説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

81 - 90 / 134


【課題】 電車線の支持位置の調整作業を行う際に、電車線を一時的に引き留めること。
【解決手段】 トロリ線仮引き装置40は、可動ブラケット2の振止めパイプ5上の適宜位置に取付部材41で装着することとし、取付部材41から鉛直下方に延出する途上でアーム7との干渉を避けるように迂回部材42を介して支柱43を固着し、支柱43上の適宜位置に取付部材44を装着することとし、取付部材44にターンバックル45を介して滑車支持部材46を連結し、滑車支持部材46に滑車47をアーム支持装置1の前後に一対設ける。トロリ線仮引き装置40は曲線引装置6のアーム7から離れる方向に引っ張られるトロリ線Tを引き留め、ターンバックル45の長さ調整によりアーム支持装置1上にトロリ線Tを配置して、アーム支持装置1に荷重がかからない状態でトロリ線Tの支持位置を調整し固定できる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフの通過の妨げにならず、簡易に装着でき、十分な固着力でトロリ線に取り付けられる温度検出装置を提供する。
【解決手段】 トロリ線温度検出装置1は、形状記憶合金製の帯板状温度センサ2と、これをトロリ線21の上面に固定する固定金具3とを具備する。温度センサ2は、常時はトロリ線21の上面に沿って延び、異常発熱を検知して変形し、これを視認可能とする。固定金具3は、把持部材4とナット5とを具備する。把持部材4は、ねじ軸部7と、一対の締め付け部8とを具備する。ねじ軸部7はスリット7bで左右の半部7aに二分され、下端に締め付け部8を持つ。締め付け部8は、トロリ線の溝21aに嵌合する係合部8aと、温度センサ2をトロリ線21の上面との間に挟持する保持部8bとを具備する。ナット5をねじ軸部7に螺合させ、左右半部7a間を接近させ、締め付け部8間にトロリ線21を把持する。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフの通過の妨げにならず、簡易に装着でき、十分な固着力でトロリ線やこれに接続されたリード線のような電車線に取り付けられる電車線温度検出装置を提供する。
【解決手段】 電車線温度検出装置1は、形状記憶合金製の帯板状温度センサ2と、この温度センサ2を電車線11の上面に固定するための固定金具3とを具備する。温度センサ2は、電車線11の上面に沿って延びるように配置され、電車線11の温度変化に応じて変形し、異常発熱を視認可能とする。固定金具3は、電車線11の外周形状に沿うほぼ半環状に湾曲したばね部3aと、電車線11の両側に係合するように屈折した両縁の係合部3bとを具備する。固定金具3は、電車線11の上面との間に温度センサ2の一部を挟み込んで電車線11,13上に装着される。 (もっと読む)


【課題】収納時に可動レールを確実に固定すると共に、本線レールを短絡してから可動レールの伸長操作を可能にする一方、可動レールの伸長状態で本線レールの短絡解除操作を阻止すること。
【解決手段】鉄道線路に作業車両を移動させるために、固定レール1上に可動レール2を移動可能に設ける。固定レールの近傍にはレールロック部材7を設け、固定レール1に可動レール2を固定したロックピン17を抜け止めし、解除キー16で解除して抜き取り可能にする。解除キー16はレールロック部材7の解除操作により抜け止めする。収容ボックス8はレールロック部材7から抜いたロックピン17を収容する。短絡器9は短絡キー9aを抜くと本線レールRを短絡する。短絡キー9aと解除キー16とは一体を成し、レールロック部材7と短絡器9とを同時に操作できない。操作盤6はロックピン17を収容ボックス8に収納した状態で操作可能にするロック解除回路10を含む。 (もっと読む)


【課題】 曲線引装置用のアームの上下位置を微調整可能に支持するアーム支持装置を提供する。
【解決手段】アーム支持装置1は、振止パイプ5に固定される支持装置本体10と、これに上下位置調整自在に取り付けられるブラケット組立体11とを具備する。支持装置本体10は、振止パイプ5に固定される取付部12と、それから左右に斜め下方へ延びる腕部13と、それから屈曲して鉛直方向へ延びるブラケット接続部14を持つ。ブラケット組立体11は、上下位置調整手段を介してブラケット接続部14に上下位置調整自在に接続される。ブラケット組立体11は、アーム7の基端側を軸支するブラケット本体15と、これをブラケット接続部14に支持するブラケット支持部材16と、これらの両者間に係合してブラケット本体15の上下位置を調整する位置調整部材17とを具備する。 (もっと読む)


【課題】トロリ線の終端部で台車が停止する前の減速した所定速度でトロリ線から砥石を自動的に離し、トロリ線の摺動面の凹凸を防止すること。
【解決手段】線路上を走行可能な台車上に、トロリ線Tに対して横方向及び縦方向に追従可能に揺動枠5を設ける。この揺動枠5上に砥石16を設ける。砥石16は、位置調整機構18により上下位置を変更でき、駆動モータ27の駆動で水平回転し、トロリ線Tの下面を切削する。揺動枠5上に設けた押し上げローラ10の外周のスリットを速度センサが検知することにより、コントローラがカウントして走行速度を算出する。トロリ線Tの終端部で台車が停止前に減速していく途上の予め設定した速度に至ったら、砥石16をトロリ線Tから十分離れた高さ位置に下降させるようにコントローラが位置調整機構18を動作させる。 (もっと読む)


【課題】 従来と同等の強度を有しながら、慣性質量を大幅に低減できるトロリ線の曲線引装置を提供する。
【解決手段】トロリ線の曲線引装置1は、アルミ又はアルミ合金で一体に成形されたアーム2有し、このアーム2が、従来の引手金具とイヤ取り付け金具とを含む構造である。アーム2は、支持構造物へ接続される基端側の接続部4と、イヤ3を保持する先端側のイヤ保持部5と、両者間を湾曲して延びるアーム主体部6とを具備する。アーム主体部6は、上下一対のフランジ7と、フランジ部間を接続するウェブ8とを具備する。フランジ7の幅寸法とウェブ8の高さ寸法は、アーム主体部6において最大応力を受ける長さ方向中間部付近の所定範囲の部位Pから先端側へ向かうにしたがって徐々に縮小している。当該幅寸法と高さ寸法は、部位Pから基端側へ向かっても徐々に縮小させ、あるいは基端までは一定とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 隧道内の狭小空間に設置でき、吊架線とトロリ線の位置調整を同時に行うことができる隧道内の電車線支持装置を提供する。
【解決手段】 電車線支持装置1は、隧道内に水平に支持される支持パイプ2と、これに軸線方向位置調整可能に取り付けられる支持金具3と、これの一端に取り付けられる曲線引金具4とを具備する。支持金具3は、把持部6、添え板部7、吊架線支持滑車8、張出部9と、アーム部10を具備する。把持部6は支持パイプ2を把持する。添え板部7は、把持部6から支持パイプ2の上部に沿って延出する。張出部9は、把持部6から支持パイプ2に直交する方向に延出する。アーム部10は、張出部9から支持パイプ2と平行に延出する。曲線引金具4は、アーム部10の先端から支持パイプ2と平行に延出し、先端にトロリ線Tを把持する。吊架線支持滑車8は、曲線引金具4の先端の上方に配置される。 (もっと読む)


【課題】必要な耐荷重強度を有し、省スペースを図れ、雨滴の侵入による劣化を防止する基礎鋼管材を提供すること。
【解決手段】鋼管3の内部にコンクリートの硬化材3を注入し硬化させ、基礎鋼管材1を製造する。硬化材3の注入にあたり鋼管2のフランジ4を蓋板11に固定する。蓋板11のほぼ中央部にフランジ4の溝4bに嵌合する直線状の連続した突条11aを設けておく。蓋板11には、鋼管2のフランジ4の挿通孔4aの対応位置にボルト11bを設ける。蓋板11のボルト11bを挿通孔4aに挿通させてナットで締め込んでフランジに密着固定した状態で、鋼管2の内部にコンクリートを充填すれば、コンクリートの露出面には突条11aに対応する溝3aが形成される。基礎鋼管材1は、鋼管柱本体10の下端部に接続されて鋼管柱を構成する。 (もっと読む)


【課題】 比較的構造が簡単で、頻繁な保守点検を要さず、振動対策、周辺部材との干渉への対応が容易な架空線のテンションバランサを提供する。
【解決手段】 テンションバランサ1は、架線柱21上に固定される軸受けフレーム2と、軸受けフレーム2に軸支されるレバー3と、レバー3に接続される重錘4とを具備する。軸受けフレーム2は、架線柱21における架空線22の延線方向側に固定する。レバー3は、架空線22に接続される主アーム3bと重錘に接続される重錘アーム3cとを有するものとし、水平軸6によって軸受けフレーム2に軸支する。重錘アーム3cは、架線柱21の側部を通って架空線22の延線方向と反対側へ延出させ、先端部に重錘4を接続する。 (もっと読む)


81 - 90 / 134