説明

日揮株式会社により出願された特許

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【課題】油と高温水との混合物から分離される高温水を精製して再利用する工程を含む超重質油層からの油の回収方法の提供。
【解決手段】超重質油層に高温水蒸気を吹き込んで得られる油と高温水との混合物から油と高温水を分離回収した後、前記高温水を前記高温水蒸気の発生用として再利用する、超重質油層からの油の回収方法であって、前記高温水の温度が60〜90℃まで冷却された原水を限外濾過膜装置に供給し、限外濾過することで水溶性有機物の含有量が低減された透過水を得る工程を有しており、前記限外濾過工程で使用する限外濾過膜装置が、耐熱性樹脂からなる分画分子量が8,000〜30,000の中空糸膜が充填された限外濾過膜モジュールを有するものである、超重質油層からの油の回収方法。 (もっと読む)


【課題】ゼオライト格子内の4配位アルミニウムの脱離を起こし難いカルシウム化合物含有ゼオライト触媒を、簡易で安価に調整可能なジメチルエーテルまたはメタノールを原料とする低級炭化水素合成用カルシウム化合物含有ゼオライト触媒の調製方法を提供する。
【解決手段】本発明のジメチルエーテルまたはメタノールを原料とする低級炭化水素合成用カルシウム化合物含有ゼオライト触媒の調製方法は、混合・混練工程と、乾燥・焼成工程と、第一〜第三成分を含む複合体の水蒸気処理工程と、を有し、水蒸気処理工程において、水蒸気分圧と水蒸気処理時間を掛け合わせた値で示される水蒸気処理の程度(a.u.)が1.92〜16.8となるように水蒸気処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液状炭化水素からの水銀除去処理における機器数の削減、省エネルギー化を図る。
【解決手段】
液状炭化水素中に含まれる水銀を除去する水銀除去方法であって、水銀を含む液状炭化水素を、ストリッピングガスと向流接触して、前記ストリッピングガスによって加熱するとともに、前記ストリッピングガス中に水銀を移動させるストリッピング工程と、前記水銀が移動したストリッピングガスを、冷却することなく吸着剤に接触させて、前記ストリッピングガスから水銀を吸着除去する水銀除去工程と、前記ストリッピングガスを断熱圧縮して、ストリッピング工程に供給される液状炭化水素の温度よりも高い温度に加熱して、加熱したストリッピングガスを前記ストリッピング工程に再利用するストリッピングガス圧縮工程と、を有する水銀除去方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】混合ガス中の酸素によるアミンの熱安定性塩の生成を防ぐとともに、廃水に含まれるアンモニアを有効利用する。
【解決手段】吸収液を用いて硫化水素を吸収する吸収塔10と、硫化水素及びアンモニアを含む廃水からアンモニア又は硫化水素を分離する少なくとも1つのストリッピング塔20とを用いて、ガス中の硫化水素を除去するガス処理方法であって、吸収塔10で、可燃性ガスと硫化水素と酸素とを含む混合ガスを、吸収液としてのアンモニア含有水に接触し且つアンモニアにより硫化水素を中和して、硫化水素含量を低下させた混合ガスを外部に放出する工程と、ストリッピング塔20で、硫化水素を吸収した吸収液と共に廃水を加熱して、硫化水素を吸収した吸収液及び廃水から硫化水素ガスを放出する工程と、ストリッピング塔20の還流の一部を、吸収液として、吸収塔10に供給する工程と、を含むガス処理方法。 (もっと読む)


【課題】リン酸エステルを含む放射性廃液を穏和な条件で効率よく分解できる処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明のリン酸エステルを含む放射性廃液の処理方法は、前記放射性廃液に、銅粉末と、銅イオンを生成し得る銅塩または銅塩から生成した銅イオンを含む銅イオン含有溶液と、過酸化水素とを添加し、前記銅粉末から生成した銅イオンおよび前記銅塩から生成した銅イオンの存在下、前記リン酸エステルを酸化分解する酸化分解処理工程を含み、前記酸化分解処理工程において、前記放射性廃液に、前記リン酸エステル1molに対して前記銅粉末が0.001〜1molの量となるように、かつ前記銅粉末および前記銅塩の合計100mol%に対して、前記銅粉末が20〜60mol%、前記銅塩が80〜40mol%の量となるように、前記銅粉末および前記銅塩または前記銅イオン含有溶液を添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リン酸エステルを含む放射性廃液を穏和な条件で効率よく分解できる処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明の放射性廃液の処理方法は、リン酸エステルを含む放射性廃液の処理方法であって、前記放射性廃液に、銅イオンを生成し得る銅塩または銅塩から生成した銅イオンを含む溶液と過酸化水素とを添加し、前記銅塩から生成した銅イオンの存在下、20〜60℃の温度範囲で、前記リン酸エステルを酸化分解する酸化分解処理工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】固液分離しやすい放射性廃液を均一に、安定的に反応槽に供給できる装置および方法を提供すること。
【解決手段】比重の異なる2種以上の固形物を含む固液混合放射性廃液を所定の濃度に調整する固形物調整装置と、底部と側部とを連通するように循環ラインが具備されるとともに、前記調整装置から供給された所定の濃度に調整された前記廃液を攪拌する攪拌槽と、前記攪拌槽内で攪拌された廃液を反応させる反応槽と、を備え、前記調整装置から所定の濃度に調整された固液混合放射性廃液を前記攪拌槽内に導入し、前記循環ラインで前記廃液を循環させながら略均一に攪拌させた後、前記反応槽に供給させるようにしたことを特徴とする固液混合放射性廃液の処理装置。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所から発生するシリカ質を含む各種放射性廃棄物を、効率的に処分する方法を提供する。
【解決手段】(i)シリカ質を含む放射性廃棄物に、アルカリ金属の水酸化物およびアルカリ土類金属の水酸化物からなる群より選ばれた化合物および水を添加して混合する混合工程と、(ii)前記混合工程で得られた混合物に潜在水硬性物質を主成分とする固化材およびアルカリ金属の水酸化物およびアルカリ土類金属の水酸化物からなる群より選ばれた化合物からなる硬化刺激剤を添加して混練する混練工程と、(iii)前記混練工程で得られた混練物を固化する固化工程とを有することを特徴とする、放射性廃棄物の固化処理方法。 (もっと読む)


【課題】原子力関連施設から発生する窒素成分が含まれた廃棄物を固化する際に、放射性核種の溶出を未然に防ぐための処理方法を提供する。
【解決手段】コバルト、ニッケル、モリブデン、白金族、超ウラン元素のうちいずれかを1つ以上の放射性核種を含みかつ窒素成分を含む放射性有機廃棄物の固化処理方法において、(1)廃棄物を、pH1〜4で有機廃棄物を酸化分解処理する工程と、(2)酸化分解処理後の固液成分に、pHが8〜14となるようにアルカリを添加して、工程(1)で生成したアンモニウムイオンをアンモニアに変換し、固液成分中のアンモニウムイオン濃度を1000ppm以下とする工程と、(3)工程(2)で得られた固液成分を、固化材による固化、ないし圧縮固化、加熱溶融固化のいずれかにより固化体とする固化工程とを、有する。 (もっと読む)


【課題】少量の酵素により酵素糖化反応を行ってもグルコースを主成分とする糖類の生成量を増大することができるグルコースを主成分とする糖類の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のグルコースを主成分とする糖類の製造方法は、セルロースおよび/またはヘミセルロースと、セルロース分解酵素の酵素水溶液とを混合させた後、反応槽内にて、セルロースおよび/またはヘミセルロースと、酵素水溶液の混合物に加える攪拌動力Y(W/m)と、酵素水溶液に対するセルロースおよび/またはヘミセルロースの添加率X(w/v%)が下記の式(1)の関係を満たすように、前記混合物を攪拌して混合しながら、セルロース分解酵素によって、セルロースおよび/またはヘミセルロースを糖化する酵素糖化反応を行うことを特徴とする。
Y≦−0.0125X+1.195X+23.25 ・・・(1) (もっと読む)


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