説明

株式会社豊田中央研究所により出願された特許

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【課題】低摩擦であると共に安定した摺動性を発揮するバルブリフターやシム等の内燃機関用バルブ駆動系部材を提供する。
【解決手段】本発明の内燃機関用バルブ駆動系部材は、潤滑油が介在する湿式条件下でカムのカム面と摺接してカムに従動する摺接面を有するカムフォロアからなる。本発明に係るカムフォロアの摺接面は、全体を100原子%としたときに5〜25原子%のHと4〜25原子%のBと残部であるCとからなるDLC膜(DLC−B膜)で被覆されてなる。このDLC−B膜からなる摺接面は、高靱性で耐衝撃性に優れ、カム面から150〜250MPa/degの衝撃力を受けても、欠け等を生じない。またジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン(MoDTC)を含まない潤滑油が介在する湿式条件下で使用される場合に、本発明に係るカムフォロアは優れた低摩擦係数を発揮する。 (もっと読む)


【課題】回転電機用ロータにおいて、周方向複数個所に配置された複数のロータコア要素を含む構成で、ステータで発生した磁束が通過する磁気経路での磁気抵抗を減少させ、回転電機の性能向上を図ることである。
【解決手段】ロータ14は、外周面の複数の外側凸部46を含むシャフト25と、複数の外側凸部46の一部の外側凸部46がそれぞれ軸方向に嵌合される内側凹部70を含む複数のロータコア要素である第1コア要素54及び第2コア要素56と、各コア要素54、56に巻き回しされる複数のコイル28n、28s、30n、30sとを含む。各コア要素54、56は、シャフト25の外側の周方向複数個所に配置されることでシャフト25に結合されたロータコア24を形成する。周方向に隣り合うコア要素54,56同士は、シャフト25に対する結合側のロータ側根元部62,82で周方向に接触させる。 (もっと読む)


【課題】投光手段を大型化することなく、精度良く視線方向を計測する。
【解決手段】投光装置12は、隣接する点光源間の距離を表す点光源間幅の少なくとも1つが他の点光源間幅と異なるように左右方向に沿って配列された4つ以上の点光源を備えている。プルキニエ像候補抽出部26は、眼領域の画像から抽出された高輝度点のうち、左右方向に沿った直線状に並ぶ複数の高輝度点を、プルキニエ像候補を示すパターンとして抽出し、プルキニエ像判定部28で、プルキニエ像候補を示すパターンの全長、パターンに含まれる高輝度点の数、隣接する高輝度点間の距離を表す高輝度点間幅に基づいて、プルキニエ像候補が投光装置12のプルキニエ像か否かを判定する。欠落している高輝度点があれば補間する。基準点設定部30は、プルキニエ像に基づいて基準点を設定し、視線方向算出部38で、基準点及と瞳孔中心とを用いて、角膜反射法により対象者の視線方向を算出する。 (もっと読む)


【課題】カルシウムイオンをキャリアとする電池において、電圧をより高める。
【解決手段】本発明の非水系電池10は、炭素材を含む正極13と、金属カルシウム又はカルシウム合金などからなる負極12と、正極13と負極12との間に介在しカルシウムイオンを伝導し、ハロゲン間化合物を含む非水系のイオン伝導媒体18と、を備えている。この非水系電池10は、ハロゲン間化合物が、ヨウ化トリクロリド、ヨウ化モノクロリド、ヨウ化トリブロミド、ヨウ化モノブロミドなどのうち1以上であるものとしてもよい。イオン伝導媒体18は、カルシウムパークロレート及び/又はカルシウムビス(ペンタフルオロエチルスルホニル)イミドを支持塩として溶解したプロピレンカーボネート及びリン酸トリメチルのうちいずれかを含むものとしてもよい。 (もっと読む)


【課題】一周波数GPS受信機を用いた場合でも、精度良く測位解を得る。
【解決手段】エポック毎にGPS受信機12で受信したGPS情報及びINS装置14で取得したINS情報を、Mエポックデータ記憶部22に記憶する。方程式導出部24は、M(3以上)エポック分のGPS情報及びINS情報を観測値とし、かつ複数のGPS衛星各々と自車両間におけるGPS情報の搬送波の波数Nのフロート解を、GPS衛星毎に求めるための観測方程式であって、波数Nのフロート解の範囲が、Mエポック分のINS情報に基づいて推定された自車両の走行軌跡で拘束された観測方程式を導出する。フロート解計算部26では、観測方程式を解いて、GPS衛星毎の波数N及び自車両の位置のフロート解を計算し、フィックス解計算部30では、GPS衛星毎の波数N及び自車両の位置のフロート解各々に基づいて、最も整合性が高いフィックス解を計算し、測位結果として出力する。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘って安定的に蓄熱でき、かつ高温が要求される加熱対象の加熱が可能となる車両用化学蓄熱システムを得る。
【解決手段】車両用化学蓄熱システム10は、エンジン12の排気熱により脱水反応を行って蓄熱し水和反応により放熱する化学蓄熱材が内蔵された反応器38と、反応器38から脱水反応に伴って放出された水蒸気を凝縮させる凝縮器52と、エンジン冷却水を熱源として水を蒸発させることで反応器38に水和反応のための水蒸気を供給するための蒸発器70と、エンジン冷却水を保温状態で貯留可能な顕熱蓄熱器142と、反応器38内の化学蓄熱材が放熱した熱をバッテリ16に導く加熱エアライン154と、車両の走行時にエンジンの排気熱を反応器38に蓄熱させ、車両停止時にエンジン冷却水を顕熱蓄熱器142に貯留させ、車両始動時にエンジン冷却水を顕熱蓄熱器142を経由して蒸発器70に供給させるECUと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 寄生ダイオードを介したリーク電流を抑えること。
【解決手段】 半導体装置1は、c面を表面とする窒化物半導体の半導体層13と、厚みが減少する厚み減少部14aを有する窒化物半導体のp型の埋込み層14と、を備える。埋込み層14では、厚み減少部14aの内部に酸素濃度がピークとなる部分が存在しており、そのピーク部分と厚み減少部14aの傾斜面の間のp型不純物の濃度が酸素濃度よりも高い部分が存在する。 (もっと読む)


【課題】ノーマリオフで動作するとともに、高い耐圧と低いオン抵抗を具備した半導体装置を提供すること。
【解決手段】 半導体装置1では、ドレイン電極21が第1ヘテロ接合面32に形成される2次元電子ガス層に対して電気的に接続可能に構成されており、ソース電極29が第1ヘテロ接合面32に形成される2次元電子ガス層から電気的に絶縁可能に構成されているとともに第2ヘテロ接合面34に形成される2次元電子ガス層に対して電気的に接続可能に構成されており、ゲート部28が第2ヘテロ接合面34に対向しており、導通電極25が第1ヘテロ接合面32及び第2ヘテロ接合面34に形成される2次元電子ガス層の双方に対して電気的に接続可能に構成されている。第1ヘテロ接合面32に形成される2次元電子ガス層の電子濃度は、第2ヘテロ接合面34に形成される2次元電子ガス層の電子濃度よりも濃い。 (もっと読む)


【課題】非接触による確実な入力が可能な操作装置を実現すること。
【解決手段】電磁場を検出するセンサ25と、電磁場に感応するセンサから出力される検出信号に対してPLL同期した信号を発振させる第1PLL回路28Aと、センサから出力される検出信号に対してPLL同期した信号を発生させる第2PLL回路28Bと、第1PLL回路の出力信号と第2PLL回路の出力信号とをミキシングする第1ミキサ30と、第1ミキサの出力信号から所定周波数以上を遮断する第1ローパスフィルタ31と、を有し、出力装置は、第1PLL回路及び第2PLL回路の同期確立直前における位相雑音に起因する周波数変動に応じて、同期確立直前の状態であることを操作者に伝達する装置である。 (もっと読む)


【課題】超撥水性を備えた新規な撥水材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】基材と、前記基材の表面に形成された微細凹凸構造と、前記微細凹凸構造の表面を被覆する疎水性分子とを備え、前記微細凹凸構造は、複数の板状粒子の集合体からなる花弁状構造と、柱状粒子からなる柱状構造とを備え、前記基材の表面から前記柱状構造の先端までの長さが前記基材の表面から前記花弁状構造の先端までの長さより長いものからなる撥水材。このような撥水材は、基材表面に、複数の板状粒子の集合体からなる花弁状構造と、板状粒子からなる柱状構造とを備え、基材の表面から柱状構造の先端までの長さが基材の表面から花弁状構造の先端までの長さより長いものからなる微細凹凸構造を形成し、前記微細凹凸構造の表面を疎水性分子で被覆することにより得られる。 (もっと読む)


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