説明

株式会社エイ・ティ・アール光電波通信研究所により出願された特許

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【課題】 所望波と所望波から一定時間内に到来する遅延波を同時に合成でき、かつ所望波から一定時間以上遅れて到来する遅延波と干渉波とを適切に除去でき、しかも受信機における誤り率を小さくできる無線通信システムを提供する。
【解決手段】 複数の同一のシンボルからなる複数のシンボル列がシリアルに連続してなる第1のトレーニング信号を含む無線信号を送信する無線送信機と、送信された無線信号を、第1のトレーニング信号の最初のシンボル列の2番目のシンボル以降の時刻を基準時刻として、当該基準時刻及び当該基準時刻からシンボル列の時間長さの間隔でサンプリングした第3のトレーニング信号と、各シンボル列の1つのシンボルがシリアルに連続してなる第2のトレーニング信号とに基づいて、所望波と、所望波から一定時間内に到来する遅延波とを受信信号として出力する無線受信機とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 従来例に比較して、誤り率を小さくできるアレーアンテナの制御装置を提供する。
【解決手段】 トレーニング信号を所定の間隔で発生する信号発生手段と、受信信号にウェイトベクトルを乗算して直接波信号と遅延波信号とを出力するビーム形成手段と、直接波信号と遅延波信号に含まれるトレーニング信号と信号発生手段で発生するトレーニング信号との差の2乗を最小にするウェイトべクトルを演算し、電力重み係数を演算して出力する適応制御手段と、直接波信号と遅延波信号とに電力重み係数を乗じて出力する乗算手段と、乗算手段から出力された信号を加算して出力する加算手段と、加算手段から出力された信号と電力重み係数とに基づいて、既知の状態遷移で推定される信号と加算手段から出力された信号との距離が最小になるように、ディジタル信号を推定して出力する最ゆう推定手段とを備えた。 (もっと読む)


【目的】 並列処理を実行することができ、しかも従来に比較して計算量を大幅に減少させることができ、解又は最適解を確実にかつ容易に得ることができる信号処理方法を提供する。
【構成】 複数n個の変数のほかに、評価関数の値が所定値となる複数n個の変数値とその近傍値との間の区間を拡大する効果を有する少なくとも1個の別の変数を付加した高次元空間を有する力学系の信号処理装置を構成し、上記力学系の信号処理装置を、解を探索するための探索点が所定の出発点から運動を開始した後、探索点が評価関数が所定値になる方向に向かい易くかつ他の方向には向かいにくいように探索点の運動に偏りを有する自律的運動の計算を実行するように構成し、信号処理装置を用いて評価関数を所定値にするn個の変数値の解又はそれに近い値である最適解を計算することによって信号の処理を実行する。 (もっと読む)


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