説明

カワサキ機工株式会社により出願された特許

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【課題】 刈取作業をより高速で行う場合に、摘採茶葉をこぼし落とすことなく、確実に刈刃後方に移送できるようにした新規な移送手法の開発を課題とする。
【解決手段】 本発明は、摘採した茶枝葉Aを所定の位置に向けて移送する移送ダクト6を具え、この移送ダクト6内に刈刃後方から背面風Wを吹き込み、これにより茶枝葉Aを移送するものであり、移送ダクト6の移送開始部35には、茶枝葉Aを移送ダクト6の奥側に送り込み、背面風Wに乗せるようにした掃込体8を刈刃22の上方に設ける。また掃込体8は、帯状部材から成る掃込本体83を具え、このものは掃込先端832から回転軸81に向かって帯状部材の途中まで通気用スリット831が形成されることにより、個々の掃込片830が切り離し状態に形成されるものの、通気用スリット831が形成されていない部位については各々の掃込片830が一体につながった状態に形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水洗浄装置による付着物の除去を確実且つスムーズに行わせることができるエア洗浄装置を提供する。
【解決手段】製茶工程に投入するための生葉に対して空気を吐出し、当該生葉に付着した付着物を除去することによりエア洗浄可能なエア洗浄装置であって、生葉を水洗いして製茶工程に投入するための水洗浄装置より前工程に設置され、当該水洗浄装置に対してエア洗浄後の生葉を搬出するためのものであり、一端からエア洗浄前の生葉を投入可能とされるとともに他端からエア洗浄後の生葉を搬出可能とされ、回転軸を中心として所定方向に回転可能な円筒状網体から成る網胴3と、網胴3内に空気を吐出可能なエア供給手段4と、網胴3内から空気を吸引可能なエア吸引手段5と、網胴3の内壁面に形成され、当該網胴3内の生葉を撹拌しつつ一端から他端まで搬送可能な桟3bとを具備した構成とされている。 (もっと読む)


【課題】生葉の萎凋を任意に行わせることができるとともに、製茶工程に対して一定の萎凋度の茶葉を供給することができる生葉管理装置を提供する。
【解決手段】製茶工程前の生葉を収容して管理可能な生葉管理装置において、搬入された生葉を収容可能とされ、当該収容された生葉の鮮度を維持可能な鮮度維持手段1と、該鮮度維持手段1から生葉を受け入れ、当該生葉の含有水分を任意まで低下させて萎凋させるとともに、当該萎凋後の茶葉を製茶工程に供給可能な萎凋手段2とを具備するとともに、萎凋手段2は、複数並列に配設され、それぞれが独立して生葉に対して萎凋可能とされたものである。 (もっと読む)


【課題】揉捻鉢内に配設されて上下方向に移動可能な加圧蓋で付与する荷重を、容易且つ自動的に設定荷重とすることができる揉捻機を提供する。
【解決手段】上面に茶葉を載置可能な揉盤1と、揉盤1の上面に対して平行面内で回動可能に配設され、茶葉が投入され得る中空形状の揉捻鉢2と、揉捻鉢2内に配設されて上下方向に移動可能とされるとともに揉捻鉢2内に投入された茶葉に対して所定の荷重を付与することにより揉盤1との間で加圧させ得る加圧蓋5と、加圧蓋5を上下方向に移動させるモータM2とを有した揉捻機において、加圧蓋5で付与する荷重を検出するポテンショメータ16と、ポテンショメータ16で検出された荷重が予め設定された設定荷重と等しくなるようにモータM2の駆動を制御する制御手段21とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 裾刈機体を取り付けた茶園管理機でも長芽用の刈り払い作業が行えるようにした新規な裾刈機を提供する。
【解決手段】 本発明の裾刈機1は、茶畝を跨いで走行する走行機体2と、この走行機体2に取り付けられ、茶株の不要な裾枝を刈り取る裾刈機体3とを具え、裾刈作業が行えるようにした装置であって、裾刈機体3は、裾枝を刈り取る刈刃31の姿勢が適宜変更できるように走行機体2に取り付けられるものであり、刈刃31の姿勢設定により刈り払い作業を行う剪枝機体としても兼用できるようにしたことを特徴とする。また裾刈機体3は、走行機体2に対し、刈刃31の両端部付近が、ともに上下動自在且つ鉛直回動自在に取り付けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】茶葉中に混入した集光作用を有した透明な異物も確実に選別して取り除くことができる茶葉の異物選別装置を提供する。
【解決手段】上部から下部に茶葉を流し得るシュート1a、1bと、撮像手段3と、光を照射して被撮像物からの反射光を得る第1発光手段15と、画像の背景側から光を照射する第2発光手段16と、撮像手段3で得られた画像における第1発光手段15からの反射光及び第2発光手段16からの背景光に基づき、被撮像物が異物であるか否かを判定する判定手段10と、異物であると判定されたものを吹き飛ばして選別し得るエアノズル15とを備え、シュート1a、1bで茶葉を流すことにより茶葉中に混入した異物を選別して取り除くための茶葉の異物選別装置において、撮像手段3の撮像範囲であって第2発光手段16と被撮像物との間にスリット19cを設けたものである。 (もっと読む)


【課題】 低含水率茶葉の含水率を高精度で、且つ低コストで測定することのできる、新規な低含水率茶葉の含水率測定方法及びその装置並びに製茶加工工程の最終段階に位置する精操工程及び乾燥工程周辺における合理的な制御方法を開発することを技術課題としたものである。
【解決手段】 製茶加工工程の最終段階に位置する精揉工程及び乾燥工程において、精揉機から排出された茶葉の含水率を測定することを特徴としてなるものである。
また精揉機から排出された茶葉を、乾燥機に向けて搬送するための垂直バケットコンベアにおいて落下してくる茶葉をサンプリングする機構を具えたことを特徴としてなるものである。 (もっと読む)


【課題】 刈り取り直前の茶枝葉が、全体的に進行方向側に倒れ込む現象を防止することにより、刈り残しも防止でき、また刈跡も綺麗で、刈り取った茶枝葉を前方にこぼしてしまうこともない新規な茶枝葉の移送装置並びにこれを具えた茶刈装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、例えば刈刃22の上方に移送ダクト6を立ち上げ、この移送ダクト6内に刈刃22の後方側から背面風Wを吹き込み、この背面風Wの風送作用によって刈り取り後の茶枝葉Aを所定の位置に向けて移送する装置であって、この移送ダクト6は、刈刃22の前方側が適宜の高さで、ほぼ茶畝T上面に沿った形状に開口された移送開始部35を具えるものであり、また移送開始部35には、開口部の上方から前方に張り出すヒサシ体43が、ほぼ茶畝上面に沿った状態に形成され、ヒサシ体43が差し掛けられた未刈取状態の茶枝葉Aに、背面風Wによる吸引作用が及ぶようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 種々の摘採条件、摘採状況にも対応できるよう更なる改良を施した茶枝葉の移送装置並びにこれを用いた茶刈装置の開発を技術課題とした。
【解決手段】 刈刃22の後方から移送ダクト6内に背面風Wを送り込む吹出口を具えて成るものであり、且つ移送ダクト6は、平面から視て刈刃22を取り囲むように形成された移送開始部31を有するものであり、また前記背面風Wは、上昇流として移送開始部31から移送ダクト6内に送り込まれるものであり、更に前記背面風Wを送り込む吹出口は、前後二列に並設された主吹出口38と副吹出口38Sとを有するものであることを特徴として成り、背面風Wの流速すなわち茶枝葉の上昇速度は、吹出口が一カ所のみに設けられている場合と比べて高くなるため、主吹出口38及び副吹出口38S付近への茶葉A(特に雨茶)の付着を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】 移送ダクト内における雨茶の付着を防止できるよう、更なる改良を施した茶刈装置の開発を技術課題とした。
【解決手段】 移送ダクト6の後方側に背面ダクト7が併設され、背面ダクト7の上部に形成された導入口46に送り込まれた圧力風を、移送ダクト6の下方に形成された主吹出口38から上昇流として移送ダクト6内に送り込むように構成されて成るものであり、更に、前記主吹出口38の上方に対して補助吹出口38Aが形成されていることを特徴として成り、特にいわゆる雨天時に摘採された雨茶の場合、見かけ質量が重くなること及び水分による張り付き等により刈刃22から吐出口33まで移送がスムーズに行かない場合も予想されるが、補助吹出口38Aから噴出される圧力風(補助背面風WA)によって移送ダクト6の内壁への雨茶の付着を防止することができ、円滑な移送が可能となる。 (もっと読む)


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