求時にはPWM制御が実施される。一方、オンパルス幅Wm,Wsがその所定狭パルス幅より小となり得る低出力要求時には、オンパルス幅Wm,Wsをその所定狭パルス幅に固定した状態での制御パルス信号の位相調整を行うPSM制御に制御態様が切り替えられる。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、磁気吹きによるビード外観の悪化を抑制する。
【解決手段】ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流から形成される溶接電流を通電してパルスアーク溶接するアーク溶接制御方法において、ベース期間中の溶接電圧の上昇によって、複数の溶接個所の中から磁気吹きが発生した溶接個所Ps2−Pe2を判別して記憶するパルスアーク溶接によるテスト溶接を行い、実施工時に、記憶された磁気吹き発生溶接個所以外の溶接個所Ps1−Pe1、Ps3−Pe3を溶接するときは前記パルスアーク溶接によって溶接し、記憶された磁気吹き発生溶接個所Ps2−Pe2を溶接するときは溶接法をパルスアーク溶接から直流アーク溶接に自動的に切り換えて溶接を行う。直流アーク溶接は磁気吹きによるアーク切れが発生しにくいので、ビード外観を良好に保つことができる。 (もっと読む)


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