説明

日本車輌製造株式会社により出願された特許

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【課題】吹き出し口カバー及び吊手受けを取付ける際に、現車において取付け作業者の負担及び取付け作業の手間を少なくすることができるとともに、吹き出し口カバーと吊手受けとを精度良く取付けることができる鉄道車両の天井構造を提供すること。
【解決手段】鉄道車両の天井構造は、空調ダクト40と、この空調ダクト40の吹き出し口40dを覆う吹き出し口カバー50と、屋根構体10の支持骨13に取付けられる吊手受け60及び灯具70とを備える。吹き出し口カバー50は、剛体で且つ平面状である剛体平面部51を有し、空調ダクト40に取付けられる前に吊手受け60が剛体平面部51に予め取付けられた吹き出し口ユニットFUになっている。この吹き出し口ユニットFUは、剛体平面部51で屋根構体10の支持骨13に取付けられている。 (もっと読む)


【課題】天井部パネルの取付け精度が側部パネルの取付け精度に影響せず、天井部パネル及び側部パネルにおける平面出しが容易である鉄道車両の側天井構造を提供すること。
【解決手段】鉄道車両の側天井構造GTは、屋根構体10から垂下している垂下骨13と、側天井パネル50とを備える構造である。側天井パネル50は、天井部パネル51と側部パネル52とに分割されている。垂下骨13は、鉛直方向下向きに延びる鉛直部13aと、この鉛直部13aから枕木方向外側に向かって下がるように傾斜した取付け部13bとを有する。天井部パネル51は、枕木方向に延びる平面部51aと、平面部51aの枕木方向外側で鉛直方向下向きに屈曲した屈曲部51bとを有し、屈曲部51bで垂下骨13の鉛直部13aに取付けられる。側部パネル52は、垂下骨13の取付け部13bと平行である傾斜部52aを有し、この傾斜部52aで取付け部13bに取付けられる。 (もっと読む)


【課題】車体傾斜装置において、従来技術のレベル調整制御用の自動高さ調整弁を十分生かしながら、迅速な車体傾斜制御を行うことである。
【解決手段】車体傾斜装置30は、空気バネ22,23に対応して設けられる個別傾斜部112,113と、制御部110とを含んで構成される。個別傾斜部112は、制御部110から与えられる高さ指令値と、リンクレバー機構24から得られる車高値との間の偏差である高さ偏差を用いて、制御弁40と、大容量弁170を駆動して空気バネ22に対し十分な給排気を行うことができる。制御弁40は、固定スリーブ91、制御スリーブ90、スプール80の二重構造を有し、制御スリーブ90は、リンクレバー機構24と回転・直進変換機構44によって移動駆動され、スプール80は、設定車高値に応じてスプールアクチュエータ120によって移動駆動される。 (もっと読む)


【課題】車体傾斜装置において、従来技術のレベル調整制御用の自動高さ調整弁を十分生かしながら、迅速な車体傾斜制御を行うことである。
【解決手段】 車体傾斜装置30は、空気バネ22,23に対応して設けられる個別傾斜部40,41と、制御部100とを含んで構成される。個別傾斜部40は、制御部100から与えられる高さ指令値と、リンク機構24から得られる車高値との間の偏差である高さ偏差を用いて、センサ付き給排気切替弁42と、大容量制御弁80を駆動して空気バネ22に対し十分な給排気を行うことができる装置である。センサ付き給排気切替弁42は、リンク機構24の傾斜角度に基いて機械的に駆動され、大容量制御弁80は、センサ付き給排気切替弁42の変位センサの電気信号に基いて制御弁駆動回路部70で生成される駆動信号で電気的に駆動される。 (もっと読む)


【課題】車両用自動高さ調整弁において、新しい概念で、車高値に応じて、給気量の変化あるいは排気量の変化をきめ細かく設定できるようにすることである。
【解決手段】車両用自動高さ調整弁40は、X方向に沿って、+X方向から−X方向に向かって、給気開閉弁60、スプール・スリーブ機構78、変位センサ120が配置され、また、スプール・スリーブ機構78とリンク機構24との間に操作部44が設けられ、スプール・スリーブ機構78を挟んで操作部44と反対側にレゾルバ140が設けられる複合弁である。スプール・スリーブ機構78は、中立位置においてスプール80の中央ランド部がスリーブ90の負荷ポートを覆うように配置される。 (もっと読む)


【課題】取付位置や角度の調整を簡単かつ確実に行うことができる連結部材によって車体にスカートを取付ける。
【解決手段】車体下方に、車体側取付ブラケット15とスカート側取付ブラケット17と連結軸18とを備えた連結部材を介してスカート12を取付ける。車体側取付ブラケット15に、軸線を車体前後方向に向けたボルト挿通孔15cを有する一対の連結腕15bを、スカート側取付ブラケット17に、軸線を車体前後方向に向けたカラー挿通孔17aを有し、連結腕間に配置される回動腕17bを設ける。カラー19は、先端部にくさび面19cを有する一対のカラー半体19aを、くさび面同士を当接させ軸線を一致させて形成し、カラー挿通孔17aに挿通して連結腕間に配置する。連結軸18は、両連結腕の一方のボルト挿通孔から挿入し、カラーの内部を貫通して他方のボルト挿通孔から雄ねじ部を突出させ、該雄ねじ部18cにナット18bを螺着する。 (もっと読む)


【課題】煩雑な着脱作業を不要としつつ、駆動力の増加を図ることができる油圧式作業機を提供すること。
【解決手段】通常時は、自機のエンジン30(油圧ポンプ40)により供給される圧油によりオーガ回転用油圧モータ24aを作動させる(上流側配管57aと下流側配管57bとを接続する)。オーガ24の駆動力を増加させる場合には、自機のエンジン30よりも出力の大きな外部エンジン110を備える外部圧油供給装置100から圧油を供給して(外部配管137を下流側配管57bに接続して)、オーガ回転用油圧モータ24aを作動させる。これにより駆動力が増加される。この場合、圧油の供給元の変更は、接続部60を繋ぎ替えるだけで良いので、煩雑な着脱作業を不要としつつ、駆動力の増加を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】車輪の転動音を低減するための防音部材を車輪がレールに接する位置に近付けることができ、防音効果を十分に高めることができる台車構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】軸箱15に固着される保持部材21に、柔軟性を有する防音部材22を取り付ける。保持部材は、車輪14bの車体外方側で、下端部があらかじめ設定された位置より上方に位置した状態で軸箱に固着される。防音部材は、車輪がレール17を転動する位置の車体外方側でレールと平行な方向に配置され、防音部材の上部が保持部材に上下位置調整可能な状態で取り付けられるとともに、防音部材の下端部がレール面より上方に位置している。 (もっと読む)


【課題】第1部材や第2部材の疲労強度を向上できる構造物の接合構造を提供すること。
【解決手段】第1フランジ2a及びウェブ2bを有する第1部材2と、その第1部材2の第1フランジ2aと第2部材101との間で接合部3が形成される構造物1の接合構造であって、第1部材2の第1フランジ2aの長手方向の縁部2eから接合部3に向かってスリット4が形成される。スリット4により第1フランジ2aの剛性が低下し、第2部材101の変形に応じ、第1フランジ2aはある程度の範囲で倣うことができる。その結果、第2部材101の変形に伴う接合部3の接合端部3aにおける応力集中が緩和される。これにより、第1部材2や第2部材101の疲労強度を向上できる。 (もっと読む)


【課題】カウルカバーを取り付ける際の作業性の向上を図ることができる鉄道車両にを提供すること。
【解決手段】内挿孔35に内挿された軸部23を介して、車体側受金20とカバー側受金30とを連結した後、基体部材3bに車体側受金20を締結固定し、次いで、カバー側受金30にカウルカバー4を締結固定する。この場合、カバー側受金30が自重により回動しても、カバー側受金30のカバー側延設部32が基体部材3bに当接されることで、カバー側受金30の回動が規制され、カバー側締結部31がカウルカバー4側を向く位置に配置される。よって、カウルカバー4をカバー側締結部31に締結固定する際には、従来品のように、カバー側受金を持ち上げ、その持ち上げた状態に維持しつつ、締結ボルトを締結するという作業を行う必要がない。その結果、カウルカバー4を取り付ける際の作業性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


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