説明

岡部株式会社により出願された特許

121 - 130 / 277


【課題】製造がより簡便であって、しかも屈曲線方向に対するより均質な屈曲変形が可能で、延いては円滑なエネルギ吸収が得られる、鋼製柱と鋼製梁との接合部に適用される鋼製柱梁接合部用の制振補強技術を提供する。
【解決手段】鋼製柱2と鋼製梁3との接合部に適用する制振補強金物1の両側の取付部4,5を除いた中間部分を、前記接合部の内側の隅部を中心としてほぼ放射状に延びる複数の屈曲線に沿って交互に屈曲して蛇腹状に形成するとともに、それらの各屈曲部における屈曲角を前記屈曲線の全長においてほぼ一定の角度とするとともに、各屈曲部の高さが前記隅部に近い方から外側へ向けて漸増するように構成する。 (もっと読む)


【課題】ミリンやトサカノリなどのような利用価値の高い海藻種苗を、簡単かつ確実に大量生産することができ、しかも年間を通しての作業が可能な海藻種苗生産方法を提供する。
【解決手段】藻体が表層組織と中層組織と髄組織の三層構造で構成されるミリン等の海藻類の種苗生産方法において、藻体の一部を切り取った切片から髄組織を切除して表層組織4と中層組織3からなる二層組織切片6を摘出し、これを静置培養によりその周辺部から多数の髄組織2aを発現させ、このような状態になった二層組織切片6をミキサー等で細断して組織細片とし、さらに、この組織細片を攪拌培養することにより、該組織細片から伸長している髄組織2aを分化させて幼藻体、場合によっては成体へと生長させる。このようにして得られる海藻種苗は、食用、化学原料、藻場造成のための移植用などに利用することができる。 (もっと読む)


【課題】設置場所の水深等の作業条件に左右されにくく、簡単かつ確実に中層浮魚礁のすべての構成部材を引き揚げることのできる回収方法と、この方法で使用する回収用金具を提供する。
【解決手段】海底に設置されたアンカー2に結合する係留索を介して魚礁本体が海面下の所定域に浮遊状態で係留される中層浮魚礁1に対して、作業船10から吊り下げた案内索11の先端部を移動しながら魚礁本体に掛止させて作業船10を固定した後、作業船10から繰り出す回収索15の一端側と結合する回収用金具20が前方に着脱可能に取り付けられた無人潜水機13を、案内索11を利用しながら魚礁本体の近くまで降ろし、無人潜水機13を操作して回収用金具20を係留索に結合させ、無人潜水機13を引き揚げた後に回収索15を巻き上げて中層浮魚礁1をそのままの状態で引き揚げる。 (もっと読む)


【課題】棒鋼に対し、スリーブと楔部材の強度や材質を適切に設定することによって、継手性能を改善することが可能な棒鋼接合装置を提供する。
【解決手段】2本の棒鋼Pが隙間Gを空けた並列状態で貫通される貫通穴3を有するスリーブ2と、スリーブに、棒鋼間の隙間へ向かって棒鋼の貫通方向と直交する方向に貫通形成された通孔4,5と、スリーブに、通孔に合致させて設けられるナット6と、ナットに締結されるボルト9が一端に形成され、他端に、ボルト・ナットの締結作用で棒鋼の隙間に引き込まれ、棒鋼をスリーブに向かって押圧して貫通穴内面に圧接させつつ当該棒鋼に係合する楔10が形成され、通孔を介してスリーブに装着される楔部材8とを備え、スリーブの強度や硬さを、棒鋼の強度や硬さよりも大きく、かつ楔部材の強度や硬さと同等もしくはそれ以下に設定した。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート構造物における基礎鉄筋などの配筋作業において、鉄筋を支持するための鉄筋支持架台の合理的な設計方法と、その方法で得られる鉄筋支持架台を提供する。
【解決手段】鉄筋支持架台10は、異形鉄筋からなる上部支柱11とアングル材からなる下部支柱12で構成され、下部支柱12に対する上部支柱11の座屈強度比が0.85〜1.79の範囲内となるように、各支柱の素材、規格、長さなどを選定することにより、最大荷重を超えた荷重が負荷されたときに、局部的な座屈を生じることなく、上部支柱11と下部支柱12とが一体となって全体が湾曲するような形状に座屈することで、それぞれの支柱の性能を最大限に活用することができ、無駄の少ない設計が可能である。さらに、高さの適用範囲が隣接する種別間での適用範囲の重複を減らして少ない品揃えで対応することができる。 (もっと読む)


【課題】籠状鉄筋に対するアンカーボルト5の差込み作業が容易であり、かつアンカーボルト5を所期の位置に正確に設置したり、その周囲近傍に配筋される補強筋10との間の位置関係を適正な状態に維持することができ、礎柱部の高さや幅を抑えても十分な定着耐力を確保することが可能な、免震装置取付用のベースプレート4の設置技術を提供する。
【解決手段】礎柱部を補強する籠状鉄筋を予め組上げ、その籠状鉄筋内の所定位置に、ベースプレート4に設置した定着板を備えた複数のアンカーボルト5を差込んでベースプレート4を仮支持し、しかる後、アンカーボルト5の周囲近傍に、礎柱部より高さが低く例えば略U字状からなる中央屈曲部10aと張出し部10b,cからなる補強筋10を用いて、定着板8を頂点として生じるコーン状破壊面を上下に跨ぐ状態に配筋した上、コンクリートを打設して礎柱部を形成する。 (もっと読む)


【課題】ブレース構造における露出型柱脚部において、ブレース材を先行して決定し、それに基づいてガセットプレートを設計する手法により、設計を簡便に行うことが可能なブレース付き柱・梁架構の露出型柱脚部の設計支援方法および設計支援システムを提供する。
【解決手段】入力手段、表示手段および出力手段を備える演算装置を用い、架構の柱材、梁材およびブレース材を入力する入力ステップと、入力された柱材に対応する露出型柱脚を決定する柱脚決定ステップと、入力されたブレース材の終局耐力を決定する終局耐力決定ステップと、ガセットプレートの材質および最小幅を入力するガセットプレート初期データ入力ステップと、ガセットプレートの板厚および必要溶接長さを算出するガセットプレート算出ステップと、露出型柱脚が適用可能か否かを判定する柱脚判定ステップと、柱脚およびガセットプレートの設計仕様を表示する表示ステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】籠状鉄筋に対するアンカーボルト5の差込み作業が容易であり、かつアンカーボルト5を所期の位置に正確に設置でき、しかも礎柱部の高さや幅を抑えても十分な定着耐力を確保することが可能な、免震装置取付用のベースプレート4の設置技術を提供する。
【解決手段】礎柱部を補強する籠状鉄筋を予め組上げ、その籠状鉄筋内の所定位置に、ベースプレート4に設置した定着板を備えた複数のアンカーボルト5を差込んでベースプレート4を仮支持し、しかる後、1本の異形鉄筋を略U字状に屈曲形成した定着筋10を用い、その定着筋10の屈曲部をそれぞれのアンカーボルト5に設けた定着部に対して係合させるとともに水平ないしベースプレート4と反対側に傾斜させた状態に配筋した上、コンクリートを打設して礎柱部を形成する。 (もっと読む)


【課題】締結トルクを別途管理することなく、高い品質で安定した接合性能を得ることが可能な棒鋼接合装置を提供する。
【解決手段】2本の棒鋼Pが隙間Gを空けた並列状態で貫通される貫通穴3が形成された接合用金物2と、接合用金物に、棒鋼間の隙間へ向かって棒鋼の貫通方向と直交する方向に貫通形成された第1および第2通孔4,5と、接合用金物に、通孔に合致させて設けられるナット6と、ナットに締結されるボルト9が一端に形成され、他端に、ボルト・ナットの締結作用で棒鋼の隙間に引き込まれて当該棒鋼を接合用金物との間で拘束する楔10が形成され、通孔を介して接合用金物に装着される接合用締結体8と、接合用締結体の楔以外の箇所に形成され、設定した締結トルクで破断されるトルク入力部11とを備えた。 (もっと読む)


【課題】耐震補強性能を向上することが可能な耐震補強用アンカーおよびそれを用いた耐震補強構造を提供する。
【解決手段】雄ネジ6が少なくとも一部に形成され、既設構造体に穿設した孔に当該雄ネジを介してねじ込まれて固定される固定軸部2と、固定軸部の材質よりも低強度の材質で形成され、新設または増設する構造体に埋設される定着軸部3とを一体的に形成した。また、定着軸部の強度が、増設する構造体に設けられる定着体の強度や新設する構造体に配筋される鉄筋の強度とほぼ同じに設定される。 (もっと読む)


121 - 130 / 277