説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

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【課題】めねじ加工工具によるめねじ加工に際して、めねじ加工工具にかかる荷重を低減して、めねじの精度を向上することが可能なめねじの加工方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ワーク2に予め形成される鋳抜き穴3に対して下穴加工を施すエンドミル部10を先端に設け、エンドミル部10により形成される下穴5に対してめねじ加工を施すタップ部20をエンドミル部10と同軸上に連続して設けたマルチタップ1を用いてめねじ4を加工する際に、エンドミル部10と鋳抜き穴3の面取り部3aとが接触してから、タップ部20と面取り部3aとが接触するまでの間のマルチタップ1の回転当たりの送り量(第一送り量)を、形成するめねじ4のねじピッチよりも小さくした。 (もっと読む)


【課題】緩み止め機能を発揮可能な形状のねじ山を確実かつ経済的に製造することができる転造工具を提供すること。
【解決手段】転造ダイス1は、複数の嵌合部加工歯22と、それら複数の嵌合部加工歯22の間に配設されるスリット加工歯23とを有する第2ダイス20と、その第2ダイス20の転造方向終端に始端を一致させると共にねじ山加工歯12を有する第1ダイス10とを備え、嵌合部加工歯22に隣接するスリット加工歯23の内の一方(緩み止めボルト51の頭部52側)のスリット加工歯23が他方のスリット加工歯23よりも嵌合部加工歯22に近接して配設されている。よって、被転造素材61を第2ダイス20で転造し、続けて第1ダイス10で転造することで、フランク面にスリット溝57を有する緩み止めボルト51を転造することができる。 (もっと読む)


【課題】めねじ加工工具によるめねじ加工に際して、切りくずの排出性を向上させるとともにめねじ加工工具にかかる荷重を低減して、めねじの精度を向上し、及びめねじ加工工具の高寿命化を図ることが可能なめねじ加工工具及びそれを用いためねじの加工方法を提供する。
【解決手段】エンドミル部10と、タップ部20と、シャンク部30と、クーラント供給穴40と、排出溝50とを具備するマルチタップ1において、溝底の径Wは、エンドミル部10の先端からシャンク部30に向かって徐々に小さくなる勾配を有し、エンドミル部10の先端の中心が、エンドミル部10の先端の周端部に対してマルチタップ1の基端部側に後退され、エンドミル部10の先端面(底刃12)は、周端部から中心に向かって傾斜する形状(凹形状)を有する構成とした。 (もっと読む)


【課題】PCD(多結晶ダイヤモンド)の超高圧焼結体を有する一対の切れ刃チップが重ね合わされてドリル本体に一体的に固設されるPCDドリルにおいて、超高圧焼結体についても十分な接合強度が得られ、チッピングや欠けの発生が抑制されるとともに優れた加工精度が安定して得られるようにする。
【解決手段】一対の切れ刃チップ16を反対向きに重ね合わせてろう付けする際に、真空または非酸化性雰囲気中でろう付け処理を行なうようにしたため、PCDの黒鉛化が抑制されるなどして、そのPCDの超高圧焼結体12についてもろうの拡散により他方の切れ刃チップ16の台座24との接合強度が十分に且つ安定して得られるようになる。これにより、切削抵抗による振動等でその超高圧焼結体12が他方の切れ刃チップ16から剥離し、チッピングや欠けが発生することが抑制され、種々の加工条件において安定した加工性能や工具寿命が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】タッピング加工時の加工トルクを低減するために完全山部にバックテーパが設けられるタップにおいて、第1完全山の切れ刃に掛かる負荷を軽減して摩耗等による工具寿命の低下を抑制するとともに、めねじの面粗さを向上させる。
【解決手段】完全山部26がおねじのピッチPに対して4P以下の前側山部26aと残りの後側山部26bとに分けられ、食付き部24および前側山部26aの有効径には径寸法が漸増する正テーパが設けられている一方、後側山部26bには径寸法が漸減するバックテーパが設けられているため、タッピング加工時の負荷が前側山部26aの複数の切れ刃28に分散されて切れ刃28の摩耗の進行が抑制され、工具寿命が向上する一方、食付き部24ではめねじのフランクを削り過ぎることなく正規の寸法に切削加工できるようになり、めねじの面粗さ或いは面精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】超硬合金同士を強固に接合できる超硬回転工具を提供する。
【解決手段】超硬エンドミルは、シャンクと、そのシャンクの先端に接合された刃部とからなるものであって、何れも超硬合金を材質とする。超硬エンドミルの製造工程では、まず、シャンクの半焼結体であるシャンク中間体を製造するシャンク中間体製造工程と、刃部の本焼結体である刃部中間体を製造する刃部中間体製造工程とが別々に行われる。次いで、シャンク中間体に形成された挿入穴に、刃部中間体の突起部が挿入されて一体となったチップ中間体が作製される。そしてこのチップ中間体が本焼結される。すると、シャンク中間体の挿入穴の内周面と、刃部中間体の突起部の外周面との境界部分において、コバルト粒子が液相焼結する。これにより、シャンク中間体と刃部中間体とを強固に接合できる。 (もっと読む)


【課題】食い付き時の求心性を向上させて、加工不良を抑制することができる切削工具を提供すること。
【解決手段】切削工具1によれば、切れ刃4は、工具本体2の後端側へ凹となる曲線状に凹設される凹部4aを備え、その凹部4aの範囲内に軸心Oが位置するように構成されているので、切れ刃4が被加工物に食い付く際には、切れ刃4全域が被加工物に食い付いたり軸心O付近の切れ刃から被加工物に食い付いたりせず、工具本体2の外周側の切れ刃を被加工物に食い付かせることができる。よって、食い付き時の求心性を向上させることができる。その結果、工具の振れを抑制することができるので、亀裂の生じ易い脆性材料に穴あけ加工を行う場合であっても、ひびやクラック等を発生させ難く、加工不良を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】切り屑排出性の向上を図りつつ、工具寿命の高寿命化を図ることができるドリルを提供すること。
【解決手段】ドリル1によれば、切屑排出溝4の溝底部4aは、軸心O方向に直角な断面視において軸心O方向へ向けて湾曲する円弧状に形成されると共にその半径Rが工具本体2の直径Dに対して2Dに設定されているので、溝底部4a付近の切り屑をスムーズに排出することができ、切り屑の排出抵抗および切削抵抗を抑制することができる。その結果、切り屑の排出抵抗および切削抵抗を抑制することで、切り屑排出性の向上を図りつつ、工具寿命の高寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ねじの転造後に、転造盤の固定面から容易に取り外すことができる転造平ダイスを提供する。
【解決手段】転造平ダイス1の右側面4及び底面には、溝21,22がダイス本体2の長手方向に沿って各々設けられている。転造平ダイス1を転造盤のホルダに固定する際は、溝21,22にゴム製のチューブ35,36を各々埋め込んだ後で、ホルダの2つの保持面に右側面4及び底面を各々密着させる。そして、転造盤でねじを繰り返し転造した後で、転造平ダイス1がホルダに貼り付いてしまった場合、チューブ35,36に圧縮エアを吹き込む。すると、圧縮エアの送り込み圧によってチューブ35,36が膨張するので、右側面4及び底面が2つの保持面から強制的に引き離される。従って、転造平ダイス1をホルダから簡単に取り外すことができる。 (もっと読む)


【課題】ねじの転造後に、転造盤の固定面から容易に取り外すことができる転造平ダイスを提供する。
【解決手段】転造平ダイス1の押さえ面6にはエア注入口12が設けられている。転造盤に設置されたホルダの水平保持面に当接する底面には、複数のエア噴出口16,17が設けられている。さらにホルダの垂直保持面に密着される右側面4には、複数のエア噴出口15が設けられている。エア注入口12と、エア噴出口15,16,17との間は、第1流路20、第2流路21、第3流路22及び第4流路23を介して連通している。このような転造平ダイス1がホルダの保持面に密着して貼り付いてしまった場合、エア注入口12に圧縮エアを吹き込むことで、エア噴出口15,16,17から圧縮エアを勢いよく噴出させることができる。これにより転造平ダイス1をホルダから容易に取り外すことができる。 (もっと読む)


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