説明

東洋ゴム工業株式会社により出願された特許

11 - 20 / 2,711


【課題】低温性能を満足しつつ、また加工性を維持しながら、低発熱性を改良する。
【解決手段】ヘテロ原子を含む官能基(例えばアミノ基やヒドロキシル基等)が導入された変性溶液重合スチレンブタジエンゴム60〜90質量部と、希土類元素系触媒(例えばネオジウム系触媒)を用いて合成されたブタジエンゴム10〜40質量部とを含有するゴム成分100質量部に対し、シリカ30〜110質量部を含むフィラー40〜110質量部を含有するとともに、下記一般式(1)で表されるシランカップリング剤をシリカ配合量の5〜30質量%含有するタイヤトレッド用ゴム組成物である。
(C2n+1O)Si−C2m−S−CO−C2k+1 …(1)
式中、nは1〜3の整数、mは1〜5の整数、kは2〜9の整数である。 (もっと読む)


【課題】トレッドゴムの成形効率を高めるとともに、トレッドゴムに含まれる導電性ゴムを減らすことができる空気入りタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】トレッドゴムの成形工程は、非導電性ゴムからなるゴムリボン20とゴムリボン40を同時に巻き付ける2ショット段階を含む。2ショット段階では、隣り合うゴムリボン20とゴムリボン40とが相互に接するようにして螺旋状に巻き付けられ、リボン巻き付け位置が、接地面からタイヤ径方向内側に延びるとともにタイヤ幅方向の一方側に延びてトレッド端に至るL字状経路を通る。リボン巻き付け位置がL字状経路を通る際に、巻き付け最中のゴムリボン20に導電性ゴム22を部分的に設けて、接地面からトレッド端まで螺旋状に連続して延び且つタイヤ子午線断面では断続的に現れる導電部13を導電性ゴム22により形成する。 (もっと読む)


【課題】ゴム試験片の接触面形状を得るとともに接触面内の歪み分布を算出することで、ゴム試験片の摩擦摩耗特性を適切に評価できるゴム摩擦試験方法及びゴム摩擦試験装置を提供する。
【解決手段】本発明のゴム摩擦試験方法は、ドーナツ状のゴム試験片1の外周面11に画像解析用パターン13を形成するパターン形成工程と、ゴム試験片1の外周面11を、円筒部21が透明材料で形成された回転式ドラム2に接触させつつ、ゴム試験片1及び回転式ドラム2を回転させる摩擦試験工程と、摩擦試験工程と同時に、外周面11を円筒部21を通して撮影して外周面画像11Pを取得する画像取得工程と、取得した外周面画像11Pからゴム試験片1の接触面形状を得るとともに、外周面画像11Pに含まれる画像解析用パターン13に基いてゴム試験片1の接触面内の歪み分布を算出することにより、ゴム試験片1の摩擦摩耗特性を評価する評価工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】耐カット性を維持しながら低発熱性を改良する。
【解決手段】希土類元素系触媒(例えばネオジウム系触媒)を用いて合成されたブタジエンゴム20〜50質量%と他のジエン系ゴム50〜80質量%からなるゴム成分を含有し、かつシランカップリング剤を含有しないゴム組成物であって、フィラーとして、窒素吸着比表面積が20〜50m/gである大粒径カーボンブラック10〜15体積%と、窒素吸着比表面積が110 〜220m/gであるカーボンブラック及び/又はシリカからなる小粒径フィラー1〜5体積%を含有し、かつフィラーの総量が11〜16体積%であるタイヤベーストレッド用ゴム組成物である。 (もっと読む)


【課題】接合部が他の部分に比べて肉厚にならず、重量バランスを均一にすることができるゴム部材の製造装置とその方法を提供する。
【解決手段】コム材料を混練して送り出す押出機12と、押出機12から供給されたゴム材料を吐出する口金16と、口金16に対向する支持面34を有する支持部材18とを備え、支持面34と口金16とを相対的に移動させて支持面34上に口金16から吐出されたゴム材料を板状のゴム部材Mに成型するゴム部材の製造装置10において、口金16と支持面34との間に形成され、口金16から吐出されたゴム材料が溜まり、口金16に対する支持面34の移動方向前方L1に開口部53を有するゴム溜まり室56と、開口部53を開閉するシャッタ58とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリカ配合において添加されるシランカップリング剤について、自己縮合反応の影響を加味した反応形態の評価を行う。
【解決手段】未加硫のシリカ配合のゴム組成物について、シランカップリング剤の反応率Aとシラノール残存量Bを求め、これら反応率Aとシラノール残存量Bに基づきシランカップリング剤の反応形態を評価する。反応率Aは、ゴム組成物中に含まれる未反応のシランカップリング剤を抽出し、抽出後のゴム組成物に含まれる硫黄量を定量することで反応済みのシランカップリング剤の含有量を求め、求めた反応済みのシランカップリング剤の含有量を、前記シランカップリング剤の配合量と比較することにより求める。シラノール残存量Bは、固体高分解能29Si−NMR測定によりゴム中のシリカのスペクトルから、シラノール残存量B=(SQ2+SQ3)/SQ4により求める。 (もっと読む)


【課題】チェーファの巻き込み端におけるセパレーションなどの故障を抑制して、ビード部の耐久性に優れた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】チェーファ6は、カーカスプライ4の本体部41のタイヤ幅方向内側に位置する巻き込み部61に、ビードコアの周りでタイヤ幅方向内側から外側に巻き上げられた巻き上げ部62を一連に設けてなる。チェーファ6の巻き込み部61における補強コード6Cは、タイヤ径方向外側に向かってCD1方向に傾斜して延びている。カーカスプライ4の本体部41におけるカーカスコード4Cは、CD1方向に弧状に曲がる弧状区間40を有し、チェーファ6の巻き込み端61Eに弧状区間40を隣接させてある。 (もっと読む)


【課題】リムストリップとサイドウォールゴムとの界面及びその付近でのクラック等の製品不良を低減できる空気入りタイヤ及びタイヤ成形用金型を提供する。
【解決手段】リム装着時にリムフランジRFの外周との間隔が一定となるようにタイヤ周方向CDに延びる第1周方向凸条11がビード部1のタイヤ幅方向外側に設けられた空気入りタイヤTにおいて、第1周方向凸条11よりもタイヤ径方向外側又は内側に間隔をおいて、第1周方向凸条11よりも突出高さの低い第2周方向凸条12がタイヤ周方向CDに延設され、かつ第1周方向凸条11と第2周方向凸条12とに連なる第1径方向凸条14がタイヤ径方向に延設されており、リムストリップ5とサイドウォールゴム6との界面56は、第1周方向凸条11と第2周方向凸条12との間でタイヤ外表面に達している。 (もっと読む)


【課題】重量バランスを悪化させることなく製造時間を短縮することができる空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤの製造装置を提供する。
【解決手段】2台の押出機12A,12Bから押し出された未加硫のゴムストリップ材S1,S2を回転支持体14上に供給しながら回転支持体14を回転させ、回転支持体14上にゴムストリップ材S1,S2を巻き付けて空気入りタイヤの少なくとも一部を成型する空気入りタイヤの製造方法において、2台の押出機12A,12Bを互いに、回転支持体14の回転軸Lの周りに180°ずれた位置であって、回転支持体14の回転軸方向の同一位置に配置し、回転支持体14が180°回転する毎に2台の押出機12A,12Bと回転支持体14とを相対的に回転支持体14の回転軸方向へ移動させる。 (もっと読む)


【課題】構造を複雑化させることなく、気密性を確保することが可能な空気ばねを提供することを目的とする。
【解決手段】上面板21と、下面板2と、上面板1及び下面板2の間に介装される筒状の可撓部材3と、下面板2に取り付けられる弾性機構4とを備え、弾性機構4は、弾性材層11と硬質板10とが交互に積層され、頂部に硬質板である頂板12が配置された積層構造を有し、頂板の外周面12aの全周にシール部20が設けられ、シール部20は、頂板12に隣接する弾性材層11を構成する弾性材が頂板の外周面12aに回り込むことで形成され、シール部20が下面板2に密着することによって、頂板12と下面板2との間の隙間をシールすることを特徴とする。 (もっと読む)


11 - 20 / 2,711