説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

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【目的】フラックスを内包したアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
当該ブレージングシートにおいては、熱間圧延性が阻害されることなく、熱間圧延時にフラックスが飛散して装置を汚染する問題も回避できる。
【構成】不活性ガス雰囲気中でフラックスを塗布することなしに加熱することによりろう付け接合される熱交換器に用いられるブレージングシートであって、心材の片面または両面に、Si:6〜13%を含むAl−Si系アルミニウム合金ろう材をクラッドしてなり、心材とろう材の界面には、弗化物系フラックスと、固相線温度が565℃以下の金属粉との混合物が内包しており、該混合物の一部または全部は溶融した後に凝固したものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐アブレーション性にすぐれ、成形加工が容易にでき、優れた導電性を発揮することができる導電性プレコートアルミニウム合金板を提供すること。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金よりなる基板2と、その片面又は両面に形成された化成皮膜3と、その上に形成された導電性塗膜4とからなる導電性プレコートアルミニウム合金板1である。導電性塗膜4は、ケイ酸塩と、ウレタン樹脂と、コロイダルシリカと、界面活性剤と、ワックスとからなると共に、膜厚Tが0.05μm以上かつ1.0μm以下である。ケイ酸塩は、ケイ酸リチウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、及びケイ酸アンモニウムから選ばれる少なくとも1種である。ウレタン樹脂は、脂肪族エステル型又は脂肪族エステル−エーテル型で、ガラス転移点が90℃以上かつ150℃以下である。 (もっと読む)


【解決課題】ろう付け性及びろう付け後の強度に優れ、耐粒界腐食性にも優れた熱交換器用アルミニウム合金製フィン材を提供すること。
【解決手段】1.0〜2.0質量%のMn、0.5〜1.3質量%のSi、0.1〜0.8質量%のFe、0.20質量%超え0.4質量%以下のCu、1.1質量%以上2.0質量%未満のZnを含有し、残部がAl及び不可避不純物からなるアルミニウム合金フィン材であり、アルミニウム合金フィン材のマトリックスが再結晶組織であることを特徴とするろう付け後の強度と耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材。 (もっと読む)


【目的】靭性に優れ、自動二輪車の材料として好適に使用し得るAl−Zn−Mg合金押出材を提供する。
【構成】Zn:7.0〜9.5%、Mg:1.0〜3.0%、Cu:0.5%未満、Zr:0.05〜0.30%を含有し、さらにMn:0.70%以下およびCr:0.50%以下の1種または2種を含有し、残部Alおよび不可避不純物からなるAl−Zn−Mg合金の押出材であって、マトリックスの結晶粒内に20nm以上200nm以下の大きさのMn含有化合物あるいはCr含有化合物が7個/μm以上分散していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】きず付き防止性に優れ、接触音を抑制することができるプレコートアルミニウム合金板を提供すること。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金からなる基板2と、その片面又は両面に形成された化成皮膜3と、この上に形成した塗膜層4とからなるプレコートアルミニウム合金板1である。塗膜層4においては、合成樹脂からなるベース樹脂41中に、合成樹脂粒子42とカルナウバワックスとが分散されている。合成樹脂粒子42は、その表面に、周囲から突出する複数の凸状部425を有している。塗膜層4は、ベース樹脂100質量部に対して合成樹脂粒子42を0.1質量部以上かつ60質量部以下含有する。 (もっと読む)


【課題】薄肉化しても、高い成形性と優れた強度を保持しつつ、異方性の均一化が図られ得、且つ缶蓋からのタブ外れが効果的に阻止され得る負圧缶蓋用アルミニウム合金板を提供する。
【解決手段】Mg:0.80〜1.50%、Mn:0.80〜1.20%、Fe:0.40〜0.60%、Si:0.20〜0.40%、及びCu:0.15〜0.25%を含み、且つMn/Fe=1.5〜2.5及びMg/Mn≧1.0を満足するアルミニウム合金からなる、板厚:0.22〜0.25mmの塗装焼付け板材であって、45°耳率が1.5〜3.0%、0−180°耳率が1.0〜2.5%であって、式:−0.5%≦(45°耳率)−(0−180°耳率)≦1.5%を満足し、更に圧延方向に対して0°の方向における、引張強さが270〜300MPa及び耐力が240〜270MPaとなるように構成した。 (もっと読む)


【課題】導電性を維持しつつ、高強度化を図ることが可能なアルミニウム合金箔を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金鋳塊を熱間圧延した後、冷間圧延することにより箔状とするアルミニウム合金箔の製造方法とする。上記アルミニウム合金鋳塊は、化学成分が、質量%で、Si:0.1%以上0.6%以下、Fe:0.2%以上1.0%以下を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、上記熱間圧延の前に均質化処理を行うことがなく、上記熱間圧延時の温度は350℃以下であり、途中で焼鈍を行うことなく上記冷間圧延を行い、箔厚を20μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】放熱性に優れ軽量の放熱部材を構成することができる素材およびこの素材を用いて作製した軽量で低コストの放熱部材を提供すること。
【解決手段】アルミニウム合金板10と、その一方の面に形成された第1塗膜11と、他方の面に形成された第2塗膜12とを備える放熱部材用プレコートアルミニウム合金板1、及びこれを用いた放熱部材5である。第1塗膜11は、アルミニウム合金板10の表面よりも優れた放熱性を有しており、第2塗膜12は、加熱することによって溶融又は軟化して接着剤となる接着機能を有している。第1塗膜11は、軟化点が150℃超えであって、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂から選ばれる少なくとも1種からなる第1ベース樹脂中に放熱性物質を含有してなる構成をとることができる。 (もっと読む)


【目的】矯正工程を省略することができ、肌荒れを生じることなく曲げ加工を行うことを可能とする曲げ加工性に優れたアルミニウム合金材を提供する。
【構成】Cu:1.0〜2.5%、Mg:0.5〜1.5%、Si:0.5〜1.5%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成を有するAl−Cu−Mg−Si合金のT4調質材であって、材料内部のマトリックスのミクロ組織が平均結晶粒径200μm以下の再結晶粒からなり、材料について引張試験を行った場合における引張強さと耐力の比、(引張強さ/耐力)が1.5以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度及び表面品質の両方に優れた高強度アルミニウム合金を提供する。
【解決手段】Zn:5.0%(質量%、以下同様)以上6.5%以下、Mg:0.50%以上1.0%未満、Cu:0.20%未満、Fe:0.30%以下、Si:0.30%以下、Mn:0.05%未満、Cr:0.05%未満、Zr:0.05%以上0.20%未満、Ti:0.001%以上0.05%以下及び残部がAlと不可避不純物からなる化学成分を有する。耐力が300MPa以上であり、各繊維状結晶粒の幅の平均値が30μm以上である繊維状組織よりなる。 (もっと読む)


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