説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】鋳片を圧下するに際し、表面ひび割れを発生させることなく、中心ポロシティを低減することができる、鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造機内または機端部に配置した少なくとも一対の圧下ロール対を用いて鋳片を圧下する連続鋳造方法であって、鋳造方向において最上流側に配置した圧下ロール対の上流側2mから該圧下ロール対の位置までの区間において、鋳片表面を、上記区間における冷却水の局所比水量を0.010L/kg−steel以上0.040L/kg−steel以下として、通常の二次冷却に加えて冷却することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法である。上記の方法において、鋳片の中心固相率が0.8以上1.0未満の領域において、全圧下量を10〜20mmの範囲として圧下することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】1回の赤熱コークス投入による昇温幅を調整し、設定通りに昇温させることを可能にするコークス乾式消火装置の昇温方法を提供する。
【解決手段】コークス乾式消火装置51内に赤熱コークス4を投入し、その熱でCDQ5内を昇温させる方法である。コークス炉の1つの炭化室内の赤熱コークス4を、例えば押出機のラックビームの押出し距離の調整によって分割して押出し、この分割して押出した赤熱コークス4を、コークス乾式消火装置51内に投入する。その際、CDQ5の耐火物の補修状況に応じて昇温パターンを設定し、この設定通りになるように、赤熱コークス4の投入量と投入ピッチを調整する。 (もっと読む)


【課題】脱水素処理が行われる温度域であっても所望の靱性を維持して焼戻し処理を行うことができ、焼入れ前の加工性および焼入れ焼戻し後の強度および靭性のバランスに優れる脱水素処理用鋼板を提供する。
【課題手段】、C:0.30〜0.47%、Si:0.20%以下、Mn:0.30〜1.0%、P:0.015%以下、S:0.02%以下、Ti:0.002〜0.030%、Cr:0.05〜0.50%、Al:0.050%以下およびN:0.0070%以下を含有し、さらに式(1)および式(2)を満足するBを含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有することを特徴とする脱水素処理用鋼板である。
(11/14)×N+0.0005≦B≦(11/14)×N+0.0050・・・(1)
=max[N−(14/48)×Ti,0] ・・・(2)
ここで、各式におけるB、N、Tiは各元素の含有量(単位:質量%)を表し、max[ ]は[ ]内の引数の最大値を返す関数を表す。 (もっと読む)


【課題】 軽量でありながら、優れた強度を有するゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【解決手段】 打球面を有するフェイス外殻が備えられた中空構造が形成されてなり、前記フェイス外殻は、打球面の裏面側中央領域を裏面側に突出させた中央厚肉部と、該中央厚肉部を通ってクラウン外殻からソール外殻にわたる縦長の領域を裏面側に突出させた縦方向厚肉部とを有し、しかも、前記縦方向厚肉部が前記中央厚肉部よりも細幅で且つ前記縦方向厚肉部の厚みが前記中央厚肉部の厚み以上であることを特徴とするゴルフクラブヘッドを提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.25%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb、Zr、TiおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を下記式(1)を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が90%未満、圧延方向から45°方向の引張強さが600MPa以上、圧延方向から45°方向の磁束密度B50が1.68T以上であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。
0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10-3 (1)
(ここで、式(1)中、Nb、Zr、Ti、V、CおよびNはそれぞれの元素の含有量(質量%)を示す。) (もっと読む)


【課題】採取したサンプリングガスが高濃度ダストを含む場合であっても冷却管を詰まらせないようにする。
【解決手段】冶金炉の炉壁に設置して炉内ガスをサンプリングする装置である。炉壁への設置時、先端部が炉壁内面から炉外側に亘って位置する水冷プローブ1と、この水冷プローブ1の炉外に位置する基端側に接続され、水冷プローブ1の先端より採取されたサンプリングガスから粗粒ダストを取り除く除塵器2と、この除塵器2の下流側に配置され、前記粗粒ダストが取り除かれたサンプリングガスを冷却する冷却装置3を一体として構成した。
【効果】冷却装置の上流側に除塵器を配置したので、採取されたガスが高濃度ダストを含む場合であっても、冷却管の閉塞を発生させることがない。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1350MPa以上の高強度であっても十分な耐遅れ破壊性を有し、海岸あるいはそれに近い沿岸地域のような過酷な環境におかれた自動車、各種産業機械および建築構造物などにも好適に使用できる高強度ボルト用鋼の提供。
【解決手段】C:0.30超〜0.55%、Si≦0.3%、Mn≦0.6%、P≦0.025%、S≦0.010%、Al:0.005〜0.10%、Cr:1.0〜2.0%、Mo:0.25〜2.0%、Nb:0.005〜0.10%、N≦0.030%およびSn:0.05〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる高強度ボルト用鋼。必要に応じてさらに、特定量のV、Ti、Zr、Ca、MgおよびNiの中から選ばれた1種以上の元素を含有するものであってもよい。また、必要に応じてさらに、それぞれ特定量のNiとCuを複合して含有するものであってもよい。 (もっと読む)


【課題】引張強度が440MPa以上の複数の高張力鋼板を重ね合わせてスポット溶接を行った場合のスポット溶接部の剥離方向強度の低下を防止する。
【解決手段】引張強度が440MPa以上の複数の高張力鋼板を重ね合わせて形成される重ね合わせ部材にスポット溶接を行って溶接継手を製造する際、スポット溶接部に、400≦T・(log10(t)+1)≦750(ただし、Tは熱処理温度(100℃≦T≦400℃)、tは熱処理時間(熱処理温度の保持時間;分))を充足する熱処理を施す。これによりスポット溶接部の剥離方向強度が上昇し、引張試験を行うと母材破断する。 (もっと読む)


【課題】皮膜付き合金化溶融亜鉛めっき鋼板の皮膜付着量を精度良く測定する方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る皮膜付着量測定装置100は、p偏光反射強度測定手段1とs偏光反射強度測定手段2と信号処理手段3とを備える。各反射強度測定手段は、皮膜の特性吸収が生じる第1波長帯域の赤外光と皮膜の特性吸収が生じない2つ以上の第2波長帯域の赤外光とを皮膜に入射させて、各波長帯域の赤外光のp偏光及びs偏光の反射強度を測定する。信号処理手段は、各波長帯域のs偏光に対するp偏光の相対反射強度に基づいて各波長帯域の実測吸光度を算出し、第2波長帯域の実測吸光度に基づいて第1波長帯域のバックグランド吸光度を推定し、第1波長帯域の実測吸光度と第1波長帯域のバックグランド吸光度とに基づいて第1波長帯域の実質吸光度を算出し、算出した実質吸光度に基づいて皮膜の付着量を算出する。 (もっと読む)


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