説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】 本発明では、溶接開始時のガス流量が適正であることを判別して、良好なアークスタートを行うアーク溶接のガス制御方法を提供する。
【解決手段】 溶接開始に際して予め定めたプリフロー期間だけシールドガスを放流しながら溶接電流の通電を停止し、前記プリフロー期間終了後に前記シールドガスの放流を継続しながら溶接電流を通電するアーク溶接のガス制御方法において、前記プリフロー期間が終了したときのガス流量の下降率を算出し、前記下降率が予め定めた基準下降率未満のとき前記溶接電流を通電し、前記基準下降率以上のとき前記下降率が前記基準下降率未満になるまで待機して前記溶接電流を通電する、ことを特徴とするアーク溶接のガス制御方法である。 (もっと読む)


【課題】 被覆アーク溶接を行うとき、最大負荷電圧が高いためにアークの消弧が困難になり、タック溶接等で著しく作業性が悪くなる。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク溶接機において、整流された出力電圧を検出する出力電圧検出回路を設け、主制御回路は、インバータ回路の動作中に出力電流検出値が予め定めた出力電流基準値を超えて所定時間が経過した後、出力電圧検出値が予め定めた出力電圧基準値以上になったとき、インバータ回路の動作を所定時間停止させる、ことを特徴とするアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】電力系統に複数の分散電源が連系されている場合でも電力系統の安定性を損なうことなく、各分散電源の発電機会の損失を均等化することができる制御システムを提供する。
【解決手段】電力系統Bに連系されている分散電源A1〜Anが出力する有効電力の電力値P1〜Pnを各制御回路がサーバDに送信する。サーバDは、受信した電力値P1〜Pnの合計値に対する各電力値P1〜Pnの割合に基づいて係数K1〜Knを算出し、対応する制御回路にそれぞれ送信する。各分散電源Ai(i=1〜n)の制御回路は、検出した位相変化量Δθiと受信した係数Kiとを乗算することで同期化電力PSiを算出し、これを修正値として目標有効電力を調整することで、各分散電源Aiから出力される有効電力に同期化電力を重畳させる。これにより、各分散電源A1〜Anの発電機会の損失を均等化することができる。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、磁気吹きによるビード外観の悪化を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接制御方法において、ベース期間中の溶接電圧の上昇によって、溶接線Ps−Pe上の磁気吹き発生区間A1−A2を判別して記憶するテスト溶接を行い、実施工時に、溶接線Ps−Pe上の記憶された磁気吹き発生区間A1−A2を溶接するときは、溶接電流の通電路のインダクタンス値を大きくして溶接を行う。インダクタンス値は、通電路に可飽和リアクトルを追加挿入することによって大きくする。これにより、ベース電流を増加させることなく磁気吹きによるアーク切れを防止することができるので、ビード外観が悪化することを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】一次側位相シフト方式のDC−DCコンバータのスイッチング損失を低減する。
【解決手段】インバータINVと、インバータの高周波出力が入力されたトランスTsfと、トランスの出力を整流する整流回路Recと、整流回路のプラス側出力端子にタップが接続され,一端がプラス側コンバータ出力端子に接続されたタップ付きインダクタLotと、整流回路のマイナス側出力端子から引き出されたコンバータ出力端子とインダクタLotの他端との間に接続されたダイオードD7とを備えたDC−DCコンバータにおいて、インバータの入力端子間にコンデンサ分圧回路を接続して、その分圧点とインバータの制御相側の出力端子との間に共振リアクトルL2を接続し、リアクトルL2を通して制御相のレグのスナバキャパシタの充放電を行わせることにより、制御相のレグのスイッチ素子のスイッチング動作をソフトスイッチングとしてスイッチング損失を低減する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、種々の溶接条件に応じて適正化するためのパラメータの設定に時間がかかっていた。
【解決手段】溶接を終了する際に最終ピーク電流LIpを通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、アークスタート性の良否を示す指標を算出し、この指標に応じて前記最終ピーク電流LIpの値を臨界値以上及び未満の範囲で変化させて自動設定する。前記指標は、単位アークスタート回数に占める、アークスタート時の最初の短絡が基準時間以上であった回数の比率である。これにより、種々な溶接条件に応じて最終ピーク電流LIpが自動的に適正化されるので、設定の時間が不要となる。 (もっと読む)


【課題】ユーザ座標系を作業領域に応じて自動的に選択する場合、光電センサ等の導入が必要である。またはユーザ座標系の設定に加えて作業領域の複雑な設定が必要である。
【解決手段】アーム先端に取り付けられたツールを操作手段からの操作信号によりジョグ送りする際に、ツールが予め定められた作業領域に侵入したことを検知して、所定の軸方向を有するユーザ座標系を自動的に選択するロボット制御装置である。このロボット制御装置に作業領域自動設定手段を備える。すなわち、ユーザ座標系の原点Orを含んだ所定形状を有する領域を作業領域Qとして自動設定する。所定形状とは、原点Orを中心位置とした予め定めた半径長さDrを有する球体である(c)。または、予め定めた辺長さDx〜Dzを有する直方体である(b)。作業領域Qの中心位置となるユーザ座標系の原点は、シフトできるとさらに良い。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、磁気吹きによるビード外観の悪化を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接制御方法において、ベース期間中の溶接電圧の上昇によって、溶接線Ps−Pe上の磁気吹き発生区間A1−A2を判別して記憶するテスト溶接を行い、実施工時に、溶接線Ps−Pe上の記憶された磁気吹き発生区間A1−A2を溶接するときは溶接電流波形パラメータを自動的に変化させて磁気吹きの発生を抑制する。溶接電流波形パラメータの変化は、ベース電流を大きくすることである。これにより、磁気吹き発生区間A1−A2中はベース電流が増加されるので、アークの硬直性が強くなり、磁気吹きによるアークの偏向は抑制される。この結果、ビード外観が悪化することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 電源装置のインバータ回路を駆動するスイッチング素子駆動回路の逆バイアス電圧が低くなると、ターン・オフ損失が増加しスイッチング素子の劣化に繋がる。
【解決手段】 直流変換回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するフルブリッジのインバータ回路と、インバータ回路を制御すると共に変圧器の入力電流が基準電流以上になると所定時間インバータ回路を停止する出力制御回路と、出力制御信号に応じてスイッチング素子を駆動すると共に逆バイアスコンデンサに電流を供給するスイッチング素子駆動回路とを備え、インバータ回路が停止しているとき、第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子が0から1/2周期の間で重ならないようにオンし、第2のスイッチング素及び第3のスイッチング素子が1/2から1周期の間で重ならないようにオンするスイッチング制御回路、を備えたことを特徴とするアーク加工用電源装置である。 (もっと読む)


【課題】溶接電源52から溶接トーチ51まで接続されたプラス側の電圧検出線を省略することができる溶接装置53を提供する。
【解決手段】溶接電源52内の起動信号出力回路18にトーチスイッチ33の制御線が接続されて、トーチスイッチ33がONのときに起動信号出力回路18が制御回路12へ起動信号を出力する。溶接トーチの給電部32とトーチスイッチ33とが溶接トーチ51内で接続されている。溶接電源52内のアイソレーションアンプ13のプラス入力端子と起動信号出力回路18とが溶接電源52内で接続され、マイナス入力端子が被加工物41に接続されている。溶接トーチの給電部32で検出された電圧信号がトーチスイッチ33の制御線を介してアイソレーションアンプ13のプラス入力端子へ伝達され、被加工物41からの電圧信号がマイナス入力端子へ伝達される。 (もっと読む)


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