説明

新日本工機株式会社により出願された特許

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【課題】加工プログラムに射影工具軸ベクトルの向きが急変するような移送対象物の動きを指示する部分が含まれている場合でも、工具とテーブルとの相対的な急回転を防いでワークの加工精度の低下及び機械ショックの発生を抑制する。
【解決手段】数値制御装置2は、姿勢調整箇所の前後に亘る姿勢調整区間において工具106の姿勢を調整するための姿勢調整情報を求める姿勢調整情報導出部16と、媒介変数時間関数を求める媒介変数時間関数導出部18と、媒介変数時間関数から求めた各時点に対応する媒介変数のうち姿勢調整区間内の媒介変数については、先端パス上の先端点の位置座標と、その先端点から当該先端点に対する位置関係を姿勢調整情報に基づいて射影工具軸ベクトルの向きの変化が緩やかになる方向に調整した上空パス上の上空点へ向かう工具軸ベクトルを求めてその位置座標及び工具軸ベクトルから指令パルスを求める移送指令導出部20とを備える。 (もっと読む)


【課題】工作機械において特別指令の入力時点からそれに応じた動作が実行されるまでの応答性を向上しつつ、加工形状の誤差を抑制する。
【解決手段】数値制御装置2は、ツールパスのうち補間対象点の前後に亘る補間区間のみを当該補間対象点における微分値の変化が連続的な変化となるように局部補間するパス局部フィルタ16と、移送対象物の加減速条件と局部補間後ツールパスとに基づいて媒介変数時間関数を求める媒介変数時間関数導出部18と、指令入力装置122に特別指令が入力された場合には、その特別指令の内容に応じて基準単位時間の長さを調整した新たな基準時刻を導出し、その基準単位時間毎の各移送軸についての移送量を求めてその移送量を特定周期毎の指令パルスとするパルス補間部22とを備える。 (もっと読む)


【課題】不定軸を含む複数の移送軸を有し、いずれかの移送軸について移送装置の加速性が極端に悪い工作機械において、全ての移送軸についての移送装置の同時制御と、高速かつ高い加工精度でのワークの加工とを実現する。
【解決手段】数値制御装置2は、ツールパスを滑らか補間するツールパス補間部15と、W軸パスを滑らか補間後、媒介変数による二次微分値が小さくなるように補間する移送軸パス補間部16と、媒介変数時間関数を求める媒介変数時間関数導出部18と、媒介変数時間関数を用いて基準単位時間毎の各時点の補間後ツールパスの座標及びその各時点の補間後W軸パスのW軸座標を求め、そのW軸座標を拘束条件として各時点の補間後ツールパスの座標に対応する各移送軸上の座標を求め、その位置座標から各移送軸毎の移送量を示す指令パルスを求めるパルス補間部22を備える。 (もっと読む)


【課題】立旋盤において、稼働効率の低下を防ぎつつ、ワークテーブルを受けるベアリングからの熱に起因したワークの加工精度の低下を抑制する。
【解決手段】立旋盤の回転装置2は、ベアリング26を冷却するベアリング冷却装置32と、支持台24を油によって冷却する支持台冷却装置34とを含み、支持台24には、ベアリング26の下リング26bと結合する円環状の下側取付部24aと、下側取付部24aの内周面に沿って配置され、冷却用の油を貯留する内側貯留溝24bと、下側取付部24aの外周面に沿って配置され、冷却用の油を貯留する外側貯留溝24cとが形成され、支持台冷却装置34は、内側貯留溝24b内で周方向に冷却用の油が流動するように油を吐出する内側貯留溝吐出ノズル34cと、外側貯留溝24c内で周方向に冷却用の油が流動するように油を吐出する外側貯留溝吐出ノズル34fとを有する。 (もっと読む)


【課題】工作機械の主軸の駆動力を利用して工具取付部分の旋回が可能であり、しかも小型化を達成した工作機械のアタッチメントを提供する。
【解決手段】工作機械のアタッチメント1は、工作機械の主軸の回転駆動力を利用して主軸ユニット3を旋回させるために、スリーブ10を直線移動させる直線移動機構20、スリーブ10を第1回転軸8に対して着脱するスリーブ連結機構21、およびスリーブ10をアタッチメント本体4に対して着脱してスリーブ10に連結された主軸ユニット3の旋回を規制する旋回規制機構22を備えている。スリーブ10が主軸ユニット3側へ直線移動したときには、スリーブ連結機構21は、スリーブ10を第1回転軸8と一緒に回転できるように第1回転軸8に連結させ、旋回規制機構22は、スリーブ10とアタッチメント本体4との連結を解除して主軸ユニット3の旋回の規制を解除する。 (もっと読む)


【課題】機械的特性が材料内部の方向によって大きく異なる材料である繊維強化型複合材料(一方向成長凝固型金属材料、結晶に方向性のある結晶性ポリマー等)、とくに炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の高品質な加工をすることができる異方性の大きな機械特性をもつ材料の加工方法及びその工具を提供する。
【解決手段】
繊維強化型複合材料の表面を、超硬合金、サーメット、セラミックス及びセラミックス被膜、ダイヤモンド、CBNから選ばれる硬質材質で作られ、かつ、すくい面の刃先が一定の曲率半径Rを有する曲線状である刃状工具を用いて切削することを特徴とする繊維強化型複合材料の加工方法及び超硬合金、サーメット、セラミックス及びセラミックス被膜、ダイヤモンド、CBNから選ばれる硬質材質で作られた刃状工具が、滑らかな刃先先端を有し、刃先の中央部から外側に向け、曲線状であり刃物角が30°〜60°である繊維強化型複合材料の加工用刃状工具。 (もっと読む)


【課題】複数のセルを積層した構造においてメンテナンス性が向上し、かつ、設置自由度が高いスタック構造を実現することが可能な固体高分子形燃料電池セルカートリッジおよびそのスタック構造を提供する。
【解決手段】セルカートリッジ1は、セル2と、一対の電極プレート3、4と、外部接続部材5と、固定バンド6と、電極端子24、25とからなる。外部接続部材5は、セル2および電極プレート3、4の積層体17における外周の縁の一部を閉塞するとともに、水素導入経路5aおよび水素排出経路5bなどを有する。固定バンド6は、積層体17における外周の縁のうちの残りの部分を閉塞する。電極端子24、25は、外部接続部材5を貫通して外部に出ている。固定バンド6は、積層体17を積層方向における前後両端から保持する周方向巻締め部分6aを有している。 (もっと読む)


【課題】薄板ワークの支持剛性を向上させて精度良く表面加工することができる薄板ワークの固定装置を提供する。
【解決手段】薄板ワークWを所定の位置に固定する固定装置2は、複数の第1シリンダロッド5と、複数の第2シリンダロッド6とを備えており、垂直に立設されている。第1シリンダロッド5は、第1ロッド11と、第1高さ調整部12と、薄板ワークWを吸着する吸着パッド13とを有している。第2シリンダロッド6は、吸着パッドを有しておらず、先端16aが薄板ワークWの下面に当接する第2ロッド14と、第2高さ調整部15とを有している。隣接する第1シリンダロッド5の間には、少なくとも1つの第2シリンダロッド6が配置されている。薄板ワークWの幅方向に関する外形寸法をみれば、第2シリンダロッド6の幅は、第1シリンダロッド5の幅よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】薄板ワークの支持剛性を向上させて精度良く表面加工することができる薄板ワークの固定装置を提供する。
【解決手段】互いに対向する縁Eを有する薄板ワークWをこれらの縁Eが水平方向に並ぶ状態で所定の位置に固定する固定装置2であり、この固定装置2は、薄板ワークWの下面における複数の部位をそれぞれ吸着保持するように並設された複数のワーク吸着機構である第1シリンダロッド5と、薄板ワークWの各縁Eをそれぞれ把持し、前記薄板ワークへ圧縮荷重を与える複数のワーク縁把持機構4とを備えている。ワーク縁把持機構4は、薄板ワークWを下方へ突出する向きに撓ませるように、薄板ワークWの対向する縁Eから当該薄板ワークWの対向する縁の中央側へ向けて圧縮荷重を与える。 (もっと読む)


【課題】プリプレグテープの貼着時に、様々な曲面に対応して皺無く貼着や積層を図ることを提供する。
【解決手段】テープ幅を等分した複数条のテープ分割体に分断され、三次元に湾曲した曲面に貼着されるプリプレグテープを用いる。このプリプレグテープの貼着に要するテープ制御情報のうち少なくとも一要素を設定するテープ制御情報設定方法は、プリプレグテープが貼着される曲面に設定されるレイアップパスを取得するレイアップパス取得ステップS1、S6と、レイアップパス取得ステップS1、S6で取得したレイアップパス上に演算開始点を設定する演算開始点設定ステップS101と、演算開始点を通り且つレイアップパスに対して曲面沿いに直交する横断ラインと、各テープ分割体が貼着される分割ゾーンの中心を通る縦断ラインとが交差する点にテープ制御点を設定するテープ制御点設定ステップS7とを備えている。 (もっと読む)


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