説明

ニチコン株式会社により出願された特許

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【課題】外部引出端子を高トルクで締結しても、接続部材に局所的に大きな応力が生じるのを防ぎ、接続部材の位置ずれや破損を防止することのできるコンデンサを提供する。
【解決手段】コンデンサ1は、コンデンサ素子2と、開口部を有し、該素子2が収納されるケース3とを備え、ネジ部50bを有する外部引出端子50と締結されて、外部引出端子50と接続される。コンデンサ1は、コンデンサ素子2の両電極部2aのうち少なくとも一方と導通する接続部材10と、接続部材10と係合し、外部引出端子50のネジ部50bと締結されるネジ締結部材7とを備え、ケース3の開口部周囲のケース側壁には外部引出端子50のネジ部50bの軸方向に沿って孔部3cが形成され、ネジ締結部材7は孔部3cに埋め込まれた状態で接続部材10と係合し、接続部材10が前記ケース側壁に接した状態でケース3に固定される。 (もっと読む)


【課題】長期的に高温寿命特性が安定で、かつ、低温特性も良好な電解コンデンサおよびこの電解コンデンサに用いられる駆動用電解液を提供する。
【解決手段】アルキルアニソールを含有する溶媒に溶質として有機カルボン酸および/またはその塩を溶解してなる電解コンデンサの駆動用電解液であって、前記アルキルアニソールとして、エチルアニソール、メチルアニソール、プロピルアニソール、ブチルアニソールおよびt−ブチルアニソールからなる群から選択されるものを使用することにより、電解コンデンサの高温寿命特性および低温特性を良好とする。電解液中における前記アルキルアニソールの含有量は5.0〜60.0wt%が好ましい。 (もっと読む)


【課題】エッチングにおける付着陰イオンを効果的に除去し、化成時の皮膜形成を円滑に行い、静電容量を向上できる電解コンデンサ用電極箔の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム箔に電気化学的なエッチング処理を行うエッチング工程と、エッチング後の洗浄工程と、洗浄工程後の皮膜形成工程と、熱処理工程とを有する電解コンデンサ用電極箔の製造方法において、
前記洗浄工程が、グリコール酸および過酸化水素を含む水溶液にエッチング後の箔を浸漬する工程であり、水溶液のグリコール酸濃度が5.0〜10.0wt%、過酸化水素濃度が0.4〜1.0wt%であり、水溶液の温度が35〜80℃であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温での良好な保安性および耐電圧性を有する金属化フィルムコンデンサを提供する。
【解決手段】金属化フィルムの幅方向において、絶縁マージン72側からメタリコン接続部71にかけて第1小分割電極部、大分割電極部、第2小分割電極部および非分割電極部81の順に配置されている。第1小分割電極部を構成する複数の小分割電極83の各々は、当該小分割電極83を長手方向に挟む絶縁スリット73間に形成されたヒューズ93にて大分割電極84と接続されている。また、第2小分割電極部を構成する複数の小分割電極85の各々は、当該小分割電極85を長手方向に挟む絶縁スリット74、75間に形成されたヒューズ94、95にてそれぞれ大分割電極84、非分割電極部81と接続されている。 (もっと読む)


【課題】漏れ電流特性を改善した固体電解コンデンサ、特に導電性高分子型固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】弁作用金属粉末からなる成形体を焼結させてなる焼結体、または、粗面化された弁作用金属箔の表面に、誘電体酸化皮膜を形成して、コンデンサ陽極体を形成後、該誘電体酸化皮膜の表面に固体電解質層、陰極引出層を形成する固体電解コンデンサとその製造方法において、上記誘電体酸化皮膜の形成前、もしくは形成後に上記コンデンサ陽極体における三辺の稜が交わる頂点の一ヶ所以上に、凸部を当該コンデンサ陽極体の各稜線の長さの5〜30%にわたって絶縁性樹脂にて形成することを特徴とし、また該凸部が弾性を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電極箔型フィルムコンデンサの電極箔と引出電極との接合強度、通電電流特性を向上させ、環境対応にも適したものとする。
【解決手段】アルミニウム電極箔と誘電体フィルムとを、前記アルミニウム電極箔が前記誘電体フィルムに対して突出するように重ね合わせて巻回したコンデンサ素子の巻回端部に、引出電極を形成した電極箔型フィルムコンデンサにおいて、
前記引出電極は、前記コンデンサ素子の巻回端部上に形成される第1電極層と、該第1電極層上に形成される第2電極層とを有し、
前記第1電極層は、錫79.0〜81.0wt%、亜鉛17.5〜19.5wt%、アンチモン0.5〜1.5wt%、銅0.3〜0.7wt%を含む合金からなり、
前記第2電極層は、錫89.5〜91.5wt%、亜鉛7.0〜9.0wt%、アンチモン0.5〜1.5wt%、銅0.3〜0.7wt%を含む合金からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】積層された単板コンデンサ素子の陰極部間の導電性をより向上させるとともに、静電容量を下げることなく、ESRの更なる低下を可能とする積層型固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】一方側に陽極部、他方側に陰極部が形成された単板コンデンサ素子を複数枚積層してなる積層体を備えた積層型固体電解コンデンサであって、コンデンサ素子の陰極部側の側面に形成された積層方向に貫通する凹部と、凹部の大きさを連続して積層される2枚以上の単板コンデンサ素子で互いに異ならしめることにより、積層体の側面の一部に形成された段差部Sと、段差部Sおよび陰極部間に形成された導電性被覆層9、9’と、を含むこと特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィルムコンデンサの保安性を向上させると共に、通電時の発熱を低減させる。
【解決手段】フィルムコンデンサ1は、誘電体フィルム5の表面に金属膜が形成された金属化フィルムを少なくとも2枚重ね合わせて巻回または積層して形成される。一方の金属化フィルム4の重ね合わされる表面には、金属膜が複数に分割された分割電極部6aが形成され、他方の金属化フィルム4の重ね合わされる表面には、金属膜としてヒューズ機能を備えた保安電極部9が形成され、保安電極部9の膜抵抗が分割電極部6aの膜抵抗より高く設定されている。 (もっと読む)


【課題】導線部のフレキシブル性を維持してはんだクラックを防止する。
【解決手段】コンデンサ素子をケースに収納し、該ケースに樹脂を充填して形成されたコンデンサであって、コンデンサ素子の電極面3aにはんだ接合される金属製の端子部材と、端子部材4にその一端部が接続されると共に、フレキシブル性を有する導電性線材で構成された導線部5と、導線部5の他端部に接続される外部引出電極6とを有する。端子部材は、基部41と、基部41の一端から突出して、電極面3aにはんだ接合される端子部42と、基部41の他端から突出すると共に、基部41との間で導線部5の一端部を挟持する一対の素子側腕部43とを有する。外部引出電極6は、電極本体61と、電極本体61から延出する胴部62と、胴部62の両端部から突出すると共に、胴部62との間で導線部5の他端部を挟持する一対の引出側腕部63とを有する。 (もっと読む)


【課題】コンデンサ素子の引出し電極部を確実にケースに電気的に接続すると共に、コンデンサ素子をケースに固定することのできる電気二重層コンデンサを提供する。
【解決手段】電気二重層コンデンサ1は、円筒状のコンデンサ素子10と、コンデンサ素子10が電解液を含浸した状態で収納される有底筒状のケース30とを有する。ケース30は導電性材料で形成されている。コンデンサ素子10は、陽極箔11と陰極箔12とがセパレータ13を介して巻回された構造を有する。陽極箔11および陰極箔12は、幅方向に関して互いに逆の一端部に、それぞれ引出し電極部14a、16aを有している。引出し電極部16aと、ケース30とは、環状に括れた形状に形成されており、ケース30の括れ形状の先端部によって、引出し電極部16aが押圧されている。 (もっと読む)


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