説明

NTN株式会社により出願された特許

1,001 - 1,010 / 9,006


【課題】ベルト案内輪の樹脂成形後における冷却によって軸受空間内の圧力が低下するのを抑制し、ゴムシールの内向きリップがシール溝の内側面に吸着されるのを防止することができるようにした両シール付き玉軸受を提供することである。
【解決手段】内向きリップ12のシール溝9の内側面9aと弾性接触する接触面の周方向の少なくとも一部に、シール溝9の内側面9aとの間で微小な空隙を形成する凹部18を設け、ベルト案内輪の樹脂成形時の温度上昇によって軸受空間内の圧力が上昇した際に、その圧力を凹部18から外部に漏洩させ、樹脂成形後の冷却によっても軸受空間内の圧力を一定に保持して、ゴムシール10の内向きリップ12が内輪3のシール溝9の内側面9aに吸着されるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の潤滑装置におけるジャーナル軸受を転がり軸受によって構成した場合、その転がり軸受における油漏れの影響をコンロッド大端部軸受に及ぼすことがなく、また、オイルポンプの負荷を減少させることである。
【解決手段】クランク軸21のジャーナル軸受23とコンロッド大端部軸受26に対する給油経路を備えた内燃機関の潤滑装置において、前記ジャーナル軸受23が転がり軸受によって構成され、前記クランク軸21に主給油経路34が設けられ、前記ジャーナル軸受23とコンロッド大端部軸受26に対する給油経路が、それぞれ前記主給油経路34から分岐され相互に独立したジャーナル軸受給油経路38とコンロッド大端部軸受給油経路39によって構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 動力伝達機構での動力の伝達・切り離しを短時間かつ確実に行うことができるステアバイワイヤ式操舵装置を提供する。
【解決手段】 転舵用の操舵軸10と機械的に連結されないステアリングホイールと、操舵角センサと、操舵反力モータと、操舵軸駆動用モータおよび操舵反力モータを制御するステアリング制御部とを備える。操舵軸駆動用モータ6から操舵軸10に動力を伝達する動力伝達機構18を設け、その途中に、動力の伝達・切り離しを行う切換手段17を設ける。切換手段17は、軸方向に並べられ軸方向移動可能かつ相対回転可能な入力部材38および出力部材37,21Bと、これら両部材の一方に設けられたクラッチ溝21Baと、両部材の他方に設けられ軸方向移動によりクラッチ溝21Baに径方向に付勢されて係脱するクラッチ転動体54とを有するクラッチ機構51を備える。 (もっと読む)


【課題】鍛造成形トラックと仕上げ加工トラックのボールとの安定した接触状況を確保することでより優れた耐久性を確保し、鍛造金型や製品の品質管理も従来と変わらず容易とするトラック形状を有する固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材13のトラック溝12と内側継手部材16のトラック溝15の少なくとも一方を、冷間鍛造仕上げにより成型する。トラック溝12,15の横断面形状を、トラック溝底側をゴシックアーチ形状とし、トラック溝開口側を楕円形状とする。トラック溝の開角側から継手奥側に向かって、ゴシックアーチ形状と楕円形状との繋ぎ角度を徐々に小さくした。 (もっと読む)


【課題】電動式ブレーキ装置に使用される電動式直動アクチュエータにパーキングブレーキ機能を持たせることである。
【解決手段】電動モータ2ロータ軸2aから回転を伝達される回転軸4の回転部位に、回転入力と回転出力を連結、遮断するクラッチ31と、クラッチ31を連結状態と遮断状態に切り替える連結遮断手段と、回転入力を溜める弾性部材としてのねじりコイルばね32と、ねじりコイルばね32に溜められた回転入力を保持する保持状態と、回転出力として解放する解放状態に切り替える保持解放手段と、連結遮断手段と保持解放手段を作動するアクチュエータとしてのソレノイド34とからなり、連結遮断手段を連結状態に作動して保持解放手段を解放状態に作動したときに、ねじりコイルばね32に溜められた回転入力を回転出力として回転軸4に付与する別途の回転付与機構30を設けた。 (もっと読む)


【課題】静粛性に優れ、高精度で、かつ低コストに製造可能であり、特に住宅用の小型換気扇のモータに好適に組み込むことができる流体動圧軸受装置およびその組み立て方法を提供することにある。
【解決手段】外方部材20を構成する少なくとも1つの部材が、板材のプレス加工により成形されたものであって、このプレス加工により前記ラジアル軸受面と少なくとも片側のスラスト軸受面が形成されていると共に、内方部材10の少なくともラジアル軸受面とスラスト軸受面を形成する部分が焼結金属からなる流体動圧軸受装置である。 (もっと読む)


【課題】 熱処理変形による機能劣化や修正コスト増を低減できる潤滑機能付きの転がり軸受を提供する。
【解決手段】 内輪2および外輪3の各転走面2a,3a間に転動体4が介在する。軌道輪である内輪2および外輪3のうち、回転しない固定側軌道輪3に、軸受空間と反対側の周面から軸受空間に連通する潤滑油供給路11を設ける。固定側軌道輪3は、転走面3aと潤滑油供給路11とを有する軌道輪本体13と、この軌道輪本体13の両端面に接して設けられる一対の環状の側輪14,15とでなる。これら両側輪14,15の軸受空間と反対側の周面にそれぞれ環状の弾性シール12を設ける。 (もっと読む)


【課題】静粛性、低トルク、高耐久性を兼ね備え、容易かつ安価に製造することができる焼結機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】表面に開孔部分を有する焼結金属からなる焼結機械部品であって、焼結金属に混和ちょう度 400 以上である液状のグリースを含浸し、焼結金属は銅系焼結金属、鉄系焼結金属および鉄銅合金系焼結金属から選ばれた少なくとも一つの焼結金属であり、焼結金属の表面開孔率が 20%〜35% であり、液状のグリースは、基油に増ちょう剤をグリース全体に対して 0.5 重量%〜5 重量%配合し、液状のグリースの増ちょう剤は、金属石けんまたはウレア化合物である。 (もっと読む)


【課題】スラストころ軸受の保持器の構造を簡素化して強度を向上させ、かつ円筒ころを保持可能とすることである。
【解決手段】保持器6は、環状部7と、その環状部7から径方向内向きに突出し周方向に間隔をおいて環状部7と一体に設けた複数の柱部8とから成り、その環状部7と隣接する柱部8、8とにより円筒ころを収納するポケット9を形成し、ポケット9の側面9aを円筒ころを保持できる円筒面に形成し、ポケット9の先端部に円筒ころの端面に係合する抜け止め部14を設けるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】 環状部と複数の柱部とを有する単列の保持器の一対が背面を突き合わせて配置される複列軸受用保持器において、背面での摩耗を低減できる複列軸受用保持器および転がり軸受を提供する。
【解決手段】 この複列軸受用保持器は、それぞれ環状部2と、この環状部2に円周方向に並んで設けられ軸方向の一方に延びる複数の柱部3とを有し、隣合う柱部3,3と環状部2の間で転動体6を保持するポケット4を形成してなる一対の単列の保持器1,1からなる。両保持器1は互いに柱部3の延びる方向が逆方向であって、前記環状部2を互いに背面で突合わせて配置される。両保持器1,1の互いに突き合わされる環状部背面1aの断面形状を、保持器中心軸に垂直な平面に対して交差する形状とする。 (もっと読む)


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