説明

バブコック日立株式会社により出願された特許

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【課題】排煙脱硫装置の循環タンク部で固体側のHg濃度が増加することを防止して脱硫処理後のHgの再放出を防止することにある。
【解決手段】脱硫装置3から硫黄酸化物の吸収液を吸収塔液溜め部から抜き出し、一部の石膏を第一固液分離装置38で分離して除去した後の石膏濃度の低い側のアンダーフロー44側の液を脱硫装置3の補給水として再利用する際に、第一固液分離装置38のオーバーフロー43側の液中に高濃度で粒子径の小さいHgが含まれていることが分かったので、アンダーフロー44側の液をフィルタ40で固液分離して、得られたアンダーフロー44側の液とオーバーフロー43側の液を循環ダンク41で一緒にして際循環水とし、該再循環水に凝集剤を添加して脱硫装置3に再循環される高濃度なHgを含む微粒子を凝縮させ粒子径を大きくして、凝集剤の添加位置より下流側に設置した吸収液の固液分離装置54で固体と液体を効率よく分離する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、湿式脱硫装置に供給する補給水の低減が可能な排ガス処理装置の提供である。
【解決手段】ボイラ1からの排ガスに吸収液を噴霧して硫黄酸化物を除去する湿式脱硫装置5を備えた排ガス処理装置において、湿式脱硫装置5の上流側に熱回収用熱交換器45を設け、湿式脱硫装置5の下流側に排ガスを熱回収用熱交換器45からの熱媒体で加熱する再加熱用熱交換器46を設け、更に熱回収用熱交換器45と再加熱用熱交換器46との伝熱管を連通し、その内部に熱媒体を循環させる循環配管52を設け、循環配管52の再加熱用熱交換器46から熱回収用熱交換器45への熱媒体流路に除熱用熱交換器48を設け、熱回収用熱交換器45のガスダクト下部のドレン水回収部49からドレン水を湿式脱硫装置5に供給することで、湿式脱硫装置5に導入する排ガス温度が低下して補給水の低減が図れ、更にドレン水を湿式脱硫装置の補給水として有効利用できる。 (もっと読む)


【課題】長時間クリープ破断強度に優れ、耐水蒸気酸化性にも優れた高強度耐熱鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.08%未満、Si:0.30〜1.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Mn:0.2〜1.2%、Ni:0.3%以下、Cr:8.0〜11.0%、Mo:0.1〜1.2%、W:1.71〜2.02%、V:0.10〜0.30%、Nb:0.02〜0.12%、Co:0.01〜4.0%、N:0.01〜0.08%、B:0.001以上で0.010%未満、Cu:0.3%以下、Al:0.010%以下、(Mo%+0.5×W%)を1.0〜1.6、(C%+N%)の量を0.02〜0.15%とし、調質熱処理により得られる焼戻しマルテンサイト単相組織からなる耐熱鋼である。 (もっと読む)


【課題】ケージ壁後部パネルと節炭器バイパスダクトの取り合い構造での、熱伸び差に基づく熱応力が低減できる、信頼性の高いボイラ装置を提供する。
【解決手段】ケージ壁後部パネル8の外側部分に取り付ける節炭器バイパスダクト9のガス取り出し口18が、ケージ壁後部パネル8の炉幅W方向において2箇所以上に分割して形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】約650℃で約50m/s以上の高温高流速のガスタービン排ガスの旋回流によって励起される伝熱管パネルの振動を抑制を図りながらHRSGの安定運用を可能とする排熱回収ボイラを提供することにある。
【解決手段】 例えば約650℃で約50m/s〜100m/sのような高温高流速のガスタービン排ガス11が排熱回収ボイラ内で旋回流を形成して、該旋回流によって伝熱管パネル13AL〜13CRが振動を励起されようとする場合に、排ガス1の流れに直交する方向の配置された伝熱管パネル13AL〜13CRの隣接する2つのパネル同士を連結する第2の連結部材52A、52B、52C又は53A、53Bは、隣接する2つの伝熱管パネル13AL〜13CR同士の相対変位に応じて1つのピン26又は2つのピン25、25により、変位自由度を変化させた構成としているので、全伝熱管パネル13AL〜13CRの安定した振動モードを形成して十分な振動エネルギー吸収効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】約650℃で約50m/s、場合によっては100m/sとなる高温高速のガスタービンからの排ガスの旋回流によって励起される伝熱管パネルの振動による応力を低減し、安定運用を可能とする排熱回収ボイラを提供すること。
【解決手段】複数の伝熱管を束ねた伝熱管パネル13を吊り下げた排熱回収ボイラ内にガスタービンからの排ガスを流入させて伝熱管内で蒸気を生成させる際に、排ガスの流れ方向に直交する水平方向に伝熱管パネル13を束ねる所定幅のハニカムサポート29と水平サポート19を上下方向に複数段設け、該ハニカムサポート29と水平サポート19として各伝熱管パネル13の両側の数本の伝熱管部分は、ハニカムサポート29と水平サポート19の幅を前記所定幅より広くすることで、高温高速のガスタービン排ガスの旋回流があっても、伝熱管パネル13の防振が可能となる。 (もっと読む)


【課題】燃焼排ガスの低NOx化を図り、かつ限られた容量のCO回収装置であっても、CO回収装置に供給される排ガス流量をCO回収装置の容量を超えないように調整しながら、再循環ダクトの腐食を低減する酸素燃焼システムと酸素燃焼方法の提供。
【解決手段】酸素燃焼用のボイラ1で燃料を燃焼させて蒸気を発生させ、脱硫装置6とCO回収装置8との間の煙道30と該煙道30から分岐した後、CO回収装置8の上流側の煙道30に接続したバイパス煙道28と該バイパス煙道28の入口部にバイパス排ガス量を制御する制御ダンパ29を設け、バイパス煙道28には冷媒供給量調整弁26を有する凝集器7を設け、バイパス煙道28出口側であって前記CO回収装置8の前流側の煙道30に設けた計測器20で計測した排ガスの温度と流量に基づき調整弁26とダンパ29のいずれかを調節する制御系を設けた酸素燃焼システムである。 (もっと読む)


【課題】平衡定数で決定される酸性硫安の析出温度以下の温度での運用が可能な脱硝方法を提案する。
【解決手段】三酸化イオウ(SO)を含有する排ガスに、還元剤としてアンモニア(NH)もしくはNHの前駆体である尿素を吹き込んだ後、触媒と接触させて排ガスに含有される窒素酸化物(NOx)を還元除去する脱硝方法であって、この触媒として、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)およびタングステン(W)の少なくとも一方、バナジウム(V)、およびリン(P)の酸化物からなる触媒を用い、NH、SO、及び水(HO)のそれぞれの濃度の積で決まる酸性硫安の析出温度以下の温度で脱硝反応を行わせること。 (もっと読む)


【課題】設備点数とコストの増加を抑え、かつ用水量の低減を図った湿式排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】吸収塔3内に設置された冷媒使用のガスクーラ40と、ガスクーラ40に供給する冷媒の流量を調節する冷媒流量調節弁41と、ガスクーラを通過する被処理ガスのガス温度を測定するガス温度計42,43と、ガス温度計42,43の計測値に基づいて冷媒流量調節弁41の開度を制御する制御部44と、ガスクーラ40によって被処理ガスを冷却し、被処理ガス中の水分を凝縮して、その凝縮水を回収する凝縮水回収手段25,26を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脱硫装置からのHgの再放出を防止し、回収した石膏の高純度化、工業用水の使用量を低減することができる湿式排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】排ガス1が水銀を含んでおり、脱硫装置本体3aのガス流れ方向上流側に、吸収液スラリ6を貯留する循環タンク20を有する上流側吸収塔と、上流側吸収液スプレノズル7と、循環タンク20内に補給水18を供給して、循環タンク20内の吸収液6の塩素イオン濃度を50,000ppm以上に維持する補給水供給手段31を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


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