説明

エプソントヨコム株式会社により出願された特許

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【課題】高周波圧電振動子の輪郭形状を小型化する手段を得る。
【解決手段】水晶基板1の一方の主表面に凹陥部2を形成し、その反対の平面側のほぼ中央に電極3を配置し、該電極3から水晶基板1の端部に向けてリード電極4を延在し、水晶基板1の環状囲繞部の厚肉部に設けたパッド電極5と接続し、水晶基板1の凹陥側には全面電極6を付着して高周波の圧電振動子を構成すると共に、厚肉の環状囲繞部の内、一辺の環状囲繞部の厚肉部αを他の辺に比べて小さく形成する。 (もっと読む)


【課題】圧電基板の平面寸法を大型化することなく、周波数を有効かつ十分に可変制御し得るSAW素子及びSAWデバイスを提供する。
【解決手段】SAW素子1は、水晶からなる圧電基板2の主面に、SAWを励振するためのIDT3と、IDTに対してSAW伝搬方向の両側に配置した反射器5,6と、反射器の少なくとも一部から構成されるヒーター電極10とを備える。SAW素子の動作温度範囲は、圧電基板2の周波数温度特性が2次曲線又は3次曲線で表される場合に、その極値となる温度を含まないように設定し、該2次曲線又は3次曲線が温度の上昇に関して常に正方向に変化するようにする。 (もっと読む)


【課題】屈曲振動片の振動漏れを解消してQ値を向上させ、CI値を改善し、小型化及び薄型化を促進する。
【解決手段】屈曲振動片11は、基部12から延長する振動腕13が互いに対向する第1及び第2の主面14,15に振動腕の長手方向に沿って形成した第1及び第2溝部を有する。第1溝部は、振動腕の長手方向に沿って分割し、振動腕の長手方向の中心線iに関してその両側に交互にずらして配置した複数の第1溝部分16a,16bからなり、第2溝部は、振動腕の長手方向に沿って分割し、中心線iに関してその両側に交互にずらしてかつ各第1溝部分とは中心線iに関して互いに反対側に配置した複数の第2溝部分17a,17bからなる。第1及び第2溝部の第1励振電極と振動腕両側面の第2励振電極とに交流電圧を印加すると、振動腕は第1又は第2の主面の面内方向に屈曲振動する。 (もっと読む)


【課題】小型化、低背化を図りつつ、周波数をより大きな可変幅で効率良く可変制御し得るSAWデバイスを提供する。
【解決手段】SAWデバイス1は、圧電基板4の主面にSAWを励振するためのIDT5を有するSAW素子3と、SAW素子を圧電基板のSAW伝搬方向の一方の端部4aで片持ちに支持固定するベース2と、印加電圧に応じて自由端部9aを長さ方向に変位させるアクチュエータ9とを備える。アクチュエータの自由端部は、圧電基板のSAW伝搬方向にIDTよりも他方の端部4b側においてその裏面4cに、該アクチュエータの長さ方向に関して45°より小さい角度で当接し、圧電基板をその他方の端部を押し上げて撓ませる。アクチュエータの自由端部が、圧電基板裏面に摺接しつつ印加電圧により長さ方向に変位して圧電基板の撓み量を変化させ、SAWデバイスの周波数を線形に変化させる。 (もっと読む)


【課題】周波数を有効かつ十分に可変制御し得るSAW素子及びSAWデバイスを提供する。
【解決手段】SAW素子1は、水晶からなる圧電基板2の主面に、SAWを励振するためのIDT3とヒータ電極5a,5bとを設け、該ヒータ電極をIDTに対してSAW伝搬方向と直交する向きの両側に配置した。SAW素子の動作温度範囲は、圧電基板の周波数温度特性が2次曲線又は3次曲線で表される場合に、その極値を含まないように設定し、該2次曲線又は3次曲線が温度の上昇に関して常に負方向に変化するようにする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高調波による発振を防止して基本波のCI値を下げることを目的とする。
【解決手段】振動腕14は、表裏面16の両側に接続される第1及び第2の側面21,22と、を有する。表裏面16には、それぞれ、振動腕14の長手方向に延びる溝30が形成されている。溝30は、第1及び第2の側面21,22とそれぞれ背中合わせに延びる第1及び第2の内面31,32を含む。一対の振動腕14は、相互の第1及び第2の側面21,22が相互に接近及び離隔するように屈曲振動し、最も大きく屈曲する第1の屈曲部18を基部12との接続部24に有し、接続部24の次に大きく屈曲する第2の屈曲部20を溝30の長さ方向の中間部が形成されている部分に有する。第1の側面21と第1の内面31(又は第2の側面22と第2の内面32)の間隔は、第2の屈曲部20において最も大きい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、振動片及び振動子の製造方法に関する。
【解決手段】相互に反対を向いて厚みを定義する第1及び第2の表面12,14を有し、基部16及び基部16から厚み方向に直交して並んで延びる複数の腕部18を含む支持体10を用意する。支持体10は、複数の腕部18のそれぞれの第1の表面12に下部電極膜20が形成され、下部電極膜20上に圧電膜22が形成され、圧電膜22上に上部電極膜26が形成され、第2の表面14において複数の腕部18のそれぞれの少なくとも一部は露出領域30を有する。第2の表面14の露出領域30をエッチングする。エッチングによって厚みを減らして、複数の腕部18を厚みの方向に曲がりやすくする。 (もっと読む)


【課題】 機械的研磨により厚さが数十μmとなるまで薄型化されることによって機械的強度が低下した大面積の圧電ウェハを、その後のフォトリソグラフィプロセスによって複数の圧電チップ個片に加工する際のハンドリングによって、圧電ウェハが破損して歩留まりが低下する不具合を解決することができる圧電ウェハの構造を提供する。
【解決手段】 薄板領域2と、薄板領域の外周縁部に一体化された厚肉の枠体部3と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】第1及び第2の波長板を光学軸を互いに交差させて重ね合わせた積層波長板において、400〜800nmの広帯域の波長範囲全体で変換効率の劣化を最小限に抑制し、1又は1に近い良好な変換効率を実現する。
【解決手段】第1及び第2の波長板12,13の設計波長λに対する位相差をΓ=Γ=180°、光学軸の面内方位角をθ,θ、積層1/2波長板11に入射する直線偏光の偏光方向と出射する直線偏光の偏光方向とがなす角度をψ、光学軸調整量をaとしたとき、θ=ψ/4+a、θ=3ψ/4−a、0<a<amaxであり、光学軸調整量最大値amaxが、設計波長λに応じて所定の多項式を満足するように構成する。 (もっと読む)


【課題】輪郭振動片における振動漏れを大幅に低減させてQ値及びCI値の向上を実現する。
【解決手段】輪郭圧電振動片11は、接続部13a〜13dが正方形の振動部12の4つの角部から左右各辺に沿って外向きに延長し、その先端が、接続部の幅より縦寸法が大きく高い面内剛性を有する矩形の中間剛性部14aの両端に結合している。中間剛性部の上辺中央にそれより十分に狭幅で縦方向に真直ぐに延長する連結部15aが結合され、その先端が、連結部の幅より幅寸法が大きく高い面内剛性を有する矩形の支持部16aに結合されている。 (もっと読む)


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