説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

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【課題】 突き合わせたトロリ線の端部同士をパンタグラフ摺動面に段差なく接続して、集電性能の悪化原因を解消する。
【解決手段】 トロリ線接続金具1は、延線方向に突き合わせた隣接するトロリ線Tの端部同士をそれぞれ把持可能な一対のイヤー2,2と、これらの両イヤー2,2にわたりイヤー2の両側面にあてがわれる一対の接続板3,3と、これらの接続板3,3をイヤー2もろとも貫通し、ナット5で締め込み、両イヤー2,2を固定するボルト4とを具備する。接続板3は、両イヤー2の側部にわたり、一方のイヤー2のボルト挿通孔6cに対応するボルト挿通孔3aを、他方のイヤー2のボルト挿通孔6cに対応する縦方向の長孔3bを備える。両イヤー2を並べて接続板3,3で接続するとき、一方のイヤー2に対する他方のイヤー2の上下位置を長孔3bの範囲で自由に変更でき、摩耗程度が異なるトロリ線同士を段差無く接続できる。 (もっと読む)


【課題】小型でかつ加えられた振動をフライホイールによる慣性モーメントと磁気粘性流体で調整可能な抵抗力とで減衰でき、更に磁気粘性流体攪拌用の振動を与えなくても磁性粘性流体が機能を発揮するようにする。
【解決手段】減衰装置1は、第1のシリンダー10と第2のシリンダー20とで形成されたケーシング30を備える。第1のシリンダー10に進退動できるスリーブ40が配置され、スリーブ40にはボールナット42が取り付けられ、スリーブ40の進退動はボールねじ43で回転運動に変換され第2のシリンダー20内のフライホイール50を回転させる。フライホイール50と第2のシリンダー20の内面と間に密閉領域46が形成され、磁気粘性流体49が封入されている。第2のシリンダー20の内周にはフライホイール50を磁気回路の一部として密閉領域46を横切る強度調整可能な磁場Mを形成する磁場形成手段60が配置されている。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で、作動油の不足を一見して容易に確認でき、点検確認を迅速に行えるオイルリザーバの油量監視装置を提供する。
【解決手段】 油量監視装置1は、作動油を受け入れるようにオイルリザーバの側壁Rに固定されるケース2と、ケース2の一側面に設けられる表示窓3と、ケース2内に上下方向に回転自在に支持されるインジケータ4とを具備する。インジケータ4は、円柱状を成し、作動油より比重が小さく、偏心位置の軸線方向の回転軸4aによりケース2に水平に上下方向へ回転自在に支持される。インジケータ4は、ケース2に作動油が満ちた適量状態であれば作動油に没し、浮力により回転軸4aに対して側面の最も遠い部分が上方の回転位置となり、ケース2の作動油が空の不足状態であれば、回転軸4aに対して側面の同部分が下方の回転位置となり、この位置で側面部分の着色した警告表示部5が表示窓3に対向する。 (もっと読む)


【課題】 加圧用のばねを小型にし、オイルリザーバを小型化して、取扱い易くすると共に、油漏れを防止する油圧防振器を提供する。
【解決手段】 油圧防振器1のシリンダ2の両端側部上に一対の支持ブロック7,8を対向して固定し、支持ブロック7,8間に油通管9及びオイルリザーバ10を支持する。オイルリザーバ10はシリンダ2に平行に一対設け、シリンダ2の油圧室5,6間を連通させる油通管9に連通し、シリンダ2とピストンロッド3との相対移動に伴いシリンダ2の油圧室を出入りする油量の変動差を吸収すると共に、作動油の過不足を調整するために作動油を出入り可能に収容する。各オイルリザーバ10の内部には貯留室10cに充填した作動油をばね13により加圧する移動可能な加圧蓋11をそれぞれ設ける。一対のオイルリザーバ10の加圧蓋11は油圧室5,6の油圧を分担して加圧するので、ばね13に小型のものを採用できる。 (もっと読む)


【課題】オイルリザーバ内の作動油を加圧する機構が不要で、構造が簡素であり、据え付けも容易にできる油圧防振器を提供する。
【解決手段】オイルリザーバを構成するケーシング11が、油圧防振器1の設置状態におけるシリンダ2の上方に設けられる。ケーシング11とシリンダ2とをつなぐ油通路10は、ケーシング11におけるシリンダ2の軸線方向の中央に開口する。ケーシング11内には、作動油Oより比重の大きい沈降体14が移動自在に収容され、シリンダ2が、その軸線を上下方向に傾けたときに、沈降体14が、ケーシング11内を下方へ移動して、常時作動油の油面位O1を油通路13の開口13aより上位に保つ。シリンダの油室6,7への作動油の供給が絶たれることがない。 (もっと読む)


【課題】送電用鉄塔上のナットを締め付ける又は緩める作業において、ボルトの共回りの発生を防止しながら、可能な限り簡単に、安全確実に作業を行わせる。
【解決手段】ボルトの頭部を嵌合する嵌合孔5を備えた口部3と、口部3の周囲の一側から、嵌合孔5の半径方向外方へ延設された2つのアーム部4とからなる本体1と、2つのアーム部4の間に、回動自在に嵌合されている中央操作部材2を有し、口部3近傍の、2つのアーム部4と中央操作部材2には、アーム部4、中央操作部材2、アーム部4に渡って貫通する貫通孔が夫々設けられ、当該貫通孔にはヒンジピン11が嵌め込まれることにより、2つのアーム部4と中央操作部材2が1点で接続され、本体1又は中央操作部材2には、磁石が埋め込まれている構成とした。 (もっと読む)


【課題】 頻繁な保守点検、部材交換の必要がなく、簡易構造で製造が容易なダンパ機能を備えたトロリ線の吊架装置を提供する。
【解決手段】 吊架装置1は、吊架線Mに連結されるハンガ3とトロリ線Tを把持するイヤー4との間にダンパ2を有する。ダンパ2のシリンダ5内に、可動部材6が挿入される。可動部材6からロッド7が延出し、シリンダ5の一端から出入り自在に突出する。シリンダ5と可動部材6との間にばね8が介設される。可動部材6に、ばね部材10を介して摩擦部材9が支持される。摩擦部材9は、常時シリンダ5の内面に圧接され、シリンダ5と可動部材6との相対変位、すなわちトロリ線Tの上下振動を摩擦抵抗により制動する。 (もっと読む)


【課題】 孔加工を施すことなく絶縁体をアームパイプに接続することで絶縁体の強度低下を無くすと共に、軽量化及びコストダウンを図り、また破断の原因となる雨水の侵入を防ぎ、さらに製作作業が容易となる曲線引金具を提供する。
【解決手段】 曲線引金具1を、電車線路の側部に設けられた電車線柱などの構築物に支持部材を介して結合される支持部材2と、支持部材2に一端が固着されるアームパイプ3と、アームパイプ3の他端に一端が接続される絶縁体4と、絶縁体4の他端に固着されるイヤー取付金具5と、トロリ線を把持するイヤー6とで構成する。絶縁体4の一端部はアームパイプ3の先端部の大径部3aに挿入て圧縮接続し、他端部はイヤー取付金具5に挿入して圧縮接続する。 (もっと読む)


【課題】 地震時の過大な振動に耐えうる強度を備えると共に、パンタグラフの集電性能に影響を与えない重量を維持する曲線引き金具を提供する。
【解決手段】 曲線引金具1を、引手部材2、アームパイプ3、イヤー保持部材4、イヤー5で構成する。引手部材2は中間部の鍔部2cを境に、一端側に支持金具へのアイ部2aを、他端側にアームパイプ3の接続部3aに挿入させる接続軸部2dを備え、接続軸部2dの根元に鍔部2cに向かうに従って外拡がりのテーパ部2eを形成する。接続軸部2dの直径を従来より拡大すると共に、アームパイプ3の引手部材2側の接続部3aの直径を押し拡げ加工によって、アームパイプ3のイヤー保持部材4側の接続部3bのそれより大きくする。 (もっと読む)


【課題】 シリンダに対するピストンロッドの相対変位によるテンションバランサの伸縮長さを示すインジケータによる読取りを確実にする。
【解決手段】 伸縮長さ指示装置8を、シリンダの軸線方向に目盛り13aを備えた目盛り表示部13と、ロッド5の一端に固定し、ロッド5と共にカバー7の外側を移動して目盛り13aを指し示すインジケータ14と、インジケータ14をホルダ2の下部に支持する支持ローラ15と、インジケータ14を間に挟むように両側に回転自在に設けられたガイドローラ16とで構成する。目盛り表示部13は、外筒部材3を収容するケースの両側面下部7bに設ける。支持ローラ15はインジケータ14をホルダ2との間に保持して転動自在とする。ガイドローラ16は、ホルダ2にシリンダの軸線直交方向の垂直軸周りに回転自在に設ける。 (もっと読む)


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