説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

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【課題】 電車線延線工事の現地で装着でき、カーボンファイバより線を傷付けることなく吊架線を強固に引き留めること。
【解決手段】 吊架線Mの端部の樹脂製被覆材Cを取り除いて露出したカーボンファイバーより線Fを引き留めるために、引留金具1を、支持物に連結するための引き手2と、カーボンファイバより線Fを挿入して圧縮固定するアルミスリーブ3とから構成する。カーボンファイバより線Fを挿入するためのアルミスリーブ2の挿通孔9の内周面には螺旋溝10を設ける。螺旋溝10は、軸線方向の相互間隔が溝幅より十分に広く、相互間に平坦面を形成して、圧縮時の吊架線Fへの食い込みを防ぐ一方、カーボンファイバより線Fとの接触抵抗を高める。 (もっと読む)


【課題】 イヤをトロリ線から取り外すことなく、容易に曲線引金具のばねユニットの保守点検作業を行うことを課題とする。
【解決手段】 ばねユニットの分解、再組立用治具1を、本体2と、本体2に枢着される圧縮部材3と、本体2に螺挿される操作ボルト4とで構成する。本体2は、曲線引金具のばねケース46の下端側から突出したばね48にばねカバー50を介してばね押圧片5を当接させ、このばね押圧片5の一端から直角に起立する支持片6に操作ボルト4を螺挿させる。圧縮部材3は、ばね押圧片5に枢着片7を枢着し、この枢着片7の先端から直角にケース押圧片8を延出させ、ケース押圧片8をばねケース46の上端に係止し、本体2のばね押圧片5と対向させる。操作ボルト4を螺進させ、圧縮部材3を回転させて、ケース押圧片8とばね押圧片5とでばね48を圧縮し、アイボルト47の荷重を除去する。 (もっと読む)


【課題】 既設トロリ線の一部を切断して、切断端面同士を、常温圧接装置を用いて再接続するような接続作業を行うために、当該切断部分の両側を引き留めておく装置であって、装置自体が接続作業の障害にならないものを得る。
【解決手段】 仮留め装置1は、既設トロリ線Tの切断予定部分Cの両側に一端が接続される第1及び第2の牽引索2,3と、牽引索2,3の他端に接続されるヨーク4,5と、ヨーク4,5間に掛け回されるロープ6と、これを引き締める引締機7とを具備する。ヨーク4は、中間で牽引索2に、両端でロープ6の両端に接続される。ヨーク5は、中間で牽引索3に接続され、両端に有する滑車10,11にロープ6が掛け回される。ヨーク4、ヨーク5間とロープ6の往復部6a,6a間に、トロリ線常温圧接装置21のような接続装置を挿入するための間隔が形成される。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で作業効率を向上することができる碍子取替工具を提供する。
【解決手段】吊架線を懸垂している碍子を交換する際に用いる碍子取替工具10において、作業床に支持可能に構成された支持底部11と、支持底部から延設された支持棒13と、支持棒の先端に形成された吊架線支持部15と、を備え、支持棒が伸縮自在に構成されるとともに、支持棒が支持底部に対して可動できるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 異種金属接触によるアルミニウム剛体電車線の腐食や塩分を含んだ環境下での孔食の発生範囲を狭める。
【解決手段】 剛体電車線のアルミニウム製架台1をレールに沿うように長尺に構成し、上片2から一対の脚片3を垂下させた断面略Π形に形成する。トロリ線Tには錫メッキを施す。脚片3の下端にはイヤ片4を連続して設け、両脚片3,3に挿通したボルト5,ナット6で締め付け、イヤ片4,4でトロリ線Tを把持させる。架台1は、接続板9,10と接触する非絶縁部7aを除く表面に絶縁処理を施した絶縁支持部7と、表面に絶縁処理を施さない導電支持部8とを延線方向に接続して構成する。接続板9,10は絶縁支持部7と導電支持部8との継目を渡るように脚片3にあてがい、ボルト11で締付け固定する。絶縁支持部7とトロリ線Tとの接触部で異種金属接触腐食や孔食を防止し、導電支持部8でトロリ線Tへの給電を確保する。 (もっと読む)


【課題】 支柱に取り付けスペースがなくても容易に設置でき、各種の工法に対応できる仮設用の張力調整装置を提供する。
【解決手段】仮設用張力調整装置1は、本体2と、連結部材4と、取付部材5とを具備し、本設の張力調整装置STBの外筒Sに、複数が並列に装着される。本体2は、コイルばねを内蔵した外筒3と、外筒3内に嵌挿された内筒とを備える。連結部材4は、外筒3の外側に固着される。取付部材5は、連結部材4を本設の張力調整装置の外筒Sに結合する。連結部材4は、支持部材5と、平板状接合部材7とを具備する。取付部材5は、把持部12と、取付座10とを具備する。接合部材7は、一方を取付座10と突き合わせ、他方を隣接する他の仮設用張力調整装置1の接合部材7と突き合わせ、それぞれボルト11で結合可能である。 (もっと読む)


【課題】 鉄道作業車両用伸縮レール装置の可動レールの作業終了時に付属物の未撤去状態を知らせること。
【解決手段】 付属物格納装置10を、伸縮レール装置の保管場所の近傍に設置される格納箱11と、伸縮レール装置の設置位置の線路脇に設置され、警告表示する表示灯と、表示灯を点灯制御する制御回路18とで構成する。格納箱11には伸縮レール装置の付属物7,8を保持するホルダ14,15を設ける。ホルダ14,15には、保持した付属物7,8を検知するリミットスイッチを設ける。制御回路18には、リミットスイッチがすべての付属物7,8を検知するとOFFするリレーと、伸縮レール装置が作業終了により可動レールを格納して停止状態になるとリミットスイッチが開いてOFFするリレーとを備え、これらのリレーの何れか一つがONすると表示灯12を点灯させる。 (もっと読む)


【課題】通電状態での断路器の切断操作をロックする一方、断路器の接続操作を自由に行わせるインターロック装置を提供すること。
【解決手段】架台1の側壁1a,1a間をわたる基軸2にレバー3を回転自在に支持させ、レバー3の一端部を断路器のブレードに連結し、中間部に係合片3cを設ける。架台1上のケース5に、電流検出器により断路器が介入する主回路の無電流を検知したときだけ有効に作動する解除操作スイッチ6を設ける。ケース5内にソレノイドを固定し、ロックピン9を下方に突出させる。ロックピン9は、ソレノイドによりレバー3の係合片3cの移動途上に出没し、ロック位置で係合片3cに係合してレバー3の切断操作を拘束し、解除位置で係合片3cの切欠きから脱してレバー3の接続操作を許容する。 (もっと読む)


【課題】 ばね式張力バランサが引留めているちょう架線が断線したときに、これを地上へ降ろさずに、高所の設置位置において短時間で復旧できるばね式張力バランサの引出装置を提供する。
【解決手段】ばね式張力バランサの引出装置1は、高所に設置された状態のばね式張力バランサ51の内筒53の先端側を所定位置まで外筒52の先端側から引き出す装置である。引出装置1は、外筒52に離脱可能に懸架される取付部材2と、この取付部材2に離脱可能に支持される一対の油圧シリンダ3と、この油圧シリンダのロッド4を内筒53の先端側に離脱可能に結合する連結部材5と、油圧ホース7を介して油圧シリンダ3に油圧を供給するように地上に配置される油圧装置6を具備する。一対の油圧シリンダ3は、軸線を外筒52の軸線と平行に向けロッド4を外筒53の先端方向へ突出させるように配置される。 (もっと読む)


【課題】 剛体電車線の延線方向の伸縮に伴う変位を円滑に許容してトロリ線の高さ変化を抑制する支持装置を提供すること。
【解決手段】 剛体電車線M,Mを支持する支持装置1を、トンネルの天井に取付部材Sを介して取り付けるように構成する。支持装置1は、取付部材Sに水平にボルト止めする支持枠2と、支持枠2の延線直交方向の両側下部にそれぞれ設けたフランジ支持部3と、フランジ支持部3上に固定され剛体電車線M,Mのフランジ部M11,M21を載せ受ける接触体7とを具備する。フランジ支持部3は、ブラケット5を介して互いに対向する水平の棚板6を備える。棚板6の段差部6a上にボルト8で接触体7を固定する。接触体7は固体潤滑剤を埋め込んだ高力黄銅系合金製で構成し、この上に支持する剛体電車線M,Mとの摩擦抵抗が小さく、円滑な相対変位を許容するので、トロリ線Tの高さ変化を抑制することができる。 (もっと読む)


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