説明

ナカジマ鋼管株式会社により出願された特許

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【課題】1個の回転刃体により切断と開先加工とを行え、切断や開先加工を充分な強度で好適に行える鋼管の処理方法を提供する。
【解決手段】鋼管1を搬送経路5上で長さ方向に搬送して所定の位置で停止させたのち、クランプ手段111A,111Bにより鋼管を所定位置に固定した状態で、駆動回転させている回転刃体80A,80Bの横移動と昇降動とを行って鋼管の周りで移動させることにより、回転刃体の切断用刃部81A,81Bによって鋼管を切断する。次いで鋼管を搬送経路上で長さ方向に移動させて切断端面2を切断位置Cから離間させたのち、回転刃体を切断作用位置よりも接近動させた状態で、横移動と昇降動とを行って鋼管の周りで移動させることにより、回転刃体の開先加工用刃部85A,85Bによって切断端面を開先加工する。回転刃体の切断用刃部や開先加工用刃部としては、刃の配置に制約を受けることなく構成でき、以て切断や開先加工は充分な強度で好適に行える。 (もっと読む)


【課題】4箇所のコーナ部の内面を、突状部や切り欠き状溝が生じることもなく、すっきりとし得る四角形鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板1を折り曲げ成形したのち突き合わせ溶接することにより半成形四角形鋼管8を造管し、半成形四角形鋼管を加熱手段35により全体加熱したのち、成形手段41によって、絞りながら正規の寸法に熱間成形する四角形鋼管11の製造方法である。半成形四角形鋼管は、各コーナ部3の内面側に凹入溝部7を形成して造管されており、成形手段による熱間成形時の絞り作用により凹入溝部を埋めて、コーナ部10の内面側を直角状10bに成形した。4箇所のコーナ部は、その内面側を直角状内面として、突状部や切り欠き状溝が生じることもなく、すっきりとでき、以て全体として見た目の良いものにできるとともに、パネルゾーンを形成する厚い板厚の四角形鋼管に好適に採用できる。 (もっと読む)


【課題】溶接作業や正確な溶接管理(溶接確認)を容易に行え、短尺四角形鋼管の板厚を薄くして重量を軽減しながらも面外変形に十分に対処し得る短尺四角形鋼管を採用した鉄骨構造物を提供する。
【解決手段】四角形鋼管柱2の梁材連結部に梁材5,6を連結して構成される鉄骨構造物1である。四角形鋼管柱2は、所定の板厚tの長尺四角形鋼管20と、長尺四角形鋼管20よりも板厚Tが厚くかつ梁材連結部を形成する短尺四角形鋼管10からなる。短尺四角形鋼管10の両端部に、短尺四角形鋼管10の板厚Tと同一状の板厚Taの四角形板状体12が内嵌され、短尺四角形鋼管10の端面10aと四角形板状体12の外面12aを面一状として溶接13により結合している。溶接13は、短尺四角形鋼管の端部、すなわち外面(外部)での溶接作業であるため容易に行え、正確な溶接管理も容易に行える。溶接が短尺四角形鋼管内に垂れ込もうとしたとき、垂れ込みを四角形板状体の外面により阻止できて、コーナ部の溶接による結合を常に好適に行える。 (もっと読む)


【課題】パネルゾーンを形成する短尺鋼管は断面直状でありながら、軽量化や経済性に好適な構成とした鋼管柱を提供する。
【解決手段】長尺鋼管と、パネルゾーンを形成する短尺鋼管とを溶接結合16することで構成した鋼管柱である。それぞれ複数本の長尺鋼管11A,11B,11Cと短尺鋼管12A,12Bとを上下方向で交互に配設し、少なくとも1本の長尺鋼管11Bは、上部が小寸のテーパー管状に形成した。上部が小寸のテーパー管状の長尺鋼管を組み込むことによって、この長尺鋼管を軽量化できるとともに、この長尺鋼管の上に位置される直管状の短尺鋼管や長尺鋼管も小寸化できて、鋼管柱の全体を軽量化や経済性に好適な構成にできる。パネルゾーンを形成する短尺鋼管は断面直状であることから、梁材の連結は、連結構造を簡単にして安定して行うことができる。 (もっと読む)


【課題】パネルゾーンを形成する短尺鋼管は断面直状でありながら、この短尺鋼管に溶接結合される長尺鋼管を、軽量化や経済性に好適でかつ除去修正を安定して行える長尺鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】パネルゾーンを形成する短尺鋼管12A,12Bと溶接結合16することで鋼管柱10を構成する長尺鋼管9の製造方法である。一端部8aが他端部8bに対して小寸のテーパー管体8を製作し、このテーパー管体8の少なくとも一方の端部を断面直線状の直状部9a,9bに成形する。テーパー管体の少なくとも一方の端部を成形することで、端部を断面直線状の直状部としたテーパー管状の長尺鋼管を製造できる。長尺鋼管を短尺鋼管と溶接結合する前に、長尺鋼管が所定の長さになるように、切断や研磨などにより除去修正するとき、直状端部の端面側の一部を除去修正することで、除去修正後の外寸は、その除去修正量に関係なく、常に最初の一定値を維持して常に安定して行える。 (もっと読む)


【課題】折り曲げが不安定で、直角状折曲げ部が鈍角(90度以上)または鋭角(90度以内)のいずれに折り曲げられているときでも、開先の部分(遊端部分)を上下から正確に突き合わせできる四角形鋼管の製造設備を提供する。
【解決手段】駆動ローラコンベヤ22により形成した仮付け溶接ライン21上で長さ方向に搬送される四角形状鋼管7の幅ガイド手段31を設けた。仮付け溶接ライン中に設けた仮付け作業部50に、外面矯正装置51と仮付け溶接機95を設けた。外面矯正装置は、左右一対で相対的に接近離間自在な側部押え体55と、昇降自在な上部押え体67とからなる。下C型鋼材6Aの内面に支持案内されて移動自在で、仮付け作業部の部分に停止自在な内面矯正装置100を設けた。内面矯正装置は、本体101の前後方向の複数箇所にそれぞれ左右一対の内加圧体118を相対的に接近離間自在に設け、上C型鋼材6Bの下向き内面に当接自在な上向き支持体122を設けた。 (もっと読む)


【課題】折り曲げが不安定で、直角状折曲げ部が鈍角または鋭角のいずれに折り曲げられているときでも、遊端部分を上下から正確に突き合わせできる四角形鋼管の製造設備を提供する。
【解決手段】四箇所を直角状に折り曲げて、三辺を定寸平板部4とし一辺を一対の半寸平板部5でその遊端部分2を突き合わせることで四角形状鋼管7としたのち、仮付け溶接8を施工し、駆動ローラコンベヤ32により形成した仮付け溶接ライン31上で突き合わせ部を横向きとして、仮付け作業部50に、外面矯正装置51と仮付け溶接機95を設け、外面矯正装置は、左右一対で相対的に接近離間自在な側部押え体55と、昇降自在な上部押え体67からなる。四角形状鋼管内において移動自在で、仮付け作業部の部分に停止自在な内面矯正装置100を設け、内面矯正装置は、本体101の前後方向の複数箇所にそれぞれ左右一対の内加圧体118を相対的に接近離間自在に設けた。 (もっと読む)


【課題】健全な溶接部を確保した鉄骨構造物を提供する。
【解決手段】裏当て金10はプレートで、幅方向における一面を短尺四角形鋼管2の外側当接面に形成し、長さ方向一端面から設定長さ部分10SLに、当接面とは反対面ならびに上下面で開放した凹入部11を、所定間隔で複数箇所に形成した。設定長さ部分10SLを、短尺四角形鋼管2のコーナ部2Aにおける外周曲面2aに沿う曲げ成形して当接面を円弧状当接面に形成した。裏当て金10の短尺四角形鋼管2外側面2Bへの溶接は、直線状当接面を外側面2Bに当接し、円弧状当接面を外周曲面2aに当接した状態で、コーナ部2Aの外側に設定長さ部分10SLを密に位置させて行う。梁部7は、梁フランジ7Aを裏当て金10に対向させるとともに、短尺四角形鋼管2の外側面2Bに溶接結合し、この溶接結合は、梁フランジの内側面より内側部分から曲げ成形した設定長さ部分10SLに行う。 (もっと読む)


【課題】パネル部として、厚肉の四角形鋼管を採用した形式の利点を維持でき、四角形鋼管を簡単に製造でき、パネル部を最適の板厚にできるノンダイアフラム構法の設計方法を提供する。
【解決手段】柱部とパネル部と梁部の断面を選択し設定数値と比較して寸法・材質が適用範囲内か否かを判断し、適用範囲外では断面選択に戻って新たな断面を選択する。適用範囲内ではパネル部フランジ面の耐力が梁部の終局耐力以上か否かを判断し、終局耐力以上のとき、通しダイアフラム構法とのフレーム剛性を比較して付加バネの要・不要を判定する。付加バネ不要は付加バネを考慮しない設計として、通常の構造規定の計算に入るか、または新たな断面の選択に戻り、付加バネ要は断面を変更するか否かの判断を行い、断面を変更しないときには付加バネの計算を行って、付加バネを考慮した設計を行ったのち、通常の構造規定の計算に入る。 (もっと読む)


【課題】パネル部に熱間成形鋼管を用いることによる種々な利点を維持でき、パネル部を最適の板厚にし得るノンダイアフラム構法の設計方法を提供する。
【解決手段】柱部に冷間成形鋼管を用い、パネル部に熱間成形鋼管を用い、柱部の板厚に対してパネル部の板厚を厚くしたノンダイアフラム構法の設計方法である。柱部とパネル部と梁部の断面を選択し設定数値と比較することで寸法・材質が適用範囲内か否かを判断し、適用範囲外では断面選択に戻って新たな断面を選択する。適用範囲内ではパネル部フランジ面の耐力が梁部の終局耐力以上か否かを判断し、終局耐力以上のとき、通しダイアフラム構法とのフレーム剛性を比較して付加バネの要・不要を判定する。付加バネが不要の場合には付加バネを考慮しない設計として、通常の構造規定の計算に入るか、または新たな断面の選択に戻り、付加バネが要の場合には断面を変更するか否かの判断を行い、断面を変更しないときには付加バネの計算を行って、付加バネを考慮した設計を行ったのち、通常の構造規定の計算に入る。 (もっと読む)


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