説明

ヤマトミシン製造株式会社により出願された特許

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【課題】1本針二重環縫いの縫目のほつれの発生を、針糸及びルーパ糸の付与張力の大小に関係なく、確実且つ強力に防止することができる二重環縫いの縫目のほつれ止め方法及びほつれ止め装置を提供する。
【解決手段】1本の針が針板下に形成する針糸ループ20aを、針の上下動経路に略直交する方向に進退動作可能なルーパの進出により捉え、ルーパ糸10により針糸ループを他糸ルーピングして形成される二重環縫いの縫目のほつれを防止する方法であって、ルーパを進出状態として通常縫製を終了した後、該ルーパが捉えた針糸ループを針の下降位置よりもルーパの進出端側に位置保持させた状態を、針がルーパに捉えられた針糸ループを通って下降するまで維持し、針糸ループの位置保持を解除して少なくとも1針分の縫製動作を行わせることによって、針が保持する針糸により針糸ループを自糸ルーピングする。 (もっと読む)


【課題】縫い調子の調整やミシンベッド部内部の各種部品の交換等のメンテナンスを、多大な面倒、労力及び手数をかけることなく、非常に容易かつ簡単に行え、縫い調子並びに所定のほつれ止め機能を常に確実に再現させ得る縫目のほつれ止め装置付二重環縫いミシンを提供する。
【解決手段】縫目のほつれ止め装置付二重環縫いミシンにおける針板台11を、針板Pを取り付け、且つ、糸掛けフック3の揺動支軸30を支持する左側針板台部11Lと、ストッパ部材4と糸操作エアシリンダ32及びストッパエアシリンダ42を固定支持する右側針板台部11Rとに二分割されており、右側針板台部11Rは、ミシンベッド部Bに固定されていると共に、左側針板台部11Lは、ネジ部材102を介してミシンベット部Bの上面に締付け固定及び固定解除可能に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】二重環縫いの縫目に特有のほつれの発生を、針糸及びルーパ糸の付与張力の影響を受けずに有効に防止することができる新たなほつれ止め方法、ほつれ止め装置、及びこれらの方法及び装置によって形成される縫目構造を提供する。
【解決手段】針落ち位置A,Aの後側に糸掛けフック3及びルーパ糸保持体6を配し、該糸掛けフック3及びルーパ糸保持体6を揺動して、夫々の先端のフック部3b及び糸受け部6aをルーパ1に接近させ、フック部3bによりルーパ1が捉えた針糸ループを保持し、側に位置する針糸ループを、針落ち位置Aよりもルーパ1の進出端側に位置させ、糸受け部6aによりルーパ1から縫製生地に延びるルーパ糸を針落ち位置Aよりも前側に位置させて少なくとも1針分の縫製動作を行わせる。 (もっと読む)


【課題】ボタン付け工程と根巻き縫い工程とを、連続的に行えて作業性及び作業効率の向上を達成できるボタン付け方法及びそのミシンを提供する。
【解決手段】表ボタンB、力ボタンP及び生地Wの載置板6上へのセット工程、両ボタンを独立的に移動させながら生地に同時に縫い付けるボタン付け工程、縫い糸の切断端部分を切断されたままの状態を保って表ボタン及び生地を保持させる縫い付けボタン保持工程、両ボタンホルダーを離間位置へ移動させる工程、両ボタンが垂直姿勢となるように反転させる工程、反転で下方へ垂れ下がった生地端部を折り込む工程、根巻き第1針動作及びそれに続けてボタン縫い糸を挟んだ両側箇所に交互に針落ちさせる動作を複数回繰り返す根巻き縫い工程、表ボタンの周部の一部に巻き付いている糸を切断する糸切断工程、両ボタンが水平又は略水平姿勢になるよう両ホルダーを逆方向に戻し反転させる戻し反転工程を、順次連続的に行う。 (もっと読む)


【課題】可動メスと固定メスの刃縁部同士の摺り合わせ性能を容易且つ適正に調整することができると共に、適正摺り合わせ性能を維持して所定の針糸部分を確実に、且つ、糸残り長さの短い見栄えよい状態に切断することができるボタン付けミシンの糸切り装置を提供する。
【解決手段】
ボタン付け工程及び/又は根巻き工程の終了後、針板15の側方部位置から針板15の下方位置に向かって、固定メス16と可動メス14が開閉可能に一体化されたメス機構21を駆動揺動させることにより、固定メス16の有する針糸引掛け案内部16aによりボタン付け糸10及び/又は根巻き糸37とルーパー9との間に亘り略三角形ループ状に掛け渡された二本の針糸部分12a,12bのうち、ボタン付け糸10及び/又は根巻き糸37の端部に連なる側の針糸部分12aを刃縁部16aに案内して、可動メス14及び固定メス16の刃縁部16a,14a同士の摺接作用により鋏み切り切断するように構成している。 (もっと読む)


【課題】縫製生地の種類の如何に拘らず適正な送りを確実に付加することができるミシンの送り装置を提供する。
【解決手段】押え棒2の下端に取り付けた押え台21に、針板3と平行をなす支軸50の周りに回転する送りローラ5を支持する。送りローラ5は、押え棒2の下降操作によって下降し、針板3の該当位置に設けた従動ローラとの間に縫製生地を挾持して間欠的に回転し、縫製生地に送りを加える。送りローラ5には、送り駆動軸40の反復回動が、揺動アーム43、上リンク46、送り伝動軸44、下リンク47及び伝動ブラケット48を介して伝えられ、送りローラ5は、送り駆動軸40が一方向に回動する間にだけ回転する。 (もっと読む)


【課題】多種多様な装飾模様を表現しファッション性を高めることができる縫い目構造及びかかる多種多様な装飾模様を連続的に効率よく縫製することができる環縫いミシンの提供。
【解決手段】2本の針糸11L、11Rとその2本の針糸11L、11Rが縫製生地の裏面に形成する糸環列間に亘って絡み付けられた1本のルーパ糸13L、13Rとにより構成される環縫部が、縫製生地の送り方向と直交する方向に二列に形成されている縫い目構造であって、二列の環縫部におけるルーパ糸13L、13Rが、種類、色、太さのうちの少なくとも一つが異なると共に、一方の環縫部における2本の針糸11L、11Rのうち一端部側の1本の針糸と、他方の環縫部における2本の針糸の他端部側の1本の針糸とが、生地送り方向と平行な同一又は略同一線上に位置する位置関係、もしくは、両環縫部のルーパ糸の少なくとも一部が互いに重なり合う位置関係に形成されている。 (もっと読む)


【課題】一台のミシンを用いてボタン付け工程と根巻き縫い工程とを行えるのはもとより、人手を要することなく、両工程を連続的に行えて作業性及び作業効率を向上できるボタン付け方法及びボタン付けミシンの提供。
【解決手段】表ボタンB、力ボタンP及び生地Wの載置板6上へのセット工程、両ボタンを独立的に移動させながら両ボタンを生地Wに同時に縫い付けるボタン付け工程、縫い糸ホルダー7をボタン縫い糸N1に係合させて表ボタンB及び生地Wを保持させる縫い付けボタン保持工程、両ボタンホルダーの載置板6上から離間位置への移動工程、両ボタンが垂直又は略垂直姿勢となるよう反転させるボタン反転工程、反転で下方へ垂れ下がった生地端部Weを折り込む工程、ボタン縫い糸N1の周りに根巻き糸を巻き付け縫いする根巻き縫い工程、両ボタンが水平又は略水平姿勢になるよう両ホルダーを逆方向に戻し反転させる戻し反転工程を、順次連続的に行う。 (もっと読む)


【課題】二重環縫いの縫目に特有のほつれの発生を有効に防止することができ、針糸の付与張力の影響を受け難い新たなほつれ止め方法、及びこのほつれ止め方法の実施に使用するほつれ止め装置を提供する。
【解決手段】針落ち位置A,Aの後側に配した糸掛けフック3を配し、該糸掛けフック3を揺動して、先端のフック部3bをルーパ1の後側に接近させて、進出端にあるルーパ1が捉えた複数の針糸ループのうち、進出側に位置する針糸ループを保持し、この状態で少なくとも1針分の縫製動作を行わせ、保持した針糸ループに下降する針を通し、この針が保持する針糸で前記針糸ループを自糸ルーピングし、この自糸ルーピング部によりルーパ糸を押え、ルーパ糸の抜けを防止する。 (もっと読む)


【課題】高周波電力制御により確実かつ均一な接着強度が得られるものでありながら、焼損や破孔等の不良事態の発生を防止できるとともに、曲線状部位や伸縮性繊維生地の接着加工にも十分に対応でき、しかも、効率よい接着加工を行なうことができる高周波ミシンを提供する。
【解決手段】生地載置板4上に載置された被加工材Hを、水平及び上下に合成運動する送り歯8と押え金12との協同作用により間欠的に移送するように構成され、送り歯8による移送停止中には一対の面状電極12,16間に所定の値の高周波電力を与えて、被加工材Hにおける繊維生地Wの重ね合わせ部間に挟まれている熱可塑性樹脂テープTを誘電加熱により溶融して繊維生地Wの重ね合わせ部を接着し、かつ、移送動作中には移送停止中よりも小さい値の高周波電力を面状電極12,16間に与える状態に切換える制御部45を有している。 (もっと読む)


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