説明

小松精練株式会社により出願された特許

1 - 10 / 110


【課題】セルロース系繊維であっても耐久性および優れた抗菌性を有する抗菌性繊維構造物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る抗菌性繊維構造物は、セルロース系繊維を含む繊維構造物を有機酸で処理することによって得られるものである。有機酸としては、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、乳酸、マロン酸、アコニット酸、グルタル酸、アジピン酸、酢酸、蟻酸、および蓚酸からなる群から選ばれる少なくとも1種を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】染色機から長尺状の繊維布帛を引き上げる引き上げ工程及び繊維布帛を箱車に振り落とすときの振り落とし工程における時間を短縮して生産性を向上することができる繊維布帛の処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る繊維布帛の処理装置1は、長尺状の繊維布帛2を染色する染色機10と、染色機10から繊維布帛2を引き上げる引き上げ手段20と、引き上げられた繊維布帛2を振り落とす振り落とし手段30と、を備え、引き上げ手段20による繊維布帛2の引き上げ速度をVhとし、振り落とし手段30による繊維布帛2の振り落とし速度をVfとすると、引き上げ手段20と振り落とし手段30とによって、Vh>Vfとすることができる。 (もっと読む)


【課題】容易に小型化できる上に、優れた水処理性能を有する水浄化装置を提供する。
【解決手段】本発明の水浄化装置は、炭素繊維を含むフリンジが内部に配置されたフリンジ配置槽(第1槽10、第2槽20、第3槽30)と、多孔質材料が内部に配置された多孔質材料配置槽(第4槽40)とを有する。本発明の水浄化装置においては、前記フリンジ配置槽に曝気手段が設けられていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】撥水撥油SR性布帛の製造工程でのPFOAの環境(排水)への放出や撥水撥油SR性布帛からのPFOAの発生を抑えることができ、かつ、撥油、SR性の耐久性に優れた撥水撥油SR性布帛を提供する。
【解決手段】繊維布帛にパーフルオロオクタン酸非含有フッ素系撥水撥油剤とイソシアネート系架橋剤を付与してなり、撥水度が2級以上であり、AATCC Test Method 118−1997による撥油性が3級以上であり、ダイヤペースト法によるSR性が3級以上である撥水撥油SR性布帛。 (もっと読む)


【課題】高強力繊維糸の優れた引張強度を発揮させることができ、曲げに対する強度を向上させることができる木製部材補強用の高強力繊維線材およびそれを用いた木製部材の接合構造を提供する。
【解決手段】木製部材補強用の高強力繊維線材1は、高強力繊維糸4を、繊維方向を合わせ交絡させずに束ねた高強力繊維束5による芯線2と、芯線2の周囲面を他の木製部材との接着剤による接着面として露出させた状態で、芯線2の周囲を巻き回して結束する拘束材3とを備えている。拘束材3aは、芯線2を外周囲面から高強力繊維糸4がばらばらにならないように結束するもので、目の粗い組紐(丸打)としたり、目を粗く丸編したりすることができる。拘束材3aとしては、柔軟なものが好ましく、ポリエステル、ナイロン、ビニロン等の合成繊維や、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維、絹、羊毛、麻、綿などの天然繊維が使用できる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維糸やバサルト繊維糸などにより形成された高強力繊維線材に加わる剪断力に関する問題を解決し、高強力繊維線材を木製部材の接合部に広く使用することが可能な木製部材の接合部構造の提供。
【解決手段】接合される柱10、梁11,12のそれぞれに形成された所定方向に沿って延びる穴と、穴に埋設される高強力繊維線材30と、高強力繊維線材30の接合部に位置する部位を覆う鋼管40とを含むものであり、接合部において高強力繊維線材30に加わる剪断力に対して、高強力繊維線材30の接合部に位置する部材を覆う鋼管40が対抗する。 (もっと読む)


【課題】高強力繊維線材を使用しても接着強度を十分に確保することができる木製部材の接合方法を提供する。
【解決手段】溝切削工程(ステップS10)では、2本の長尺状のラミナに跨る軸線に沿った溝を形成する。接着剤充填工程(ステップS20)では、ラミナの端面を合わせることでできた直線状の溝に接着剤を充填する。補強材配置工程(ステップS30)では、溝に高強力繊維線材を補強材として配置する。そして、接合工程(ステップ40)にて、ラミナを接着させる。溝に補強材を配置して接着剤を充填するのではなく、予め接着剤を溝に充填しておいてから補強材を配置することで、補強材として高強力繊維線材が配置できる程度に溝幅が狭くても、補強材と溝の溝面との間に十分な接着剤を介在させることができる。従って、補強材と溝との間の接着力を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維線材などの高強力繊維線材を建物の構造部材である軸ブレース、屋根ブレースや張弦梁の下弦材などの引張材として使用する際に寸法誤差に対しても柔軟に対応可能とする引張材部品およびこれを用いた引張材の提供。
【解決手段】炭素繊維線材2の端部が一端の挿入口3b側から挿入され、炭素繊維線材2と一体化される鋼管であり、少なくとも挿入口3b側と反対側の他端部にねじ5が形成された鋼管3aを有する引張材部品3ものである。本発明の引張材部品3と、引張材部品3の鋼管3a内に端部が挿入され、引張材部品3に一体化される炭素繊維線材2により、本発明の引張材が得られる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維線材などの高強力繊維線材を建物の構造部材である軸ブレース、屋根ブレースや張弦梁の下弦材などの引張材として使用する際に、初期緊張を与えるとともに安定した引張力と変形の性状を確保すること。
【解決手段】炭素繊維線材2の端部が一端の挿入口側から挿入され、炭素繊維線材2と一体化される胴部であり、少なくとも挿入口側と反対側の他端部にねじが形成された胴部を有する引張材部品3と、引張材部品3の胴部内に端部が挿入され、引張材部品3に一体化される炭素繊維線材2と、胴部の挿入口側と反対側の他端部に形成されたねじに一端部のねじが締結されるターンバックル6と、ターンバックル6の他端部のねじに締結され、建物接続プレートPに固定される固定治具であり、中途部が極低降伏点鋼により形成された固定治具8とを有する。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維線材などの高強力繊維線材をコンクリートに強固に定着させることが可能な定着治具およびこれを用いた筋材の提供。
【解決手段】炭素繊維線材2の端部に固着材4によって一体化され、コンクリート中に埋設される定着治具3であって、炭素繊維線材2の端部が挿入される鋼管3aと、鋼管3aに対して鋼管3aよりも大径に形成されたプレート3bとを有するものである。この定着治具3によれば、定着治具3の鋼管3a内に端部が挿入された炭素繊維線材2と、定着治具3の鋼管3a内と炭素繊維線材2との間に充填され、定着治具3と炭素繊維線材2とを一体化させる固着材4とにより、端部がコンクリート中に埋設される筋材1が得られる。 (もっと読む)


1 - 10 / 110