説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】所望とする過冷却解除が可能で、潜熱蓄熱材の放熱特性をよくし、作動油との間に良好な熱交換を可能とすること。
【解決手段】作動油Oが循環する循環経路に配設された潜熱蓄熱材容器50に収容された潜熱蓄熱材51は作動油Oとの間の熱交換を行う。潜熱蓄熱材容器50の長手方向に複数個または長手方向に沿って線状に配設した過冷却解除手段60の動作によって、過冷却状態にあった潜熱蓄熱材51の過冷却を解き、その潜熱を利用して、潜熱蓄熱材51との熱交換により急激に作動油Oの温度上昇を行う。この温度上昇は、潜熱蓄熱材容器50の長手方向に対し、過冷却解除手段60を複数個または長手方向に沿って線状に配設したものであるから、過冷却状態にある潜熱蓄熱材51を略同時に、その過冷却を解くものであるから、急激に作動油Oの温度上昇を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼等の金属の防錆性を向上させることができ、優れた成膜性を有するとともに、導電性を有するコーティング膜を形成し、帯電性が好ましくない金属部品等に応用することができる水性コーティング剤及びコーティング膜を提供する。
【解決手段】コロイダルシリカとスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)エマルジョンとを含有する水性コーティング剤であって、前記コロイダルシリカと前記SBRエマルジョンの固形分重量比が、10/90<コロイダルシリカ/SBRエマルジョン<70/30の範囲内であり、かつ、固形分重量%で5%以上の金属フィラーを含有することを特徴とする水性コーティング剤。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、相手材のセパレータプレート及びこれと係合する外周ドラムの仕様を変更することなく、非締結時におけるATFの排出を一層促進して、相対回転数が低い領域においても優れた引き摺りトルクの低減効果を得られること。
【解決手段】湿式摩擦材としてのセグメントタイプ摩擦材1Aは、両面に放射方向に貫通する複数の油溝4Aが設けられた平板リング形状の鋼板製の芯金2Aに、複数のセグメントピース3を接着剤(熱硬化性樹脂)を使用して間隙5及び引き込み6を空けて並べて貼り付け、芯金2Aの裏面にも同様に接着剤で貼り付けてなる。従来例に係るセグメントタイプ摩擦材(芯金に油溝が設けられていないもの)と比較して、相対回転数と引き摺りトルクの関係を試験した結果、広い相対回転数の範囲(500rpm〜3000rpm)に亘って、引き摺りトルクの低減効果が大きいことが実証された。 (もっと読む)


【課題】クラッチピストンに対して複数の扇形摩擦材の相互間の圧力を均一化し、互いに密着させて環状の摩擦材としたこと。
【解決手段】環状または略環状摩擦材10の一部を構成する扇形に打ち抜いてなる扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間が、接触しない状態で、配置金型30に合わせて略環状に配置する。そして、扇形摩擦材10-1〜10-8を取り出し、配置金型30とは異なる縮径金型50に移動する。そこで、扇形摩擦材10-1〜10-8をその径が小さくなるように、扇形摩擦材10-1〜10-8を環状の中心方向へ移動させて扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間を接触させて環状とし、複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8の面とクラッチピストン60の面の一方または両方に接着剤を塗布し、クラッチピストン60を複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8に押圧して、前記対向する面をクラッチピストン60に接着する。 (もっと読む)


【課題】クラッチピストンに対して複数の扇形摩擦材の相互間の圧力を均一化し、互いに密着させて環状の摩擦材としたこと。
【解決手段】環状または略環状摩擦材10の一部を構成する扇形に打ち抜いてなる扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間が、接触しない状態で、配置金型30に合わせて略環状に配置する。そして、扇形摩擦材10-1〜10-8を縮径金型50に移動する。そこで、扇形摩擦材10-1〜10-8をその径が小さくなるように、扇形摩擦材10-1〜10-8を環状の中心方向へ移動させて扇形摩擦材10-1〜10-8の相互間を環状または略環状とし、複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8の一面とクラッチピストン60の接合面の一方または両方に接着剤を塗布し、クラッチピストン60を複数枚の扇形摩擦材10-1〜10-8に押圧して、前記対向する面をクラッチピストン60に接着する。 (もっと読む)


【課題】
樹脂製のケースに金属製部材を取り付けるときに樹脂製のケースと金属製部材の接合面に残留する応力が少なく、かつ隙の発生が起き難い樹脂金属複合体を提供する。
【解決手段】
金属部材2が、金型にインサートされて樹脂部材1の形成と同時に樹脂部材1中に配され、その後樹脂部材1中に配された金属部材2を加熱することで再度樹脂部材1と金属部材2を接合する。
または、樹脂部材1を形成した後に、樹脂部材1中に加熱した金属部材2を挿入して接合する。 (もっと読む)


【課題】
ケースに簡単に金属製の放熱部材を取り付けることができ、かつ効率的にケース内の熱の放出ができる樹脂金属複合筐体を提供することを目的とする。
【解決手段】
筐体1が樹脂製の接合部11を備え、接合部11には筐体1を貫通する貫通孔4を有している。また、金属製の放熱部材2が接合部11に接合する基部22と複数の放熱突起21とを備え、複数の放熱突起21が基部22から突出するように設けられている。これら筐体1と放熱部材2を作製した後、放熱部材2を加熱し、この加熱させた放熱部材2の熱により接合部11を溶融させることで筐体1と放熱部材2を一体に接合させる。この際、筐体1が予め製作されているため、貫通孔4内に放熱突起21を配することができ、複数の放熱突起の間には樹脂が存在しない状態で接合部11と基部22を接合することが可能となり、放熱突起21から効率よく熱が発散し筐体1内の温度上昇を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】電子回路を内包する金属製のECU等のケースをケース内に電子回路を配した状態で接合して、確実なシール性を長期間確保できる樹脂金属複合筐体を提供する。
【解決手段】金属製の筐体が蓋部1と容器部2を備え、蓋部1に樹脂製の第1接合体11が設けられ、容器部2に樹脂製の第2接合体21が設けられ、樹脂製の第1接合体11の鍔部12と樹脂製の第2接合体21の鍔部22を溶融または接着させることで容器部2と蓋部1を接合している。従って筐体内に配した電子回路等の電子機材を損なわないで接合することができ、かつ長期間筐体を密閉状態に保持できる。 (もっと読む)


【課題】多孔質材料からなる基材とマイクロポーラスレイヤーの2層構造を持つガス拡散層を、より簡単な処理でもって、かつ基材の多孔度を低下させることなく製造する。
【解決手段】撥水処理を施さない基材1の一方面にマイクロポーラスレイヤー構成材である少なくとも導電性材料と撥水剤との混合溶液2を塗布し、塗布した前記混合溶液の乾燥処理を混合溶液の溶剤の蒸散除去割合がマイクロポーラスレイヤー側に比べて基材側で高くするようにして行う。その際に、混合溶液に増粘剤を添加して、導電性材料を凝集(ストラクチャー構造)した状態とするか、あらかじめ凝集した状態にある導電性材料を用いる。 (もっと読む)


【課題】層間耐チッピング材組成物において、優れた耐チッピング性や貯蔵安定性を有するのみならず、水性中塗り塗料や上塗り塗料をウェット・オン・ウェットで塗装した場合でもタレ・ハジキ・色ムラ等の塗装障害が発生せず、その後の加熱に対する耐熱黄変性にも優れ、更に低温かつ短時間で硬化させることができること。
【解決手段】層間耐チッピング材組成物は、塩化ビニル樹脂と、可塑剤と、ブロックイソシアネートと、溶剤とを含有し、塩化ビニル樹脂中に水酸基含有塩化ビニル樹脂を25〜75重量%の範囲内で含有し、可塑剤として数平均分子量が800〜1100の範囲内のポリフタル酸エステルを塩化ビニル樹脂100重量部に対して25〜75重量部の範囲内で含有し、塩化ビニル樹脂の平均重合度が1500〜2000の範囲内である。 (もっと読む)


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