説明

富士紡ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】被研磨物の平坦性の均一性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により同じ極性溶媒に対して可溶性を有する2種の樹脂で一体形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2は、研磨面Pを有し多数のセル4が形成された研磨部2aと、複数のセル5が形成されたクッション部2bと、セル4およびセル5が非形成でセル6が形成された中間部2cと、が厚み方向に重畳するように形成されている。セル4は、樹脂シート2の厚み方向に長さを有している。セル5は、厚み方向と交差する方向に広がりを有しセル4の平均容積より大きい平均容積に形成されている。セル6は、セル4の平均容積およびセル5の平均容積より小さい平均容積を有している。クッション部2bでクッション性が確保され研磨部2aで砥粒が押し付けられる。 (もっと読む)


【課題】被研磨物に対するスクラッチを抑制しつつ平坦性を均一化することができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法によるウレタンシート2を有している。ウレタンシート2の裏面側には基材8が貼り合わされている。基材8には、可塑性を有しショアA硬度の異なる2種のシート部材が含まれている。2種のシート部材では、それぞれ、複数の部材片8a、複数の部材片8bを有している。ショアA硬度は、部材片8aが80〜95度の範囲、部材片8bが5〜40度の範囲にそれぞれ設定されている。基材8では、ウレタンシート2と貼り合わされる面側から見ると、部材片8a、8bが平面状に隣接するように格子状に配置されている。研磨圧がかけられたときに、被研磨物および研磨パッド10間で研磨粒子にかかる押圧力に差が生じ、研磨粒子が移動しやすくなる。 (もっと読む)


【課題】被研磨物の端部形状を改善し平坦性を向上させることができる保持材を提供する。
【解決手段】保持材10は、湿式凝固法により作製されたウレタンシート2を有している。ウレタンシート2は、一面側に被研磨物を保持するための保持面Sを有している。保持面S側には枠材6が固着されている。枠材6は、被研磨物を挿入するための保持穴が形成された円環状に形成されており、保持穴を画定する内壁面6aを有している。ウレタンシート2の裏面側には接着剤層7aを介して基材8の一面側が貼り合わされている。基材8は、可塑性を有するシート状の主材部8aと、主材部8aより小さなショア硬度を有する副材部8bとを有している。副材部8bは、枠材6の内壁面6aの位置に対応するように配置されている。応力集中が緩和される。 (もっと読む)


【課題】クッション性を確保し被研磨物の平坦性精度を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により、ウレア結合によるハードセグメントの含有率HSCが8〜40%のポリウレタンポリウレア樹脂で形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2では、研磨面Spを有し、内部に厚み方向に縦長の多数のセル3が形成されている。樹脂シート2の厚みtに対して縦長方向の長さが50%以上の大セル3aは、長さの1/2を超える長さ分で研磨面Spから離れた位置に最大孔径Aを有している。樹脂シート2では、研磨面Spから厚みtの5%分内側にセル3で形成された開孔の平均孔径Bに対する最大孔径Aの比A/Bの単位面積あたりの平均値が5〜20の範囲に調整されている。樹脂シート2の硬度が高まり、研磨圧で大セル3aが変形する。 (もっと読む)


【課題】スクラッチを抑制し平坦性精度を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、樹脂シート2を備えている。樹脂シート2は、湿式凝固法により形成されており、被研磨物を研磨加工するための研磨面Pを有している。樹脂シート2は、樹脂中に多数の微多孔4が略均等に分散した状態で形成されている。微多孔4間は、湿式凝固法による成膜時の溶媒置換に伴い微多孔4より小さいチャネルで網目状に連通しており、マイクロポーラス構造を有している。樹脂シート2は、SP値の差が1〜3の範囲で異なる2種の樹脂成分で形成されており、親水性が調整されている。樹脂シート2の吸水時間が10〜60秒の範囲に調整されている。スラリが吸収されにくくなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は尿吸収用パッドを使用していることが外部から目立たないように構成する。尿吸収部材を横漏れ等の発生をしにくく人体に良好に沿うよう立体を形成した尿吸収パッド付き男性用失禁パンツを提供する。
【解決手段】平面視略アーモンド形を画くよう湾曲した周縁形状を有し、吸水層生地の内面に透水層生地を同外周に防水層生地を重ねてなる2枚の尿吸収シートの、上記湾曲した端縁を縫合等して一体化し、2枚以上のシートを全体として平面視が一部幅広部分を有するスプーン状となし、前記最も幅の広い部分が最大の深さを有する形状とした尿吸収パッドを、パンツ主体の前身頃中央部位の内部及びクロッチ部を前部から覆う位置に配し、尿吸収パッドの上縁を除く他の端縁全周がパンツ主体に縫着され、前記上縁のみ吊り下げ状態に撥水テープにより天ゴムに固定してなる。 (もっと読む)


【課題】被研磨物に対するスクラッチを抑制しつつ平坦性を均一化することができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により作製されたウレタンシート2を有している。ウレタンシート2の裏面側には基材8が貼り合わされている。基材8は、可塑性を有するシート状の主材部8aと、主材部8aより小さいショアA硬度、薄い厚みを有する副材部8bとを有している。主材部8aには、粘着剤層7aに当接する面側に複数の溝が同心円状に形成されており、この溝に副材部8bを形成する樹脂が充填されている。副材部8bが主材部8aに均等に配置されている。研磨圧がかけられたときに、被研磨物の加工面および研磨パッド10の研磨面P間で研磨粒子にかかる押圧力に差が生じ、研磨粒子が移動しやすくなる。 (もっと読む)


【課題】被研磨物を確実に保持し被研磨物にかかる押圧力を均等化することができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、保持面Pを有するポリウレタンシート2を備えている。ポリウレタンシート2は、保持面P側にスキン層2aを有しており、内部に保持面P側から保持面Pの背面側に向けて拡径した発泡3が形成されている。ポリウレタンシート2は、厚さが1〜2mmで一様となるように保持面Pの背面側がバフ処理されている。ポリウレタンシート2は、厚さ方向に1cmあたりに初荷重をかけたときの平均厚みがX、最大厚みがXmax、最小厚みがXminを示し、初荷重に加えて100gの荷重をかけたときに、厚み変化量の最小値Yminが、Ymin≧Xmax−Xminの関係を満たす。研磨加工時には、研磨圧に加えてポリウレタンシート2の弾力性が作用する。 (もっと読む)


【課題】長期間安定した被研磨物保持性を発揮することができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、湿式成膜法によりウレタン樹脂で一体形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、発泡3が形成された発泡部2aと発泡3が無形成の無発泡部2bとを有している。発泡部2aは保持面P側に位置しており、無発泡部2bは保持面Pと反対の面側に位置している。発泡部2aは、発泡シート2の全体の厚さに対して少なくとも1/2の厚さを有している。無発泡部2bは、発泡シート2の全体の厚さに対して少なくとも1/6の厚さを有している。無発泡部2bが発泡部2aを支持する。 (もっと読む)


【課題】被研磨物を平坦化することができる研磨パッドの製造方法を提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、ウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2は、ポリウレタン樹脂で作製されており、研磨面Pを有している。ウレタンシート2では、ポリウレタン樹脂と非相溶性のポリスチレン製で、ポリスチレンの自己組織化により規則的な凹凸が形成された樹脂シートを鋳型として作製されている。研磨面P側には、樹脂シートの規則的な凹凸が転写されて反転され規則的な凹凸パターン5が形成されている。研磨面P側には、略同一の形状を有し頂面が平坦状の凸部5bが一定の間隔で配されるとともに、凸部5b間に凹部5aが形成されている。研磨加工時にスラリの分散状態が均一化される。 (もっと読む)


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