説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

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【課題】粘弾性体の剪断ひずみを大きくとることができ、大きな制振効果が得られる、構造の簡単な制振構造を提供する。
【解決手段】柱状体1に、複数の構成柱2を具備させる。複数の構成柱2は、少なくとも一部において相互に平行に沿うように結束し、互いの平行に沿った平面部3間に、粘弾性体4を接着状態で介設する。柱状体1の振動時に粘弾性体4に剪断力が作用するようにする。構成柱を3本以上設け、隣接する構成柱同士、互いに平行に対向する平面を設け、当該対向平面間に粘弾性体を接着状態で介設する構成とすることができる。また、構成柱の側面に制振板を固着し、各制振板はそれぞれ隣接するもの同士を対向させ、制振板間に粘弾性体を接着状態で介設する構成とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】 降雨時の雨滴の付着を抑制し、電気絶縁性能の低下を低減する電車線用セクションインシュレータを提供する。
【解決手段】 セクションインシュレータ1において、隣接した二つのトロリ線T1,T2の隣接端部間を電気的に絶縁しつつ、引き留める絶縁部材2をFRP製の棒状角材で構成する。絶縁部材2の上部に、幅方向中央の頂部から両側面7b,7bに向かって下方へ傾斜する平坦な一対の脱落誘導斜面7c,7cを設ける。この絶縁部材2の脱落誘導斜面7c,7c上に落ちた雨滴は、当該斜面7cに沿って下方へ伝わり落ち、絶縁部材2上に水滴塊としてとどまり難い。従って、絶縁部材2上の水滴によって生ずる漏れ電流を小さくし、絶縁性能の低下を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 大がかりな装置を設けることなく、監視対象設備の変位を推定することにより電車線路設備の総合的な監視を簡単で正確に、低コストで行う。
【解決手段】 電車線路用監視システム1は、監視対象に取り付けられる無線タグ2と、この無線タグ2が発した信号を受けて受信時刻を取得する測定ユニット3と、測定ユニット3からの受信時刻を演算処理して無線タグ2の取付位置を推定するロケーションサーバ4とで構成する。測定ユニット3は、無線タグ2の信号を受ける受信アンテナ5aを備えたタグリーダ5と、信号の受信時刻を内蔵の時計6aで記録する測定器6とを一組とする、各受信アンテナ5aが互いに異なる位置に配置された四組を備える。ロケーションサーバ4は、各測定器6からの時刻情報を受けて、各受信アンテナ5aでの受信時刻の時間差に信号の伝播速度を乗じて無線タグ2から各受信アンテナ5aまで距離の差を算出し、無線タグ2の位置を推定する。 (もっと読む)


【課題】 電線接続部の発熱状態を確実に検知してこれを明確に目視確認させ、また製作コストを削減できる発熱検知装置を提供すること。
【解決手段】 電線接続部のスリーブの周りに巻き留める取付バンド6によりスリーブに密着して良好な熱伝導性を有する枠体2を取り付ける。この枠体2上に、電線接続部の発熱によりその自由端部が変形する形状記憶合金で構成したトリガ片3を固定する。表示片5を電線接続部に伏した待機位置と電線接続部から立ち上がった検知位置との間で変位可能にねじりばね4の起立部4cに固定する。トリガ片3にねじりばね4の起立部4cを係合させると、ねじりばね4が蓄勢された状態で、表示片5が待機位置から検知位置への変位を阻止される。トリガ片3が電線接続部の発熱により変形すると、表示片5が検知位置に立ち上がることにより、発熱状態を目視確認できる。 (もっと読む)


【課題】 油圧防振器の作動油の不足が一見して容易に確認でき、その視認性の低下がない油量確認装置を提供する。
【解決手段】
加圧蓋8で貯留室7aを加圧するオイルリザーバ7を備えた油圧防振器に油量確認装置14を設ける。油量確認装置14は、オイルリザーバ7を内外に貫通するケース15と、ケース15を気密に貫通する作動杆16と、作動杆16を内側に引き込む圧縮ばね17とを具備する。作動杆16の外側端部には、オイルリザーバ7の外面に出没する警告表示部を備える。作動杆16の内側端部は、加圧蓋8の突出片8aに臨ませる。作動杆16は、作動油の適量状態で圧縮ばね17によりケース15内に引き込まれて保持され、警告表示部が隠れる。作動油の不足時に、加圧蓋8の突出片8aが作動杆16をケース15から押し出し、警告表示部を外部に突出させる。 (もっと読む)


【課題】 ブームと鉄塔設備との接触を回避しつつ、設置環境に応じてブームの動作域を可及的に拡大し、吊り荷の安全な揚げ降ろし位置を確保する。
【解決手段】 作業域規制装置10は、ブーム4上に長手方向に二箇所に支持金具11,12を固定し、両支持金具11,12間に緩衝線13を張る。一方の支持金具11の係止板16には、ターンバックル17を介して緩衝線13の一端を接続する。他方の支持金具12の係止板20には、緩衝線13の一端を係止するトリガ片21を縦方向に回転自在に軸支する。トリガ片21は、ばね22により後方へ回転付勢される。係止板20には、トリガ片21の縁が当接する位置にマイクロスイッチ23を設ける。ブーム4を起伏、旋回させているとき、鉄塔設備に接近すると、その接触前に緩衝線13が接触し屈曲変形して、トリガ片21が回転し、マイクロスイッチ23がOFFしてブーム4を自動停止させる。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での使用に耐える構造の簡単な配管制振装置を提供する。
【解決手段】配管制振装置1は、制振対象配管Pの外周に取り付けられる固定治具2と、この固定治具2に一端が固定される重ね板ばね3と、この重ね板ばね3の他端に取り付けられる錘4とを具備する。重ね板ばね3は、複数の平板ばね7を重ねてなり、中間部において各平板ばね7相互間の接触圧力を加減して相互の摩擦力を調整するための締め付け機構8を具備する。 (もっと読む)


【課題】伸縮可能範囲、現在位置の確認を容易に行うことができるジブクレーンの支持脚用ジャッキ装置を提供する。
【解決手段】ジャッキ装置1は、ジブクレーンの支持脚35の先端に装着される。ジャッキ装置1は、ベース部材2、ねじ棒3、支持ケース4、目盛棒5、カバー筒6を具備する。ねじ棒3は、下端でベース部材2に回転自在に支持されて垂直に立ち上がり、下部外周に工具を掛ける回転操作部を有する。支持ケース4は、底壁にねじ棒3を螺挿させるナット12を有し、側壁には観察窓13と、支持脚35の接続部14とを有する。目盛棒5は、ねじ棒3の上端に固着され、上方へ垂直に伸びる。カバー筒6は支持ケース4内に固着され、それのふた17を目盛棒5が自由に貫通する。目盛棒5には、ジャッキの伸縮度示す目盛15が付され、ふた17を貫通する位置の目盛を支持ケースの観察窓13から目視確認できる。 (もっと読む)


【課題】 曲線引金具の重量の増加を抑えつつ、地震等の振動に対する強度の向上を図るアームパイプの接続構造を提供する。
【解決手段】 曲線引金具1を支持金具Sに枢着するための引手部材2と、トロリ線を支持するためのアームパイプ3との接続構造において、アームパイプ3の端部3aに芯棒9を挿入し圧縮固定し、この端部3aを引手部材2の接続筒部8に挿入し圧縮接続する。芯棒9は、アームパイプ3の内部に嵌合する丸棒材の長手方向両端から間隔を置いた中間部に六角柱状の縮小断面部9aを備える。アームパイプに引手部材を挿入する構造と比較して、接続筒部8内全体の断面積が拡大する。アームパイプ3の端部3aを圧縮すると芯棒9の縮小断面部9aに対応して縮小変形し段差が形成されるので、アームパイプ3と引手部材2とを抜け止めする。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造で、小型化を図ると共に、性能調整の容易な磁気粘性流体流動型制振装置を提供する。
【解決手段】 シリンダ1の一端をピストンロッド2が出入り自在に貫通し、ピストンロッド2の一端にピストン3を固定した片ロッド型の制振装置を構成する。シリンダ1とその外周を覆う同心状のアウターチューブ4とにより油通路11を形成し、ピストン3の貫通孔3aと共に油圧室7,8間を連通し、磁気粘性流体の流通路を形成する。シリンダ1の端蓋1aに第1油圧室7の負圧により開く逆止弁9を、ピストン3の貫通孔3aにシリンダ1の第1油圧室7の加圧により開く逆止弁13を設ける。シリンダ1の端蓋1aとアウターチューブ4の端蓋4aとの間に、アウターチューブ4に嵌合するフリーピストン4cによりアキュムレータ5を形成する。シリンダ1の第2油圧室8に隣接するロッドカバー1bのオリフィス6内に流通方向と直交する磁界を形成する。 (もっと読む)


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