説明

東芝電池株式会社により出願された特許

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本発明は、優れた加工性および耐腐食性を有する電池用負極缶の製造方法およびこれを用いたマンガン乾電池であり、Biを添加した亜鉛合金板材を、120℃ないし210℃でプレス成形することにより、8〜25μmの平均結晶粒径を有する負極材料の電池用容器を形成する。亜鉛合金に添加するBiの量は、0.01質量%以上0.7質量%以下の範囲が好ましい。さらに、この亜鉛合金にMgを添加することにより、合金の硬度を最適な範囲に制御することができる。 (もっと読む)


本発明は、加工性及び耐腐食性の改善された信頼性の高い実用的な電池用負極缶およびマンガン乾電池にある。実質的に鉛を含有しない亜鉛を主成分とする電池用負極活物質であって、亜鉛が98.7質量%から99.8質量%、ビスマスが0.01質量%以上0.7質量%以下、アンチモンが1ppm以下、鉛が70ppm以下、及びカドミウムが20ppm以下からなる組成の電池用負極活物質材料を用いて成形された有底円筒形の電池用負極缶であり、缶長手方向でかつ缶板の厚み方向に切断したときの切断面において該切断面で観測される粒子に対して厚み方向に引いた線上に測定した粒子投影長を粒径とした時の当該金属組織の平均粒径が8μm以上25μm以下の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


加工性及び耐腐食性の改善された信頼性の高い実用的な負極活物質材料およびマンガン乾電池にある。実質的に鉛を含有しない亜鉛を主成分とする電池用負極活物質であって、ニッケル2.9ppm,コバルト0.40ppm,銅0.86ppmの濃度で含有する電池用電解液に、面積が10cmである前記電池用負極活物質を、45℃で66時間の間、恒温水槽内に静置した後の腐食減量が3.8mg以下である電池用負極活物質材料およびマンガン乾電池にある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、前記ニッケル高次酸化物を正極活物質とする密閉形ニッケル亜鉛一次電池において、電池組み立て時の正極成形体の破損に基づく電池性能の低下を防止することのできる密閉形ニッケル亜鉛一次電池、および、電池性能に優れ、かつ、製造効率に優れた製造方法を実現するものである。
【解決手段】本発明は、ニッケル高次酸化物を正極活物質とする合剤を中空円筒形状の正極成形体に成形し、筒状の金属缶に挿入した密閉型ニッケル亜鉛一次電池において、前記正極活物質に対し、0.5〜20質量%の二酸化マンガンを添加したことを特徴とする密閉型ニッケル亜鉛一次電池である。このような電池は、正極合剤を金型を用いて成形し、金属缶に加圧せずに挿着して電池を組み立てることによって、その効果を発揮する。 (もっと読む)


【課題】 電極合剤に対する担持能力に優れた集電基板を使用した大電流放電用アルカリ二次電池を提供する。
【解決手段】 粉末圧延法により作製され、周縁部にバリ部3を有する複数個の開口2が形成された多孔質金属シート1よりなる集電基板Aに電極合剤を担持させたものを正極とし、かつ、前記集電基板1における電極合剤の担持面積が前記電池の理論容量(Ah)当たり、25cm2以上であるアルカリ二次電池。 (もっと読む)


【課題】 電池用電極の切断面に突出して(食みだして)いる金属繊維などを容易に、かつ品質低下の恐れもなく除去することが可能な電池用電極の加工方法および加工装置の提供。
【解決手段】 加工方法の発明は、金属繊維もしくは金属箔を集電体として含むシート状のアルカリ電池用電極を切断・分離する工程と、前記切断、分離したアルカリ電池用電極2を厚さ方向に加圧する工程と、前記加圧処理したアルカリ電池用電極2の切断・分離面2c,2dを、たとえば研磨具3,3′研磨し、切断・分離面2c,2dに発生したバリを除去する工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 一対のダイコーティングヘッド先端面に対して、水平方向に走行する基材の位置が安定化され、走行する基材両面に安定した塗工膜を形成できるポリマー電池用電極の製造装置の提供。
【解決手段】 基材5を水平方向に走行させる位置ガイドローラ4a,4bを備えた基材走行機構4と、前記基材走行機構4により走行する基材5の両主面に対し挟着的に配置され、電極剤9を塗布する一対のダイコーティングヘッド7,8と、前記ダイコーティングヘッド7,8を相対的に移動させ、対向面の位置・間隔を調整するダイコーティングヘッド調整機構10a ,10b と、前記基材走行機構4に併設され、走行する基材5に塗布された電極剤9を乾燥する乾燥炉11とを有するポリマー電池用電極の製造装置であって、前記一対のダイコーティングヘッド7,8中、下側のダイコーティングヘッド8先端面の基材走行上流側に走行する基材5の位置ガイド 10a′を兼用させることを特徴とするポリマー電池用電極の製造装置である。 (もっと読む)


【課題】直列接続された複数個の二次電池の端子電圧のばらつきの影響のない保護動作を行うことができる二次電池の電圧測定回路を提供する。
【解決手段】直列接続された複数個の二次電池B1,B2,B3に切替回路2を介して差動増幅器3を接続して二次電池B1,B2,B3の個々の端子電圧を検出し、差動増幅器3の出力からマイクロコントローラ4によって二次電池B1,B2,B3の端子電圧のうちの最大値と最小値および平均値を検出し、最大値と充電禁止電圧より低い第1の設定値とを比較すると共に、最小値と第1の設定値より低く放電禁止電圧より高い第2の設定値とを比較し、最大値が第1の設定値以上の場合は最大値を電池電圧の測定値とし、最小値が第2の設定値以下の場合は最小値を電池電圧の測定値とし、最大値が第1の設定値より低くかつ最小値が第2の設定値より高い場合は平均値を電池電圧の測定値とする。 (もっと読む)


【構成】 ポリエチレングルコール(メタ)アクリレート重合体からなる網状ポリマーの中に、(a)ポリエチレングルコールモノアルコキシモノアクリレート系モノマーとアクリロニトリル系モノマーおよび/またはメチルアクリレート系モノマーとの共重合体、(b)両末端がメチルエーテル化された低分子量ポリエチレングリコールおよび(c)アルカリ金属塩またはアンモニウム塩とを含有する高分子固体電解質を保持した不織布または多孔膜が正極と負極の間に存在することを特徴とする固体電解質二次電池。
【効果】 フィルム強度が強く、正極・負極との密着性も良好な固定電解質層が得られ、これを用いた電池は高容量で、充放電サイクル寿命が長い。 (もっと読む)


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