説明

バブコック日立株式会社により出願された特許

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【課題】簡素な構成で、設備の大型化や費用の増大を抑えた煤塵除去性能の高い排煙脱硫装置の提供である。
【解決手段】ボイラ等からの排ガスに吸収液を噴霧する複数のスプレノズル13を有するスプレヘッダ12と、スプレヘッダ12の排ガス流れの下流側にミストエリミネータ9とを有し、排ガス中の硫黄酸化物を吸収、除去する吸収塔1を備えた排煙脱硫装置において、スプレヘッダ12とミストエリミネータ9との間に、補給水供給ライン15から供給される補給水をスプレヘッダ12のスプレノズル13よりも小さい微粒液滴にして排ガス流れに対して向流噴霧する複数の二流体スプレノズル14を有する除塵用スプレヘッダ17を設ける。スプレヘッダ12のスプレノズル13で除去できない粒径のより小さい煤塵を除塵用の二流体スプレノズル14により除去することが可能となり、また除塵用の二流体スプレノズル14に補給水を利用することで、簡素な構成となる。 (もっと読む)


【課題】活性成分を不均一に担持させる方法において、高い脱硝性能を有する触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】チタン酸化物に少なくともバナジウムを含む活性成分を担持後予備焼成した組成物を第一成分とし、バナジウムを含まないチタン酸化物である第二成分として、これらを混合後、成形、乾燥、焼成する脱硝触媒の製造方法であって、第一成分のチタン酸化物の比表面積が30〜120m2/gになるように調整する脱硝触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】大型ボイラおよびその建屋の建設に関し、ボイラを据え付けるまでの工期を短縮することのできるボイラ施設建設工法を提供することを目的とする。
【解決手段】ボイラ建屋の四方に位置する主柱14を据え付ける主柱据付工程と、前記主柱据付工程の後に、主柱14の上部に備えられた複数のジャッキ装置40により、主柱14間に大梁22を吊上げて固定する大梁据付工程と、前記大梁据付工程の後に、大梁22に備えた複数のジャッキ装置40を介してボイラ本体30を吊上げて固定するボイラ据付工程と、前記大梁据付工程と前記ボイラ据付工程と並行して、主柱14上部に備えられた複数のジャッキ装置40により、主柱14の各フロアを構成するフロアユニット14aを吊上げて固定するフロアユニット据付工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湿式排煙脱硫装置の吸収塔のスプレ部における水平断面方向での落下液量分布を均一化することにより、塔内壁部でのガス吹抜けを抑制し、高い脱硫性能で運転コストが安価な湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】吸収塔において、排ガスの流れ方向に複数段設置したスプレ段の、最上段を除く少なくとも1段以上のスプレ段を対象に、塔内中央部に比べて塔内壁部近傍における単位断面積当りの吸収液の噴霧液量を多くすることにより、吸収液の落下液量分布を均一化して、塔内壁部近傍でのガス吹抜けを抑制する。噴霧液量を多くする手段として、スプレ段の吸収塔内壁部近傍に噴霧量の大きな大容量ノズルを設置し、中央部には小容量ノズルを設置する。 (もっと読む)


【課題】ダストを含有する排ガスのアンモニア還元脱硝において、触媒に触媒毒が蓄積することを防止し、高い耐久性を有する触媒およびその製法を提供する。
【解決手段】ダストを含む排ガス中の窒素酸化物をアンモニアで還元除去する触媒であって、該触媒表面のクラックが不活性担体粒子で埋められていることを特徴とする排ガス脱硝用触媒。 (もっと読む)


【課題】蒸気再圧縮システム導入による再生塔入口に供給するCO2吸収液の温度低下を避けることにより、タービンシステムから抽気する蒸気による発電効率低下を防止する。
【解決手段】排ガスの冷却器と、該排ガス中の酸化硫黄を除去する湿式排煙脱硫装置と、CO2吸収液によりCO2を吸収する吸収塔と、吸収液からCO2を脱離し、吸収液を再生する再生塔と、該再生塔に蒸気を供給するリボイラ装置とを有するCO2化学吸収設備を備えると共に、前記再生塔は、塔下部から抜き出される吸収液を、フラッシュ蒸発させるフラッシュタンクと、発生した蒸気を圧縮して再生塔に供給する圧縮機を有する配管系と、該フラッシュタンク出口の吸収液を、前記再生塔への吸収液との熱交換器を経た後、吸収塔へ循環させる配管系とを有し、前記再生塔入口または出口に吸収液を加熱する加熱器を設け、前記冷却器の回収熱を、熱媒を介して前記加熱器に伝達するようにしたシステム。 (もっと読む)


【課題】
固体燃料の搬送気体に酸素濃度の低い気体を利用するものであっても、搬送気体や燃料粒子が流れる燃料ノズル出口の流速分布と燃料粒子の濃度分布を平滑化し、燃料ノズル出口の直後から安定に火炎を形成すること。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するために、固体燃料とその搬送気体の混合流体を噴出する燃料ノズルと、該燃料ノズルの外側に配置され酸素含有気体を噴出する少なくとも1つの燃焼用気体噴出ノズルと、前記燃料ノズルの周方向の速度成分を持つ酸素含有気体を噴出させ、該燃料ノズル内に突出させて設けられた少なくとも2つの酸素含有気体追加ノズルとを備え、前記燃料ノズル内の酸素含有気体追加ノズルの下流側で、かつ、該酸素含有気体追加ノズルの周方向間に、前記燃料ノズルを流れる混合流体の流れに対して抵抗体となる障害物を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の吸収液としてアミン化合物の水溶液を用いた二酸化炭素吸収装置からのアミン化合物の外部への放出を防止すること。
【解決手段】燃焼排ガスとアミン化合物の水溶液を向流接触させ、該排ガス中に含まれる二酸化炭素(CO2)を除去するCO2除去装置を用い、アミン化合物の水溶液と燃焼排ガスが向流接触する接触部の燃焼排ガス流れの後流側に、アミン化合物の水溶液の再生塔の還流水とCO2 が除去された脱CO2 排ガスが向流接触する洗浄部を一段または複数段設け、前記洗浄部の最後流側の段の洗浄水中の炭酸イオン濃度または/および前記洗浄部の最後流側の段のガス中に含まれるアミン化合物の濃度を測定し、前記最後流側の段の排ガスに同伴されるアミン成分の濃度が所定値以下になるように、最後流側の段の洗浄水の流量を調整する燃焼排ガスの脱炭酸装置の制御方法。 (もっと読む)


【課題】炉本体内でのガス流速を大きくした際、炉本体のガス出口から溶融スラグが飛散し、ファウリング障害を起こすことがないようにする。
【解決手段】円筒状の炉本体2と、この炉本体2の上部に配され、固形炭化水素燃料粉末と酸化剤との混合流体を噴射する上部バーナ群3と、炉本体2の下部に配され、固形炭化水素燃料粉末と酸化剤との混合流体を噴射する下部バーナ群4を備え、炉本体2の上端部には、製品ガスが排出されるガス出口5が形成され、炉本体2の下端部には溶融スラグが排出される溶融スラグ出口7が形成され、ガス出口5の直径(Dout)と炉本体2の直径(D)との比率Dout/Dを1>Dout/D≧0.4とするとともに、上部バーナ群3の各バーナによって形成される仮想的な旋回流の直径(Du)と炉本体2の直径(D)との比率Du/Dを0.9>Du/Dとする。 (もっと読む)


【課題】地震時の安全性および耐震の信頼性の向上が図れ、しかも経済的な耐震構造を有するボイラ装置を提供する。
【解決手段】複数の支柱1と上下に複数配置された主梁2よりなる支持架構7、支持架構7の上部に吊り下げられたボイラ本体4、ボイラ本体4と支持架構7の間を接続する防振ダンパ6を有し、支持架構7の基礎から最下部の主梁2までを第1層、最下部の主梁2から次の主梁2までを第2層とし、最上部の主梁2まで複数の層構造を有し、層構造のうち、支持架構7とボイラ本体4からなるボイラ耐震構造の重心8が位置する重心層と、重心層よりも上層と、重心層よりも下方でボイラ本体4の鉛直部最下端9が位置する最下部層とに設ける防振ダンパ6の降伏耐力の総和が、上層を1としたとき、重心層が3.6〜4.4、最下部層が1.8〜2.2の割合となるように防振ダンパ6を設けた。 (もっと読む)


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