説明

ヤマサ醤油株式会社により出願された特許

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【課題】
甲状腺中毒症による一過的な肝機能検査異常と、抗甲状腺剤による薬剤性肝障害とを、血液検査などにより、簡便にかつ特異的に区別して検出する方法を提供する。
【解決手段】
抗甲状腺剤によるバセドウ病の治療において、患者由来のサンプルにおけるOCT濃度を観察すれば、甲状腺ホルモンによる一過性の肝機能検査異常と、抗甲状腺剤による薬剤性肝障害とを判別し、薬剤性肝障害を特異的に検出することができる。すなわち、サンプル中のOCTの血中濃度が、抗甲状腺剤投与前と比較して、または健常者のOCT血中濃度と比較して高くなっていれば、薬剤性肝障害が生じているものと判断できる。一方、サンプル中のトランスアミナーゼ濃度が上昇していても、OCT濃度に変動がなければ、肝機能検査異常は代謝による一過性のものであり、薬剤性の肝障害ではないと判断することができる。 (もっと読む)


【課題】アルコールの生産能又はGABA等のアミノ酸の有用成分の生産能が高く、しかも醤油・味噌などの高塩分の食品の醸造にも利用可能であり、生育が良好であるジゴサッカロミセス属の酵母を得る。
【解決手段】ジゴサッカロミセス・ルキシーに炭素イオンビーム照射を行って突然変異を誘発し、その後、シクロヘキシミド耐性を示す株を選抜することによって、従来の方法では得ることができなかった、アルコールの生産能が著しく高く、かつ親株に比較して生育も良好なZ.ルキシー変異株、又はGABAおよび各種アミノ酸の生産能が高く、かつ親株に比較して生育も良好なZ.ルキシー変異株を取得できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、患者へのマクロファージの悪影響を直接反映するマーカーを見出すことを目的とする。
【解決手段】
試料中のジアセチルポリアミンを測定し、ヒトを含む動物における、マクロファージ由来の悪影響の度合いを検出する方法を提供する。本発明の方法により、マクロファージの代謝状態を知ることができ、ヒトを含む動物における、マクロファージ由来の悪影響の度合いを検出することが可能となった。具体的には、マクロファージ関連疾患と考えられる、癌若しくは悪性腫瘍の再発、浸潤、叉は活性化、アルツハイマー病の神経細胞の変性や変質、リウマチ、クローン病などの自己免疫疾患もしくは動脈硬化症の発症や進展をジアセチルポリアミンを測定することにより予想可能とし、臨床検査上、極めて有用である。 (もっと読む)


【課題】高温で、または長時間の加熱を行っても劣化臭が生じにくく、しかも食品本来の風味に影響を及ぼさないような液体調味料および当該液体調味料を用いた加工食品およびそれらの製造法を示す。
【解決手段】目的の液体調味料中の全窒素濃度1%(w/v)換算時の疎水性アミノ酸の濃度を10(mg/ml)以下、好ましくは8.5(mg/ml)以下に調整することで、当該液体調味料本来の風味に影響を及ぼさずに、劣化臭の生成を抑制することができる。当該液体調味料は、疎水性アミノ酸を減少させるという簡便な方法によって得ることができ、他の添加物を加えるものではないため、食品本来の風味にも何ら影響を及ぼすことがない。 (もっと読む)


【課題】 酵素活性測定法を用いて酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼを測定する方法において、TRAPを短時間に検出できる測定法および測定キットを提供する。
【解決手段】患者由来の試料と化学発光性1,2−ジオキセタン系化合物とを酸性条件下で反応させ、酵素反応終了後に反応溶液をアルカリ条件とし、当該反応溶液における化学発光強度を測定する。当該方法によって、試料中の酒石酸耐性酸性ホスファターゼ活性を、室温条件下、1〜10分程度というきわめて短時間の酵素反応によって検出・測定することができる。 (もっと読む)


【課題】製麹等の過程における麹からの胞子の飛散を効率的に抑制された麹菌及びその利用方法を提供する。
【解決手段】麹菌において、サブチリシンリレーテッドプロテアーゼalpBをコードする遺伝子の機能を欠損させることによって、親株よりも胞子形成能が著しく低下しているために、胞子をほぼ飛散させることがなく、しかも親株以上の総プロテアーゼ活性を有するために、醸造調味料の製造においてきわめて実用的な麹菌及びその利用法を提供する。 (もっと読む)


【課題】液洩れ防止機能や円滑な注ぎ出し機能、該包装体の懸吊保持機能に優れた、液状物充填包装体用保持容器を提案することにある。
【解決手段】セルフシール逆止機能つきフレキシブル液体注出ノズルを突設してなるフレキシブル包装袋内に液状物を気密下に充填してなる非自立型の液状物充填包装体を、保護するための容器であって、開閉可能な半割状胴体を合わせて一体にした形が、扁平上部を除いて筒状体を呈する自立型の容器本体と、この容器本体の扁平上部に、一端部を支点として起伏回動すると共に幅方向にスライドするように嵌め合わされる蓋体とからなる液状物充填包装体用保持容器。 (もっと読む)


【課題】還元末端に限らずオリゴ糖中の任意の位置にリンカーを導入し、担体に提示することができる設計自由度の高い糖鎖提示担体の製造方法を提供する。
【解決手段】以下の工程によりなる糖鎖提示担体の製造法を提供する。
(i)アジド化糖ヌクレオチドを糖供与体として、あるいはアジド化糖を糖受容体として、糖転移酵素を用いて糖鎖を伸長させることにより、還元末端を保持し、かつオリゴ糖の還元末端以外の部位にアジド基を含有するアジド基含有オリゴ糖を合成する工程;および(ii)(i)で合成したアジド基含有オリゴ糖のアジド基を、リンカーを介してクリック反応により担体に結合させる工程。
本発明を用いることにより、簡便な方法によって、還元末端の遊離状態を維持したまま、アジド基含有オリゴ糖を担体表面に提示することができる。 (もっと読む)


【課題】調味料製造に必須の各種酵素の活性が高く、醸造に好適な麹菌を提供する。
【解決手段】調味料製造に通常用いられる麹菌アスペルギルス・オリーゼにおいてcreC遺伝子を欠損させることによって、プロテアーゼ活性のみならず、同様に醸造時に重要な機能を果たすアミラーゼ活性及びキシラナーゼ活性をも向上させることができ、醸造にきわめて適した麹菌株を作製できる。さらに、creC遺伝子の欠損はカーボンカタボライト・リプレッションの脱抑制に係ると考えられることから、カーボンカタボライト・リプレッションの影響を受けやすい、液体麹の製造や、バイオエタノール生産の糖化段階に用いる加水分解酵素生産等にも応用可能である。 (もっと読む)


【課題】 トラック輸送を用いた資材等の調達のための輸送と、製品の納品のための輸送を行う物流において十分な物流効率の向上を図るようなトラック輸送を用いた調達及び納品システムの提供を目的とする。
【解決手段】 トラックにより資材等を調達し、トラックにより輸送して納品先に納品するトラック輸送を用いた調達及び納品システムであって、各種のデータを夫々格納する格納手段と、前記格納手段からの前記往路トラック輸送のデータのうちの納品先の位置と前記格納手段からの前記復路トラック輸送のデータのうちの調達先の位置とを比較して往復トラック輸送の組み合わせを選択する組み合わせ選択手段とを有し、前記組み合わせ選択手段は、組み合わせられた前記往路トラック輸送と前記復路トラック輸送の日時が異なる場合であっても、前記一時保管倉庫の空き状態に応じて前記復路トラック輸送の日時をずらして往復トラック輸送の組み合わせを承認する。 (もっと読む)


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