説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

101 - 110 / 134


【課題】パンタグラフの衝突による衝撃を緩衝し、また設置工事が比較的容易な剛体電車線の終端部構造を提供する。
【解決手段】T型架台2は、フランジ7とウェブ8を有する。イヤー3は、T型架台2の下縁に沿い、トロリ線4を挟んでボルト・ナット5,6で固定される。ウェブ8は、終端付近の所定位置から終端まで下端が円弧状に上昇し、その付近に長手方向所定幅の開口8bを持つ。ウェブ8の下端に沿う挟持部9は、突条10,11を持ち、その下方にトロリ線4の条溝14に嵌合する挟持爪13がある。複数のボルト挿通孔12がウェブ8を貫通する。イヤー3bは、突条15,16、ボルト挿通孔17、挟持爪18を持つ。突条15は、先端がウェブ8の一側面に当接するように突出し突条10と平行に延びる。突条16は、突条15と平行に延びる。ボルト挿通孔17は、突条15,16間でイヤー3bを貫通する。挟持爪18は、トロリ線4の条溝19に嵌合する。 (もっと読む)


【課題】 頻繁な保守点検、部材交換の必要がなく、製造が容易で比較的安価に得られるダンパ機能を備えたトロリ線の吊架装置を提供する。
【解決手段】 トロリ線Tの吊架装置1は、一端側が吊架線Mに連結され、他端側に開口54を有する非磁性の筒状ケーシング5を有する。ケーシング5内に、一対の帯状体6が配置される。帯状体6は、磁性体から成り相互に対向方向へ移動可能である。帯状体6,6間に、ピストン7が軸線方向に相対移動自在に挿入され、ばね10で上方へ付勢される。ロッド72は開口54を貫通して外方へ伸び、トロリ線Tに連結される。ピストン7は、永久磁石74によって励磁されて帯状体6の内側面に磁気吸着する。磁気吸着によって帯状体6を接近させることで、ピストン7を抱持させ、ピストン7と帯状体6との相対移動を制動する。 (もっと読む)


【課題】 比較的小型、軽量で、十分な張力が得られる架空線のテンションバランサを提供する。
【解決手段】 テンションバランサ1は、架空線Wと架線柱Pとの間に、伸縮自在の第1、第2のケーシング2,3を介在させてなる。ケーシング2は、一端側が架線柱Pに係止され、下部に開口2eを有する。ケーシング3は、一端側がケーシング2の他端側に軸線方向出入り自在に挿入され、他端側が架空線Wに接続される。ケーシング2内に回転軸4が支持される。回転軸4は、一端側に巻取ドラム5を有し、他端側にねじ棒部4aを有する。ねじ棒部4aは、ケーシング3の一端側に受け入れられ、ボールナット6に螺合する。巻取ドラム5には、懸垂ロープ7が巻かれ、その上端が係止される。懸垂ロープ7は、ケーシング2の開口2eから下方へ延出し、下端にウエイト8が係止される。 (もっと読む)


【課題】 セクションインシュレータの接続金具からトロリ線断片をを簡易迅速にの抜き取り可能な工具を提供する。
【解決手段】 トロリ線断片除去工具11は、接続金具3に係止される本体13と、これに螺合されるねじ棒14とを具備する。本体13は、トロリ線の延線直交方向両側面に沿う並行一対の係合板15を具備し、これにボルト8に係合させための一対の係合凹部15aを具備する。係合板15は、一端側で端板16により連結され、端板16のねじ孔18にねじ棒14が螺挿される。ねじ棒14の先端側は、接続金具3に残置されているトロリ線断片の切断側端に当接し、他端部に回転用の工具掛け部20を有する。ねじ棒14を螺進させて、トロリ線断片を挿通孔6の上方へ押し出す。 (もっと読む)


【課題】 機器間の振動が止まると、第1の接続体と第2の接続体との間に生じた変位が自動的に復旧し、作業員による復旧作業を必要としない構造簡易なフレキシブルジョイントを提供する。
【解決手段】 旋回アーム4の一端側を第1の枢軸5により第1の接続体2に枢着し、他端側を第2の枢軸6により第2の接続体3に枢着する。この旋回アーム4と第1の接続体2との間にばね7を介設し、旋回アーム4を第1の接続体2に対して所定の旋回角度位置に復旧可能に保持する。第1の接続体2と第2の接続体3との間を十分な長さの余裕を持つ可撓性導体8で電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】 剛体電車線区間とカテナリ電車線区間に大きな移行設備を設けず、カテナリ電車線区間のトロリ線の終端部に大きな応力集中を生じさせずにこれを引き止める。
【解決手段】 短径間剛体架台2と支持板3とでカテナリ電車線のトロリ線T1の終端部を引き止める。短径間剛体架台2は、基端側で構築物に支持され、カテナリ電車線区間側Cへ延び、トロリ線T1の終端部を所定長さにわたって下端部で把持する。支持板3は、基端側で短径間剛体架台2の先端側に接続され、カテナリ電車線区間C側へ所定長さ延び、下端でトロリ線T1を支持する。短径間剛体架台2は、剛体電車線区間Rの終端部と所定距離にわたって並行し、基端部において先端側が上下方向に揺動可能に構築物に支持される。支持板3は、金属又は合成樹脂製で、基端側から先端側へ向かって徐々にその上下方向の幅が縮小し、下縁部において複数の把持部材8を介してトロリ線T1を把持する。 (もっと読む)


【課題】 昇降かごの天井から脱出した搭乗者が、上方へも下方へも避難できる梯子を備えた昇降機用のレール装置を提供する。
【解決手段】 構築物の壁面22と昇降かご21との間に昇降空間Sが形成されるように、壁面22から所定間隔を置いて、支持部剤2でレール3を支持する。昇降空間S内に位置して、梯子支持部材4によって、構築物に避難梯子5を支持する。避難梯子5は、ステップバー9が構築物の壁面22に対してほぼ垂直となる向きに配置する。構築物の壁面22と昇降かご21との間に形成される昇降空間Sは、避難梯子5を昇降する人の上下方向の通過を許容する十分な広さを有するように設定する。 (もっと読む)


【課題】 連結対象車両との連結部の破損などによって連結対象車両と分離したトロッコ台車を制動動作させる連結機構を提供すること。
【解決手段】 制動機構を備えたトロッコ台車1と連結対象車両Cとを連結する連結杆3に操作ワイヤ6を設ける。操作ワイヤ6の中間部を連結杆杆3に固定金具7により留める。操作ワイヤ6の一端には解放ピン8を設ける。台車1の車体後端面の連結杆3との連結部近傍には、軸受10及び枢軸11によりブレーキ解除レバー12を横方向に回転自在に軸支する。ブレーキ解除レバー12には、台車1の制動機構に連結するワイヤWで制動方向に引かれる係止片13を設ける。軸受10及び枢軸11の側部対応位置には解放ピン8が貫通して、ブレーキ解除レバー12が制動解除位置に保持される一方、トロッコ台車1と連結対象車両Cが分離したら解放ピン8が抜かれてブレーキ解除レバー12が制動動作する。 (もっと読む)


【課題】架空線に沿って、支持物を回避しつつ、脱落することなく安全に、比較的小さな力で走行でき、構造簡単で小型軽量な移動金具を提供する。
【解決手段】架空線吊架移動金具1は、ベース2、ゲート支持部材3、ゲート部材4、ゲート受け部材5、一括開放機構6を具備する。ゲート支持部材3は、架空線T上を転動可能なローラ7を具備し、架空線Tの延線方向に3つ並ぶ。ゲート部材4は、垂直軸でゲート支持部材3に水平回動自在に支持し、常時架空線Tの上方を延線直交方向に横断する閉鎖位置に回転付勢し、架空線T上を移動中に支持物に押されて開放位置へ回動可能とする。ゲート受け部材5は、閉鎖位置にあるゲート部材4に係合する係合部12を有する。一括開放機構6は、一括開放レバー13と、これを開放位置へ回動させたときにゲートの全てを同時に開放位置へ回動させるように開放レバー13と垂直軸との間を連結する連結機構14とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 容器の重心が中心からずれていても、傾けずに吊り上げ、搬送でき、着脱が容易で、脱落のおそれがなく、また容器を損傷させない缶状容器の吊り具を提供する。
【解決手段】 2つの固定アーム2,3と、1つの伸縮アーム4が、基端側で相互角度120°の放射状に連結部材5で結合される。各アーム2,3,4の先端付近に係止部材6,7,8が結合される。アーム2,3は、略容器Cの半径に対応する長さで、先端に容器Cの内フランジC1に嵌合可能な係合部9,10を持つ。伸縮アーム4は、略容器Cの半径に対応する長さとなる伸長状態で固定でき、先端に内フランジC1に嵌合可能な係合部11を持つ。係止部材6,7,8に吊り索Sを掛け止め、クレーン等で容器Cを吊り上げる。 (もっと読む)


101 - 110 / 134