説明

クロリンエンジニアズ株式会社により出願された特許

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【課題】陽極とイオン交換膜と可撓性陰極とが密接して配置され、可撓性陰極の背面側に外方に向かってクッションマットおよび多孔性集電体が順次設けられた構成を有するゼロギャップ電解槽において、可撓性陰極とイオン交換膜との界面濃度を均一かつ適正に保つことを可能にする。また、そのようなゼロギャップ電解槽を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】上記の構成を有するゼロギャップ電解槽であって、多孔性集電体7とクッションマット6との間に無孔板10を有し、クッションマット6は金属製コイル体で構成され、該コイル体の伸縮方向が電解槽の上下方向と一致するように配設され、かつ、無孔板10と電解槽の上部フランジとの間12、及び、無孔板と電解槽の下部フランジとの間13に、それぞれ、間隙を有するゼロギャップ電解槽。 (もっと読む)


【課題】高濃度の次亜塩素酸塩を、オンサイトの製造設備において安定的かつ効率的に、低コストで製造でき、かつ、製造設備をコンパクト化できる製造方法を提供する。
【解決手段】イオン交換膜1により陽極室2と陰極室3とに区画された電解槽10の、陽極室にアルカリ金属塩化物水溶液を供給し、陰極室に純水を供給して電気分解を行い、電気分解後の陽極液6および生成塩素ガス7、並びに、生成アルカリ金属水酸化物水溶液8を反応槽に導入して、反応槽内での陽極液、塩素ガスおよびアルカリ金属水酸化物水溶液の反応により次亜塩素酸塩を製造する方法である。イオン交換膜1として、食塩または塩化カリウム電解用の高濃度苛性アルカリ生成用イオン交換膜を用いるとともに、反応槽に導入する前の陽極液若しくはアルカリ金属水酸化物水溶液、または、反応槽に導入された陽極液、塩素ガスおよびアルカリ金属水酸化物水溶液の混合物に対し、水11を添加する。 (もっと読む)


【課題】過硫酸や過硫酸塩、過酸化水素などの多成分を含有する評価液であっても、簡便な操作で、一度の測定により総濃度を得ることができる酸化性物質の総濃度測定方法、簡易かつ安価な酸化性物質の総濃度測定用濃度計、および、それを用いた硫酸電解装置を提供する。
【解決手段】酸化性物質を少なくとも一種含有する評価液中の酸化性物質の総濃度を測定する方法である。電解セルを用いて評価液中の酸化性物質を還元する電解工程と、電解工程における、電解開始から所定の電解停止時間までの還元電流値より総クーロン量を算出するクーロン量算出工程と、クーロン量算出工程で算出された総クーロン量より酸化性物質の総濃度を算出する濃度算出工程と、を少なくとも含む酸化性物質の総濃度測定方法である。 (もっと読む)


【課題】過硫酸や過硫酸塩、過酸化水素などの多成分を含有する評価液であっても、簡便な操作で、一度の測定で総濃度を得ることができる酸化性物質の総濃度測定方法、簡易かつ安価な酸化性物質の総濃度測定用濃度計およびそれを用いた硫酸電解装置を提供する。
【解決手段】酸化性物質を少なくとも一種含有する評価液中の酸化性物質の総濃度を測定する方法である。評価液を50〜135℃で熱処理する熱処理工程と、熱処理された該評価液中の過酸化水素を検出する過酸化水素検出工程と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】 陰極の更新費用が安価で、かつ、電気エネルギーロスが可及的に小さいイオン交換膜法電解槽を提供する。
【解決手段】 ナローギャップ型電解槽のエキスパンドメタル型基板に電極触媒を担持した旧陰極上に、コイルクッション材を設置し、該コイルクッション材の上に電極触媒を担持した新陰極を設置し、かつ、新陰極がイオン交換膜と接触するように配置されたイオン交換膜法電解槽。新陰極は、刻み巾が0.1〜1.0mm、短径が0.5〜5.0mm、長径が1.0〜10mm、板厚が0.1〜1.0mmであり、開口率が48〜60%であるエキスパンドメタルに電極触媒が担持されたものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電気エネルギーのロスが小さく、イオン交換膜の破損を長期的に防止でき、かつ、電圧の経時上昇や電流効率の経時変化を抑制可能なイオン交換膜法電解槽を提供する。
【解決手段】陰極室の導電性プレート2と陰極3との間にコイルクッション材4が介在し、かつ、陰極がイオン交換膜5と接触するイオン交換膜法電解槽であって、導電性プレートが無孔板からなり、かつ、コイルクッション材のコイルの伸縮方向がイオン交換膜法電解槽の縦方向と一致するように設置されているイオン交換膜法電解槽。 (もっと読む)


【課題】製作が容易で、かつ、イオン交換膜が破損せず、長期間安定に運転可能なイオン交換膜法電解槽を提供する。
【解決手段】電極支持部材が、少なくとも一部が弾性マット10で覆われている耐食性フレーム(A)9と、全く弾性マットで覆われていない耐食性フレーム(B)13とから構成され、可撓性電極5と集電板7との間に挟持されて収容されているイオン交換膜法電解槽。好ましくは、可撓性陰極は貫通するが、電極支持部材の弾性マットを有する空間部分は貫通しないピン8によって、可撓性電極と電極支持部材とが集電板に固定されている。 (もっと読む)


【課題】導電性ダイヤモンド電極を用いて硫酸を直接電解し、酸化性活物質を安定して生成させる、硫酸の電解方法、硫酸の電解装置を提供する。
【解決手段】隔膜9により陽極室3と陰極室4に区画し、陽極室3内に導電性ダイヤモンド陽極10を設け、陰極室4内に陰極12を設け、陽極室3及び陰極室4内に、それぞれ、外部より硫酸イオンを含む電解液を供給して電解を行い、陽極室3内の陽極電解液中に酸化性物質を生成させる硫酸電解方法において、前記硫酸イオンを含む電解液の硫酸イオン濃度を2〜14mol/lとするとともに、前記硫酸イオンを含む電解液を(1)式、(2)式を満たす条件で電解することを特徴とする硫酸電解方法。100≦X≦10000・・・(1)25<Y<250・・・(2)X=電流値/陽極液量(A/l)Y=電流密度(A/dm2(もっと読む)


【課題】導電性ダイヤモンド層の膜厚及び導電性ダイヤモンドの結晶性を制御することにより、電極の耐久性が高く、且つ、低セル電圧で酸化性物質生成効率が高い導電性ダイヤモンド電極、これを用いた、硫酸の電解方法及び硫酸の電解装置を得ることにある。
【解決手段】導電性基体と前記導電性基体の表面に被覆された導電性ダイヤモンド層よりなり、
1)前記導電性ダイヤモンド層の厚さが、1〜25μmであり、
2)電位窓が式(1)を満たし、
3)ラマン分光分析によるダイヤモンド成分Aと非ダイヤモンド成分Bとの比(A/B)が式(2)を満たすことを特徴とする導電性ダイヤモンド電極を構成したことにある。
2.1V≦電位窓≦3.5V ・・・(1)
1.5<A/B≦6.5 ・・・(2)
A=ラマン分光分析における波数1300cm-1における強度
B=ラマン分光分析における波数1500cm-1における強度 (もっと読む)


【課題】電極と電極集電体間との距離をほぼ一定値に維持することを可能にする電極構造において、電解槽の運転停止時において、逆電流が流れた際にも活性陰極の劣化を抑制することができる電解用陰極構造体およびそれを用いた電解槽を提供する。
【解決手段】金属製弾性クッション材1が活性陰極2と陰極集電体3との間で圧縮収容されてなる電解用陰極構造体である。陰極集電体3の少なくとも表面層が、活性陰極よりも単位面積あたり大きな酸化電流を消費する。イオン交換膜により陽極を収容する陽極室と陰極を収容する陰極室とに区画された電解槽である。陰極に、上記電解用陰極構造体が使用されてなる。 (もっと読む)


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