説明

鹿島建設株式会社により出願された特許

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【課題】構造物の内部、あるいは外部において地震や風荷重等により水平力を負担するときに、相対変形を生じ得る分離した構造部材間に跨る形で設置され、外力として主にせん断力を受けることで曲げ降伏する弾塑性ダンパーに生ずる接合部における曲げモーメントの大きさを低減し、弾塑性ダンパー自体の規模の縮小化を可能にする。
【解決手段】弾塑性ダンパー1に、板状の本体1Aの中心部、もしくはその付近に位置し、せん断力を負担して曲げ降伏し得る塑性変形部2と、塑性変形部2に関してせん断力作用方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)の両側寄りに位置し、各構造部材6に接続される接続部3、3の3部分を持たせ、各接続部3に塑性変形部2のせん断力作用方向(X方向)両側に分散して位置する接合部31、31を与え、この両接合部31、31を塑性変形部2のせん断力作用方向に垂直な方向(Y方向)の中心寄りに位置させる。 (もっと読む)


【課題】上部構造物と基礎構造物の間に、複数の可動支承を平面上に配置する免震構造における可動支承を構成する上沓と下沓とのそれぞれを予め上部構造物の底部及び基礎構造物上に別々で固定し、上沓の滑り面が下沓の滑り面に面接触するように上部構造物を基礎構造物に載置する免震構造及びその施工方法において、全可動支承における上沓の滑り面と下沓の滑り面とが確実に面接触できる免震構造及びその施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】可動支承装置10を構成する上沓30及び下沓20のそれぞれを、炉底部101のベース架台103及び基礎構造物102の基礎上面102aにおいて対応する位置に固定する沓固定工程と、上沓30の上滑り面30aと下沓20の下滑り面20aとが対面するように炉底部101を基礎構造物102に載置する載置工程と、内側空間Nに固化型注入材を注入する注入工程と、固化型注入材が固化する固化工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 装置の大型化や大量のグラウト材を要することなく、せん断補強部材挿入孔にグラウト材を好適に充満させ、せん断補強部材を十分構造体に定着させることができるせん断補強部材の定着方法を提供する。
【解決手段】 コンクリート構造体1にせん断補強部材挿入孔2を穿孔し、せん断補強部材挿入孔2の開口部の外側にグラウト材貯留槽4を設置し、せん断補強部材挿入孔2に流動性を有する状態のグラウト材を充填する。このとき、グラウト材貯留槽4には、グラウト材が貯留される。グラウト材貯留槽4における対向面41に形成された切欠き部42からのグラウト材の流出がゴム板43により防止される。その後、切欠き部42の外側からせん断補強部材挿入孔2に対してせん断補強部材3を挿入する。そして、せん断補強部材挿入孔2内のグラウトを硬化させることによりせん断補強部材3をせん断補強部材挿入孔2に定着させる。 (もっと読む)


【課題】大粒径の粒状材を含む粒状材料の分割式粒度を短時間で精度よく計測する方法及びシステムを提供する。
【解決手段】粒径dの異なる粒状材sが混在した粒状材料Sを複数に分割して各分割粒状材群Sjの撒き出し画像Gjを撮影し、その撒き出し画像Gj毎に各粒状材sの輪郭から面積e及び粒径dと粒状材全体の投影面積Ejとを検出し、前記画像Gj毎の各粒状材sの粒径dから所定粒径diの加積通過率Pj(di)を算出し、撒き出し画像Gj毎の投影面積Ejで重み付けした所定粒径diの加積通過率Pj(di)の全画像にわたる面積平均値(=(ΣPj(di)・Ej)/ΣEj)により分割前の粒状材料Sの所定粒径diの加積通過率P(di)を計測する。好ましくは各分割粒状材群Sjを一定面密度又は一定厚さに撒き出し、望ましくは各分割粒状材群Sjを粒状材料S中の粒状材の最大粒径の1〜3倍長さを一辺とする矩形面積で撒き出す。 (もっと読む)


【課題】 固化材ミルクの消費量を抑制するとともに、非液状化層構造物周辺領域やその周囲の地盤における揺すり込み沈下を効果的に抑制することができる揺すり込み沈下対策地盤およびその造成方法を提供する。
【解決手段】 地表面沈下対策地盤S1における非液状化層S12には、複数の杭式改良体1が打設されている。複数の杭式改良体1は、千鳥に配置され、または正方形の頂点に配置されている。杭式改良体1は、そのBL比が0.2〜0.4に調整されている。こうして、複数の杭式改良体1の配置は、地表面沈下対策地盤S1の地表面沈下を防止する地表面沈下抑制配置とされている。 (もっと読む)


【課題】トンネル工事に応じて、これに適したトンネル工事用桟橋を容易に構築できるトンネル工事用桟橋の構築方法等を提供する。
【解決手段】トンネル工事に応じた床部ユニット部材11−n、主桁ユニット部材13−n、ブラケット25およびシリンダ27等を選択してトンネル工事現場まで搬送し、トンネル工事現場でこれらのユニット部材を組み立てることにより、トンネル工事用桟橋1の床部11、主桁13、乗り上げ台15を跳ね上げる跳ね上げ機構35を構成し、トンネル工事用桟橋1を構築する。床部ユニット部材11−n、主桁ユニット部材13−n、ブラケット25およびシリンダ27による跳ね上げ機構ユニット部材の種類を選択することで、トンネル工事に合わせて、トンネル工事用桟橋1の幅、長さ、積載可能重量、乗り上げ台15の跳ね上げ高さを変更することができる。 (もっと読む)


【課題】必要な設備を簡易にし、冷却効率を得ると共に、冷却中のコンクリートの乾燥を抑制することができるコンクリートの冷却方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の冷却方法は、コンクリートを打設後に冷却するコンクリートの冷却方法であって、打設されたコンクリート体1の上面1aに、コンクリート体1の表面を内側面5aに露出させた状態の有底の鉛直孔5を形成する冷却孔形成工程と、冷却孔形成工程で形成された鉛直孔5の底部に水を溜めて溜水部7を形成し、溜水部7の水の中に挿入した送風管9を通じて水の中に冷却用空気を送り込む送気工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】高い軸力が作用する柱部材に超高強度繊維補強コンクリートを適用するにあたり、耐火の問題を解決すると同時に、施工性に優れ、かつ耐火層が一体となった柱構造および柱構造の構築方法を提供すること。
【解決手段】超高強度繊維補強コンクリート製のコア部7の周囲に耐火層9を設け、コア部7と耐火層9との間に樹脂製の低剛性層13を設ける。また、コア部7の上方の支圧板5と耐火層9との接合部、コア部7の下方の支圧板5と耐火層9との接合部、耐火層9の中間部のうち少なくとも一箇所に、耐火層9に軸力を伝達しないためのスリット11を縁切り部として設ける。コア部7は、鋼繊維や炭素繊維、ガラス繊維等を含有する超高強度繊維補強コンクリート製とする。耐火層9は、ポリプロピレン繊維補強コンクリート製とする。低剛性層13は、例えば、潜熱作用を発現する樹脂とする。 (もっと読む)


【課題】構造体のコンクリートと補強地盤材料であるジオテキスタイルとの一体化を確保しつつ、躯体コンクリートの品質を確保できるコンクリート構造物と補強地盤との一体化構造および一体化方法を提供すること。
【解決手段】コンクリート構造物1の構築予定位置の背面3に、盛土材13と、コンクリート構造物1の背面3に沿って折り返し部分4が形成されて両端が盛土材13に埋設されたジオテキスタイル5と、ジオテキスタイル5の折り返し部分4付近の内側面6に沿って立体繊維18を設けて形成された空隙層20と、空隙層20と盛土材13との間に設けられた不透水シート9とを設置して補強地盤を形成する。その後、補強地盤の前方にコンクリート構造物1の型枠を組んでコンクリートを打設する。ジオテキスタイル5を介して立体繊維18に回り込んだコンクリートが硬化することにより、空隙層20が付着層7となる。 (もっと読む)


【課題】屋内の汚れがカビか否かを、現場で迅速に正しく判定する方法を提供する。
【解決手段】屋内の汚れがカビか否かを現場で判定する方法であって、汚れからサンプルを採取するサンプル採取ステップと、サンプル中の補酵素の存在量を定量する定量ステップと、補酵素の存在量に基づいて汚れがカビか否かを判定する判定ステップとを含む方法。 (もっと読む)


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