説明

日本エクスラン工業株式会社により出願された特許

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【課題】
内外層の構造の差がなく、高い引張強度と引張弾性率を併せ持つ炭素繊維を簡単に製造する。
【解決手段】
本発明の炭素繊維の製造方法は、ポリアクリロニトリル系ポリマーにカーボンナノチューブを分散した紡糸原液を調製し、これを紡糸延伸して炭素繊維の前駆体を製造し、次いでこの前駆体を耐炎化、炭素化することを含み、耐炎化を、炭素繊維の前駆体へのエネルギー線の照射によって行うことを特徴とする。本発明の炭素繊維は、繊維最外層と繊維最内層のラマンスペクトルで求められるG/D比をそれぞれRo及びRiとしたときにRo/Riが0.5〜2.0である。 (もっと読む)


【課題】
内外層の構造の差がなく、高い引張強度と引張弾性率を併せ持つ炭素繊維を提供する。
【解決手段】
繊維最外層と繊維最内層のラマンスペクトルで求められるG/D比をそれぞれRo及びRiとしたときにRo/Riが0.5〜2.0であることを特徴とする炭素繊維。好ましくは、この炭素繊維の引張強度は6.5GPa以上でありかつ引張弾性率は450GPa以上である。 (もっと読む)


【課題】従来より架橋アクリレート系繊維の白度や耐変色性の改善が図られてきたが、製造コストの上昇が避けられず、特性においても未だ改善の余地があるのが現状である。本発明の目的は、高白度であり、染色や晒しといった後加工などを経ても白度の維持される架橋アクリレート系繊維を提供することにある。
【解決手段】ビニルエステル化合物の共重合組成が1〜20重量%であるアクリロニトリル系共重合体からなるアクリロニトリル系繊維に対して、水加ヒドラジンおよび酸性化合物を含有し、かつ、アルカリ性化合物によってpH13.5〜14に調整した水溶液による処理を施し、次いで酸処理Aを施して得られる高白度耐変色性架橋アクリレート系繊維。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高白度であり、後加工などを経ても白度の維持される架橋アクリレート系繊維並びにかかる繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】ビニルエステル化合物の共重合組成が1〜20重量%であるアクリロニトリル系共重合体からなるアクリロニトリル系繊維に対して、(a)水加ヒドラジン溶液に酸およびアルカリ性化合物を添加した溶液、水加ヒドラジン溶液に電解質塩を添加した溶液、または、ヒドラジン塩化合物およびアルカリ性化合物を添加した溶液のいずれかであって、pH7〜13である溶液による架橋導入処理、(b)酸処理A、(c)加水分解処理、(d)酸処理Bの各処理を(a)、(b)、(c)、(d)の順に施して得られる高白度耐変色性架橋アクリレート系繊維。 (もっと読む)


【課題】高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、及びジメチルスルホキシドからなる群から選択される少なくとも一種の有機溶剤にカーボンナノチューブとポリアクリロニトリル系ポリマーを分散・溶解させてカーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(2)このカーボンナノチューブ分散液を濃縮する工程;(3)この濃縮したカーボンナノチューブ分散液を貧溶媒中で凝固し、ろ別、乾燥して、カーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーを調製する工程;(4)このカーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーをロダン塩の水溶液に溶解させ、紡糸原液を調製する工程;(5)この紡糸原液から、湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(6)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程を含む炭素繊維の前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:(1)水溶性キシランの水溶液を調製する工程;(2)この水溶性キシランの水溶液にカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(3)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーとロダン塩とを含む紡糸原液を調製する工程;(4)この紡糸原液から湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(5)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:(1)カルボキシメチルセルロースの水溶液を調製する工程;(2)このカルボキシメチルセルロースの水溶液にカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(3)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーとロダン塩とを含む紡糸原液を調製する工程;(4)この紡糸原液から湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(5)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】従来から硫黄系ガスを除去するために様々な形態、種類の素材が開発されているが、飽和除去量の点においては必ずしも満足いくものではなかった。本発明の目的は、硫化水素の除去量が飛躍的に大きい材料および、該材料を含有する成形体を提供することにある。
【解決手段】カルボキシル基を有する担体に、過マンガン酸化合物、およびポリオキシアルキレン構造を有する重合体を付与して得られる硫化水素除去性複合体および該硫化水素除去性複合体を含有している成形体。 (もっと読む)


【課題】ニトリル基を含有する重合体からなる粒子を改質して得られる、アニオン交換、吸湿、抗菌、抗かび、抗ウイルスなどのさまざまな機能を有する粒子および該粒子の効率的な製造方法ならびに該粒子を含む機能性製品を提供すること。
【解決手段】ニトリル基を含有する重合体からなる粒子を1分子中の全アミノ基数が3以上であり、かつ、1級アミノ基数が2以上であって、アミノ基間をアルキレン基で結合した構造を有するアミノ基含有有機化合物で処理することによって粒子中に架橋構造とアミノ基を同時に導入して得られるアミノ基含有粒子および該粒子を含む機能性製品。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、アクリル系繊維を改質して得られる抗ウイルス性を有する繊維および該繊維を含む繊維構造物を提供することにある。
【解決手段】本発明の目的は、アクリル系繊維を1分子中の全アミノ基数が3以上であり、かつ、1級アミノ基数が2以上であって、アミノ基間をアルキレン基で結合した構造を有するアミノ基含有有機化合物で処理することによって繊維中に架橋構造とアミノ基を同時に導入して得られる抗ウイルス用繊維により達成され、とりわけ、アミノ基含有有機化合物が、アミノ基間を炭素数が3以上のアルキレン基で結合した構造および3級アミノ基を有する場合に優れた効果が発現される。 (もっと読む)


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