説明

ヤマサ醤油株式会社により出願された特許

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【課題】 本発明は、ジアセチルポリアミンとマクロファージの浸潤及び血管形成との新たな関係を見出し、この関係を利用して、ジアセチルポリアミンの診断用マーカーとしての新たな適用を提供する。
【解決手段】(1)試料中のジアセチルポリアミンを測定し、ヒトを含む動物における、マクロファージの浸潤と血管形成の度合を検出する方法、(2)治療中の患者由来の試料を使用し、ジアセチルポリアミンの測定値又はその経時変化に対応したマクロファージの浸潤と血管形成の度合を基に、治療効果や予後の予測を判定する方法、又は(3)ヒトを含む動物において、画像診断とジアセチルポリアミンの測定を組み合わせることで、マクロファージの浸潤と血管形成の度合を判定し、治療効果や予後の予測を判定する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】リボ核酸の3’位と5’位の水酸基が保護されていない状態、あるいは5’位水酸基のみが保護されている状態で、2’位水酸基に選択的にかつ効率良く短工程で2−シアノエトキシメチル(CEM)基などのアルキル型保護基を導入する方法を提供する。
【解決手段】リボ核酸をアリールボロン酸存在下で調製した式[I]で表されるリボ核酸のボロン酸エステル体を、ルイス塩基および銀化合物の存在下、式[III]で表されるアルキル化剤と反応させ、式[II]で表される2’位水酸基にアルキル型保護基が導入されたリボ核酸を製造する。



(式中、BASEは保護基を有していてもよい核酸塩基を示し、Rは水素原子または水酸基の保護基を示し、Rはアルキル基を示し、Xは脱離基示し、Arはアリール基を示す。) (もっと読む)


【課題】溶液中におけるジアセチルポリアミンの分解を防止する方法を提供する。
【解決手段】アセチルポリアミンを含む溶液中にプロテイナーゼ阻害剤及び/又はペプチダーゼ阻害剤を添加する方法、あるいはジアセチルポリアミンを含む溶液のpHを低くする方法を提供する。本発明を用いれば、ジアセチルポリアミンを含む溶液中のジアセチルポリアミンの分解を抑制し、より正確な測定値を知ることが可能である。また、本発明はプロテイナーゼ又はペプチダーゼを含む試料、たとえば尿や細胞破砕液や、意図せずプロテイナーゼあるいはペプチダーゼが混入してしまう可能性のある測定反応液等にも幅広く適用可能であり、ジアセチルポリアミン測定上、きわめて有用な方法である。 (もっと読む)


【課題】糸状菌の変異株を作出する新たな方法を提供する。
【解決手段】糸状菌ゲノム中の機能を破壊しようとする目的遺伝子内にマーカー遺伝子を挿入させ、マーカー遺伝子を挿入した当該糸状菌にイオンビームを照射し、イオンビーム照射によって、マーカー遺伝子を含む外来遺伝子全体が欠損し、かつ目的遺伝子の機能が破壊されている変異株を作出することにより、食品産業などに有用な変異株を得ることができる。
【効果】糸状菌ゲノム中の目的遺伝子の機能が破壊され、かつ、目的遺伝子の機能を破壊するために用いたマーカー遺伝子全体が欠損した、食品産業上利用する上で不都合な形質を示さない有用な変異株の作出方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】口腔内に適用しても味覚を損なうことなく唾液分泌を促し、しかも安全性に優れた唾液分泌促進剤等を提供する。
【解決手段】アデニル酸、グアニル酸、シチジル酸およびウリジル酸からなる群から選ばれた少なくとも1種のヌクレオチドを含有することを特徴とする唾液分泌促進剤を提供する。
本発明における唾液分泌促進剤は、味覚に対する問題がほとんど無いため、口腔用組成物、食品組成物に制限なく配合できる。また、本発明の唾液分泌促進剤は生体内物質や食品添加物としても知られており、安全性が高く、口腔用品、食品の素材として最適である。 (もっと読む)


【課題】高度に精製されたポリリン酸:AMPリン酸転移酵素(Polyphosphate:AMP Phosphotransferase)=PAPを提供する。
【解決手段】Acinetobacter johnsoniiのPAPをコードする遺伝子を組換えDNA手法で大量に生産させる方法の開発、およびそれらの利用方法。 (もっと読む)


【課題】リボースの2’位の水酸基に、2−シアノエトキシメチル(CEM)基を選択的かつ効率的に導入できるリボ核酸化合物の製造方法を提供。
【解決手段】次の一般式(3)で表されるリボ核酸化合物を製造する方法において、ヨウ素と酸の存在下、次の一般式(1)で表されるリボ核酸化合物に次の一般式(2)で表されるモノチオアセタール化合物を反応させることによって、次の一般式(3)で表されるリボ核酸化合物を製造する。


式(1)、(2)及び(3)中、Bは保護基を有しない核酸塩基又はその修飾体を表し、WGは電子吸引性基を表し、Rはアルキル又はアリールを表し、Aはケイ素置換基を表す。 (もっと読む)


【課題】 CMP−デアミノノイラミン酸(CMP−KDN)の効率的な大量合成法及び精製法を提供する。
【解決手段】シチジン5’−トリリン酸(5’−CTP)とデアミノノイラミン酸(KDN)から酵素的にCMP−デアミノノイラミン酸(CMP−KDN)を製造する方法において、酵素としてCMP−N−アセチルノイラミン酸合成酵素(CMP−NeuAcシンセターゼ)を使用する、CMP−KDNの製造法を提供する。
また、工程1〜4よりなるCMP−KDNの精製法を提供する。
(工程1)CMP−KDN含有液に2価カチオンを添加し、共存するリン酸、ピロリン酸、ヌクレオチドを沈殿させる工程、(工程2)アルカリホスファターゼ反応によりヌクレオチドをヌクレオシドに変換する工程、(工程3)有機溶媒によりCMP−KDNを沈殿させる工程、及び(工程4)CMP−KDNを回収する工程。 (もっと読む)


【課題】
4’−C−エチニルプリンヌクレオシド化合物及びその医薬用途、特にエイズ(AIDS)の治療用用途を提供する。
【解決手段】
下記式[I]で表される4’−C−エチニルプリンヌクレオシド化合物およびそれら化合物と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物に関する。
【化1】


[I]
(式中、Bは、プリンもしくはその誘導体からなる群より選ばれた塩基を示し、Xは水素原子または水酸基を示し、Rは水素原子またはリン酸残基を示す。) (もっと読む)


【課題】優れた抗HIV作用、特にAZT、DDI、DDC、D4T、3TCなどの抗HIV剤の複数の薬剤に耐性を有する多剤耐性HIV株にも有効で、細胞毒性も低く、アデノシンデアミナーゼによる不活性化に対する耐性も付与されている化合物の創製を目的とする。
【解決手段】本発明は、下記式[I]、[II]又は[III]で表される4’−C−置換−2−ハロアデノシン誘導体及び当該誘導体と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物に関するものである。


(式中、Xはハロゲン原子、R1はエチニル基又はシアノ基、R2は、水素原子、リン酸又はその誘導体残基原子を示す。) (もっと読む)


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