説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】インナ側、アウタ側各パッド5aの姿勢の安定化を図れ、これら各パッド5aの引き摺り並びに振動(異音、ジャダー)を低減できる構造を実現する。
【解決手段】各パッド側係合部11a、11bと各サポート側係合部10a、10aとの当接部のうち、ロータの正転時にこのロータの回転方向前側で、前記各パッド5aに加わる接線力Ffを支承する部分Afを、これら各パッド5a、5bの図心Oを通る仮想円の、この図心Oに於ける仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し内側に位置させる。又、これと共に、同じく前記当接部のうち、前記各パッド5aに加わるモーメントMfを支承する部分Bf、Cfを、前記サポート2の周方向両端部で、且つ、前記仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し外側に位置させる。 (もっと読む)


【課題】 ロータを任意位置にて停止させることを可能にして、試験毎のロータの回転位置と引摺り試験結果との関係を整合できるようにした。
【解決手段】 ディスクブレーキ動作に基づく各種データを取得する引摺り試験装置において、試験装置における回転部分5、7の任意位置を検出し、前記検出された任意位置を試験装置の回転軸5を駆動する駆動モータ9の停止位置とする制御を制御手段26により行うことにより、回転軸すなわちロータ7を任意の設定位置にて停止させることが可能となり、試験毎のロータ回転開始位置と引摺り試験結果とのデータ同士の関係を正確に整合させることができるので、ロータ回転位置を毎回一致させて引摺り結果を正確に比較して分析することができる。 (もっと読む)


【課題】内側、外側両シム板4c、5c同士の周方向の相対変位を許容し、しかも、これら両シム板4c、5cをパッドのプレッシャプレートの背面に組み付ける以前の状態でも、これら両シム板4c、5cが不用意に分離する事を防止する。
【解決手段】内側シム板4cに設けた各内側係止片6d、6eと、外側シム板5cに設けた各外側係止片10e、10fとを係合させて、これら両シム板4c、5cが厚さ方向に分離する事を阻止する。又、上記内側シム板4cの基板部7aの周方向両端縁に一対の折れ曲がり片13、13を設ける。これら両折れ曲がり片13、13同士の間隔を、上記外側シム板5cの基板部9aの周方向長さよりも大きくして、上記内側シム板4cをこの外側シム板5cに対し、周方向に変位可能とする。この変位に拘らず、上記各内側係止片6d、6eと上記各外側係止片10e、10fとの係合が外れる事はない。 (もっと読む)


【課題】 無機フィラー全表面がカシューポリマー硬化物で被覆された摩擦調整材であって、該無機フィラーが中空粒子などの壊れやすい材料であっても、摩擦材製造工程などにおいて壊れにくい摩擦調整材を提供する。
【解決手段】 カシューポリマー硬化物と無機フィラー粒子とからなり、かつ該無機フィラー粒子の全表面が、前記カシューポリマー硬化物で被覆されてなる摩擦調整材、並びに、カシューポリマー粉末と、シランカップリング剤で表面処理された無機フィラー粒子とを、質量比1:1〜1:3の割合で用い、攪拌造粒機により造粒したのち、造粒物の表面に被覆されているカシューポリマーを硬化させる前記摩擦調整材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】戻しばね5a、5aのストロークの確保と、この戻しばね5a、5aを含む構成部品の組立容易性との両立を図る。更には、制動解除に伴って、アウタパッド3aのライニング8aをロータのアウタ側面から完全に離隔させる事ができる構造を実現する。
【解決手段】パッドクリップ16a、16bの中間部に、前記戻しばね5a、5aの取付基部17を組み付ける。又、これら両パッドクリップ16a、16bに、これら両戻しばね5a、5aの弾性押圧部18、18の先端部に設けた係止部19、19を突き当ててこれら各弾性押圧部18、18が、インナ、アウタ両パッド2a、3aを過度に押圧するのを阻止する、一対の変位規制部23、23を設ける。 (もっと読む)


【課題】 高い強度の取付板を用いて確実に既設ペダルの踏動板への挟持固定を可能にし、試験中の脱落の虞れもない踏力測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 略方形の基板1上面に踏力センサ3を配設するとともに、前記基板1に重合させた取付板2に取付部2Aを形成し、これら取付部2Aに対応させて背面側に配置した挟持板4との間にて前記既設ペダルの踏動板9を挟持固定したことにより、踏力センサ3にて検出すべき取付板2に作用した踏力は、取付板2の取付部2Aと挟持板4との間で高い強度で緊締されていることにより、確実に既設ペダルの踏動板9に伝達されていくので、踏力測定装置10が妄りに既設ペダルの踏動板9からずれたり脱落することがなく、試験中の高精度で継続的な踏力検出値が得られる。 (もっと読む)


【課題】必要なストロークを確保でき、しかも、大きな増力比を得られる構造を得て、小型で、しかも、パーキングブレーキ作動時に大きな制動力を得られ、且つ、制動解除後の引き摺りを防止できる構造を実現する。
【解決手段】ロータの側面と、インナ、アウタ両パッド2a、3aとの隙間を塞ぐ際には、アジャスタスクリュー16とインプットスクリュー17とを、同期してアウタ側に変位させる。前記隙間を解消した後は、前記アジャスタスクリュー16を停止させ、前記インプットスクリュー17のみをアウタ側に変位させる。そして、複数個の分配レバー19、19を備えた、梃子式の増力機構37により、ピストン7aをアウタ側に強く押し付ける。この構成により、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキにおいて、ブレーキ作動時にブレーキパッドの巻き込み作動によりブレーキアームに発生する接線方向の力を受けとめることができるディスクブレーキのブレーキトルクアンカーを提供する。
【解決手段】基体と、その基体に対して球面軸受を介して全方向に自由度を有して旋回および揺動可能に支持された一対のブレーキアーム1と、基体側に設けたアクチュエータの作動により前記一対のブレーキアームの一端部を揺動・押圧し前記ブレーキアームの他端部に設置されたブレーキパッド4をディスクロータに押圧するように構成されたディスクブレーキにおいて、前記ブレーキアームと前記基体との間に、ブレーキ作動時にブレーキアームに発生する接線方向の力を受けるための力伝達部材6を設けたことを特徴とするディスクブレーキのトルクアンカー。 (もっと読む)


【課題】優れた冷却性能の確保とコスト増大の防止との両立を図れる構造を実現する。
【解決手段】インナ、アウタ各ピストン8a、9aをそれぞれ、ピストン本体45とピストンキャップ32とを備えたものとする。そして、キャリパ5aに支持した第一、第二のダクト34、40を通じて送られた冷却気体が、前記インナ、アウタ各ピストン8a、9a内に設けた通気路46、46を通じて、このインナ、アウタ各ピストン8a、9a内を流通する様にする。即ち、前記冷却気体が、前記ピストン本体45の開口周縁部側から、このピストン本体45内のうちで、前記ピストンキャップ32により区画されるピストン本体側内部空間47を経由して、前記ピストン本体45の開口縁部側に流通する様にする。 (もっと読む)


【課題】 外部障害物等による部品の損傷の虞れもなく、部品点数も少なく簡素な構造のパッド装着機構を提供することを目的とする。
【解決手段】 パッドホルダ4の蟻溝11に軸方向にスライドさせて装着したパッド部材19におけるアンカープレート6を、軸方向に直交する方向に付勢する付勢部材20を前記パッドホルダ4に設置したことにより、付勢部材20の付勢によって、パッド部材19におけるアンカープレート6が、スライド装着時に使用された蟻溝11の傾斜面(B面)に押し付けられて効果的にパッドホルダ4側すなわち枕木方向に移動するので、パッド部材19全体がパッドホルダ4側に押し付けられ、パッドホルダ4とパッド部材19との組付け誤差等に起因するガタが簡素な構造の機構によって効果的に吸収される。 (もっと読む)


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