説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】簡単な構成により外力の方向性に影響されない補強用斜め材を実現するとともに、簡便に形成可能な座屈拘束形の補強用斜め材を提供し、さらに補強用斜め材としての所期の剛性と耐力を簡便に得られる施工方法を提供する。
【解決手段】柱や梁などで形成される四辺形の構面に対して斜めに設置されるブレース材等の補強用斜め材として、細長い平板を螺旋状に捩って形成した捩り板2を用いる。また、その捩り板2に対して座屈拘束管を外嵌することにより、座屈拘束形の補強用斜め材として使用してもよい。さらに、捩り板2の捩りピッチの大きさにより斜め材としての剛性を調整することにより、補強用斜め材としての所期の剛性と耐力をより簡便に実現できる。 (もっと読む)


【課題】被覆ブロック、根固めブロック、人工魚礁等の各種形状の構造物に対して、移植用の海藻種苗が高い確率で早期に定着し、メンテナンスも容易な海藻育成具と、これを用いた藻場造成方法を提供する。
【解決手段】海藻育成具は、短尺のロープ31に海藻種苗32を着生させた海藻種苗付きロープ3と、片面にロープ31を取付可能な溝部21が設けられた基板2からなり、基板2の中央に設けたボルト挿通孔22を利用して造成用構造物の適宜位置に簡単に固定することができる。海藻種苗付きロープ3と基板2とは、一体化状態ではロープ31の上部周面が基板2の天端面とほぼ面一となるので、流れに対する抵抗がほとんどなくなる。このため、海藻育成具を波当りの強い場所に設置される造成用構造物の水平面に取り付けた場合でも、海藻種苗付きロープ3が外れにくく、藻場造成の成功率向上に寄与する。 (もっと読む)


【課題】水平部材と垂直部材を略直角に接合する仕口部に対して斜め方向から作用する補強用具をねじる方向の成分を含む外力に対しても効果的に機能し得るとともに、より円滑で効率的なエネルギ吸収が可能な仕口補強用具を提供する。さらには、ブレースの設置作業の簡便化にも有効な仕口補強用具を提供する。
【解決手段】水平部材4と垂直部材5を略直角に接合する仕口部に取付ける仕口補強用具1を両側の取付部2,3とそれらの取付部を連結する連結部とから構成し、その連結部に設ける変形部6を、仕口部の内側の隅部Cを中心としてほぼ放射状に延びる複数の屈曲線Lに沿って交互に屈曲して蛇腹状に形成し、かつ各屈曲部の高さが隅部Cに近い方から外側へ向けて漸増するように構成する。変形部6の幅を狭くして外力による変形を変形部6に集中させたり、隣接して設置した対をなす仕口補強用具の間からブレースをとるように構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】水平部材と垂直部材とを略直角に接合する仕口部に適用する仕口補強用具とブレース材の連結部とを有機的に関連させて、それらの仕口補強用具の補強機能とブレースによる補強機能とを共により的確に発揮し得る仕口補強用具を備えたブレース構造を提供する。
【解決手段】略直角に接合した水平部材4と垂直部材5に対して取付可能な両側の取付片2,3を略L字状に一体的に形成した仕口補強用具1の、両側の取付片2,3の間に仕口部に作用する外力を吸収する変形部12を設けるとともに、両側の取付片2,3に対して枢着した2つの連結片9,10同士を摺動可能に嵌合し、その嵌合部を介してブレース材6を接続する。なお、前記両側の取付片2,3に対してそれぞれ枢着した2つの連結片同士を連結軸によって連結し、その連結軸を介してブレース材6を接続するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】柱と基礎との接合強度を高めるとともに接合時の作業性を改善する。
【解決手段】本発明に係る柱脚接合具1は、雌ネジ部材2と接合具本体3とを備える。雌ネジ部材2は、座金状頭部4と正六角形断面をなす雌ネジ本体5とで構成してあるとともに雌ネジ本体5には雌ネジ9を設けてある。接合具本体3は、雌ネジ本体5が挿通される円孔10が形成された頂部6と基礎24に埋設されたアンカーボルト25の先端が螺合されるネジ孔12が形成された底部8と頂部6及び底部8を接続する側部7,7とで構成してある。円孔10は、該挿通孔に雌ネジ本体5が挿通された状態で雌ネジ部材2を材軸回りに回動自在となるようにその形状及び寸法を定めてある。雌ネジ部材2は、雌ネジ本体5が円孔10に挿通された状態で該雌ネジ本体が頂部6の上面から突出するように、その長さを定めてある。 (もっと読む)


【課題】鋼管内面の中空コンクリート体中に埋設する円筒状の杭頭補強筋を、鋼管の大小にかかわらず容易に所定位置に設置することができ、全長の長い杭頭補強筋にも適用可能な外殻鋼管付コンクリート杭の製造方法とそれによって得られる外殻鋼管付コンクリート杭を提供する。
【解決手段】外殻鋼管付コンクリート杭1は、外殻鋼管2の内面に円筒状のコンクリート体3が一体に形成され、内部に複数本の主筋5aとフープ筋5bで円筒状に組み立てられた杭頭補強筋5が埋設されている。杭頭補強筋5の他端部には、外殻鋼管2の内径より大きく縮径方向に弾性変形可能な環状に屈曲された鉄筋からなる支持部材6が、複数本の主筋5aに対して結束などの手段を介して結合され、外殻鋼管2の内周面に対して弾発的に当接することにより、杭頭補強筋5を外殻鋼管2の内面から所定の間隔を置いた同心位置に係止する。 (もっと読む)


【課題】アンカーボルトに対する地震作用を緩和して、地震によるアンカーボルトの損傷や破断を軽減ないし遅延するための耐震工法を提供する。
【解決手段】コンクリート17中に埋設されたアンカーボルト16の定着板21と、そのアンカーボルト16の定着板21より下方に螺合され、前記定着板21にアンカーボルトの引張力を伝達する下部ナット22との間に金属塑性体からなるエネルギ吸収部材23を介在し、そのエネルギ吸収部材23の塑性変形によって地震エネルギを吸収させることにより、アンカーボルト16に対する地震作用を緩和する。 (もっと読む)


【課題】ベースプレート本体部の板厚を大きくすることなく曲げ剛性を高め、鉄骨柱のサイズ拡大にも対応可能な露出型の鉄骨柱脚用のベースプレートと、これを用いた柱脚構造を提供する。
【解決手段】鉄骨柱4の下端部に対してベースプレート本体部2が上面側で固着され、その周辺部分に設けた複数のボルト挿通孔に、基礎コンクリート5から突出するアンカーボルト6を挿通し、上方からのナット7の締付けにより該鉄骨柱4を基礎コンクリート5に固定する平板状のベースプレート1であって、ベースプレート本体部2の下面側に、鉄骨柱4の固着部に対応する位置にほぼ同じ断面形状の柱状部3aと、この柱状部3aの側壁面の内外に交差状態で外側板状部3bおよび内側板状部3cとからなる補剛部3を設けることにより、アンカーボルト6が配置されるベースプレート本体部2の周辺部分を効果的に補強する。 (もっと読む)


【課題】ベースプレート本体部の板厚を大きくすることなく曲げ剛性を高め、鉄骨柱のサイズ拡大にも対応可能な露出型の鉄骨柱脚用のベースプレートを提供する。
【解決手段】鉄骨柱4の下端部に対してベースプレート本体部2が上面側で固着され、その柱外側部2bに設けた複数のボルト挿通孔に、基礎コンクリート5から突出するアンカーボルト6を挿通し、上方からのナット7の締付けにより該鉄骨柱4を基礎コンクリート5に固定する平板状のベースプレート1であって、ベースプレート本体部2の下面側に、鉄骨柱4の固着部が投影する仮想輪郭線に沿って互いに間隔を空けながらその仮想輪郭線を跨ぐように複数の板状部3を立設することにより、アンカーボルト6が配置されるベースプレート本体部2の柱外側部2bを効果的に補強する。 (もっと読む)


【課題】基礎構造への固定度が軸力に依存しないようにする。
【解決手段】本発明に係る杭頭接合構造21は、杭頭3を上部構造物5の基礎スラブ6に埋め込むとともに、杭頭3に設けられた端板4にアンカー鉄筋7を立設して基礎スラブ6に埋設し、基礎スラブ6の埋込み凹部の内面のうち、凹部天井面11を端板4の上面から離間させてなる。杭頭接合構造21を構築するには、杭頭接合用仮設具1を用いればよい。杭頭接合用仮設具1は、アンカー鉄筋7が挿通される挿通孔12が形成された円形天板8及び該円形天板の周縁に垂設された円筒体9からなる被冠部材10を備える。被冠部材10は、円形天板8に形成された挿通孔12にアンカー鉄筋7が挿通された状態で、円形天板8が端板4の上面からΔhだけ離間した状態で杭頭3に被せることができるようになっている。 (もっと読む)


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